JP2514553B2 - Catvシステム - Google Patents

Catvシステム

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JP2514553B2
JP2514553B2 JP4335287A JP33528792A JP2514553B2 JP 2514553 B2 JP2514553 B2 JP 2514553B2 JP 4335287 A JP4335287 A JP 4335287A JP 33528792 A JP33528792 A JP 33528792A JP 2514553 B2 JP2514553 B2 JP 2514553B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センター側と各端末と
の間に分配ユニットを介在させ、上記分配ユニットで各
端末の選局コントロールを行なうようにしたCATVシ
ステムの通信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の通信方式では、センター側のヘッ
ドエンド1から幹線増幅器2,分配増幅器3を介して伝
送系4に送出されたTV信号は、分配器117,118
を介して各端末500の伝送線115へと分配され、上
記端末500では、フィルタ501を介してTV信号か
らこれに重畳したデータ信号を分離し、上記TV信号
は、コンバータ504を介してデスクランブラ505に
入り、ここでデスクランブルされてTV映像機600に
送られる。一方、データ信号は、復・変調器502で復
調され、コントローラ506に入力される、上記コント
ローラ506では、リモートコントローラ508のキー
操作で選択されたチャンネル選択信号が上記コントロー
ラ506に入力された時、当該チャンネルの視聴の可否
を判定してPLL回路503を駆動し、コンバータ50
4のチューニングを電子制御し、またデスクランブラ5
05を作動させる。このとき、表示機器509には選局
チャンネルが表示される。
【0003】このように端末500には、コンバータ5
04,これをPLL回路503を介して制御するコント
ローラ506,デスクランブラ505が具備されてお
り、センター側とのデータ通信機能,PLL制御,リモ
ート入力制御,選局チャンネル表示,デスクランブラ制
御などを行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで問題になるの
は、上記端末内のコントローラには多くの機能および高
速性(センター側のポーリングに応答するため)が要求
されることで、端末コストを大幅に高める。しかし、各
端末とセンターとの間でポーリングを行なうために、各
端末は固有アドレスを有し、端末数が増大すると、ポー
リング時間が長くなる欠点があり、更に、各端末の改造
などで、盗視聴されるなどの管理上の問題がある。
【0005】本発明は、上記欠点を改善するためなされ
たもので、各端末への分配を行なう分配ユニット内に所
要の装備をなして、各端末における装備を簡素化し、分
配ユニットで集中制御することで、全体的コストの低減
を図り、かつ盗視聴を防止できると共に、ポーリング
と、各端末からのランダムな送信との非同期性を許容す
ることで、ポーリング効率を高めたCATVシステムの
通信方式を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のCATVシステムは、以下の1から12の要
件を満たすものである。 1.センターと分配ユニットと複数の端末とを備える。 2.前記センターは、TV信号の送出とデータ通信とを
行うものである。 3.前記センターによる前記データ通信は、前記複数の
端末についてのスティタス情報の収集等を目的として、
ポーリング方式によって行われる。 4.前記分配ユニットは、第1の伝送路を介して前記セ
ンターと接続されたものである。 5.前記複数ユニットは、それぞれ個別の第2の伝送路
を介して前記分配ユニットと接続されたものである。 6.前記センターによる前記TV信号の送出及び前記デ
ータ通信は、前記第1の伝送路と前記分配ユニットと前
記第2の伝送路のそれぞれとを介して前記複数の端末の
それぞれとの間で行われる1対多形式のものである。 7.さらに前記分配ユニットは、少なくとも1個の副中
央処理装置と、主中央処理装置と、複数の選局信号送受
信器とを具備したものである。 8.前記副中央処理装置は、前記データ通信のうち前記
分配ユニットと前記複数の端末との間におけるデータ通
信をポーリング方式又はその他の通信方式で行うもので
あり、しかも、このデータ通信によって、前記複数の端
末から選局データを含むスティタス情報等のデータを収
集しておくものである。 9.前記主中央処理装置は、前記データ通信のうち前記
分配ユニットと前記センターとの間におけるデータ通信
を前記センターからのポーリングに応じて行うものであ
り、しかも、このデータ通信によって、前記副中央処理
装置の収集したデータの総て又は一部を前記センターに
送出するものである。 10.前記複数の選局信号送受信器は、前記複数の端末
のそれぞれに対応して設けられたものであり、前記複数
の端末のそれぞれ及びこれらに接続された第2通信路の
それぞれに1対1で対応し得るものである。 11.前記複数の選局信号送受信器のそれぞれは、前記
TV信号の送出のうち前 記センターと前記分配ユニット
との間におけるTV信号の送出による前記センターから
のTV信号を入力とし、この入力TV信号を前記副中央
処理装置によって収集された前記選局データのうち前記
複数の端末の何れか自己に対応する端末からの選局デー
タに従ってチューニングし、この選局後のTV信号を出
力するコンバータを個別に具備するものである。 12.さらに前記複数の選局信号送受信器のそれぞれ
は、前記RTV信号の送出のうち前記分配ユニットと前
記の自己に対応する端末との間におけるTV信号の送出
のために、前記第2の伝送路のうち前記の自己に対応す
る端末に接続された伝送路へ自己のコンバータの出力を
送出するものである。
【0007】
【作用】本発明のCATVシステムでは、選局信号送受
信器を具備した分配ユニットを介して、センター側から
端末へのTV信号の送出及び分配ユニット側の副中央処
理装置によって要求されるポーリング相当データ(すな
わちポーリング方式又はその他の通信方式でのデータ通
信によって収集される端末からの選局データやスティタ
ス情報等のデータ)を含む上り信号の取り込みを行うこ
とができる。したがって、通常は高速で行なわれるセン
ター側のポーリングを、分配ユニットとの間で実施する
ことができる。また、副中央処理装置は、CATV端末
の情報の特徴を活かして、ポーリング形式により極め
て少ない制御系(ハードウエア)で多数の端末を制御す
ることができる。しかも、選局信号送受信器が分配ユニ
ットに設けられたことから、端末の増減に応じ選局信
号送受信器の増減を分配ユニット側で行うことが可能と
り、端末側の保守管理を極めて容易とすることができ
る。特に、選局信号送受信器が分配ユニットに設けられ
たことによって、各端末には全TV信号ではなく選局後
のTV信号だけに限られたTV信号しか送出されないの
で、各端末の改造などによる盗視聴を、より効果的に防
止することもできる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図2ないし図5を
参照して具体的に説明する。図において符号1はセンタ
ー側のヘッドエンドであり、幹線増幅器2,分配増幅器
3を介して伝送系4に送出される信号は、分配器117
を介して分配ユニット200に入力される。ここでは各
端末300と回線201,202,203,…を介して
接続がなされ、データ通信ができる。またTV信号は、
上記回線を介して端末300に入り、分波器301を介
してTV映像機400に入力される。またリモートコン
トローラ304からの上り信号は、コントローラ303
で処理されて、変調器302を介して回線201へと送
出され、そして分配ユニット200に入力される。
【0009】上記分配ユニット200は、図3にみられ
るような構成である。すなわち分配器117からの入力
信号は、分岐器210を介して分波器220に入り、こ
こでTV信号が分けられて分配器22〜25で各選局信
号送受信器100〜130に分配され、それぞれにおい
て、コンバータ101でチューニングされ、分波器10
4を介して各回線201,202,…に送出される。回
線201,202,…からの上り信号は、各対応する選
局信号送受信器100〜130に入り、スイッチ103
を介して分配器30〜33に入り、復調器6に入力され
る。
【0010】分波器220で分波された下りデータ信号
は復調器230を介してデータ通信インターフェース
(DCI)9に入り、ここで2進化データの直列・並列
変換を受け、バスA0 ,B0 ,C0 に対してアドレス信
号,データ信号,コントロール信号を入力し、主中央処
理装置10はこれを処理して、バス切換回路7を介して
バスA1 ,B1 ,C1 に信号を送り、RAM12に下り
データ信号を書込む。逆にセンター側からのポーリング
を受けて、上りデータを送出する時には、上記RAM1
2からデータを読出してDCI9を介して変調器240
に入れ、変調して分波器210へと送出する。
【0011】一方、上記バス切換回路7は、別のバス切
換回路8と共に、論理回路5によって切換え制御される
のであり、上記バス切換回路8は副中央処理装置13の
バスA2 ,B2 ,C2 を上記バスA1 ,B1 ,C1 に接
続する。上記バス切換回路8が閉じている時、副中央処
理装置13によりRAM12内の情報が読出され、その
情報にもとづくポーリングをすべき端末に対応する選局
信号送受信器100〜130のスイッチ103をオン
し、上りデータを復調器6に通してこれを処理して、共
通アドレスのRAM12に書込むのである。同時にPL
L回路102に対しては制御信号を与え、コンバータ1
01をチューニングする。必要ならば、上記コンバータ
101にはデスクランブラを含むとよい。
【0012】次に、図4を参照してデータ信号の動きに
つき具体的に説明する。図中、符号aは2進化直列形式
の下りデータ信号であり、アドレスデータ部AD0 〜A
13と、データ部DT0 〜DT13で1つのポーリングデ
ータを構成している。なお図において*印は、ここで示
す分配ユニットが各加入者に固有のアドレスとしてAD
0 ,AD2 ,AD6 ,AD7 ,AD8 ,AD12を具備し
ていることを示している。また符号cは、データ通信イ
ンタフェースDCI9がアドレス一致の時に主中央処理
装置10に対して出力するセンターからの受信要求信号
であり、符号fは、主中央処理装置10がバスA0 ,B
0 ,C0 をバスA1 ,B1 ,C1 に接続され(バスA
2 ,B2 ,C2 を切り離す)、直接ROM11,RAM
12にアクセスされるように要求する信号であり、論理
回路5を経由して副中央処理装置13へ送出される。符
号fの信号は、受信要求信号cを受信後、該当する加入
者の視聴コントロールデータとしてRAM12に記憶
し、また上りデータとして、該加入者の視聴スティタス
などをRAM12から読出すために送出される。また信
号bは、センター側のポーリングに対する上りデータU
0 ,U2 ,U6 ,U7 ,U8 ,U12として送出される上
りデータ信号である。
【0013】図4において記号t0 ,t1 ,t2 ,tN
は、それぞれ副中央処理装置13の内部の演算処理の実
行期間を例示しており、各々の期間は、選択信号送受信
器100〜130(#1〜#N)に対応している。図
中、符号P0 〜PN は副中央処理装置13より出力され
る信号で、ポーリング方式によるデータ通信のタイミン
グを示している。ここで“L”レベルの期間が当該選択
信号送出器に割当てられた通信時間である。この通信が
“L”レベルの期間、スイッチ103は閉じており、デ
ータ通信が行なわれる。図中、lは各信号送出器に対す
る通信データを示している。
【0014】また符号n0 〜nN は副中央処理装置13
から出力される信号で、“L”レベル期間が、各信号送
出器に対するPLLデータ(図中、信号線mで示され、
PL1 〜PLN がこれに当る)の有効期間を示し、信号
mと信号n0 〜nN の論理積を取ることで各PLL回路
102の制御が行なわれる。
【0015】また符号iは、主中央処理装置10のバス
切換え要求信号fが論理回路5を介して副中央処理装置
13に入力するもので、i信号の破線部は図の副中央処
理装置13のバス専用信号jと論理積を取ったもので、
jが“H”レベルの時、すなわち副中央処理装置13が
バスA1 ,B1 ,C1 に接続されていない状態で、信号
fは入力されず、jが“L”レベルの時、すなわち副中
央処理装置13が、バスA1 ,B1 ,C1 と接続されて
いる状態で、信号fが入力される様子を示している。
【0016】通常、バス要求信号iは、副中央処理装置
13の割込み入力端子に接続されているため、これの、
割込みイネーブル/ディスエーブルコントロール機能を
使えば、信号fを論理回路5を介さず直接入力してもよ
い。すなわち副中央処理装置13は、バス専有信号jを
“L”レベルにして、バスを専有した時は割込みを許可
し、バス専有信号を“H”レベルにし、非専有の時は割
込みを禁止すればよい。また符号gは、主中央処理装置
10のバス専有信号を示し、“L”レベル期間が、バス
1 ,B1 ,C1 を専有していることを示している。
【0017】図5は主・副中央処理装置間のバスの切換
え時のフローを示している。以下、信号j,i,gを用
いバス切換えの状況を説明する。ここでは、RAM1
2,ROM11のバスA1 ,B1 ,C1 を主・副中央処
理装置との間で、演算処理上の必要度に応じて相互に使
用し、またその記憶装置のメモリ空間を共有し、通信情
報の交換を行なうもので、同時に使用することは禁止さ
れなければならない。
【0018】ここで、(A)は主中央処理装置10が共
通メモリバス群を専有アクセスする時の手順を示してい
る。専有の優先度は、主中央処理装置10側にある。す
なわち、センターとの間でポーリングに依る通信の応答
がプライオリティを高くしてあり、このため、メモリア
クセスが優先される。まず主中央処理装置10が各端末
対応のアドレスに対していずれかにポーリングがあった
場合に、その下りデータのコマンド実行と、そのセーブ
および上りデータの送出のため、各端末のステイタスを
読出すためのバス専有要求信号jを送出し、同時に、バ
スA1 ,B1 ,C1 の副中央処理装置13側の専有を示
す信号jをみて、“H”レベルであれば副中央処理装置
13の非専有として、自ずからの専有信号gを送出し、
共通メモリをアクセスする。もし“L”レベルであれば
副中央処理装置13の専有として、要求信号は副中央処
理装置13に割込み信号としてバスの解放を要求し、そ
の解放を待つ。jが“H”レベルから“L”レベルに、
そしてバスが解放されて自ずからがアクセスした時、g
を“L”レベルにしてアクセスを開始する。
【0019】(B)は副中央処理装置13がバスA1
1 ,C1 を専有する手順を示し、また主中央処理装置
10の割込みに依ってバス群を解放し、主中央処理装置
10が解放後、副中央処理装置13が専有する時の割込
み処理手順が(C)で示されている。副中央処理装置1
3の専有手順は、前述した主中央処理装置10と同じで
あるが、専有信号jを“L”レベルにして副中央処理装
置13がバス群を専有した時は、同時に、割込み可にし
て、主中央処理装置10の専有要求fに対応できるよう
にする。また専有終了後は、割込みを禁止し、他の演算
処理(通信など)が妨害されないようにする。
【0020】割込みルーチン(C)は、バス専有(jが
“L”→“H”レベル)を解放し、主中央処理装置10
の専有解放を待ち(gが“L”→“H”レベル)、再び
専有信号jを送出する。
【0021】次にバス切換回路7,8について述べる。
これらは、それぞれ、主・副中央処理装置のバスA0
0 ,C0 ,A2 ,B2 ,C2 をバスA1 ,B1 ,C1
に対して選択的に断・続するもので、電気的な開閉と、
電気的な高インピーダンス状態を含む。開閉のタイミン
グは、切換回路7については主中央処理装置10のバス
専有信号gと同じに閉じ、切換回路8については副中央
処理装置13のバス専有信号jと同じタイミングで閉じ
る。論理回路5は、以上のバス専有信号g,j、バス要
求信号f、バス開閉信号d,eをそれぞれの論理レベ
ル,極性変換にして送出する。
【0022】なお副中央処理装置が2つ以上の時には、
この論理回路は、複数の副中央処理装置のバス群のメモ
リ専有を時間制御するように、タイミング送出する機能
も有することになる。
【0023】なお上記実施例において、副中央処理装置
13によ上りデータ信号の取込み(RAM12)は、
チャンネル選択データのほか、双方向CATVシステム
では、上りデータとしてセンター側にアンサーバックす
るための加入者別の視聴スティタス情報などがある。ま
た副中央処理装置13は、各端末対応のPLL回路10
2の制御,このためのRAM11からのPLL制御デー
タの読出し,視聴許可チャンネルか否かの判定などを行
なう。
【0024】なおこのデータ通信は、各リモート端末に
対してはポーリング方式をとっており、半二重通信であ
るが、D0 〜DN の各期間に、送受信を行なってもよ
く、また受信はDi,送信はDi+1の期間というよう
に、次の期間にまたがってもよい。さらに複数加入者に
対し、Di−1期間は(i−1)番目の端末を受信し、
(i−2)番目の端末へ送信し、Di期間は(i)番目
の端末を受信し、(i−1)番目の端末へ送信するよう
に、見かけ上、副中央処理装置13と各端末との間で二
重通信方式になってもよい。
【0025】なおCATV制御系では、加入者側データ
通信の内容としては、チャンネル選択データとその表示
データが主であり、通常、電気的にキー操作データを読
取る時、また人間がキー操作する時間間隔は数十ms〜
数百msであるから、ポーリング周期が数十ms〜数百
ms以内であればチャンネル選択動作を実質的に実現で
きる時間間隔に違和感はない。また、副中央処理装置1
3とは全く非同期にランダムに生ずるセンター側ポーリ
ングに対する応答も、共通ROM,RAMのアクセス時
に割込みでバス解放の要求ができるだけで、ほとんど端
末側のポーリングに影響しない。
【0026】なお上記実施例では、双方向データ通信形
を示したが、1方向データ通信にもそのまま採用でき
る。この場合に変調器240は不要である。また復調器
6を、各選局信号送受信器100〜130内にそれぞれ
設けてもよい。また、回線201,202,…を電気信
号伝送路として示したが、電気/光変換器,光/電気変
換器を分配ユニット200と各端末とに設ければ、光伝
送路としてもよいことは勿論である。
【0027】また、バス切換回路7,8は、制御信号で
切換え動作するものとしたが、バスA0 ,B0 ,C0
と、A2 ,B2 ,C2 とをそれぞれ外部信号d,eがハ
イインピーダンスにできれば、同じ効果が得られる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のCATV
システムによれば、通常は高速で行なわれるセンター側
のポーリングを、分配ユニットとの間で実施し、これと
全く非同期で低速の端末対応の情報,データ伝送制御
を、上記分配ユニットにおける共通メモリの利用等によ
って効果的に実現できる。また副中央処理装置は、CA
TV端末の情報の特徴を活かして、ポーリング形式によ
り極めて少ない制御系(ハードウエア)で多数の端末を
制御でき、1端末におけるハードウエアコストを大幅に
低減できるなどの効果が得られる。
【0029】更には、選局信号送受信器が分配ユニット
に設けられたことから、端末の増減に応じ選局信号送
受信器の増減を分配ユニット側で行うことが可能とな
り、端末側の保守管理を極めて容易とすることができ
る。特に、選局信号送受信器が分配ユニットに設けられ
たことによって、各端末には全TV信号ではなく選局後
のTV信号だけに限られたTV信号しか送出されないの
で、各端末の改造などによる盗視聴を、より効果的に防
止することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の通信システム構成図である。
【図2】本発明のCATVシステムの一実施例を示す構
成図である。
【図3】図2の分配ユニットのブロック構成図である。
【図4】図2のCATVシステムの動作を示すタイミン
グチャートである。
【図5】図2のCATVシステムの主・副中央処理装置
の共通メモリアクセスの説明のためのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 ヘッドエンド 2,3 増幅器 4 伝送系 5 論理回路 6 復調器 7,8 バス切換回路 9 DCI 10 主中央処理装置 11 ROM 12 RAM 13 副中央処理装置 22〜25 分配器 30〜33 分配器 100〜130 選局信号送受信器 101 コンバータ 102 PLL回路 103 スイッチ 104 分波器 115 伝送線 117,118 分配器 201〜204 回線 300 端末 301 分波器 302 変調器 303 コントローラ 304 リモートコントローラ 400 TV受像機 210 分岐器 220 分配器 230 復調器 240 変調器

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】TV信号の送出とスティタス情報等のデー
    タについてのポーリング方式のデータ通信とを行うセン
    ターと、第1の伝送路を介して前記センターと接続され
    た分配ユニットと、それぞれ個別の第2の伝送路を介し
    て前記分配ユニットと接続された複数の端末とを備え、
    前記センターによる前記TV信号の送出及び前記データ
    通信が前記第1の伝送路と前記分配ユニットと前記第2
    の伝送路のそれぞれとを介して前記複数の端末のそれぞ
    れとの間で行われるCATVシステムであって、 前記分配ユニットは、前記データ通信のうち自己のユニットと前記複数の 端末
    との間におけるデータ通信をポーリング方式又はその他
    の通信方式で行うことによって、前記複数の端末から選
    局データを含むスティタス情報等のデータを収集してお
    少なくとも1個の副中央処理装置と、前記データ通信のうち自己のユニットと 前記センターと
    の間におけるデータ通信を前記センターからのポーリン
    グに応じて行うことによって、前記副中央処理装置の収
    集したデータの総て又は一部を前記センターに送出する
    主中央処理装置と、前記複数の端末のそれぞれに対応して設けられた複数の
    選局信号送受信器と 具備したものであり、前記複数の選局信号送受信器
    は、それぞれ、 前記TV信号の送出のうち前記センターと前記分配ユニ
    ットとの間におけるTV信号の送出による 前記センター
    からのTV信号を入力とし、この入力TV信号を前記副
    中央処理装置によって収集された前記選局データのうち
    前記複数の端末の何れか自己に対応する端末からの選局
    データー従ってチューニングし、この選局後のTV信号
    を出力するコンパータ具備し、 前記TV信号の送出のうち前記分配ユニットと前記の自
    己に対応する端末との間におけるTV信号の送出のため
    に、前記第2の伝送路のうち前記の自己に対応する端末
    に接続された伝送路へ前記コンバータの出力を送出する
    ものである ことを特徴とするCATVシステム。
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