JP2514435Y2 - オ−プンショ−ケ−スの鏡体支持構造 - Google Patents
オ−プンショ−ケ−スの鏡体支持構造Info
- Publication number
- JP2514435Y2 JP2514435Y2 JP1989040697U JP4069789U JP2514435Y2 JP 2514435 Y2 JP2514435 Y2 JP 2514435Y2 JP 1989040697 U JP1989040697 U JP 1989040697U JP 4069789 U JP4069789 U JP 4069789U JP 2514435 Y2 JP2514435 Y2 JP 2514435Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mirror
- mirror body
- support
- fitted
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は前面が開口するケース内に長方形の鏡体を
その鏡面を前面側に向けて支持するオープンショーケー
スの鏡体支持構造および鏡体に関する。
その鏡面を前面側に向けて支持するオープンショーケー
スの鏡体支持構造および鏡体に関する。
オープンショーケースはその内部に陳列展示した商品
を見ながらお客さんが商品を選んで購入することを前提
として開発されたセルフサービス機器である。そのた
め、オープンショーケースのケース内奥行側に鏡体を配
置し、この鏡体に写った商品と、陳列された商品とが連
続してあたかも沢山商品があるかのごとく見せるように
している。これにより商品の展示効果を上げて販売促進
が図られており、このような鏡体を支持するオープンシ
ョーケースの鏡体支持装置及び支持構造の従来例の一つ
を第７図及び第８図に示す。第７図は従来のオープンシ
ョーケースの鏡体支持装置を含むオープンショーケース
の内部構造を示す左側面縦断面図、第８図は第７図の要
部拡大断面図であり、いずれも図の右側が前面側であ
る。
を見ながらお客さんが商品を選んで購入することを前提
として開発されたセルフサービス機器である。そのた
め、オープンショーケースのケース内奥行側に鏡体を配
置し、この鏡体に写った商品と、陳列された商品とが連
続してあたかも沢山商品があるかのごとく見せるように
している。これにより商品の展示効果を上げて販売促進
が図られており、このような鏡体を支持するオープンシ
ョーケースの鏡体支持装置及び支持構造の従来例の一つ
を第７図及び第８図に示す。第７図は従来のオープンシ
ョーケースの鏡体支持装置を含むオープンショーケース
の内部構造を示す左側面縦断面図、第８図は第７図の要
部拡大断面図であり、いずれも図の右側が前面側であ
る。
第７図及び第８図において、１がケースであり、この
断面がＣ字形をしたケース１は、その左右両側面が側板
２で覆われ、その前面側に開放された開口３が形成され
ている。ケース１内の後部内壁４には取り付け位置及び
角度が可変でかつ着脱自在の複数の棚５が縦に配列して
片持ち支持されている。この最上段の棚５の上のケース
１の後部内壁４と、上部内壁６とにそれぞれ一端が支持
された他端が鈎状の、断面がＵ字形の支持片７及びコの
字形の支持片８により、長方形状の鏡体９が、その下端
及び上端をそれぞれ支持され、その鏡面を前面側に向け
額様やや下向きに傾斜して支持されている。
断面がＣ字形をしたケース１は、その左右両側面が側板
２で覆われ、その前面側に開放された開口３が形成され
ている。ケース１内の後部内壁４には取り付け位置及び
角度が可変でかつ着脱自在の複数の棚５が縦に配列して
片持ち支持されている。この最上段の棚５の上のケース
１の後部内壁４と、上部内壁６とにそれぞれ一端が支持
された他端が鈎状の、断面がＵ字形の支持片７及びコの
字形の支持片８により、長方形状の鏡体９が、その下端
及び上端をそれぞれ支持され、その鏡面を前面側に向け
額様やや下向きに傾斜して支持されている。
ところが、このような鏡体支持装置及び支持構造は、
陳列商品によって棚５の取り付け位置，取り付け角度あ
るいは，商品の配列等を変えた際、お客さんの目の位置
から見て、陳列商品と、鏡体９の鏡面に写った商品とが
不連続に見えたりあるいは、展示商品以外の床面、人の
姿等が鏡体９に写ったりする場合がある。このような場
合には商品の展示効果を減殺しないように鏡体９の鏡面
の傾斜角度を変える必要があり、この傾斜角度の変更に
は鏡体９を支持する支持片７、８の取り付け位置の変更
を伴うが、この支持片７、８の取り付け位置変更は容易
にできないという問題がある。
陳列商品によって棚５の取り付け位置，取り付け角度あ
るいは，商品の配列等を変えた際、お客さんの目の位置
から見て、陳列商品と、鏡体９の鏡面に写った商品とが
不連続に見えたりあるいは、展示商品以外の床面、人の
姿等が鏡体９に写ったりする場合がある。このような場
合には商品の展示効果を減殺しないように鏡体９の鏡面
の傾斜角度を変える必要があり、この傾斜角度の変更に
は鏡体９を支持する支持片７、８の取り付け位置の変更
を伴うが、この支持片７、８の取り付け位置変更は容易
にできないという問題がある。
また販売促進のための宣伝，広告用のびら等の表示物
をケース１の前面に取り付けようとしても、開口３が広
くかつケース１前面に取り付ける空間は少く、しかもお
客さんが一番見易い位置であるケース１内上部には鏡体
９があり、宣伝，広告用のびら等の表示物を表示する場
所が制約されるという種々の問題がある。
をケース１の前面に取り付けようとしても、開口３が広
くかつケース１前面に取り付ける空間は少く、しかもお
客さんが一番見易い位置であるケース１内上部には鏡体
９があり、宣伝，広告用のびら等の表示物を表示する場
所が制約されるという種々の問題がある。
この考案は、鏡体の鏡面の傾斜角度を展示商品に合わ
せて容易に変えることができるとともに、宣伝，広告等
のびら用の表示物を表示できるオープンショーケースの
鏡体支持構造および鏡体を提供することを課題とする。
せて容易に変えることができるとともに、宣伝，広告等
のびら用の表示物を表示できるオープンショーケースの
鏡体支持構造および鏡体を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この考案によれば、前面が
開口するケース内の奥行側に鏡面を前面側に向けた長方
形の鏡体を支持するオープンショーケースの鏡体支持構
造であって、前記鏡体の左右両側面の上下の中程に固定
した、軸長方向が左右でかつ同一軸心の一対の回転軸
と、この回転軸を嵌め込む軸孔を形成しかつ前記ケース
内壁面に左右に向い合わせて固定した一対の支持体と、
前記回転軸に嵌め込みかつ前記支持体と前記鏡体とで挟
んだ圧縮コイルばねとを備え、また鏡体の裏面に表示板
を設けるものとする。
開口するケース内の奥行側に鏡面を前面側に向けた長方
形の鏡体を支持するオープンショーケースの鏡体支持構
造であって、前記鏡体の左右両側面の上下の中程に固定
した、軸長方向が左右でかつ同一軸心の一対の回転軸
と、この回転軸を嵌め込む軸孔を形成しかつ前記ケース
内壁面に左右に向い合わせて固定した一対の支持体と、
前記回転軸に嵌め込みかつ前記支持体と前記鏡体とで挟
んだ圧縮コイルばねとを備え、また鏡体の裏面に表示板
を設けるものとする。
この考案は、鏡体の左右両側面の上下の中程に固定し
た、軸長方向が左右でかつ同一軸心の一対の回転軸と、
この回転軸を嵌め込む軸孔を形成しかつケース内壁面に
左右に向い合わせて固定した一対の支持体と、前記回転
軸に嵌め込みかつ前記支持体と前記鏡体とで挟んだ圧縮
コイルばねとを備えるとともに、鏡体の裏面に表示板を
設けたので、鏡体を回転軸を軸として回転して鏡面の傾
斜角度を変えることができ、回転軸に嵌め込んだ圧縮コ
イルばねが鏡体と支持体との互に向い合う面を押圧する
ので、鏡体を回転した位置で保持することができる。ま
た、鏡体を回転しその裏面に設けた表示板を前面側に向
けることができる。
た、軸長方向が左右でかつ同一軸心の一対の回転軸と、
この回転軸を嵌め込む軸孔を形成しかつケース内壁面に
左右に向い合わせて固定した一対の支持体と、前記回転
軸に嵌め込みかつ前記支持体と前記鏡体とで挟んだ圧縮
コイルばねとを備えるとともに、鏡体の裏面に表示板を
設けたので、鏡体を回転軸を軸として回転して鏡面の傾
斜角度を変えることができ、回転軸に嵌め込んだ圧縮コ
イルばねが鏡体と支持体との互に向い合う面を押圧する
ので、鏡体を回転した位置で保持することができる。ま
た、鏡体を回転しその裏面に設けた表示板を前面側に向
けることができる。
以下、この考案の実施例を第１図ないし第６図に基づ
いて説明する。第１図はこの考案の一つの実施例のオー
プンショーケースの鏡体支持装置の構成を示す要部左側
面縦断面図で、図の右側が正面側であり、第２図は第１
図の要部正面図である。また第３図はこの考案の異なる
実施例のオープンショーケースの鏡体支持装置の構成を
示す要部左側面縦断面図、第４図は第３図の要部左方斜
前上より見た拡大斜視図で、いずれも図の右側が前面側
である。さらに第５図はこの考案のさらに異なる実施例
のオープンショーケースの鏡体支持構造及びその鏡体を
示す要部左側面縦断面図であり、図の右側が前面側であ
る。また第６図は第５図の要部正面図である。第７図及
び第８図と共通あるいは同一の部分は同一符号で示す。
いて説明する。第１図はこの考案の一つの実施例のオー
プンショーケースの鏡体支持装置の構成を示す要部左側
面縦断面図で、図の右側が正面側であり、第２図は第１
図の要部正面図である。また第３図はこの考案の異なる
実施例のオープンショーケースの鏡体支持装置の構成を
示す要部左側面縦断面図、第４図は第３図の要部左方斜
前上より見た拡大斜視図で、いずれも図の右側が前面側
である。さらに第５図はこの考案のさらに異なる実施例
のオープンショーケースの鏡体支持構造及びその鏡体を
示す要部左側面縦断面図であり、図の右側が前面側であ
る。また第６図は第５図の要部正面図である。第７図及
び第８図と共通あるいは同一の部分は同一符号で示す。
この考案の一つの実施例を示す第１図及び第２図にお
いて、ケース内の天井面を形成する上部内壁６に断面が
Ｚ字形をした一対のレール10を左右対称に互に平行に向
い合わせかつその長手方向を前後方向にしてねじ11でね
じ止めしており、この一対のレール10の互に向い合う
面、上部内壁６の壁面及びこの上部内壁６の壁面と向い
合うレール10の面で囲まれる空間が軌道12を形成してい
る。この軌道12内には、この軌道12により案内されて従
動する従動片である車輪13を嵌め込んで従動自在に支持
している。一方この車輪13の下側に鏡体９を設けてお
り、この鏡体９の左右両端部に断面がコの字状の枠体14
をそれぞれ嵌め込んで支持するとともに、この枠体14の
それぞれの上端部に、軸長方向が左右にほぼ水平でかつ
鏡体９と反対側にそれぞれ突出し片持ち式に一対の回転
軸15を固定し、この回動軸15に嵌め込み車輪13を回転自
在に支持している。
いて、ケース内の天井面を形成する上部内壁６に断面が
Ｚ字形をした一対のレール10を左右対称に互に平行に向
い合わせかつその長手方向を前後方向にしてねじ11でね
じ止めしており、この一対のレール10の互に向い合う
面、上部内壁６の壁面及びこの上部内壁６の壁面と向い
合うレール10の面で囲まれる空間が軌道12を形成してい
る。この軌道12内には、この軌道12により案内されて従
動する従動片である車輪13を嵌め込んで従動自在に支持
している。一方この車輪13の下側に鏡体９を設けてお
り、この鏡体９の左右両端部に断面がコの字状の枠体14
をそれぞれ嵌め込んで支持するとともに、この枠体14の
それぞれの上端部に、軸長方向が左右にほぼ水平でかつ
鏡体９と反対側にそれぞれ突出し片持ち式に一対の回転
軸15を固定し、この回動軸15に嵌め込み車輪13を回転自
在に支持している。
またケース内の後壁面を形成する後部内壁４に縦に２
列に配列して複数の長方形状の孔16を形成しており、こ
の孔16に一端を嵌め込んで着脱自在に支持した断面がＵ
字形の支持片７の鈎状の他端で鏡体９の下端を支持して
いる。
列に配列して複数の長方形状の孔16を形成しており、こ
の孔16に一端を嵌め込んで着脱自在に支持した断面がＵ
字形の支持片７の鈎状の他端で鏡体９の下端を支持して
いる。
またこの考案の異なる実施例を示す第２図及び第３図
において、鏡面と向い合いかつ上端が当接して鏡体９が
支持される円盤状の可動片17を設けている。この可動片
17は、その中心部に形成したねじ孔18に螺合しかつ上部
内壁６に支持した断面が逆Ｕ字形の支持体19の両立ち上
がり部に形成した孔に両端部を嵌め込んで回転自在に支
持したねじ20を介し前後方向に移動自在に支持してい
る。一方鏡体９の下端は後部内壁４に一端を支持した断
面がＵ字形の支持片７により、長方形状の鏡体９の下端
を支持している。
において、鏡面と向い合いかつ上端が当接して鏡体９が
支持される円盤状の可動片17を設けている。この可動片
17は、その中心部に形成したねじ孔18に螺合しかつ上部
内壁６に支持した断面が逆Ｕ字形の支持体19の両立ち上
がり部に形成した孔に両端部を嵌め込んで回転自在に支
持したねじ20を介し前後方向に移動自在に支持してい
る。一方鏡体９の下端は後部内壁４に一端を支持した断
面がＵ字形の支持片７により、長方形状の鏡体９の下端
を支持している。
さらにこの考案のもう一つ異なる実施例を示す第５図
及び第６図において、背中合せに例えばホワイトボード
等の表示板21を設けた鏡体９の左右端部周縁に正面から
見てコの字形でかつ断面もコの字形の枠体22を嵌め込む
とともに、鏡体９の左右両側面の中程に枠体22を介して
一対の回転軸23をそれぞれ左右に突出して片持ち式に固
定しており、この一対の回転軸23は軸方向が左右であり
かつ同一軸心である。一方上部内壁６に左右に向い合わ
せて一対の支持体24をねじ25で取り付けており、この一
対の支持体24のそれぞれに軸孔26を形成している。この
軸孔26の各々に一対の回転軸23をそれぞれ嵌め込むとと
もに、それぞれの回転軸23に嵌め込んだ圧縮コイルばね
27が支持体24と枠体22との互に向い合う面で挟まれてい
る。
及び第６図において、背中合せに例えばホワイトボード
等の表示板21を設けた鏡体９の左右端部周縁に正面から
見てコの字形でかつ断面もコの字形の枠体22を嵌め込む
とともに、鏡体９の左右両側面の中程に枠体22を介して
一対の回転軸23をそれぞれ左右に突出して片持ち式に固
定しており、この一対の回転軸23は軸方向が左右であり
かつ同一軸心である。一方上部内壁６に左右に向い合わ
せて一対の支持体24をねじ25で取り付けており、この一
対の支持体24のそれぞれに軸孔26を形成している。この
軸孔26の各々に一対の回転軸23をそれぞれ嵌め込むとと
もに、それぞれの回転軸23に嵌め込んだ圧縮コイルばね
27が支持体24と枠体22との互に向い合う面で挟まれてい
る。
前述の構成において、棚の取り付け位置，取り付け角
度あるいは，商品の配列等を変えた際、お客さんの目の
位置から見て、陳列した商品と、鏡体９に写った商品と
が不連続に見えたりあるいは、展示する商品以外の床
面，人の姿等が鏡体９の鏡面に写ったりした場合の操作
をこの考案の各実施例について以下説明する。
度あるいは，商品の配列等を変えた際、お客さんの目の
位置から見て、陳列した商品と、鏡体９に写った商品と
が不連続に見えたりあるいは、展示する商品以外の床
面，人の姿等が鏡体９の鏡面に写ったりした場合の操作
をこの考案の各実施例について以下説明する。
先ず、第１図及び第２図に示すこの考案の一つの実施
例において、支持片７を適宜選んだ孔16に支持片７を取
り付け、この支持片７に鏡体９の下端を支持する。する
と支持片７の取り付け位置に応じ、鏡体９の下端は後部
内壁４の壁面に沿って上下に移動するが、鏡体９の上端
は、枠体14と回転軸15とを介して回転自在に支持した従
動片である車輪13が軌道12に案内され前後に移動するの
で、これに従動して前後に移動する。また鏡体９は、支
持片７と、軌道12を構成するレール10とによりケース内
に支持されるとともに、支持片７を支持する孔16を適宜
選ぶことにより、鏡体９の鏡面の前後の傾斜角度を変え
るとができる。
例において、支持片７を適宜選んだ孔16に支持片７を取
り付け、この支持片７に鏡体９の下端を支持する。する
と支持片７の取り付け位置に応じ、鏡体９の下端は後部
内壁４の壁面に沿って上下に移動するが、鏡体９の上端
は、枠体14と回転軸15とを介して回転自在に支持した従
動片である車輪13が軌道12に案内され前後に移動するの
で、これに従動して前後に移動する。また鏡体９は、支
持片７と、軌道12を構成するレール10とによりケース内
に支持されるとともに、支持片７を支持する孔16を適宜
選ぶことにより、鏡体９の鏡面の前後の傾斜角度を変え
るとができる。
次に、第３図及び第４図に示すこの考案の異なる実施
例において、ねじ20あるいは可動片17を回転することに
より、このねじ20に螺合している可動片17は前後に移動
する。この移動に追従して可動片17に当接している鏡体
９の上端が移動し、鏡体９の鏡面の前後の傾斜角度をケ
ース内の商品の陳列展示状況に合わせて変えることがで
きる。
例において、ねじ20あるいは可動片17を回転することに
より、このねじ20に螺合している可動片17は前後に移動
する。この移動に追従して可動片17に当接している鏡体
９の上端が移動し、鏡体９の鏡面の前後の傾斜角度をケ
ース内の商品の陳列展示状況に合わせて変えることがで
きる。
最後に、第５図及び第６図に示すこの考案のさらに異
なる実施例において、鏡体９を回転軸12を軸として回転
しその鏡面の前後方向の傾斜角度を自由に変えることが
できる。しかも圧縮コイルばね27が支持体24と枠体22と
の互に向い合う面を押圧しているので、その押圧する力
によって生ずる摩擦力により鏡体９は回転した位置で保
持される。また、販売促進のための広告，宣伝用のびら
等の表示物を表示したいときは、鏡体９を引っ繰り返し
前面側に向いた表示板21にびら等を貼ったりあるいは宣
伝文句を直に書いて表示することができる。
なる実施例において、鏡体９を回転軸12を軸として回転
しその鏡面の前後方向の傾斜角度を自由に変えることが
できる。しかも圧縮コイルばね27が支持体24と枠体22と
の互に向い合う面を押圧しているので、その押圧する力
によって生ずる摩擦力により鏡体９は回転した位置で保
持される。また、販売促進のための広告，宣伝用のびら
等の表示物を表示したいときは、鏡体９を引っ繰り返し
前面側に向いた表示板21にびら等を貼ったりあるいは宣
伝文句を直に書いて表示することができる。
この考案によれば、鏡体の左右両側面の上下の中程に
固定した、軸長方向が左右でかつ同一軸心の一対の回転
軸と、この回転軸を嵌め込む軸孔を形成しかつケース内
壁面に左右に向い合わせて固定した一対の支持体と、前
記回転軸に嵌め込みかつ前記支持体と前記鏡体とで挟ん
だ圧縮コイルばねとを備えるとともに、鏡体の裏面に表
示板を設けたので、鏡体を、回転してその鏡面の前後方
向の傾斜角度を変えることができるとともに、その回転
した位置で保持することができる。また鏡体の裏面に設
けた表示板を前面側に向けることもできる結果、鏡体の
鏡面の傾斜角度を展示商品に合わせた角度に容易に変え
て効果的に商品を展示し販売促進を図ることができると
ともに、広告，宣伝用のびら等を貼って表示でき、宣伝
文句等を表示板に記載して表示もできるという効果が得
られる。
固定した、軸長方向が左右でかつ同一軸心の一対の回転
軸と、この回転軸を嵌め込む軸孔を形成しかつケース内
壁面に左右に向い合わせて固定した一対の支持体と、前
記回転軸に嵌め込みかつ前記支持体と前記鏡体とで挟ん
だ圧縮コイルばねとを備えるとともに、鏡体の裏面に表
示板を設けたので、鏡体を、回転してその鏡面の前後方
向の傾斜角度を変えることができるとともに、その回転
した位置で保持することができる。また鏡体の裏面に設
けた表示板を前面側に向けることもできる結果、鏡体の
鏡面の傾斜角度を展示商品に合わせた角度に容易に変え
て効果的に商品を展示し販売促進を図ることができると
ともに、広告，宣伝用のびら等を貼って表示でき、宣伝
文句等を表示板に記載して表示もできるという効果が得
られる。
第１図はこの考案の一つの実施例のオープンショーケー
スの鏡体支持装置の構成示す要部左側面縦断面図、第２
図は第１図の要部正面図、第３図この考案の異なる実施
例のオープンショーケースの鏡体支持装置の構成を示す
要部左側面縦断面図、第４図は第３図の要部左方斜前上
より見た拡大斜視図、第５図はこの考案のさらに異なる
実施例のオープンショーケースの鏡体支持構造及びその
鏡体を示す要部左側面縦断面図、第６図は第５図の要部
正面図、第７図は従来のオープンショーケースの鏡体支
持装置を含むオープンショーケースの内部構造を示す左
側面縦断面図、第８図は第７図の要部拡大断面図であ
る。 １…ケース、２…側板、３…開口、４…後部内壁、５…
棚、６…上部内壁、7,8,24…支持片、９…鏡体、10…レ
ール、11,20,25…ねじ、12…軌道、13…車輪、14,22…
枠体、15…回転軸、16…孔、17…可動片、18…ねじ孔、
19…支持体、21…表示板、22…枠体、23…回転軸、26…
軸孔、27…圧縮コイルばね。
スの鏡体支持装置の構成示す要部左側面縦断面図、第２
図は第１図の要部正面図、第３図この考案の異なる実施
例のオープンショーケースの鏡体支持装置の構成を示す
要部左側面縦断面図、第４図は第３図の要部左方斜前上
より見た拡大斜視図、第５図はこの考案のさらに異なる
実施例のオープンショーケースの鏡体支持構造及びその
鏡体を示す要部左側面縦断面図、第６図は第５図の要部
正面図、第７図は従来のオープンショーケースの鏡体支
持装置を含むオープンショーケースの内部構造を示す左
側面縦断面図、第８図は第７図の要部拡大断面図であ
る。 １…ケース、２…側板、３…開口、４…後部内壁、５…
棚、６…上部内壁、7,8,24…支持片、９…鏡体、10…レ
ール、11,20,25…ねじ、12…軌道、13…車輪、14,22…
枠体、15…回転軸、16…孔、17…可動片、18…ねじ孔、
19…支持体、21…表示板、22…枠体、23…回転軸、26…
軸孔、27…圧縮コイルばね。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 佐藤 達也 神奈川県川崎市川崎区田辺新田１番１号 富士電機株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−98964（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−144856（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭49−140295（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】前面に開口するケース内の奥行側に鏡面を
前面側に向けたショーケースの鏡体支持構造において、
鏡体の裏面に設けられた宣伝，広告用の表示板と、鏡体
の左右両側面の上下の中程に固定した、軸長方向が左右
でかつ同一軸心の一対の回転軸と、この回転軸を嵌め込
む軸孔を形成しかつ前記ケース内壁面に左右に向い合わ
せて固定した一対の支持体と、前記回転軸に嵌め込みか
つ前記支持体と前記鏡体とで挟んだ圧縮コイルばねとを
備えたことを特徴とするオープンショーケースの鏡体支
持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989040697U JP2514435Y2 (ja) | 1988-09-03 | 1989-04-06 | オ−プンショ−ケ−スの鏡体支持構造 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11616188 | 1988-09-03 | ||
| JP63-116161 | 1988-09-03 | ||
| JP63-116164 | 1988-09-03 | ||
| JP11616488 | 1988-09-03 | ||
| JP1989040697U JP2514435Y2 (ja) | 1988-09-03 | 1989-04-06 | オ−プンショ−ケ−スの鏡体支持構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0285990U JPH0285990U (ja) | 1990-07-06 |
| JP2514435Y2 true JP2514435Y2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=31721132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989040697U Expired - Lifetime JP2514435Y2 (ja) | 1988-09-03 | 1989-04-06 | オ−プンショ−ケ−スの鏡体支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2514435Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5198789B2 (ja) * | 2007-04-20 | 2013-05-15 | 株式会社岡村製作所 | オープンショーケース |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6198964U (ja) * | 1984-12-04 | 1986-06-25 | ||
| JPS61144856U (ja) * | 1985-02-27 | 1986-09-06 |
-
1989
- 1989-04-06 JP JP1989040697U patent/JP2514435Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0285990U (ja) | 1990-07-06 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |