JP2514897Y2 - 自走式ケレン装置 - Google Patents
自走式ケレン装置Info
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- JP2514897Y2 JP2514897Y2 JP8058990U JP8058990U JP2514897Y2 JP 2514897 Y2 JP2514897 Y2 JP 2514897Y2 JP 8058990 U JP8058990 U JP 8058990U JP 8058990 U JP8058990 U JP 8058990U JP 2514897 Y2 JP2514897 Y2 JP 2514897Y2
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- Japan
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、トンネル覆工に使用するセントル外表面の
スキンフォームを清掃するための自走式ケレン装置に関
するものである。
スキンフォームを清掃するための自走式ケレン装置に関
するものである。
近年、トンネル工事の二次覆工においては、二次覆工
のコンクリートの厚さを薄くする傾向にあるため、一次
覆工の表面と二次覆工に使用するセントルの外表面であ
るスキンフォームとの間隔が次第に狭くなってきた。こ
のため、スキンフォーム外面の清掃や剥離剤の塗布作業
等が著しく困難であり、危険も多い。
のコンクリートの厚さを薄くする傾向にあるため、一次
覆工の表面と二次覆工に使用するセントルの外表面であ
るスキンフォームとの間隔が次第に狭くなってきた。こ
のため、スキンフォーム外面の清掃や剥離剤の塗布作業
等が著しく困難であり、危険も多い。
セントル外表面の清掃が十分に行われない場合、二次
覆工用コンクリートの表面の仕上りが平滑さを欠くた
め、セントルの清掃を確実に行える装置が要望されてい
る。
覆工用コンクリートの表面の仕上りが平滑さを欠くた
め、セントルの清掃を確実に行える装置が要望されてい
る。
ところで、既に、清掃ロープを用いた清掃装置が多数
考案されている(実開昭59-144097号公報、実開昭59-16
0697号公報、実開昭60-85400号公報及び特開昭60-92600
号公報参照)。しかし、未だ、一般に、普及している状
態ではない。
考案されている(実開昭59-144097号公報、実開昭59-16
0697号公報、実開昭60-85400号公報及び特開昭60-92600
号公報参照)。しかし、未だ、一般に、普及している状
態ではない。
他方、清掃用ブラシを備えた清掃台車によってセント
ル外表面を清掃するようにした清掃装置が知られている
(実開昭57-106467号公報参照)。しかし、この清掃装
置は、清掃台車とロープとをエンドレスに連結したあ
と、このロープを循環回動することによりセントル外表
面を清掃するため、清掃装置に連結されたロープがセン
トル外表面によって接触して摩耗する欠点がある。
ル外表面を清掃するようにした清掃装置が知られている
(実開昭57-106467号公報参照)。しかし、この清掃装
置は、清掃台車とロープとをエンドレスに連結したあ
と、このロープを循環回動することによりセントル外表
面を清掃するため、清掃装置に連結されたロープがセン
トル外表面によって接触して摩耗する欠点がある。
また、セントル外表面をブラッシング装置によって清
掃するようにした清掃装置が知られている(特開昭61-1
03000号公報参照)。
掃するようにした清掃装置が知られている(特開昭61-1
03000号公報参照)。
しかし、このブラッシング装置はセントルの端面側に
配列されたガイドレールに沿って移動するため、ガイド
レールなどの付帯設備が著しく大がかりになると共に、
ブラッシング装置自体も著しく長大になる。したがっ
て、ブラッシング装置、ガイドレール及び付帯設備など
が大型化し、取り扱いが著しく困難になるという欠点が
ある。
配列されたガイドレールに沿って移動するため、ガイド
レールなどの付帯設備が著しく大がかりになると共に、
ブラッシング装置自体も著しく長大になる。したがっ
て、ブラッシング装置、ガイドレール及び付帯設備など
が大型化し、取り扱いが著しく困難になるという欠点が
ある。
本考案は、かかる従来の欠点に鑑みてなされたもので
あり、セントル外表面の清掃を行うケレン装置をポータ
ブル化し、簡易化するとともに、ケレン装置の組みつけ
や取り扱い性が簡単な自走式ケレン装置を提供すること
を解決課題とするものである。
あり、セントル外表面の清掃を行うケレン装置をポータ
ブル化し、簡易化するとともに、ケレン装置の組みつけ
や取り扱い性が簡単な自走式ケレン装置を提供すること
を解決課題とするものである。
上記の課題を解決するための手段として、本考案の自
走式ケレン装置は、トンネル覆工用セントルに、該セン
トルに跨がるようにロードチエンを配設すると共に、該
ロードチエンに清掃用回転ブラシを備えたケレン機を取
り付け、かつセントルの下部セントル部にセットしたレ
ールに沿って移動可能なチエン受けに前記ロードチエン
を掛け渡すと共に、該ロードチエンの両端部をコイルバ
ネを介してそれぞれ下方に張架することを特徴とするも
のである。
走式ケレン装置は、トンネル覆工用セントルに、該セン
トルに跨がるようにロードチエンを配設すると共に、該
ロードチエンに清掃用回転ブラシを備えたケレン機を取
り付け、かつセントルの下部セントル部にセットしたレ
ールに沿って移動可能なチエン受けに前記ロードチエン
を掛け渡すと共に、該ロードチエンの両端部をコイルバ
ネを介してそれぞれ下方に張架することを特徴とするも
のである。
以下、図面により本考案の一実施例について説明す
る。
る。
第1図において、11はトンネルの一次覆工であり、そ
の内側に二次覆工のためのセントル2が配設されてい
る。このセントル2の外表面(スキンフォーム)に、セ
ントル2に跨がるようにロードチエン3が配設されてい
る。このロードチエン3は、その両端部において、チエ
ン受け14でコイルバネ4を介してそれぞれ下方に張架さ
れており、これによってロードチエン3の両端に下方へ
のテンションが付与されている。また、このロードチエ
ン3にケレン機1が取り付けられ、ロードチエン3に沿
って走行するようになっている。
の内側に二次覆工のためのセントル2が配設されてい
る。このセントル2の外表面(スキンフォーム)に、セ
ントル2に跨がるようにロードチエン3が配設されてい
る。このロードチエン3は、その両端部において、チエ
ン受け14でコイルバネ4を介してそれぞれ下方に張架さ
れており、これによってロードチエン3の両端に下方へ
のテンションが付与されている。また、このロードチエ
ン3にケレン機1が取り付けられ、ロードチエン3に沿
って走行するようになっている。
第2図に示すように、ケレン機1の前後左右に走行用
の従動輪5が取り付けられている。また、このケレン機
1には、ロードチエン3と噛み合うロードシーブ6を回
転させるための電磁ブレーキ付ギヤードモータ7が設け
られており、このギヤードモータ7を正転又は逆転させ
ることによってケレン機1がロードチエン3に沿って前
進又は後進する。また、このケレン機1の下部には、セ
ントル2の外表面を清掃する筒状の回転ブラシ8が設け
られている。また、回転ブラシ8のプーリ19とモータ10
のプーリ20間にベルト9が掛けられており、このベルト
9を介してモータ10の回転が回転ブラシ8に伝達され
る。したがって、前述した2つのモータ7,10が回転する
と、ロードチエン3に沿ってケレン機1が走行しながら
回転ブラシ8によってセントル2の外表面が清掃され
る。
の従動輪5が取り付けられている。また、このケレン機
1には、ロードチエン3と噛み合うロードシーブ6を回
転させるための電磁ブレーキ付ギヤードモータ7が設け
られており、このギヤードモータ7を正転又は逆転させ
ることによってケレン機1がロードチエン3に沿って前
進又は後進する。また、このケレン機1の下部には、セ
ントル2の外表面を清掃する筒状の回転ブラシ8が設け
られている。また、回転ブラシ8のプーリ19とモータ10
のプーリ20間にベルト9が掛けられており、このベルト
9を介してモータ10の回転が回転ブラシ8に伝達され
る。したがって、前述した2つのモータ7,10が回転する
と、ロードチエン3に沿ってケレン機1が走行しながら
回転ブラシ8によってセントル2の外表面が清掃され
る。
この回転ブラシ8のワイヤーブラシの硬さ、或いは密
度を変えることによってセントル2の外表面の軽度の清
掃からセントル2の外表面に硬く付着したコンクリート
の除去作業まで広範囲な作業が可能になる。
度を変えることによってセントル2の外表面の軽度の清
掃からセントル2の外表面に硬く付着したコンクリート
の除去作業まで広範囲な作業が可能になる。
また、第2図に示すように、ケレン機1の後端部にギ
ヤードモータ7と回転ブラシ駆動用モータ10とを正転さ
せるための正転スタートスイッチ21が設けられている。
また、ケレン機1の前端部にギヤードモータ7と回転ブ
ラシ駆動用モータ10とを逆転させるための逆転スタート
スイッチ22が設けられている。
ヤードモータ7と回転ブラシ駆動用モータ10とを正転さ
せるための正転スタートスイッチ21が設けられている。
また、ケレン機1の前端部にギヤードモータ7と回転ブ
ラシ駆動用モータ10とを逆転させるための逆転スタート
スイッチ22が設けられている。
また、ケレン機1の後端部に前述した2つのモータ7,
10を停止させるためのリミットスイッチ17が設けられて
いる。また、ケレン機1の前端部に前述した2つのモー
タ7,10を停止させるためのリミットスイッチ16が設けら
れている。
10を停止させるためのリミットスイッチ17が設けられて
いる。また、ケレン機1の前端部に前述した2つのモー
タ7,10を停止させるためのリミットスイッチ16が設けら
れている。
第4図及び第5図に示すように、セントル2の下猫部
(以下、下部セントル部と称する)12のヒンジ部にセン
トル2の軸方向にレール13がちょうナット24でセットし
て取り付けられている。
(以下、下部セントル部と称する)12のヒンジ部にセン
トル2の軸方向にレール13がちょうナット24でセットし
て取り付けられている。
また、このレール13に、レール13に沿って2対の車輪
25及び26により容易に移動可能なチエン受け14が取り付
けられている。そして、ロードチエン3の端部は、この
チエン受け14に配設された2つのプーリ18を介した後、
ロードチエン取付金具27によって係止されている。
25及び26により容易に移動可能なチエン受け14が取り付
けられている。そして、ロードチエン3の端部は、この
チエン受け14に配設された2つのプーリ18を介した後、
ロードチエン取付金具27によって係止されている。
さらに、前述したコイルバネ4には、ロードチエン3
の一端を係止したロードチエン取付金具27がバネ受け29
を介して連結されており、またロードチエン取付金具27
とロードチエン3との係止部には第5図に示すようにチ
エンストッパー28を安全のために取付けている。
の一端を係止したロードチエン取付金具27がバネ受け29
を介して連結されており、またロードチエン取付金具27
とロードチエン3との係止部には第5図に示すようにチ
エンストッパー28を安全のために取付けている。
すなわち、ロードチエン3は、バネ受け29を介してバ
ネホルダー30内のコイルバネ4により下方向に張力が付
与されているので、ロードチエン3の左右両端部はそれ
ぞれ下方向に張架されている。
ネホルダー30内のコイルバネ4により下方向に張力が付
与されているので、ロードチエン3の左右両端部はそれ
ぞれ下方向に張架されている。
また、このコイルバネ4はバネホルダー30内で、バネ
受け29に対してバネ調整ネジ32をハンドルで回すことに
より、そのバネ張力を調整するようになっている。
受け29に対してバネ調整ネジ32をハンドルで回すことに
より、そのバネ張力を調整するようになっている。
次に、ロードチエン3は、第8図に示す如く、ケレン
機1の上部において、ギヤードモータ7とカップリング
40で連結されたロードシーブ6に噛み合い、ケレン機1
を移動させるが、このロードシーブ6の両側はそれぞれ
1個配設された遊び車41でガイドされ、さらに、そのケ
レン機1の上部の前後の両端に設けられた第9図に示す
ように上下2個で1対の両端遊び車42によりガイドされ
るようになっており、第7図にこれらロードシーブ6、
遊び車41及び両端遊び車42からなるケレン機1上部での
チエン掛け要領を示している。
機1の上部において、ギヤードモータ7とカップリング
40で連結されたロードシーブ6に噛み合い、ケレン機1
を移動させるが、このロードシーブ6の両側はそれぞれ
1個配設された遊び車41でガイドされ、さらに、そのケ
レン機1の上部の前後の両端に設けられた第9図に示す
ように上下2個で1対の両端遊び車42によりガイドされ
るようになっており、第7図にこれらロードシーブ6、
遊び車41及び両端遊び車42からなるケレン機1上部での
チエン掛け要領を示している。
次いで、前述した自走式ケレン装置によるセントル清
掃作業について説明する。
掃作業について説明する。
(a)第4図に示すように、セントル2の下部セントル
部12にチエン受け14を備えたレール13を差し込んでそれ
ぞれセットする。
部12にチエン受け14を備えたレール13を差し込んでそれ
ぞれセットする。
(b)次に、第1図に示すように、セントル2の上に該
セントル2に跨がるようにロードチエン3を配設すると
共に、ロードチエン3に第6図に示すセントル2の保管
場所15から取り出したケレン機1を装着する。
セントル2に跨がるようにロードチエン3を配設すると
共に、ロードチエン3に第6図に示すセントル2の保管
場所15から取り出したケレン機1を装着する。
(c)次に、ロードチエン3の両端部をチエン受け14に
設けられた2つのプーリ18,18に掛け渡すと共に、ロー
ドチエン3の両端部を、それぞれのチエン受け14のロー
ドチエン取付金具27に取り付けて、ロードチエン3にコ
イルバネ4によりテンションを付与してそれぞれ下方に
張架する。
設けられた2つのプーリ18,18に掛け渡すと共に、ロー
ドチエン3の両端部を、それぞれのチエン受け14のロー
ドチエン取付金具27に取り付けて、ロードチエン3にコ
イルバネ4によりテンションを付与してそれぞれ下方に
張架する。
(d)次に、第1図に示すように、ケレン機1をセント
ル2のCで示す左側にセットする。そして、正転スター
トスイッチ21を押すと、ギヤードモータ7が正転し、ケ
レン機1がセントル2の右側に向かって走行する。と同
時に、ベルト9を介してモータ10が回転ブラシ8に伝達
され、当該回転ブラシ8によってセントル2の外表面が
清掃される。
ル2のCで示す左側にセットする。そして、正転スター
トスイッチ21を押すと、ギヤードモータ7が正転し、ケ
レン機1がセントル2の右側に向かって走行する。と同
時に、ベルト9を介してモータ10が回転ブラシ8に伝達
され、当該回転ブラシ8によってセントル2の外表面が
清掃される。
(e)次に、第1図に示すように、ケレン機1がセント
ル2のDで示す右側に到達すると、ケレン機1に設けた
リミットスイッチ16がチエン受け14に接触し、ケレン機
1が停止する。と同時に、回転ブラシ8も停止する。
ル2のDで示す右側に到達すると、ケレン機1に設けた
リミットスイッチ16がチエン受け14に接触し、ケレン機
1が停止する。と同時に、回転ブラシ8も停止する。
(f)次に、第4図と反対側に対称的に配設されたチエ
ン受け14を所定の距離Eだけ、セントル2の軸方向に移
動させると共に、天端部のロードチエン3をセントル外
表面を滑らせて同じ距離Eだけセントル2の軸方向に移
動させる。
ン受け14を所定の距離Eだけ、セントル2の軸方向に移
動させると共に、天端部のロードチエン3をセントル外
表面を滑らせて同じ距離Eだけセントル2の軸方向に移
動させる。
(g)次に、逆転スイッチ22を押すと、ケレン機1は、
第1図において右側から左側に向かって走行しながらセ
ントル2の外表面を回転ブラシ8によって清掃する。
第1図において右側から左側に向かって走行しながらセ
ントル2の外表面を回転ブラシ8によって清掃する。
(h)上記のように、ケレン機1をセントル2の外表面
に沿って繰返し反覆移動させてセントル全体の清掃を行
う。そして、清掃作業が完了したらケレン機1を天端部
まで移動させたあと、左右両側のコイルバネ4をゆるめ
てロードチエン3の各端部をロードチエン取付金具27か
ら外す。
に沿って繰返し反覆移動させてセントル全体の清掃を行
う。そして、清掃作業が完了したらケレン機1を天端部
まで移動させたあと、左右両側のコイルバネ4をゆるめ
てロードチエン3の各端部をロードチエン取付金具27か
ら外す。
(i)次に、レール13を取り外して妻側足場に保管する
と共に、ケレン機1は妻側上段の所定の保管場所15に収
納する。また、ロードチエン3は作業の邪魔にならない
ように適当な大きさに巻いて保管する。
と共に、ケレン機1は妻側上段の所定の保管場所15に収
納する。また、ロードチエン3は作業の邪魔にならない
ように適当な大きさに巻いて保管する。
上記のように、本考案は、トンネル覆工用セントル
に、該セントルに跨がるようにロードチエンを配設する
と共に、該ロードチエンに清掃用回転ブラシを備えたケ
レン機を取り付け、かつセントルの下部セントル部にセ
ットしたレールに沿って移動可能なチエン受けに前記ロ
ードチエンを掛け渡すと共に、該ロードチエン3の両端
部を各コイルバネで張架したので、セントル外表面の清
掃を行うケレン装置をポータブル化し、簡易化すること
が可能になった。また、ケレン装置の組みつけや取り扱
い性が簡単になり、従来に比べて作業能率が格段に向上
するようになった。
に、該セントルに跨がるようにロードチエンを配設する
と共に、該ロードチエンに清掃用回転ブラシを備えたケ
レン機を取り付け、かつセントルの下部セントル部にセ
ットしたレールに沿って移動可能なチエン受けに前記ロ
ードチエンを掛け渡すと共に、該ロードチエン3の両端
部を各コイルバネで張架したので、セントル外表面の清
掃を行うケレン装置をポータブル化し、簡易化すること
が可能になった。また、ケレン装置の組みつけや取り扱
い性が簡単になり、従来に比べて作業能率が格段に向上
するようになった。
なお、上記セントルに跨がるように配列するロードチ
エンの代りに歯付ベルトを使用することもできるが、歯
付ベルトの場合、ベルトがセントル面に密着するため、
例えば約50cm歯付ベルトを移動させるには治具が必要で
あるのに対し、本考案のごとくロードチエンを使用すれ
ば移動時の摩擦抵当が殆んどなく、容易に移動できると
いう利点があり、また歯付ベルトでは、傾けるとケレン
機にベルトが噛み込むおそれがあるのに対し、ロードチ
エンでは相当傾いてもケレン機に容易に做うので問題が
なく、さらにロードチエンの方がコストが安く、かつ強
度も高く経済度である。
エンの代りに歯付ベルトを使用することもできるが、歯
付ベルトの場合、ベルトがセントル面に密着するため、
例えば約50cm歯付ベルトを移動させるには治具が必要で
あるのに対し、本考案のごとくロードチエンを使用すれ
ば移動時の摩擦抵当が殆んどなく、容易に移動できると
いう利点があり、また歯付ベルトでは、傾けるとケレン
機にベルトが噛み込むおそれがあるのに対し、ロードチ
エンでは相当傾いてもケレン機に容易に做うので問題が
なく、さらにロードチエンの方がコストが安く、かつ強
度も高く経済度である。
さらに、上記のロードチエンの両端部にテンションを
付与するためには、コイルバネの代りに重錘を用いるこ
ともできるが、重錘の場合、例えば75kgの重量の大きさ
のものを用いる必要があるのに対し、本考案のごとく、
コイルバネでは、上記重錘と同様のテンションを得るの
に重量約3kg程度のものでよく、スペースもとらず、取
扱が容易であるという利点がある。
付与するためには、コイルバネの代りに重錘を用いるこ
ともできるが、重錘の場合、例えば75kgの重量の大きさ
のものを用いる必要があるのに対し、本考案のごとく、
コイルバネでは、上記重錘と同様のテンションを得るの
に重量約3kg程度のものでよく、スペースもとらず、取
扱が容易であるという利点がある。
第1図は本考案にかかる自走式ケレン装置をセントル上
にセットした状態を示す正面図、第2図は本考案にかか
る自走式ケレン装置の平面図、第3図は本考案にかかる
自走式ケレン装置の側面図、第4図は第1図のC部分の
拡大図、第5図は第4図のB-B方向の要部正面図、第6
図は本考案にかかる自走式ケレン装置によるセントル清
掃作業を示す説明図、第7図は第3図のケレン機上にお
けるロードチエン掛け要領図、第8図は第3図のロード
シーブ部分の要部拡大の断面図、第9図は第3図の両端
遊び車の要部拡大の断面図である。 1……ケレン機、2……セントル、3……ロードチエ
ン、4……コイルバネ、8……清掃用回転ブラシ、12…
…下部セントル部、13……レール、14……チエン受け、
27……ロードチエン取付金具。
にセットした状態を示す正面図、第2図は本考案にかか
る自走式ケレン装置の平面図、第3図は本考案にかかる
自走式ケレン装置の側面図、第4図は第1図のC部分の
拡大図、第5図は第4図のB-B方向の要部正面図、第6
図は本考案にかかる自走式ケレン装置によるセントル清
掃作業を示す説明図、第7図は第3図のケレン機上にお
けるロードチエン掛け要領図、第8図は第3図のロード
シーブ部分の要部拡大の断面図、第9図は第3図の両端
遊び車の要部拡大の断面図である。 1……ケレン機、2……セントル、3……ロードチエ
ン、4……コイルバネ、8……清掃用回転ブラシ、12…
…下部セントル部、13……レール、14……チエン受け、
27……ロードチエン取付金具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭56−116498(JP,U) 実開 昭60−85400(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】トンネル覆工用セントルに、該セントルに
跨がるようにロードチエンを配設すると共に、該ロード
チエンに清掃用回転ブラシを備えたケレン機を取り付
け、かつ、セントルの下部セントル部にセットしたレー
ルに沿って移動可能なチエン受けに前記ロードチエンを
掛け渡すと共に、該ロードチエンの両端部をコイルバネ
を介してそれぞれ下方に張架した自走式ケレン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8058990U JP2514897Y2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 自走式ケレン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8058990U JP2514897Y2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 自走式ケレン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0441593U JPH0441593U (ja) | 1992-04-08 |
JP2514897Y2 true JP2514897Y2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=31625788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8058990U Expired - Lifetime JP2514897Y2 (ja) | 1990-07-31 | 1990-07-31 | 自走式ケレン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2514897Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-31 JP JP8058990U patent/JP2514897Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0441593U (ja) | 1992-04-08 |
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