JP2515621Y2 - 紙葉類の搬送方向変換機構 - Google Patents
紙葉類の搬送方向変換機構Info
- Publication number
- JP2515621Y2 JP2515621Y2 JP1985198349U JP19834985U JP2515621Y2 JP 2515621 Y2 JP2515621 Y2 JP 2515621Y2 JP 1985198349 U JP1985198349 U JP 1985198349U JP 19834985 U JP19834985 U JP 19834985U JP 2515621 Y2 JP2515621 Y2 JP 2515621Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conveyor belt
- roller
- paper sheet
- paper
- paper sheets
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Discharge By Other Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は紙葉類、特に郵便物の自動処理装置における
搬送方向変換機構に関するものである。
搬送方向変換機構に関するものである。
従来の紙葉類の搬送方向変換機構は、第３図、第４図
に示すように装置本体（図示せず）に支持された軸１に
回転自在に装着された第１のローラ２とこの第１のロー
ラ２に掛けわたされて成る搬送ベルト３を備えた第１の
搬送経路４側の機構と、第１の搬送経路４の終端側近傍
に配設されたガイド板５と装置本体に支持された軸６に
回転自在に装着された第２のローラ７とこの第２のロー
ラ７に掛けわたされた搬送ベルト８を備えた第２の搬送
経路９側の機構とから構成されていた。かかる機構にお
いては第４図に示すごとく、Ａ方向から搬送されてきた
第１の搬送経路４上の紙葉類10をＢ方向へ方向変換して
第２の搬送経路９上を搬送するようになっていた。
に示すように装置本体（図示せず）に支持された軸１に
回転自在に装着された第１のローラ２とこの第１のロー
ラ２に掛けわたされて成る搬送ベルト３を備えた第１の
搬送経路４側の機構と、第１の搬送経路４の終端側近傍
に配設されたガイド板５と装置本体に支持された軸６に
回転自在に装着された第２のローラ７とこの第２のロー
ラ７に掛けわたされた搬送ベルト８を備えた第２の搬送
経路９側の機構とから構成されていた。かかる機構にお
いては第４図に示すごとく、Ａ方向から搬送されてきた
第１の搬送経路４上の紙葉類10をＢ方向へ方向変換して
第２の搬送経路９上を搬送するようになっていた。
ところで、第１の搬送経路４上を搬送されてきた紙葉
類10が第２の搬送経路９側へ移行される際、第３図に符
号10′で示す紙葉類のように、傾斜した状態で第２の搬
送経路９側へ搬送されてくる場合がある。このような場
合、上述した従来の紙葉類の搬送方向変換機構では、後
から連続して搬送されてくる紙葉類10の先端10aが前記
紙葉類10′の後端10′ａに衝突し、その結果搬送状態に
障害を起こしてしまうという欠点があった。
類10が第２の搬送経路９側へ移行される際、第３図に符
号10′で示す紙葉類のように、傾斜した状態で第２の搬
送経路９側へ搬送されてくる場合がある。このような場
合、上述した従来の紙葉類の搬送方向変換機構では、後
から連続して搬送されてくる紙葉類10の先端10aが前記
紙葉類10′の後端10′ａに衝突し、その結果搬送状態に
障害を起こしてしまうという欠点があった。
本考案の目的は上述した欠点に鑑みなされたもので、
第１の搬送経路から第２の搬送経路上へ紙葉類を搬送移
行せしめる際、円滑に行わしめることのできる紙葉類の
搬送方向変換機構を提供するにある。
第１の搬送経路から第２の搬送経路上へ紙葉類を搬送移
行せしめる際、円滑に行わしめることのできる紙葉類の
搬送方向変換機構を提供するにある。
本考案では、紙葉類を垂直方向よりもわずかに傾いた
所定の斜面に沿って下向きに搬送する第１の搬送ベルト
と、この第１の搬送ベルトの下端部にかけ渡されたロー
ラと、前記した斜面の延長方向に位置し第１の搬送ベル
トから離脱し落下した紙葉類をほぼ垂直の姿勢で受け止
めこのまま水平方向に移動させる第２の搬送ベルトと、
前記したローラの接線方向に延在するごとく設けられこ
のローラの回転と共に回転することで第１の搬送ベルト
から離脱する用紙の後端をたたき第２の搬送ベルトで搬
送されるときの紙葉類の姿勢を斜面と逆方向に傾斜した
姿勢に変換する柔軟性を有する羽根とを紙葉類の搬送方
向変換機構に具備させる。
所定の斜面に沿って下向きに搬送する第１の搬送ベルト
と、この第１の搬送ベルトの下端部にかけ渡されたロー
ラと、前記した斜面の延長方向に位置し第１の搬送ベル
トから離脱し落下した紙葉類をほぼ垂直の姿勢で受け止
めこのまま水平方向に移動させる第２の搬送ベルトと、
前記したローラの接線方向に延在するごとく設けられこ
のローラの回転と共に回転することで第１の搬送ベルト
から離脱する用紙の後端をたたき第２の搬送ベルトで搬
送されるときの紙葉類の姿勢を斜面と逆方向に傾斜した
姿勢に変換する柔軟性を有する羽根とを紙葉類の搬送方
向変換機構に具備させる。
そして、紙葉類が第１の搬送ベルトから離れるときそ
の後端を第１の搬送ベルトの傾斜と逆方向になるように
羽根でたたき、第２の搬送ベルトで紙葉類を搬送すると
きのその姿勢を、次の紙葉類が送られてくるときに衝突
しないような傾斜方向とするようにした。
の後端を第１の搬送ベルトの傾斜と逆方向になるように
羽根でたたき、第２の搬送ベルトで紙葉類を搬送すると
きのその姿勢を、次の紙葉類が送られてくるときに衝突
しないような傾斜方向とするようにした。
以下、図に示す実施例を用いて本考案の詳細を説明す
る。
る。
第１図は本考案に係わる紙葉類の搬送方向変換機構の
一実施例を示す概略側面図、第２図は第１図をII−II線
方向からみたときの概略構成図である。第１の搬送経路
11側には複数のローラ12と、羽根13を具備するローラ14
と、これらローラ12、14上に掛けわたされた搬送ベルト
15を備えた構成となっている。なお、前記ローラ12、14
は装置本体（図示せず）に支持された軸16に回転自在に
装着された構造となっている。また、ローラ14の羽根13
は柔軟性を有する部材により作製されており、ローラ接
線方向に延在するごとく形成されており、かつローラ14
の円周方向に一定間隔おきに４枚配設された構成となっ
ている。なお、羽根13の枚数は４枚に限定されるもので
ないことは勿論である。
一実施例を示す概略側面図、第２図は第１図をII−II線
方向からみたときの概略構成図である。第１の搬送経路
11側には複数のローラ12と、羽根13を具備するローラ14
と、これらローラ12、14上に掛けわたされた搬送ベルト
15を備えた構成となっている。なお、前記ローラ12、14
は装置本体（図示せず）に支持された軸16に回転自在に
装着された構造となっている。また、ローラ14の羽根13
は柔軟性を有する部材により作製されており、ローラ接
線方向に延在するごとく形成されており、かつローラ14
の円周方向に一定間隔おきに４枚配設された構成となっ
ている。なお、羽根13の枚数は４枚に限定されるもので
ないことは勿論である。
第２の搬送経路17側には従来と同じように、第１の搬
送経路11の終端側近傍に配設されたガイド板18と、装置
本体に支持された軸19に回転自在に装着されたローラ20
と、このローラ20上に掛けわたされた搬送ベルト21とか
ら成る構成となっている。
送経路11の終端側近傍に配設されたガイド板18と、装置
本体に支持された軸19に回転自在に装着されたローラ20
と、このローラ20上に掛けわたされた搬送ベルト21とか
ら成る構成となっている。
しかるに、以上のような紙葉類の搬送方向変換機構に
おいては、ローラ12、14および搬送ベルト15によって構
成される第１の搬送経路11により矢印Ａ方向から搬送さ
れてきた紙葉類22は、第１の搬送経路11と直角方向（矢
印Ｂ方向）に設けられた第２の搬送経路17上に搬送移行
せしめられる。そして、このとき紙葉類22はローラ14に
具備されている羽根13によりその後端22aをたたかれる
ので第２の搬送経路17上へ搬送されてきた紙葉類は常に
符号22′で示すような姿勢に保持されることになる。し
たがって、紙葉類22′は円滑に第２の搬送経路17上に移
行され、安定した状態で矢印Ｂ方向に搬送されることに
なる。
おいては、ローラ12、14および搬送ベルト15によって構
成される第１の搬送経路11により矢印Ａ方向から搬送さ
れてきた紙葉類22は、第１の搬送経路11と直角方向（矢
印Ｂ方向）に設けられた第２の搬送経路17上に搬送移行
せしめられる。そして、このとき紙葉類22はローラ14に
具備されている羽根13によりその後端22aをたたかれる
ので第２の搬送経路17上へ搬送されてきた紙葉類は常に
符号22′で示すような姿勢に保持されることになる。し
たがって、紙葉類22′は円滑に第２の搬送経路17上に移
行され、安定した状態で矢印Ｂ方向に搬送されることに
なる。
以上説明したように本考案に係わる紙葉類の搬送方向
変換機構によれば、第１の搬送ベルトから離脱する用紙
の後端を羽根でたたき第２の搬送ベルトで搬送されると
きの紙葉類の姿勢を通常のそれと逆に傾くようにしたの
で、従来のように後から連続して搬送されてくる紙葉類
が衝突するというような欠点は解消できるようになり、
安定した状態で方向変換を行うことができるという効果
を有する。
変換機構によれば、第１の搬送ベルトから離脱する用紙
の後端を羽根でたたき第２の搬送ベルトで搬送されると
きの紙葉類の姿勢を通常のそれと逆に傾くようにしたの
で、従来のように後から連続して搬送されてくる紙葉類
が衝突するというような欠点は解消できるようになり、
安定した状態で方向変換を行うことができるという効果
を有する。
また、ローラに対する羽根の取付方向が、ローラの接
線方向であるため、紙葉類がこの羽根を有するローラを
通過する際、柔軟性のある羽根はローラ外周に沿ってロ
ーラに巻き付くように変形するので、紙葉類に影響なく
搬送せしめることができる。
線方向であるため、紙葉類がこの羽根を有するローラを
通過する際、柔軟性のある羽根はローラ外周に沿ってロ
ーラに巻き付くように変形するので、紙葉類に影響なく
搬送せしめることができる。
第１図は本考案に係わる紙葉類の搬送方向変換機構の一
実施例を示す概略側面図、第２図は第１図をII−II線方
向からみたときの概略構成図、第３図は従来の紙葉類の
搬送方向変換機構の一実施例を示す概略側面図、第４図
は第３図をIV−IV線方向からみたときの概略構成図であ
る。 11……第１の搬送経路、12、14……ローラ、13……羽
根、15……搬送ベルト、17……第２の搬送経路、22、2
2′……紙葉類。
実施例を示す概略側面図、第２図は第１図をII−II線方
向からみたときの概略構成図、第３図は従来の紙葉類の
搬送方向変換機構の一実施例を示す概略側面図、第４図
は第３図をIV−IV線方向からみたときの概略構成図であ
る。 11……第１の搬送経路、12、14……ローラ、13……羽
根、15……搬送ベルト、17……第２の搬送経路、22、2
2′……紙葉類。
Claims (1)
- 【請求項１】紙葉類を垂直方向よりもわずかに傾いた所
定の斜面に沿って下向きに搬送する第１の搬送ベルト
と、 この第１の搬送ベルトの下端部にかけ渡されたローラ
と、 前記斜面の延長方向に位置し第１の搬送ベルトから離脱
し落下した紙葉類をほぼ垂直の姿勢で受け止めこのまま
水平方向に移動させる第２の搬送ベルトと、 前記ローラの接線方向に延在するごとく設けられこのロ
ーラの回転と共に回転することで第１の搬送ベルトから
離脱する用紙の後端をたたき第２の搬送ベルトで搬送さ
れるときの紙葉類の姿勢を前記斜面と逆方向に傾斜した
姿勢に変換する柔軟性を有する羽根 とを具備することを特徴とする紙葉類の搬送方向変換機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985198349U JP2515621Y2 (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 紙葉類の搬送方向変換機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985198349U JP2515621Y2 (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 紙葉類の搬送方向変換機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62105973U JPS62105973U (ja) | 1987-07-06 |
| JP2515621Y2 true JP2515621Y2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=31158952
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985198349U Expired - Lifetime JP2515621Y2 (ja) | 1985-12-25 | 1985-12-25 | 紙葉類の搬送方向変換機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2515621Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60130250U (ja) * | 1984-02-07 | 1985-08-31 | オムロン株式会社 | 紙葉類収納装置 |
| JPS60183754U (ja) * | 1984-05-16 | 1985-12-05 | 株式会社東芝 | 紙葉類集積装置 |
-
1985
- 1985-12-25 JP JP1985198349U patent/JP2515621Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62105973U (ja) | 1987-07-06 |
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