JP2514758B2 - 静止形無効電力補償装置 - Google Patents
静止形無効電力補償装置Info
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- JP2514758B2 JP2514758B2 JP3292245A JP29224591A JP2514758B2 JP 2514758 B2 JP2514758 B2 JP 2514758B2 JP 3292245 A JP3292245 A JP 3292245A JP 29224591 A JP29224591 A JP 29224591A JP 2514758 B2 JP2514758 B2 JP 2514758B2
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05F—SYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
- G05F1/00—Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
- G05F1/70—Regulating power factor; Regulating reactive current or power
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E40/00—Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
- Y02E40/30—Reactive power compensation
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- Ac-Ac Conversion (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として電気車両への交
流き電システムにおいて、前記車両負荷の変動により生
じる電圧降下を補償する静止形無効電力補償装置に関す
るものである。
流き電システムにおいて、前記車両負荷の変動により生
じる電圧降下を補償する静止形無効電力補償装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】電気車両への交流き電方式には三相→二
相変換変圧器が用いられ、長距離線路では、電力給電区
間を定めて変電所を設置し、この変電所で特別高圧また
は超高圧三相を受電し、前記三相→二相変換変圧器を用
い、いわゆるスコット結線変圧器二次側の位相差90°の
2組の単相端子を作り、これら各単相(T座,M座)端
子をき電線に接続して、走行する電気車両にき電するよ
うにしている。
相変換変圧器が用いられ、長距離線路では、電力給電区
間を定めて変電所を設置し、この変電所で特別高圧また
は超高圧三相を受電し、前記三相→二相変換変圧器を用
い、いわゆるスコット結線変圧器二次側の位相差90°の
2組の単相端子を作り、これら各単相(T座,M座)端
子をき電線に接続して、走行する電気車両にき電するよ
うにしている。
【0003】電気車両は変動する負荷であり、モーター
駆動、惰行、電力回生等、及び同一電力給電区間で走行
する車両本数等により電圧の変動は著しく、場合により
大きな電圧降下をき電線に生じ、走行に支障をきたす恐
れがある。この電圧降下に対する対策として、図3に示
すような単相SVC(静止形無効電力補償装置)の設置
が考えられる。図はT座負荷側に単相SVCを設置した
例を示す。図において1は電源インピーダンスを示し、
2は三相→二相変換変圧器を示し、3は単相SVCを示
し、4は変動負荷、5はクリティカル母線(電圧変動抑
制点)を示す。このようにT座負荷側に単相SVC3の
設置では、三相側のP(有効消費電力)補償ができず、
変動量が大きい時は、電源電圧変動及び不平衡対策のた
め、図4に示すように、三相変圧器8を介して三相SV
C7を三相→二相変換変圧器2の電源側に設置してP補
償も行う必要がある。また、M座負荷側に単相SVCを
設置したときも同様である。
駆動、惰行、電力回生等、及び同一電力給電区間で走行
する車両本数等により電圧の変動は著しく、場合により
大きな電圧降下をき電線に生じ、走行に支障をきたす恐
れがある。この電圧降下に対する対策として、図3に示
すような単相SVC(静止形無効電力補償装置)の設置
が考えられる。図はT座負荷側に単相SVCを設置した
例を示す。図において1は電源インピーダンスを示し、
2は三相→二相変換変圧器を示し、3は単相SVCを示
し、4は変動負荷、5はクリティカル母線(電圧変動抑
制点)を示す。このようにT座負荷側に単相SVC3の
設置では、三相側のP(有効消費電力)補償ができず、
変動量が大きい時は、電源電圧変動及び不平衡対策のた
め、図4に示すように、三相変圧器8を介して三相SV
C7を三相→二相変換変圧器2の電源側に設置してP補
償も行う必要がある。また、M座負荷側に単相SVCを
設置したときも同様である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記図4について説明
のように受電側にSVC用変圧器を設置すると、 (1)変圧器価格が大となる。 (2)電気車両で発生する高調波の抑制効果が少ない。 (3)き電電圧の救済効果が小さい。 等の課題がある。
のように受電側にSVC用変圧器を設置すると、 (1)変圧器価格が大となる。 (2)電気車両で発生する高調波の抑制効果が少ない。 (3)き電電圧の救済効果が小さい。 等の課題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
できる無効電力補償装置にあり、本発明は三相→二相変
換変圧器の二次単相側に二相→三相変換変圧器を設置
し、その三相側に静止形の三相SVCを設置する方式を
採るものである。
できる無効電力補償装置にあり、本発明は三相→二相変
換変圧器の二次単相側に二相→三相変換変圧器を設置
し、その三相側に静止形の三相SVCを設置する方式を
採るものである。
【0006】
【実施例】以下図1に示す実施例により本発明を説明す
る。図において図3,4と同一部分は同一符号で示す。
三相交流が送電されるものとして、この三相交流の受電
端に三相→二相変換変圧器2が接続され、二次側T座、
M座単相回路を逆スコット結線の二相→三相変換変圧器
6の一次側となる二相の巻線に接続し、二次側となるス
コット結線により変成される三相側に三相SVC7を接
続する。SVCは一般的に逆並列接続のサイリスタとリ
アクトル及びフィルタを三相間に直列接続してなり、構
成上必要なL(インダクタンス)は前記のようにリアク
トルに換え、変圧器のインダクタンスを用いることもで
きる。この構成によれば、前記受電三相側設置三相SV
C(図4)と等価の基本波動作(無効電力補償)を行わ
すことができ、下記の作用、効果が期待できる。
る。図において図3,4と同一部分は同一符号で示す。
三相交流が送電されるものとして、この三相交流の受電
端に三相→二相変換変圧器2が接続され、二次側T座、
M座単相回路を逆スコット結線の二相→三相変換変圧器
6の一次側となる二相の巻線に接続し、二次側となるス
コット結線により変成される三相側に三相SVC7を接
続する。SVCは一般的に逆並列接続のサイリスタとリ
アクトル及びフィルタを三相間に直列接続してなり、構
成上必要なL(インダクタンス)は前記のようにリアク
トルに換え、変圧器のインダクタンスを用いることもで
きる。この構成によれば、前記受電三相側設置三相SV
C(図4)と等価の基本波動作(無効電力補償)を行わ
すことができ、下記の作用、効果が期待できる。
【0007】
(1)SVC用変圧器は、負荷回路側に接続され、絶縁
低減ができるため、経済的である。 (2)図2に示すように、SVC設定点より電源側を見
たリアクタンスが、三相受電点リアクタンスXSと三相→
二相変換変圧器リアクタンスXTとなり、大幅にリアクタ
ンスを増加するので、 (イ)き電線電圧降下の救済効果が変圧器リアクタンス
XT存在のため、約(Xs+XT)/XS(倍)向上する。 (ロ)TCRおよび、または電気車両の発生する高調波
が変圧器リアクタンスXTによりブロックされ、フイルタ
9の吸収効率が大となり、電源に流出する高調波抑制効
果が大となる。
低減ができるため、経済的である。 (2)図2に示すように、SVC設定点より電源側を見
たリアクタンスが、三相受電点リアクタンスXSと三相→
二相変換変圧器リアクタンスXTとなり、大幅にリアクタ
ンスを増加するので、 (イ)き電線電圧降下の救済効果が変圧器リアクタンス
XT存在のため、約(Xs+XT)/XS(倍)向上する。 (ロ)TCRおよび、または電気車両の発生する高調波
が変圧器リアクタンスXTによりブロックされ、フイルタ
9の吸収効率が大となり、電源に流出する高調波抑制効
果が大となる。
【図1】本発明の実施例を示す。
【図2】図1の実施例の等価回路を示す。
【図3】従来の三相→二相き電システムにおける電圧変
動補償方法の一例を示す。
動補償方法の一例を示す。
【図4】従来の三相→二相き電システムにおける電圧変
動補償方法の他の例を示す。
動補償方法の他の例を示す。
1 電源インピーダンス 2 三相→二相変換変圧器 3 単相SVC 4 変動負荷 5 クリティカル母線 6 二相→三相変換変圧器 7 三相SVC 8 三相変圧器 9 フィルタ
Claims (1)
- 【請求項1】 三相→二相変換変圧器の二次側単相各端
子間に変動負荷が接続されるシステムにおいて、前記変
圧器の二次側に二相→三相変換変圧器を接続し、該変圧
器の三相側に無効電力補償装置を接続することを特徴と
する静止形無効電力補償装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3292245A JP2514758B2 (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 静止形無効電力補償装置 |
KR1019920018530A KR100245915B1 (ko) | 1991-10-11 | 1992-10-09 | 정지형 무효전력 보상장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3292245A JP2514758B2 (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 静止形無効電力補償装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05108179A JPH05108179A (ja) | 1993-04-30 |
JP2514758B2 true JP2514758B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=17779335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3292245A Expired - Lifetime JP2514758B2 (ja) | 1991-10-11 | 1991-10-11 | 静止形無効電力補償装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2514758B2 (ja) |
KR (1) | KR100245915B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104410073A (zh) * | 2014-12-08 | 2015-03-11 | 武汉大学 | 同相供电系统电能质量混合补偿系统及方法 |
CN105261466A (zh) * | 2015-10-20 | 2016-01-20 | 天津市天传鑫丰电气科技发展有限公司 | 新型磁控可调电抗器 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN202978280U (zh) * | 2012-11-16 | 2013-06-05 | 广东中钰科技有限公司 | 智能混合式高压动态无功补偿装置 |
CN102983583A (zh) * | 2012-12-22 | 2013-03-20 | 张家港保税区天翔电气有限公司 | 一种无功电容补偿柜 |
CN112713583B (zh) * | 2020-11-17 | 2023-04-14 | 中国电建集团中南勘测设计研究院有限公司 | 有源电流电能质量补偿装置及方法 |
-
1991
- 1991-10-11 JP JP3292245A patent/JP2514758B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-10-09 KR KR1019920018530A patent/KR100245915B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104410073A (zh) * | 2014-12-08 | 2015-03-11 | 武汉大学 | 同相供电系统电能质量混合补偿系统及方法 |
CN105261466A (zh) * | 2015-10-20 | 2016-01-20 | 天津市天传鑫丰电气科技发展有限公司 | 新型磁控可调电抗器 |
CN105261466B (zh) * | 2015-10-20 | 2018-05-01 | 天津市天传鑫丰电气科技发展有限公司 | 磁控可调电抗器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05108179A (ja) | 1993-04-30 |
KR100245915B1 (ko) | 2000-03-02 |
KR930007712A (ko) | 1993-05-20 |
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