JP2514255Y2 - スイッチ - Google Patents
スイッチInfo
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- JP2514255Y2 JP2514255Y2 JP1991007764U JP776491U JP2514255Y2 JP 2514255 Y2 JP2514255 Y2 JP 2514255Y2 JP 1991007764 U JP1991007764 U JP 1991007764U JP 776491 U JP776491 U JP 776491U JP 2514255 Y2 JP2514255 Y2 JP 2514255Y2
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- substrate
- switch
- dial
- fulcrum
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、電話機では、ダイヤルスイッチ
の操作によってダイヤルデータの入力設定が行われる。
の操作によってダイヤルデータの入力設定が行われる。
【0003】電話機のダイヤルスイッチは、一般に図1
0のように互いに独立した状態で所定間隔で格子状に配
列され、12個のダイヤルスイッチ11 〜112には、そ
れぞれ入力するダイヤルデータに対応した表示が施され
ており、利用者は所望のダイヤル番号と同じ表示のダイ
ヤルスイッチを順番に押圧して、発信操作を行う。
0のように互いに独立した状態で所定間隔で格子状に配
列され、12個のダイヤルスイッチ11 〜112には、そ
れぞれ入力するダイヤルデータに対応した表示が施され
ており、利用者は所望のダイヤル番号と同じ表示のダイ
ヤルスイッチを順番に押圧して、発信操作を行う。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ように個々に独立したダイヤルスイッチでは、操作性の
点から極端にスイッチ間の間隔を狭めて配置することが
できず、機器全体の大きさを小型化することができない
という問題があった。
ように個々に独立したダイヤルスイッチでは、操作性の
点から極端にスイッチ間の間隔を狭めて配置することが
できず、機器全体の大きさを小型化することができない
という問題があった。
【0005】特に、携帯電話機等のように主に携帯して
利用する機器等では、年々小型化の要求が強くなってお
り、受話用のスピーカの代わりにイヤホンを使用するこ
とで小型化されたものも実現されているが、このダイヤ
ルスイッチの占める面積を小さくすることができないた
め、大幅な小型化が困難であった。
利用する機器等では、年々小型化の要求が強くなってお
り、受話用のスピーカの代わりにイヤホンを使用するこ
とで小型化されたものも実現されているが、このダイヤ
ルスイッチの占める面積を小さくすることができないた
め、大幅な小型化が困難であった。
【0006】本考案は、この課題を解決したスイッチを
提供することを目的としている。
提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本考案のスイッチは、基板と、前記基板の一方面
に、所定位置を中心として環状に並んでパターン形成さ
れた複数の接点対と、一方面を前記基板の前記一方面に
対向させ、前記複数の接点対のなす環状線と同心となる
位置に配置された略円板状の操作板と、前記操作板の前
記一方面に設けられ、前記基板の各接点対に対応した位
置にそれぞれ固定された複数の導電体と、前記操作板が
前記基板に対して常にほぼ平行となる方向に前記操作板
を付勢支持する支持部材と、前記基板の前記所定位置
と、前記操作板の前記一方面のほぼ中心との間に配置さ
れ、前記操作板の他方面からの押圧操作に対する前記操
作板の傾動の支点を形成する支点部材とを備え、 前記操
作板の縁部が前記他方面側から押されたとき、該操作板
を前記支点を中心にして傾け、該押された位置に対応す
る導電体を前記基板の接点対に接触させるように構成さ
れている。
に、本考案のスイッチは、基板と、前記基板の一方面
に、所定位置を中心として環状に並んでパターン形成さ
れた複数の接点対と、一方面を前記基板の前記一方面に
対向させ、前記複数の接点対のなす環状線と同心となる
位置に配置された略円板状の操作板と、前記操作板の前
記一方面に設けられ、前記基板の各接点対に対応した位
置にそれぞれ固定された複数の導電体と、前記操作板が
前記基板に対して常にほぼ平行となる方向に前記操作板
を付勢支持する支持部材と、前記基板の前記所定位置
と、前記操作板の前記一方面のほぼ中心との間に配置さ
れ、前記操作板の他方面からの押圧操作に対する前記操
作板の傾動の支点を形成する支点部材とを備え、 前記操
作板の縁部が前記他方面側から押されたとき、該操作板
を前記支点を中心にして傾け、該押された位置に対応す
る導電体を前記基板の接点対に接触させるように構成さ
れている。
【0008】
【作用】したがって、操作板の他方面側から所望の導電
体に対応した位置が押圧されると、操作板は支点部材に
よる支点を中心にして傾動し、所望の導電体が対応する
接点対に当接し、その接点間が接続される。操作板に対
する押圧が解除されると、操作板は、支持部材の付勢に
より基板とほぼ平行な状態に復帰する。
体に対応した位置が押圧されると、操作板は支点部材に
よる支点を中心にして傾動し、所望の導電体が対応する
接点対に当接し、その接点間が接続される。操作板に対
する押圧が解除されると、操作板は、支持部材の付勢に
より基板とほぼ平行な状態に復帰する。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案の一実施例を説
明する。
明する。
【0010】図1は、従来のダイヤルスイッチの代わり
に本考案の一実施例のスイッチを用いた携帯電話機20
の外観を示す図である。
に本考案の一実施例のスイッチを用いた携帯電話機20
の外観を示す図である。
【0011】この携帯電話機20は発信専用の電話機で
あり、図1に示すように、ポケット等に収容できる程度
の平板状の筐体21の上面部21aには、受話用のイヤ
ホン22とアンテナ23が設けられ、一方の側面部21
bには、発信スイッチ24と訂正スイッチ25が設けら
れている。
あり、図1に示すように、ポケット等に収容できる程度
の平板状の筐体21の上面部21aには、受話用のイヤ
ホン22とアンテナ23が設けられ、一方の側面部21
bには、発信スイッチ24と訂正スイッチ25が設けら
れている。
【0012】また、筐体21の正面部21cの上部に
は、ダイヤル番号を表示するための表示器26が設けら
れ、下部には、送話用のスリット27が形成されてい
る。
は、ダイヤル番号を表示するための表示器26が設けら
れ、下部には、送話用のスリット27が形成されてい
る。
【0013】表示器26とスリット27の間には、ダイ
ヤルスイッチ30の一部を構成する円形の操作板31が
配置されている。
ヤルスイッチ30の一部を構成する円形の操作板31が
配置されている。
【0014】図2は、このダイヤルスイッチ30部分を
A−A線で切断した端面を示している。このダイヤルス
イッチ30は、筐体21内に固定されたプリント基板3
2上に形成されている。
A−A線で切断した端面を示している。このダイヤルス
イッチ30は、筐体21内に固定されたプリント基板3
2上に形成されている。
【0015】プリント基板32の一面32a側のほぼ中
央には、逆円錐状の孔33が設けられ、操作板31は、
この孔33と同心となる位置に配置されている。
央には、逆円錐状の孔33が設けられ、操作板31は、
この孔33と同心となる位置に配置されている。
【0016】操作板31の裏面31aの中央には、逆円
錐状に形成されたピボット34が突設されており、ピボ
ット34の先端34aは、プリント基板32の孔33に
挿入されている。したがって、操作板31はこのピボッ
ト34の先端34aを支点にして傾動することができ
る。
錐状に形成されたピボット34が突設されており、ピボ
ット34の先端34aは、プリント基板32の孔33に
挿入されている。したがって、操作板31はこのピボッ
ト34の先端34aを支点にして傾動することができ
る。
【0017】プリント基板32の一面32a側には、図
3に示すように、孔33を中心として等しい間隔で環状
に並んだ12組のスイッチパターン351 〜3512が形
成されている。
3に示すように、孔33を中心として等しい間隔で環状
に並んだ12組のスイッチパターン351 〜3512が形
成されている。
【0018】このスイッチパターン351 〜3512は、
四角形を形成するように並んだ4つの接点36a〜36
dのうち、対角状に配置されている接点36c、36d
とがパターン接続されており、接点36aと接点36c
の間および接点36bと接点36dの間が同時に接続さ
れたときに、接点対である接点36aと接点36bとが
接続される。
四角形を形成するように並んだ4つの接点36a〜36
dのうち、対角状に配置されている接点36c、36d
とがパターン接続されており、接点36aと接点36c
の間および接点36bと接点36dの間が同時に接続さ
れたときに、接点対である接点36aと接点36bとが
接続される。
【0019】一方、操作板31の裏面31aの周縁に
は、図4に示すように、ピボット34を中心として等し
い間隔で環状に並んだ12組の導電部371 〜37
12が、プリント基板32のスイッチパターン351 〜3
512に対応した位置に設けられている。
は、図4に示すように、ピボット34を中心として等し
い間隔で環状に並んだ12組の導電部371 〜37
12が、プリント基板32のスイッチパターン351 〜3
512に対応した位置に設けられている。
【0020】各導電部371〜3712は、スイッチパ
ターンの接点36aと接点36dの間隔と等しい間隔で
平行に並んだ1対の導電ゴム38a、38bで形成され
ており、筐体21の正面部21cから僅かに突出してい
る操作板31の表面31bには、各導電部37 1 〜37
12 に対応した位置にダイヤル番号がそれぞれ表示され
ている。
ターンの接点36aと接点36dの間隔と等しい間隔で
平行に並んだ1対の導電ゴム38a、38bで形成され
ており、筐体21の正面部21cから僅かに突出してい
る操作板31の表面31bには、各導電部37 1 〜37
12 に対応した位置にダイヤル番号がそれぞれ表示され
ている。
【0021】なお、図2および図4において、操作板3
1は、一端40a側が操作板31の縁部に固定され、他
端40b側がプリント基板32に固定された帯状の支持
ゴム40の支持により、プリント基板32に対して常に
平行となるように付勢されている。
1は、一端40a側が操作板31の縁部に固定され、他
端40b側がプリント基板32に固定された帯状の支持
ゴム40の支持により、プリント基板32に対して常に
平行となるように付勢されている。
【0022】図5は、この携帯電話機20の電気的な構
成を示すブロック図であり、無線回路45はアンテナ2
3を介して無線信号の送受信を行う。
成を示すブロック図であり、無線回路45はアンテナ2
3を介して無線信号の送受信を行う。
【0023】無線回路45から復調出力される音声信号
は、通話回路46を介してイヤホン47に出力され、マ
イク47からの音声信号およびダイヤル信号は、通話回
路46を介して無線信号を変調する。
は、通話回路46を介してイヤホン47に出力され、マ
イク47からの音声信号およびダイヤル信号は、通話回
路46を介して無線信号を変調する。
【0024】回線制御回路48は、発信スイッチ24が
始めにオンすると、無線回路45より所定周波数のオフ
フック信号を送信し、この信号を受信した無線中継局と
の間の無線回線を接続させ、無線回線の接続が確認され
ると、ダイヤル信号発生回路49を起動して、ダイヤル
信号を送信させる。また、2回目の発信スイッチ24の
オン操作が行われると、無線回路45の動作を停止さ
せ、無線回線の接続を解除する。
始めにオンすると、無線回路45より所定周波数のオフ
フック信号を送信し、この信号を受信した無線中継局と
の間の無線回線を接続させ、無線回線の接続が確認され
ると、ダイヤル信号発生回路49を起動して、ダイヤル
信号を送信させる。また、2回目の発信スイッチ24の
オン操作が行われると、無線回路45の動作を停止さ
せ、無線回線の接続を解除する。
【0025】ダイヤル信号発生回路49は、無線回線の
接続された後に回線制御回路48から出力される発信信
号を受ける毎に、後述するダイヤルデータ出力回路55
からのダイヤルデータを、ダイヤル信号に変換して出力
する。
接続された後に回線制御回路48から出力される発信信
号を受ける毎に、後述するダイヤルデータ出力回路55
からのダイヤルデータを、ダイヤル信号に変換して出力
する。
【0026】ダイヤル番号設定部50は、ダイヤルスイ
ッチ30の操作で入力されるダイヤルデータを表示器2
6およびダイヤル信号発生回路49に出力する。
ッチ30の操作で入力されるダイヤルデータを表示器2
6およびダイヤル信号発生回路49に出力する。
【0027】ダイヤルスイッチ30の各接点36aは、
12ビットデータ長のメモリ回路51のデータ入力ライ
ンおよびオア回路52の入力にそれぞれ接続されてお
り、スイッチパターン351 〜3512のいずれかがオン
すると、オア回路52の出力がHレベルとなる。
12ビットデータ長のメモリ回路51のデータ入力ライ
ンおよびオア回路52の入力にそれぞれ接続されてお
り、スイッチパターン351 〜3512のいずれかがオン
すると、オア回路52の出力がHレベルとなる。
【0028】このオア回路52の出力は、アップアップ
ダウン形式のアドレスカウンタ53のアップ端子Uおよ
び書込みパルス発生回路54に入力されており、アドレ
スカウンタ53は、オア回路52の出力が立ち上がる毎
にメモリ回路51に対するアドレス値を1ずつ増加更新
する。
ダウン形式のアドレスカウンタ53のアップ端子Uおよ
び書込みパルス発生回路54に入力されており、アドレ
スカウンタ53は、オア回路52の出力が立ち上がる毎
にメモリ回路51に対するアドレス値を1ずつ増加更新
する。
【0029】アドレスカウンタ53のダウン端子Dに
は、訂正スイッチ25が接続され、この訂正スイッチ2
5がオンする毎にアドレス値は、1ずつ減少する。
は、訂正スイッチ25が接続され、この訂正スイッチ2
5がオンする毎にアドレス値は、1ずつ減少する。
【0030】書込みパルス発生回路54は、オア回路5
2の出力が立ち上がってから、メモリ回路51に対する
アドレス値が完全に更新されるのに必要な時間が経過し
た後に、所定幅の書込みパルスをメモリ回路51に出力
し、アドレスカウンタで指定されているアドレスにスイ
ッチデータを記憶させる。
2の出力が立ち上がってから、メモリ回路51に対する
アドレス値が完全に更新されるのに必要な時間が経過し
た後に、所定幅の書込みパルスをメモリ回路51に出力
し、アドレスカウンタで指定されているアドレスにスイ
ッチデータを記憶させる。
【0031】ダイヤルデータ出力回路55は、メモリ回
路51に記憶されているスイッチデータのち、初期アド
レス(0番地)の次のアドレス(1番地)からアドレス
カウンタ53で指定されているアドレスまでに記憶され
ているスイッチデータを、対応するダイヤルデータにそ
れぞれ変換して表示器26およびダイヤル信号発生回路
49に出力する。なお、表示器26は、ダイヤルデータ
をアドレス順に左から表示し、アドレスカウンタ53で
指定されているアドレスの表示位置の下にカーソルを表
示する。
路51に記憶されているスイッチデータのち、初期アド
レス(0番地)の次のアドレス(1番地)からアドレス
カウンタ53で指定されているアドレスまでに記憶され
ているスイッチデータを、対応するダイヤルデータにそ
れぞれ変換して表示器26およびダイヤル信号発生回路
49に出力する。なお、表示器26は、ダイヤルデータ
をアドレス順に左から表示し、アドレスカウンタ53で
指定されているアドレスの表示位置の下にカーソルを表
示する。
【0032】次にこの携帯電話機20の動作および使用
方法について説明する。
方法について説明する。
【0033】予め、メモリ回路51のスイッチデータと
アドレスカウンタ53のアドレス値は0にリセットされ
ているものとする。したがって、表示器26の左端に
は、ダイヤル番号もカーソルも表示されない。
アドレスカウンタ53のアドレス値は0にリセットされ
ているものとする。したがって、表示器26の左端に
は、ダイヤル番号もカーソルも表示されない。
【0034】ここでダイヤル番号012−345−67
89を入力する場合、操作板31の表面31bに表示さ
れた番号0の部分を押圧する。
89を入力する場合、操作板31の表面31bに表示さ
れた番号0の部分を押圧する。
【0035】この押圧操作により、操作板31は図6に
示すようにピボット34の先端34aを支点にして傾
き、導電部371 の1対の導電ゴム38a、38bが、
図7に示すようにスイッチパターン351 の接点36a
と接点36cの間および接点36bと接点36dの間に
当接し、接点対をなす接点36aと接点36bの間が接
続される。
示すようにピボット34の先端34aを支点にして傾
き、導電部371 の1対の導電ゴム38a、38bが、
図7に示すようにスイッチパターン351 の接点36a
と接点36cの間および接点36bと接点36dの間に
当接し、接点対をなす接点36aと接点36bの間が接
続される。
【0036】このため、メモリ回路51に対するアドレ
ス値は1となり、この1番地には、100…00の12
ビットのスイッチデータが記憶され、表示器26には、
図8の(a)に示すように左端に番号0とカーソルが表
示される。
ス値は1となり、この1番地には、100…00の12
ビットのスイッチデータが記憶され、表示器26には、
図8の(a)に示すように左端に番号0とカーソルが表
示される。
【0037】以下同様にダイヤル番号にしたがって操作
板31の押圧操作し、最後の番号9を入力すると、表示
器26には図8の(b)に示すように全ての番号が順番
に表示される。
板31の押圧操作し、最後の番号9を入力すると、表示
器26には図8の(b)に示すように全ての番号が順番
に表示される。
【0038】次に発信スイッチ24がオン操作される
と、無線回線が接続され、表示器26に表示されている
ダイヤルデータに対応したダイヤル信号が発信され、相
手側がオフフックすれば、通話が可能となる。
と、無線回線が接続され、表示器26に表示されている
ダイヤルデータに対応したダイヤル信号が発信され、相
手側がオフフックすれば、通話が可能となる。
【0039】また、ダイヤル番号の入力時に、例えば図
8の(c)に示すように、番号4の入力を忘れて番号
5、6、7を入力してしまった場合は、訂正スイッチ2
5を3回オン操作すれば、カーソルが同図の(d)に示
すように番号3の位置まで戻る。ここで操作板31の番
号4の表示部分を押圧操作すれば、同図の(e)に示す
ように、正しい番号4が番号3の次に入力されて表示さ
れる。
8の(c)に示すように、番号4の入力を忘れて番号
5、6、7を入力してしまった場合は、訂正スイッチ2
5を3回オン操作すれば、カーソルが同図の(d)に示
すように番号3の位置まで戻る。ここで操作板31の番
号4の表示部分を押圧操作すれば、同図の(e)に示す
ように、正しい番号4が番号3の次に入力されて表示さ
れる。
【0040】なお、操作板31の押圧操作の際に、操作
板31に表示されている番号から僅かにずれた部分が押
圧された場合でも、その隣の番号に対応した導電部37
の2つの導電ゴム38a、38bがともにスイッチパタ
ーン35の接点間を接続する確率は極めて低いため、故
意に番号表示の中間部分を強く押圧しない限り同時押し
による誤動作は発生しない。
板31に表示されている番号から僅かにずれた部分が押
圧された場合でも、その隣の番号に対応した導電部37
の2つの導電ゴム38a、38bがともにスイッチパタ
ーン35の接点間を接続する確率は極めて低いため、故
意に番号表示の中間部分を強く押圧しない限り同時押し
による誤動作は発生しない。
【0041】
【他の実施例】なお、前記実施例では、本考案のスイッ
チを携帯電話機のダイヤルスイッチに適用していたが、
これは本考案を限定するものでなく、他の種類の電話機
や電卓等にも適用することができる。
チを携帯電話機のダイヤルスイッチに適用していたが、
これは本考案を限定するものでなく、他の種類の電話機
や電卓等にも適用することができる。
【0042】また、前記実施例では、操作板31を円形
に形成していたが、表示する情報の数に対応した多角形
であってもよく、また、支点部材であるピボット34を
プリント基板32側に固定したり、図9に示すように、
プリント基板32側に固定した支点部材34′から支持
部材40′を延設して操作板31を平行に支持させるよ
うにしてもよい。。
に形成していたが、表示する情報の数に対応した多角形
であってもよく、また、支点部材であるピボット34を
プリント基板32側に固定したり、図9に示すように、
プリント基板32側に固定した支点部材34′から支持
部材40′を延設して操作板31を平行に支持させるよ
うにしてもよい。。
【0043】また、前記実施例では、接点対をなす接点
36a、36bの間に更に中継用の接点36c、36d
を設け、1対の導電ゴム38a、38bの当接により、
接点対間を接続するようにして、同時押しによる誤動作
を防止していたが、接点対の間隔が広い場合は、このよ
うな構成でなく、1つの導電体で接点対の間を接続する
ようにしてもよい。
36a、36bの間に更に中継用の接点36c、36d
を設け、1対の導電ゴム38a、38bの当接により、
接点対間を接続するようにして、同時押しによる誤動作
を防止していたが、接点対の間隔が広い場合は、このよ
うな構成でなく、1つの導電体で接点対の間を接続する
ようにしてもよい。
【0044】また、前記実施例では、ダイヤル番号毎に
接点対と導電体とを有していたが、例えば、番号0と番
号2の間には、接点対と導電体を設けず、番号0、2の
接点対の同時接続が検出されたとき、番号1のダイヤル
データを出力するようにしてもよい。
接点対と導電体とを有していたが、例えば、番号0と番
号2の間には、接点対と導電体を設けず、番号0、2の
接点対の同時接続が検出されたとき、番号1のダイヤル
データを出力するようにしてもよい。
【0045】また、前記実施例では、操作板31の表面
31bにダイヤル番号の表示が施されていたが、筐体2
1の正面部21cにダイヤル番号の表示を施すようにし
てもよい。
31bにダイヤル番号の表示が施されていたが、筐体2
1の正面部21cにダイヤル番号の表示を施すようにし
てもよい。
【0046】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のスイッチ
は、基板から離間した状態でほぼ平行に支持されている
略円形の操作板が、その中央部分を支点として傾動で
き、その支点部分を中心にして基板上に環状に並んで形
成された複数の接点対に操作板の導電体が当接すること
で接点対間を接続させるように構成されているため、こ
の1つの操作板の押圧操作のみで複数の接点対のうち任
意の接点対を接続でき、操作性を犠牲にすることなく、
スイッチ形状を大幅に小型化することができる。
は、基板から離間した状態でほぼ平行に支持されている
略円形の操作板が、その中央部分を支点として傾動で
き、その支点部分を中心にして基板上に環状に並んで形
成された複数の接点対に操作板の導電体が当接すること
で接点対間を接続させるように構成されているため、こ
の1つの操作板の押圧操作のみで複数の接点対のうち任
意の接点対を接続でき、操作性を犠牲にすることなく、
スイッチ形状を大幅に小型化することができる。
【図1】本考案の一実施例を適用した携帯電話機の外観
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】図1のA−A線端面図である。
【図3】一実施例の要部のパターン図である。
【図4】一実施例の要部を裏面からみた図である。
【図5】携帯電話機の電気的な構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図6】一実施例の動作を説明するための要部の断面図
である。
である。
【図7】一実施例の動作を説明するためのパターン図で
ある。
ある。
【図8】一実施例の動作を説明するための表示図であ
る。
る。
【図9】本考案の他の実施例を示す断面図である。
【図10】従来のスイッチ配列図である。
20 携帯電話機 22 イヤホン 23 アンテナ 24 発信スイッチ 25 訂正スイッチ 26 表示器 30 ダイヤルスイッチ 31 操作板 32 プリント基板 34 ピボット 351 〜3512 スイッチパターン 36a〜36d 接点 371 〜3712 導電部 38a、38b 導電ゴム 40 支持ゴム 45 無線回路 46 通話回路 48 回線制御回路 49 ダイヤル信号発生回路 50 ダイヤル番号設定部 51 メモリ回路 53 書込みパルス発生回路 54 アドレスカウンタ 55 ダイヤルデータ出力回路
Claims (1)
- 【請求項1】基板と、 前記基板の一方面に、所定位置を中心として環状に並ん
でパターン形成された複数の接点対と、 一方面を前記基板の前記一方面に対向させ、前記複数の
接点対のなす環状線と同心となる位置に配置された略円
板状の操作板と、 前記操作板の前記一方面に設けられ、前記基板の各接点
対に対応した位置にそれぞれ固定された複数の導電体
と、 前記操作板が前記基板に対して常にほぼ平行となる方向
に前記操作板を付勢支持する支持部材と、 前記基板の前記所定位置と、前記操作板の前記一方面の
ほぼ中心との間に配置され、前記操作板の他方面からの
押圧操作に対する前記操作板の傾動の支点を形成する支
点部材とを備え、 前記操作板の縁部が前記他方面側から押されたとき、該
操作板を前記支点を中心にして傾け、該押された位置に
対応する導電体を前記基板の接点対に接触させることを
特徴とする スイッチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991007764U JP2514255Y2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991007764U JP2514255Y2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | スイッチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04103755U JPH04103755U (ja) | 1992-09-07 |
JP2514255Y2 true JP2514255Y2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=31739794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991007764U Expired - Lifetime JP2514255Y2 (ja) | 1991-01-28 | 1991-01-28 | スイッチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2514255Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-01-28 JP JP1991007764U patent/JP2514255Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04103755U (ja) | 1992-09-07 |
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