JP2514253Y2 - 油圧プレスの油圧制御回路 - Google Patents
油圧プレスの油圧制御回路Info
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- JP2514253Y2 JP2514253Y2 JP12041690U JP12041690U JP2514253Y2 JP 2514253 Y2 JP2514253 Y2 JP 2514253Y2 JP 12041690 U JP12041690 U JP 12041690U JP 12041690 U JP12041690 U JP 12041690U JP 2514253 Y2 JP2514253 Y2 JP 2514253Y2
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- Japan
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- pressurizing
- press
- pressure
- cylinder
- discharge
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、油圧プレスの油圧制御回路に関し、特に高
速でプレス成形できる油圧プレスの油圧制御回路に関す
る。
速でプレス成形できる油圧プレスの油圧制御回路に関す
る。
従来の技術 多品種少量等のプレス成形品について、その試作品を
成形する金型の製作にトライアルプレスが使用されてい
る。
成形する金型の製作にトライアルプレスが使用されてい
る。
従来、トライアルプレスは、多種多様なプレス条件を
充足できるように一般に油圧プレス方式が採用されてい
る。そして、プレス成形品のメカニカルプレスの金型製
作用のトライアルプレスとして、高速の加圧速度が要求
されることから、プレス成形用の加圧シリンダーを所要
の大容量吐出量の加圧ポンプで駆動したり、また大容量
のアキュムレーターを使用して対応していた。
充足できるように一般に油圧プレス方式が採用されてい
る。そして、プレス成形品のメカニカルプレスの金型製
作用のトライアルプレスとして、高速の加圧速度が要求
されることから、プレス成形用の加圧シリンダーを所要
の大容量吐出量の加圧ポンプで駆動したり、また大容量
のアキュムレーターを使用して対応していた。
考案が解決しようとする課題 しかし、従来のトライアルプレスでは、加圧ポンプで
対応しようとすれば、加圧ポンプとして大容量のものを
使用しなければならないため、装置が大型化して、高価
なものとなり、しかもエネルギーを無駄に使用すること
が多いものであった。
対応しようとすれば、加圧ポンプとして大容量のものを
使用しなければならないため、装置が大型化して、高価
なものとなり、しかもエネルギーを無駄に使用すること
が多いものであった。
そのため、加圧ポンプを小容量として、アキュムレー
ターを多数配設してプレス成形することも考えられる
が、トライアルプレスの設置場所には広いスペースがな
い場合が多く、とても多数のアキュムレーターを配置す
ることが困難であり、しかもコストが高く、エネルギー
ロスも大きい。さらに、従来のアキュムレーター方式で
は、加圧ポンプとの円滑な併用や切り替えがむずかし
く、かつ破損しやすいものであった。
ターを多数配設してプレス成形することも考えられる
が、トライアルプレスの設置場所には広いスペースがな
い場合が多く、とても多数のアキュムレーターを配置す
ることが困難であり、しかもコストが高く、エネルギー
ロスも大きい。さらに、従来のアキュムレーター方式で
は、加圧ポンプとの円滑な併用や切り替えがむずかし
く、かつ破損しやすいものであった。
課題を解決するための手段 本考案は、上記のような点に鑑みたもので、上記の課
題を解決するために、油圧プレスのプレス成形用の加圧
シリンダーを駆動するための加圧ポンプを加圧成形時に
ほぼ必要なだけの小容量の吐出量のものとし、プレス成
形する際の高速加圧成形時に上記加圧シリンダーを加圧
ポンプと併用して高速で駆動できるように所定の吐出量
のシリンダー式の加圧用蓄圧吐出リミッタを加圧シリン
ダーの加圧回路に接続するとともに、プレスして戻る際
に加圧シリンダーを高速で引き戻せるように所定の吐出
量のシリンダー式の引き戻し用蓄圧吐出リミッタを加圧
シリンダーの引き戻し回路に接続し、加圧シリンダーと
上記した両方の蓄圧吐出リミッタとの間の加圧回路およ
び引き戻し回路にノンショック弁付きの蓄圧吐出リミッ
タ制御弁をそれぞれ配設したことを特徴とする油圧プレ
スの油圧制御回路を提供するにある。
題を解決するために、油圧プレスのプレス成形用の加圧
シリンダーを駆動するための加圧ポンプを加圧成形時に
ほぼ必要なだけの小容量の吐出量のものとし、プレス成
形する際の高速加圧成形時に上記加圧シリンダーを加圧
ポンプと併用して高速で駆動できるように所定の吐出量
のシリンダー式の加圧用蓄圧吐出リミッタを加圧シリン
ダーの加圧回路に接続するとともに、プレスして戻る際
に加圧シリンダーを高速で引き戻せるように所定の吐出
量のシリンダー式の引き戻し用蓄圧吐出リミッタを加圧
シリンダーの引き戻し回路に接続し、加圧シリンダーと
上記した両方の蓄圧吐出リミッタとの間の加圧回路およ
び引き戻し回路にノンショック弁付きの蓄圧吐出リミッ
タ制御弁をそれぞれ配設したことを特徴とする油圧プレ
スの油圧制御回路を提供するにある。
作用 本考案によれば、加圧シリンダーの駆動用に小容量吐
出量の加圧ポンプを使用することによって、小型で、廉
価となって、油圧等のエネルギーを無駄に使用せずに有
効に利用できる。
出量の加圧ポンプを使用することによって、小型で、廉
価となって、油圧等のエネルギーを無駄に使用せずに有
効に利用できる。
そして、加圧シリンダーの加圧回路に接続の所定の吐
出量のシリンダー式の加圧用蓄圧吐出リミッタによっ
て、上記加圧ポンプの小容量吐出量の不足分を補って加
圧シリンダーを高速で駆動してプレス成形することがで
きる。
出量のシリンダー式の加圧用蓄圧吐出リミッタによっ
て、上記加圧ポンプの小容量吐出量の不足分を補って加
圧シリンダーを高速で駆動してプレス成形することがで
きる。
また、加圧シリンダーの引き戻し回路に接続の所定の
吐出量のシリンダー式の引き戻し用蓄圧吐出リミッタに
よって、プレス成形した加圧シリンダーを高速で引き戻
すことができる。
吐出量のシリンダー式の引き戻し用蓄圧吐出リミッタに
よって、プレス成形した加圧シリンダーを高速で引き戻
すことができる。
そして、加圧シリンダーとこれらのシリンダー式蓄圧
吐出リミッタとの間の油圧回路に配設したノンショック
弁付きの蓄圧吐出リミッタ制御弁によって、ショックレ
スに加圧シリンダーを駆動できて、円滑にかつ高速にプ
レス成形することができる。
吐出リミッタとの間の油圧回路に配設したノンショック
弁付きの蓄圧吐出リミッタ制御弁によって、ショックレ
スに加圧シリンダーを駆動できて、円滑にかつ高速にプ
レス成形することができる。
実施例 以下、本考案を実施例にもとづいて説明する。
第1図、第2図は、本考案の一実施例である。トライ
アルプレスのプレス成形用の加圧シリンダー1はラムタ
イプのもので、第1図のように3位置4方向の油圧制御
弁2を介してアキシャルプランジャータイプのサーボポ
ンプと通常のポンプを駆動するようにした加圧ポンプ3
に接続しており、その加圧ポンプ3として通常の油圧プ
レスによる試作品を成形できる位の比較的小容量吐出量
のものとしている。この加圧ポンプ3の加圧側の油圧回
路である加圧回路4には、図のようにクッション付きの
シリンダー式の加圧用蓄圧吐出リミッタ5のボトム側を
接続し、加圧用蓄圧吐出リミッタ5のトップ側に加圧用
蓄圧吐出リミッタ5が所定圧力の油圧油を吐出できるよ
うに必要容量のアキュムレーター6を接続している。
アルプレスのプレス成形用の加圧シリンダー1はラムタ
イプのもので、第1図のように3位置4方向の油圧制御
弁2を介してアキシャルプランジャータイプのサーボポ
ンプと通常のポンプを駆動するようにした加圧ポンプ3
に接続しており、その加圧ポンプ3として通常の油圧プ
レスによる試作品を成形できる位の比較的小容量吐出量
のものとしている。この加圧ポンプ3の加圧側の油圧回
路である加圧回路4には、図のようにクッション付きの
シリンダー式の加圧用蓄圧吐出リミッタ5のボトム側を
接続し、加圧用蓄圧吐出リミッタ5のトップ側に加圧用
蓄圧吐出リミッタ5が所定圧力の油圧油を吐出できるよ
うに必要容量のアキュムレーター6を接続している。
上記シリンダー式の加圧用蓄圧吐出リミッタ5は、加
圧ポンプ3と共働して加圧シリンダー1を高速で駆動し
てプレス成形するのに必要な油圧量を供給できる吐出量
としているもので、図のようにロッド7に位置検出棒8
を突設し、この位置検出棒7にエンコーダー等の位置検
出器9を配設して、加圧シリンダー1側に配設した加圧
シリンダー1の位置検出装置10に対応して加圧用蓄圧吐
出リミッタ5の油圧油の吐出量を適宜に調整できるよう
にしている。たとえば、図のように加圧用蓄圧吐出リミ
ッタ5に油圧油充満用の油圧制御弁11を介して油圧油充
満回路12に接続し、加圧シリンダー1の非加圧成形時に
所定のプログラム設定によって上記加圧シリンダー1の
位置検出装置10に対応して加圧用蓄圧吐出リミッタ5が
所定の油圧油の吐出量となるように位置検出器9で検出
して加圧用蓄圧吐出リミッタ5のピストン13を所定位置
に駆動して停止するようにしている。
圧ポンプ3と共働して加圧シリンダー1を高速で駆動し
てプレス成形するのに必要な油圧量を供給できる吐出量
としているもので、図のようにロッド7に位置検出棒8
を突設し、この位置検出棒7にエンコーダー等の位置検
出器9を配設して、加圧シリンダー1側に配設した加圧
シリンダー1の位置検出装置10に対応して加圧用蓄圧吐
出リミッタ5の油圧油の吐出量を適宜に調整できるよう
にしている。たとえば、図のように加圧用蓄圧吐出リミ
ッタ5に油圧油充満用の油圧制御弁11を介して油圧油充
満回路12に接続し、加圧シリンダー1の非加圧成形時に
所定のプログラム設定によって上記加圧シリンダー1の
位置検出装置10に対応して加圧用蓄圧吐出リミッタ5が
所定の油圧油の吐出量となるように位置検出器9で検出
して加圧用蓄圧吐出リミッタ5のピストン13を所定位置
に駆動して停止するようにしている。
また、上記加圧用蓄圧吐出リミッタ5は、図のように
シリンダーの端部をやや幅狭としたクッション部14を設
けたものとし、かつ加圧回路4側にノンショック弁付き
アンロード制御弁の蓄圧吐出リミッタ制御弁15を配設し
て、加圧シリンダー1側の加圧力を検出自在に接続した
圧力検出器16にもとづいて蓄圧吐出リミッタ制御弁15を
作動するようにし、加圧シリンダー1の高速加圧位置お
よびその終了位置でそれぞれショックレスに加圧シリン
ダー1を駆動制御できるようにしている。
シリンダーの端部をやや幅狭としたクッション部14を設
けたものとし、かつ加圧回路4側にノンショック弁付き
アンロード制御弁の蓄圧吐出リミッタ制御弁15を配設し
て、加圧シリンダー1側の加圧力を検出自在に接続した
圧力検出器16にもとづいて蓄圧吐出リミッタ制御弁15を
作動するようにし、加圧シリンダー1の高速加圧位置お
よびその終了位置でそれぞれショックレスに加圧シリン
ダー1を駆動制御できるようにしている。
一方、加圧シリンダー1の引き戻し側の油圧回路であ
る引き戻し回路17にも、図のように上記と同様にクッシ
ョン付きの引き戻し用蓄圧吐出リミッタ18のボトム側を
ノンショック弁付きアンロード制御弁の蓄圧吐出リミッ
タ制御弁19を介して接続している。そして、この引き戻
し用蓄圧吐出リミッタ18のトップ側に所定の圧力を供給
可能に必要容量のアキュムレーター20を接続し、押し上
げ用の補助ポンプ21と共働して加圧シリンダー1を高速
で引き戻せるようにしている。図のように加圧シリンダ
ー1引き戻し側は、加圧シリンダー1のラム側に油圧油
を供給するので、上記した引き戻し用蓄圧吐出リミッタ
18は非常に小型の容量のものでよく、またアキュムレー
ター20も小容量のものでよい。この引き戻し蓄圧吐出リ
ミッタ18にも、加圧用と同じようにピストン22に位置検
出棒23、位置検出器24を設け、油圧制御弁25を介して油
圧油充満回路12に接続して、加圧シリンダー1の非成形
時等に油圧油を補充するようにしている。26は満油タン
ク、27は満油弁、28、29は加圧シリンダー押し上げ等の
補助ポンプ21の補助油圧回路、切替制御弁、30はチエッ
ク弁31を介してアキュムレーター6の油圧油補充用制御
弁、32はチェック弁33を介してのアキュムレーター20の
油圧油補充用制御弁、34は蓄圧吐出リミッタ補充用ポン
プである。
る引き戻し回路17にも、図のように上記と同様にクッシ
ョン付きの引き戻し用蓄圧吐出リミッタ18のボトム側を
ノンショック弁付きアンロード制御弁の蓄圧吐出リミッ
タ制御弁19を介して接続している。そして、この引き戻
し用蓄圧吐出リミッタ18のトップ側に所定の圧力を供給
可能に必要容量のアキュムレーター20を接続し、押し上
げ用の補助ポンプ21と共働して加圧シリンダー1を高速
で引き戻せるようにしている。図のように加圧シリンダ
ー1引き戻し側は、加圧シリンダー1のラム側に油圧油
を供給するので、上記した引き戻し用蓄圧吐出リミッタ
18は非常に小型の容量のものでよく、またアキュムレー
ター20も小容量のものでよい。この引き戻し蓄圧吐出リ
ミッタ18にも、加圧用と同じようにピストン22に位置検
出棒23、位置検出器24を設け、油圧制御弁25を介して油
圧油充満回路12に接続して、加圧シリンダー1の非成形
時等に油圧油を補充するようにしている。26は満油タン
ク、27は満油弁、28、29は加圧シリンダー押し上げ等の
補助ポンプ21の補助油圧回路、切替制御弁、30はチエッ
ク弁31を介してアキュムレーター6の油圧油補充用制御
弁、32はチェック弁33を介してのアキュムレーター20の
油圧油補充用制御弁、34は蓄圧吐出リミッタ補充用ポン
プである。
しかして、たとえばメカニカルプレス用の高速プレス
試作品の金型製作にあっては、第2図のように加圧シリ
ンダー1をそのラムやスライド等の自重で急速に下降し
て金型閉塞の直前で遅速状態とし、加圧ポンプ3の駆動
に切り替える。ついで、加圧ポンプ3で加圧シリンダー
1を駆動して下降していくと、すぐに圧力検出器16が検
知してアキュムレーター6の油圧油補充用制御弁30を励
磁し、加圧用蓄圧吐出リミッタ5の吐出側にチェック弁
31を介して圧力伝導する。そして、加圧用蓄圧吐出リミ
ッタ5の蓄圧吐出リミッタ制御弁15を励磁し、加圧ポン
プ3の吐出油と加圧用蓄圧吐出リミッタ5の吐出油との
両方の油圧油を加圧シリンダー1側に供給していく。そ
のため、第2図のように加圧シリンダー1を加圧用蓄圧
吐出リミッタ5から油圧油を吐出する間高速で駆動でき
てプレス加工できる。そして、加圧用蓄圧吐出リミッタ
5のストローク端になると、自動的に加圧ポンプ3が単
独で加圧シリンダー1を駆動するようになってプレス成
形していくものである。
試作品の金型製作にあっては、第2図のように加圧シリ
ンダー1をそのラムやスライド等の自重で急速に下降し
て金型閉塞の直前で遅速状態とし、加圧ポンプ3の駆動
に切り替える。ついで、加圧ポンプ3で加圧シリンダー
1を駆動して下降していくと、すぐに圧力検出器16が検
知してアキュムレーター6の油圧油補充用制御弁30を励
磁し、加圧用蓄圧吐出リミッタ5の吐出側にチェック弁
31を介して圧力伝導する。そして、加圧用蓄圧吐出リミ
ッタ5の蓄圧吐出リミッタ制御弁15を励磁し、加圧ポン
プ3の吐出油と加圧用蓄圧吐出リミッタ5の吐出油との
両方の油圧油を加圧シリンダー1側に供給していく。そ
のため、第2図のように加圧シリンダー1を加圧用蓄圧
吐出リミッタ5から油圧油を吐出する間高速で駆動でき
てプレス加工できる。そして、加圧用蓄圧吐出リミッタ
5のストローク端になると、自動的に加圧ポンプ3が単
独で加圧シリンダー1を駆動するようになってプレス成
形していくものである。
金型が完全に閉塞状態となって、一定時間金型を加圧
保持した後、加圧シリンダー1の圧抜きを行う。そし
て、加圧シリンダー押し上げの補助ポンプ21を駆動し,
切替制御弁29を励磁するとともに油圧油補充用制御弁3
2、引き戻し用の蓄圧吐出リミッタ制御弁19を励磁し、
引き戻し用蓄圧吐出リミッタ18および補助ポンプ21の両
方の油圧油で加圧シリンダー1を高速で引き戻す。この
場合にも、引き戻し用蓄圧吐出リミッタ18のストローク
端になると、クッションが働き、補助ポンプ21の単独駆
動となって円滑に作動できる。このようして、加圧シリ
ンダー1を上昇駆動してプレス成形の1サイクルを終了
するものである。
保持した後、加圧シリンダー1の圧抜きを行う。そし
て、加圧シリンダー押し上げの補助ポンプ21を駆動し,
切替制御弁29を励磁するとともに油圧油補充用制御弁3
2、引き戻し用の蓄圧吐出リミッタ制御弁19を励磁し、
引き戻し用蓄圧吐出リミッタ18および補助ポンプ21の両
方の油圧油で加圧シリンダー1を高速で引き戻す。この
場合にも、引き戻し用蓄圧吐出リミッタ18のストローク
端になると、クッションが働き、補助ポンプ21の単独駆
動となって円滑に作動できる。このようして、加圧シリ
ンダー1を上昇駆動してプレス成形の1サイクルを終了
するものである。
このようにして、トライアルプレスを作動して、一点
鎖線で示しているようにメカニカルプレスのモーション
カーブに近接するように順次トライアルプレスのモーシ
ョンカーブを修正し、金型を順次修正していくものであ
る。
鎖線で示しているようにメカニカルプレスのモーション
カーブに近接するように順次トライアルプレスのモーシ
ョンカーブを修正し、金型を順次修正していくものであ
る。
上記のように油圧プレス式のトライアルプレスで、加
圧ポンプを小容量吐出量としているにもかかわらず、蓄
圧吐出リミッタの併用で、メカニカルプレスのモーショ
ンカーブに近似の高速プレス加圧のプレス曲線が容易に
得られる。
圧ポンプを小容量吐出量としているにもかかわらず、蓄
圧吐出リミッタの併用で、メカニカルプレスのモーショ
ンカーブに近似の高速プレス加圧のプレス曲線が容易に
得られる。
特に、蓄圧吐出リミッタを位置検出器、油圧制御弁に
よって吐出容量を可変としているため、試作品のプレス
サイクルに対応して容易に所要の油圧油容量に調整する
ことができて好ましいものである。また、蓄圧吐出リミ
ッタは、ノンショック弁付の蓄圧吐出リミッタ制御弁で
油圧油を吐出しているようにしているので、圧力変動が
なく、ショックレスに加圧ポンプや補助ポンプと併用で
きて加圧することができる。さらに、蓄圧吐出リミッタ
をクッション付のものとしているので、高速でのプレス
終了時にも、圧力変動がなく、速度変化がスムーズでシ
ョックレスにポンプのみによるプレス成形に推移するこ
とができて、精密な試作品をプレス成形できるものであ
る。
よって吐出容量を可変としているため、試作品のプレス
サイクルに対応して容易に所要の油圧油容量に調整する
ことができて好ましいものである。また、蓄圧吐出リミ
ッタは、ノンショック弁付の蓄圧吐出リミッタ制御弁で
油圧油を吐出しているようにしているので、圧力変動が
なく、ショックレスに加圧ポンプや補助ポンプと併用で
きて加圧することができる。さらに、蓄圧吐出リミッタ
をクッション付のものとしているので、高速でのプレス
終了時にも、圧力変動がなく、速度変化がスムーズでシ
ョックレスにポンプのみによるプレス成形に推移するこ
とができて、精密な試作品をプレス成形できるものであ
る。
上記実施例では、加圧シリンダーや加圧ポンプ、補助
ポンプが一台のものについて説明したが、複数台のもの
についても同様に適用できるものである。
ポンプが一台のものについて説明したが、複数台のもの
についても同様に適用できるものである。
また、実施例では、好ましい態様としてトライアルプ
レスについて説明したが、複合樹脂成形用、その他の油
圧プレスについても適用にできるものである。
レスについて説明したが、複合樹脂成形用、その他の油
圧プレスについても適用にできるものである。
考案の効果 以上のように本考案にあっては、加圧ポンプを小型化
できて、装置のコスト低減がはかれるとともに、油圧エ
ネルギーに無駄が生じるのを防止できて有効に油圧を活
用できる。また、小容量吐出量の加圧ポンプでプレス成
形用の加圧シリンダーを駆動するにもかかわらず、ノン
ショックとしたシリンダー式の加圧用や引き戻し用の蓄
圧吐出リミッタを併用できるので、メカニカルプレスに
対応する位の高速度で、しかもショックレスにプレス成
形することができ、トライアルプレスとして特に有効に
利用できるものである。
できて、装置のコスト低減がはかれるとともに、油圧エ
ネルギーに無駄が生じるのを防止できて有効に油圧を活
用できる。また、小容量吐出量の加圧ポンプでプレス成
形用の加圧シリンダーを駆動するにもかかわらず、ノン
ショックとしたシリンダー式の加圧用や引き戻し用の蓄
圧吐出リミッタを併用できるので、メカニカルプレスに
対応する位の高速度で、しかもショックレスにプレス成
形することができ、トライアルプレスとして特に有効に
利用できるものである。
第1図は本考案の一実施例の油圧回路図、第2図は同上
のプレスサイクル線図である。 1……加圧シリンダー、3……加圧ポンプ、4……加圧
回路、5……加圧用蓄圧吐出リミッタ、15……蓄圧吐出
リミッタ制御弁、18……引き戻し蓄圧吐出リミッタ、19
……蓄圧吐出リミッタ制御弁。
のプレスサイクル線図である。 1……加圧シリンダー、3……加圧ポンプ、4……加圧
回路、5……加圧用蓄圧吐出リミッタ、15……蓄圧吐出
リミッタ制御弁、18……引き戻し蓄圧吐出リミッタ、19
……蓄圧吐出リミッタ制御弁。
Claims (1)
- 【請求項1】油圧プレスのプレス成形用の加圧シリンダ
ーを駆動するための加圧ポンプを加圧成形時にほぼ必要
なだけの小容量の吐出量のものとし、 プレス成形する際の高速加圧成形時に上記加圧シリンダ
ーを加圧ポンプと併用して高速で駆動できるように所定
の吐出量のシリンダー式の加圧用蓄圧吐出リミッタを加
圧シリンダーの加圧回路に接続するとともに、 プレスして戻る際に加圧シリンダーを高速で引き戻せる
ように所定の吐出量のシリンダー式の引き戻し用蓄圧吐
出リミッタを加圧シリンダーの引き戻し回路に接続し、 加圧シリンダーと上記した両方の蓄圧吐出リミッタとの
間の加圧回路および引き戻し回路にノンショック弁付き
の蓄圧吐出リミッタ制御弁をそれぞれ配設したことを特
徴とする油圧プレスの油圧制御回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12041690U JP2514253Y2 (ja) | 1990-11-17 | 1990-11-17 | 油圧プレスの油圧制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12041690U JP2514253Y2 (ja) | 1990-11-17 | 1990-11-17 | 油圧プレスの油圧制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0480698U JPH0480698U (ja) | 1992-07-14 |
JP2514253Y2 true JP2514253Y2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=31868324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12041690U Expired - Lifetime JP2514253Y2 (ja) | 1990-11-17 | 1990-11-17 | 油圧プレスの油圧制御回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2514253Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-11-17 JP JP12041690U patent/JP2514253Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0480698U (ja) | 1992-07-14 |
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