JP2514091Y2 - 紐止め具 - Google Patents

紐止め具

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JP2514091Y2
JP2514091Y2 JP1990063154U JP6315490U JP2514091Y2 JP 2514091 Y2 JP2514091 Y2 JP 2514091Y2 JP 1990063154 U JP1990063154 U JP 1990063154U JP 6315490 U JP6315490 U JP 6315490U JP 2514091 Y2 JP2514091 Y2 JP 2514091Y2
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JP1990063154U
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Inventor
伊助 佐藤
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株式会社シナップス
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、棒などに紐を止める際に用いる紐止め具
に関する。
(従来の技術) 従来、棒などに紐を止める際には、第13図に示す様な
棒などに巻き付ける帯体21の両端の孔につまみ付ボルト
22を挿入し、ナット23を用い紐止め具24を構成し、帯体
21を棒7などに締めつけ固定し、この帯体に紐を固定し
ていた。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来の紐止め具では、取り付け・取り外しに際し
て、大きな締付力を要すると共に、操作に繁雑さを伴っ
ていた。
更に従来の止め具は鋼材等を用いなければならず、強
固に締付けると棒などを傷付けるおそれもあった。
従って、例えば第10図に示すような出願人の発明に係
るテニス練習具(特開昭63-109882号)に従来の紐止め
具を用いると、ボールの打点位置の調整を頻繁に行う必
要があるにもかかわらず、操作が繁雑であり、紐止め具
の締付に力を要するのみならず、使用中に紐止め具によ
りラケットや床、使用者を傷つけるおそれがあった。ま
た、緊張と緩みを繰返すので、紐の締付けが緩むおそれ
もあった。
(課題を解決する為の手段) 然るにこの考案は、弾性材からなる筒状本体の一側外
壁に紐の保持手段を有する支持片を筒体壁から外側へ突
出して設けて紐止め具を構成したので、前記問題点を解
決した。ここで紐の保持手段は、支持片に貫通孔を設け
る、あるいは保持突部を設ける等が考えられる。
即ちこの考案は、弾性材よりなる筒体の一側外壁に、
貫通孔又は溝よりなる紐の保持手段を有する支持片を突
設すると共に、他側外壁にスリットを設け前記筒状本体
の他側外側に紐の外れ止め用の掛止片を突設し前記紐の
一端を支持片付近で固定して、紐の他側は前記筒体を周
繞し、前記保持手段を通過して引張方向へ延長した紐止
め具である。紐の掛止片の下面は、支持片の上面より上
部に位置させた紐止め具である。
(作用) この考案は、スリットのある筒体が棒などに嵌装され
ると共に、支持片の貫通孔等の保持手段及び掛止片は紐
を掛止固定したので、紐が引張られると自動的に絞るよ
うになっている。
(実施例) 弾性材料からなる円筒体1の一側外壁の中央付近に基
部2aを厚肉とした支持片2を突設する。前記支持片2の
先端部2bに前記円筒体1の軸方向に貫通孔3を穿設す
る。
前記円筒体1の、前記支持片2の対向他側に前記円筒
体1を軸方向に分離するスリット4を設ける。前記スリ
ット4の上部両側付近の前記円筒体1の外壁に紐の掛止
片5、5を突設し、紐止め具6を構成する。ここで、前
記掛止片5、5の下面は、前記支持片2の上面より上部
に位置させてある。
次に、前記実施例に基づきこの考案の使用例を説明す
る。
第6図に示す様に、紐止め具6を棒7の所定位置に嵌
装し、貫通孔3の下側より紐8を通し、掛止片5に紐8
を掛止し、環状部8aを形成する。次に紐8を矢示15方向
へ強く引くと、円筒体1は掛止片5付近の内壁10、支持
片2下方の内壁11、及び支持片2と掛止片5を結ぶ線と
直角をなす線と交わる部分の内壁12、12の内壁各部で棒
7を押圧し、棒7と固定される。この際に、円筒体1は
弾性により変形し、スリット4の下端部の内壁13、支持
片2の上方の内壁14で、棒7との間に若干の隙間を生じ
る。また、紐8の締付を緩める際には、円筒体1の変形
を整え、棒7と平行に、矢示16方向に摺動させる。
また第7図に示す様に、棒7を立設する際には、複数
個の紐止め具6、6を棒7に嵌装し、紐8、8を夫々固
定した後、紐止め具6、6を矢示17方向に摺動させ、紐
8を張る。
また、第8図に示すように、棚板25の四隅に夫々取付
けた紐8、8を、夫々棒7、7に嵌装した紐止め具6、
6に掛止すれば、棚板25を固定できる。棚板25の高さを
調整する際には前述のように紐止め具6の円筒体1の変
形を整え、棒7と平行に摺動させる。
また、第9図に示すように、棚板26の両端に夫々紐
8、8の一端を取付け、あるいは植木鉢27に紐8の一端
を取付け、棒7、7に嵌装した紐止め具6に夫々紐8、
8の他端を掛止させることもできる。
更に、前述のテニス練習具にこの紐止め具を使用した
例を第10図に示す。基板28上に、先端にボール29を取付
けたポール30の基端を回転自在に取付ける。前記ポール
30の取付け部を挟んで2本の支杆31、31及び支杆32が基
板28上に立設されている。また前記2本の支杆31、31の
先端にワイヤー33、33の一端が取付けられ、前記支杆32
の先端にゴム条34の一端が取付けられている。前記ポー
ル30の中間部分に嵌装された紐止め具6、6に、ワイヤ
ー33、33の他端、及びゴム条32の他端が、それぞれ掛止
されている。ここで、ラケット35でボール29を打撃した
際にはボールは29aの位置に動き、ポール30及び紐止め
具6、6は床に強く当ると共に、紐止め具6はゴム条34
に強く引かれる。このボール29の移動の際に紐止め具6
に対して、ワイヤー33及びゴム条34は、ポール30の軸方
向から、軸に垂直な方向まで変化するが、紐止め具6の
固定には支障がない。また、打点の位置に合わせ、ボー
ルの位置を29から29bに移動させたり、ゴム条34の張力
を変化させることは頻繁に行うが、前述のように、ポー
ル30に対して、紐止め具6、6を摺動させるだけで可能
である為、使用者は大きな力も必要なく、煩しさも感じ
ることはない。
前記実施例において、円筒体1を用いたが、その断面
形状は、棒7の断面形状に合わせ、四角、その他の断面
形状とすることもできる。また、前記実施例でスリット
4を設けたが、円筒体1の断面形状が棒と嵌装可能な形
状であれば、スリット4はなくすこともできる。
また、前記実施例において、支持片2に筒体1の軸方
向の貫通孔3を突設したが、第11図(a)、(b)に示
すように、支持片2の先端部2bに円筒体1の軸方向と直
交する方向に貫通孔36を設けることもできる。更に、第
12図(a)、(b)に示すように、支持片2の先端部2b
に前記円筒体1の軸方向に保持溝37を設けると共に、前
記保持溝37の両側に保持突部38、38を設けることもでき
る。この実施例の紐止め具の使用は、前述の筒体の軸方
向に貫通孔を穿設した実施例と同様である。
(考案の効果) この考案は、弾性材料よりなる筒体を形成し、支持片
と掛止片で、紐を固定したので、紐を容易に締付できる
と共に、取り外しも容易となる効果がある。更に、紐の
引張力を強めるほど、筒体の内壁と棒などの外壁との摩
擦力が増加し、紐は確実に止められる効果がある。更
に、紐止め具に対して、棒の軸方向下方の紐の取付けか
ら、棒の軸方向と直角をなす方向の紐の取付けまで、紐
の固定ができる効果がある。更に、必要以上に強く棒を
締付けることもなく、緊張と緩みを頻繁に繰り返す場合
でも紐が緩むおそれがない。
また、筒体を弾性材料により形成したので、棒などが
締付けにより傷付くおそれがない。
また、筒体にスリットを設けたので、棒などの断面形
状、太さが多少異っても、紐を止めることができると共
に、棒などの途中部分にスリットを押し拡げ、紐止め具
を嵌装できる効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の実施例の正面図、第2図は同じく平
面図、第3図は同じく右側面図、第4図は同じく左側面
図、第5図は同じく第2図中A−A線断面図、第6図は
同じく斜視図、第7図は同じく使用例の説明図、第8図
乃至第10図は同じく他の使用例の説明図、第11図(a)
は同じく他の実施例の右側面図、第11図(b)は同じく
断面図、(c)は同じく平面図、第12図(a)は同じく
他の実施例の右側面図、第12図(b)は同じく断面図、
第13図は従来の紐止め具の斜視図である。 1……筒体、2……支持片 3、36……貫通孔、4……スリット 5……掛止片、6……紐止め具 7……棒、38……保持突部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性材よりなる筒体の一側外壁に、貫通孔
    又は溝よりなる紐の保持手段を有する支持片を筒体壁か
    ら外側へ突出して設け、他側外壁にスリットを設けると
    共に、該スリットの付近に前記筒体に掛ける紐の外れ止
    め用の掛止片を突設し、前記紐の一端を支持片付近で固
    定して、紐の他側は前記筒体を周繞し、前記保持手段を
    通過して引張方向へ延長した紐止め具
  2. 【請求項2】紐の掛止片の下面は、支持片の上面より上
    部に位置させた請求項1記載の紐止め具
JP1990063154U 1990-06-14 1990-06-14 紐止め具 Expired - Lifetime JP2514091Y2 (ja)

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JP1990063154U JP2514091Y2 (ja) 1990-06-14 1990-06-14 紐止め具

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JPH0422608U JPH0422608U (ja) 1992-02-25
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6072157U (ja) * 1983-10-25 1985-05-21 津田電線株式会社 農業用吊り紐結止クリツプ

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JPH0422608U (ja) 1992-02-25

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