JP2515705Y2 - 蓄電池の電解液比重−液面検出装置 - Google Patents

蓄電池の電解液比重−液面検出装置

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JP2515705Y2
JP2515705Y2 JP1987123995U JP12399587U JP2515705Y2 JP 2515705 Y2 JP2515705 Y2 JP 2515705Y2 JP 1987123995 U JP1987123995 U JP 1987123995U JP 12399587 U JP12399587 U JP 12399587U JP 2515705 Y2 JP2515705 Y2 JP 2515705Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、蓄電池の電解液比重並びに液面位を検出す
る装置に関するものである。
従来技術とその問題点 従来から、リードスイッチと帯磁フロートとを組み合
わせて蓄電池の電解液比重並びに液面位を検出する、所
謂蓄電池の電解液比重−液面検出装置は種々提案されて
いる。その中で最も新しいものは、実開昭62-70364号公
報に開示されている。これは、蓄電池の液口に固定する
固定部(ネジ部)と、蓄電池の電解液中まで達する筒状
ケースとを有し、該筒状ケースの内部にリードスイッチ
並びに帯磁フロートを配したものである。しかし、蓄電
池の液口上面から内部に配置した極板群の上面までの寸
法が夫々の蓄電池機種により異なっているために次如き
欠点があった。
(1)異なった蓄電池機種に対して該電解液比重−液面
検出装置を装着しようとした場合、液口上面から極板群
の上面までの寸法が長い蓄電池では、液面が少し低下し
たのみ或いは蓄電池の傾斜による液面の低下により減液
表示が出た。
極端には、筒状ケースの下部が電解液中に達しないた
め、使用することが出来ない場合もあつた。反面、上記
寸法が短い蓄電池では、極板群の上下高さのバラツキに
よってセパレーターを傷つけたり、極板群に当接してし
まって、装着することが出来なかった。
(2)上記欠点を回避するには、異なった蓄電池機種毎
に夫々適合する蓄電池の電解液比重−液面検出装置を数
種類用意すれば良いことになるが、これは金型費用の増
大と共に、多機種少量生産を余儀なくされるため、製品
の単価が上昇した。また、金型償却が出来ない程の少量
生産の機種に対しては、採算がとれないために適用する
ことが出来なかった。
考案の目的 本考案は、異なった蓄電池機種に対しても適正に作動
並びに使用することが出来る、蓄電池の電解液比重−液
面検出装置を提供するものである。
考案の構成 本考案は、その実用新案登録請求の範囲に記載した通
りの構成である。
実施例 第1図は本考案蓄電池の電解液比重−液面検出装置の
一実施例を示す縦断側面図であり、第2図は該蓄電池の
電解液比重−液面検出装置を蓄電池に装着した場合の要
部縦断側面図である。1は液口栓体で、排気口2、ネジ
部(固定部)3、開口4を有し、内部は空洞であって天
井よりスリーブ5が垂下し、該スリーブ5にはスリット
7が設けられている。8は底壁であり、該底壁8及びス
リーブ5を貫通して、保護管9が直上している。該保護
管9の上方には複数条のリング状凹部10が入っており、
該リング状凹部10に対応且つ嵌合する唯一のリング状凸
部6がスリーブ5の内壁に付設されている。
上記の貫通した保護管9は液口栓体1内を上下に移動
することが出来る挿通ギャップを有しており、上下に移
動することが可能である。又、リング状凸部6とリング
状凹部10とが互にかみ合い、嵌合した際は、両者に於い
てストッパーの作用をなし、ストッパー部を形成する。
ストッパー部が形成されると実質的に保護管9と液口栓
体1とは固定され一体となり、第1図に示すa寸法が確
保される。スリット7は、リング状凹部10以外の部分を
リング状凸部6が通過する際、逃げの作用をはたし、通
過を容易にする。保護管9内の下方にはリードスイッチ
11が収容され、最終的にリード線17と電気的に結合して
いる。上記リードスイッチ11を電解液から保護するた
め、充填材19が充填されている。
上記リードスイッチ11に対応する位置に帯磁フロート
12が取り付けられており、保護管9との間に比較的大き
なギャップ16を有し、上ストッパー14と下ストッパー15
との間を上下移動することが出来る。帯磁フロート12は
蓄電池が放電し、電解液比重が規定値まで低下すると沈
下する比重に設定してある。また、該帯磁フロート12は
上ストッパー14に接している際、リードスイッチがONに
なり、下ストッパー15に接している際、OFFとなる関係
に位置対応がなされている。帯磁フロート12を包含して
筒体部13が覆っており、該筒体部13には、開口20及び2
0′、排気口18が設けられている。上記開口20,20′は基
本的には、電解液の流出、流入並びにSO4根の拡散を行
う。又、排気口18は基本的には空気の吸入並びに排出を
行う。28はパッキングである。
本考案蓄電池の電解液比重−液面検出装置を蓄電池に
装着した場合は、第2図に示す関係となり、蓄電池21の
液口上面22にパッキング28の下面が当接し、蓄電池の電
解液比重−液面検出装置のa寸法の部分が蓄電池21内に
垂下し、該底面23と蓄電池21の内部に配置した極板群24
の上面25との間にbの間隙を作る。bの寸法は2〜3mm
が望ましい。この際、電解液面26が最高液面位置にあっ
た際、筒体部13は電解液27内にほゞ没している。従っ
て、蓄電池が放電し電解液比重が規定値に達すると、帯
磁フロート12が沈下し、リード線からOFFの電気信号を
抽出することが出来る。又、電解液面が低下した場合に
於いても、液面位置に伴って帯磁フロート12が低下する
ので、帯磁フロート12が下ストッパー15に接する位置に
到れば上記と同様となる。
考案の効果 本考案は、実用新案登録請求の範囲に記載する通りの
構成であるため、次の効果を奏する。
複数のリング状凹部10の適切な箇所にリング状凸部6
を嵌合すれば、第1図に示すa寸法を自在に変化させる
ことが出来る。従って、蓄電池の電解液比重−液面検出
装置の機種を増やすことなしに、夫々の異なった蓄電池
に適合する、蓄電池の電解液比重−液面検出装置を提供
することが出来る。
上記項に鑑み、金型機種の統一化を図ることが出来
るので、多量生産が可能になる。又、少量生産の蓄電池
機種に対し適用することが出来るようになる。
異なった蓄電池に取付けられていたものを、a寸法の
セットを変更するのみで所望する蓄電池に適用すること
が出来るので、メンテナンスの面に於いて、向上が図れ
る。
リング状凸部が唯一つであるため、液口栓体の天井板
をインジェクションモールドで作製するとき、上下二つ
の金型で作製でき、量産化が容易になる。
スリーブ5にスリット7が設けられているので、スリ
ーブ5内に保護管9をスムースに挿入できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案蓄電池の電解液比重−液面検出装置の一
実施例を示す縦断側面図、第2図は本考案蓄電池の電解
液比重−液面検出装置を蓄電池に装着した場合の要部縦
断側面図である。 1……液口栓体、2……液口栓体の排気口 3……固定部(ネジ部)、4……液口栓体の開口 6……リング状凸部、9……保護管 10……リング状凹部、11……リードスイッチ 12……帯磁フロート、13……筒体部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面に排気口(2)並びに下方に開口
    (4)と固定部(3)を有する液口栓体(1)と、該液
    口栓体(1)の内部を貫通する保護管(9)とを備えた
    蓄電池の電解液比重−液面検出装置であって、 前記液口栓体(1)は、天井から垂下するスリーブ
    (5)を有し、該スリーブ(5)がスリット(7)と唯
    一のリング状凸部(6)を有するものであり、 前記保護管(9)は、上方に複数のリング状凹部(10)
    が形成され、下方に筒体部(13)を有し、該筒体部(1
    3)が内部にリードスイッチ(11)と帯磁フロート(1
    2)を有するものであり、 前記保護管(9)は、前記スリーブ(5)を上下に貫通
    し、前記凹部(10)の一つが前記凸部(6)と嵌合して
    いることを特徴とする、蓄電池の電解液比重−液面検出
    装置
JP1987123995U 1987-08-12 1987-08-12 蓄電池の電解液比重−液面検出装置 Expired - Lifetime JP2515705Y2 (ja)

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JPS6429772U JPS6429772U (ja) 1989-02-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5511071U (ja) * 1978-06-30 1980-01-24
JPS55146675U (ja) * 1979-04-09 1980-10-21
JPS57199960U (ja) * 1981-06-16 1982-12-18
JPS6253572U (ja) * 1985-09-24 1987-04-02

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