JP2515414B2 - ディジタル秘話無線中継局 - Google Patents

ディジタル秘話無線中継局

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JP2515414B2
JP2515414B2 JP2026667A JP2666790A JP2515414B2 JP 2515414 B2 JP2515414 B2 JP 2515414B2 JP 2026667 A JP2026667 A JP 2026667A JP 2666790 A JP2666790 A JP 2666790A JP 2515414 B2 JP2515414 B2 JP 2515414B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、秘話処理が施されたディジタルデータを端
末間で無線中継するディジタル秘話無線中継局に関す
る。
[従来の技術] 従来から、端末間のディジタルデータの秘話無線中継
を行うディジタル秘話無線中継局が知られている。
第2図には、この中継局を用いた無線システムの概略
構成が示されている。
この図には、プレストークにより送信し受信は連続で
行う端末10及び12と中継局14が示されており、中継局14
は、端末10からの無線信号(以下、RF信号という)を受
信して復調する受信機16と、受信機16の出力を取り込ん
でRF信号を端末12に送信する送信機18と、を備えてい
る。
端末10は、例えばマイクから入力された音声などをAD
M(Adaptive Delta Modulation;適応型デルタ変調)等
の方法によりA/D変換してディジタルデータを生成し、
このディジタルデータに所定の規則にしたがって秘話処
理を施し、さらに、GMSK(Gaussian−filtered Minimum
Shift Keying)等の変調方式により変調を施してRF信
号として送信する。
中継局14の受信機16は、このRF信号を受信して復調
し、復調して得られたディジタルデータを送信機18に出
力する。送信機18は、受信機16から供給されたディジタ
ルデータを変調し、増幅などの所定の処理を施した上
で、端末12にRF信号として送信する。
端末12は、このRF信号を受信して復調し、さらに端末
10における秘話処理を解除して、ディジタルデータを再
生する。このディジタルデータは、例えばD/A変換され
スピーカから音声として出力される。
第3図には、中継局14の構成がより詳細に示されてお
り、この図においては、受信機16と、送信機18と、周波
数fRのRF信号の受信及び周波数fTのRF信号の送信のため
のアンテナ20と、アンテナ20を送信機16及び送信機18で
共用するための共用器22が示されている。
また、受信機16は、共用器22を介してアンテナ20から
供給されるRF信号に増幅等の処理を施す高周波回路(以
下、RF回路という)24と、RF回路24からRF信号を取り込
んで中間周波信号(以下、IF信号という)に変換する中
間周波回路(以下、IF回路という)26と、IF信号を復調
して秘話処理が施されたディジタルデータを再生する復
調回路28と、を含んでいる。復調回路28は、図示しない
信号処理部に接続されており、IF回路26は、同様に図示
しない制御部に接続されている。
すなわち、アンテナ20にRF信号が受信され、共用器22
を介してRF回路24に供給されると、RF回路24は所定の処
理を施した上でこれをIF回路26に出力する。
IF回路26は、供給されたRF信号をより低周波のIF信号
に変換して復調回路28に出力すると共に、制御部にRF信
号の到来を示すスケルチ信号(以下、SQ信号という)を
発する。
復調回路28は、IF信号を復調して、端末10において秘
話処理済みのディジタルデータを信号処理部に出力す
る。制御部は、SQ信号に応じて信号処理部における監視
等に係る処理を実行させる。
一方、復調回路28は、送信機18の変調回路30に接続さ
れている。送信機18は、復調回路28から出力されるディ
ジタルデータで変調されたIF信号を生成する変調回路30
と、変調回路30からIF信号を取り込んでRF信号を生成す
る送信回路32と、送信回路32の出力を増幅して共用器22
を介してアンテナ20に供給するパワーアンプ34と、を含
んでいる。
すなわち、復調回路28から出力されるディジタルデー
タは、信号処理部に供給されると共に変換回路30に供給
される。変調回路30は、このディジタルデータにより局
部発振信号(これは例えば変調回路30内の局部発振器に
より生成される)を変調し、IF信号として出力する。
送信回路32は、このIF信号をRF信号に変換し、さらに
RF信号はパワーアンプ34により増幅される。
そして、RF信号は、共用器22を介してアンテナ20に供
給され、端末12に送信される。端末12においては前述の
ようにRF信号の復調及び秘話解除が行われることとな
る。
なお、受信周波数fRと送信周波数fTは異なる値に設定
されている。
このように、従来においては、秘話処理が施されたデ
ィジタルデータを変復調して無線中継することができ、
第3者に通信内容を傍受されること無くディジタルデー
タ通信を行うことが可能である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、従来においては、端末からRF信号が送
信されないいわゆる無音状態において、中継局が連続送
信を行う場合受信側の端末でノイズが発生してしまうと
いう問題点があった。
すなわち、中継局においてRF信号が受信されていない
状態では、中継局の送信機は無音状態を示すディジタル
データを変調して端末に送信する。受信側の端末におい
てはこれに秘話処理の解除処理を施す。この結果、無音
状態において受信側の端末が再生するディジタルデータ
は、無音状態を示す秘話処理されていないディジタルデ
ータに秘話処理の解除が施されたディジタルデータとな
り、無音状態を示すディジタルデータではないため、受
信側端末にとってはノイズとなってしまう。
このようなノイズ発生は、特に音声をディジタル化し
てディジタルデータとして送受信するシステムでは、受
信側端末におけるスピーカ出力のノイズとなる。スピー
カ出力のノイズを抑えるためには、RF信号にセレコール
信号等の信号を付加しこれにより無音を検知してスピー
カ出力をオフすればよいが、このような手段では装置が
大型化かつ複雑化してしまう。従って、汎用のディジタ
ル無線システムには用い難いものとなる。
本発明は、この様な問題点を解決することを目的とし
てなされたものであり、無音状態時にも、受信側の端末
装置において秘話処理の解除に係るノイズが発生する事
なく、ディジタルデータの再生を行うことを可能にする
小型かつ簡便な構成のディジタル秘話無線中継局を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本発明は、受信機が受信
側端末からRF信号が到来したかどうかを検出し、秘話処
理の解除処理を施した場合に無音状態を示すデータとな
るパターンデータを発生させるパターンジェネレータ
と、送信側端末からRF信号が受信されていないことが送
受信機により検出されたときには、パターンジェネレー
タを送信機に接続し、これ以外のときには受信機を送信
機に接続するように切り換える変調データ切換え回路
と、を備えることを特徴とする。
[作用] 本発明においては、送信側端末から秘話処理されたデ
ィジタルデータが変調されRF信号として送信されると受
信機は、これを受信し、復調する。このとき、受信機に
おいてはRF信号の到来が検出され、変調データ切換え回
路が切ら換えられて受信機と送信機が変調データ切換え
回路を介して接続される。受信機の出力すなわち秘話処
理されたディジタルデータは、再び送信機により受信側
端末にRF信号として送信される。そして、受信側端末
は、RF信号を復調し、秘話処理を解除してディジタルデ
ータを再生する。
一方、送信側の端末から送信されるRF信号が受信され
ていない無音状態においては、受信機は変調データ切換
え回路を切り換えてパターンジェネレータを送信機に接
続する。従って、パターンジェネレータにより発生され
たパターンデータが送信機において変調され、RF信号と
して受信側の端末に送信される。ここで、パターンデー
タは、秘話処理の解除処理を施した場合に無音状態を示
すデータとなるようなデータであり、したがって、無音
状態において受信側端末の秘話処理解除により発生する
ノイズが防止されることになる。
[実施例] 以下、本発明の好適な実施例について図面に基づき説
明する。
第1図には、本発明の一実施例に係るディジタル秘話
無線中継局の構成が示されている。
この実施例においては、復調回路28と変調回路30の間
に本発明の特徴に係る変調データ切換え回路36が設けら
れており、この変調データ切換え回路36にはIF回路26か
ら出力されるSQ信号が供給されている。また、変調デー
タ切換え回路36は、変調回路30に、復調回路28とこれも
本発明の特徴に係るパターンジェネレータ38をSQ信号に
応じて切り換え接続するスイッチであり、パターンジェ
ネレータ38には図示しない制御部が接続されている。
次に、この実施例の動作について説明する。
この実施例においては、端末10から例えば150MHz帯の
RF信号が送信されている場合には、このRF信号の到来が
1F回路26において検出され、SQ信号として制御部に報知
される。このとき、SQ信号により、変調データ切換え回
路36が復調回路28側に倒されて、復調回路28が変調回路
30に接続され、従来と同様にRF信号の中継が行われる。
一方、端末10からRF信号が送信されていないときに
は、IF回路26から変調データ切換え回路36にSQ信号が供
給されない。これに応じ、変調データ切換え回路36は、
パターンジェネレータ38側に倒され、パターンジェネレ
ータ38が変調回路30に接続されることとなる。また、制
御部は、SQ信号が到来しないことに応じ、パターンジェ
ネレータ38の動作を開始させる。パターンジェネレータ
38は、所定のパターンのディジタルデータを発生させ、
変調データ切換え回路36を介して変調回路30に供給す
る。
ここで、パターンジェネレータ38において発生するパ
ターンは、端末10において施される秘話処理を相殺する
パターンである。即ち、パターンジェネレータ38から変
調データ切換え回路36を介して変調回路30に供給された
パターンが、前述の処理を施された上でアンテナ20から
端末12に送信されると、端末12はこのRF信号について、
復調などの処理のほかに、秘話処理の解除処理を行う。
例えば、A/D変換の方式としてADMを採用している場
合、101010…により無音が表現されるが、本実施例では
秘話処理の解除処理を施したときにこの無音を示すデー
タとなるようなパターンのデータが、パターンジェネレ
ータ38から出力される。
このようなパターンについて端末12が秘話処理の解除
を行うことにより、無音を示すディジタルデータが再生
されることとなる。
例えば、送受信に係るディジタルデータが音声をディ
ジタル化したデータである場合、送信側の送信波がない
状態、つまり中継波がない場合、連続送信の中継局の送
信波を受信した受信側の端末のスピーカ出力は、理想的
な無音状態より近いノイズが低減されたものとなる。
なお、本発明は、RF信号の帯域や変調方式に依存する
ものではない。
以上の説明は、RF信号なアナログ的信号処理の場合に
ついてのものであり、変調データ切換え回路36の切り換
えのためにSQ信号が用いられている。RF信号の信号処理
をディジタル的に行おうとする場合、受信機に入力され
たRF信号を復調し、フレーム同期を検出する。フレーム
同期が検出された場合には、フレーム同期信号が生成さ
れ、これにより無線回路が使用されていると判断され
る。従って、フレーム同期信号により変調データ切換え
回路36を切り換えれば、この場合においても、ノイズ等
による誤動作を排除することが可能である。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、送信側端末か
らRF信号が到来していないときに秘話処理の解除処理を
施した場合に無音状態を示すデータとなるパターンを変
調してRF信号として受信側端末に送信するようにしたの
で、秘話処理の解除に伴う受信側端末でのノイズ発生を
抑制することができ、好適なディジタルデータの中継を
行うことが可能である。また、このような効果を小型か
つ単純な構成により実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る中継局の構成を示す
ブロック図、 第2図は、中継局を用いた無線システムの構成図、 第3図は、従来における中継局の構成を示すブロック図
である。 10,12……端末 14……中継局 16……受信機 18……送信機 28……復調器 30……変調器 32……送信回路 36……スイッチ 38……パターンジェネレータ SQ……スケルチ信号

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディジタルデータに秘話処理及び変調を施
    し無線信号として送信する送信側端末と、受信した無線
    信号に復調及び前記秘話処理の解除処理を施しディジタ
    ルデータを再生する受信側端末と、に無線接続され、 送信側端末からの無線信号を受信して復調し、秘話処理
    が施されたディジタルデータを出力する受信機と、この
    ディジタルデータを変調して受信側端末に無線信号とし
    て送信する送信機と、を有し、 送信側端末と受信側端末との間を秘話無線中継するディ
    ジタル秘話無線中継局において、 受信機が送信側端末から無線信号が到来したかどうかを
    検出し、 秘話処理の解除処理を施した場合に無音状態を示すデー
    タとなるパターンデータを発生させるパターンジェネレ
    ータと、 送信側端末から蒸せ信号が到来していないことが受信機
    により検出されたときには、パターンジェネレータを送
    信機に接続し、これ以外のときには受信機を送信機に接
    続するよう切り換える変調データ切換え回路と、 を備えることを特徴とするディジタル秘話無線中継局。
JP2026667A 1990-02-05 1990-02-05 ディジタル秘話無線中継局 Expired - Lifetime JP2515414B2 (ja)

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