JP2514017Y2 - 紙葉類処理装置 - Google Patents

紙葉類処理装置

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JP2514017Y2
JP2514017Y2 JP8551790U JP8551790U JP2514017Y2 JP 2514017 Y2 JP2514017 Y2 JP 2514017Y2 JP 8551790 U JP8551790 U JP 8551790U JP 8551790 U JP8551790 U JP 8551790U JP 2514017 Y2 JP2514017 Y2 JP 2514017Y2
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Japan
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pulled out
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勝彦 圓尾
磨 上原
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グローリー工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、紙葉類の分類計数機のように紙葉類をその
種類等により分類し、各種類別に収納するような紙葉類
処理装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の紙葉類処理装置として例えば実開昭60
−153376号公報に開示のものがある。この従来技術は、
紙幣の入出金ユニット、識別ユニット、一時保留ユニッ
ト、収納ユニットからなっており、一時保留ユニットお
よび収納ユニットは装置本体の前面から引出し可能とさ
れ、装置の内部で詰り等の異常が発生した際にこれら各
ユニットを引出して詰り等のトラブルを容易に解消する
ことができるようになされている。
(考案が解決しようとする課題) しかるに上記装置においては、装置内の搬送系でトラ
ブルが生じた場合、各ユニットを引出してトラブルを解
消させることになるが、この際に搬送系内の紙幣の取出
し時にその紙幣を装置本体の内部に落してしまうことが
あり、装置本体内から落ちた紙幣を取出すことが非常に
困難となる。それ故、搬送系でのトラブル発生時におけ
る紙幣の取出しには細心の注意が必要となるという問題
があった。
本考案はこれに鑑み、搬送系で生じた紙葉類の詰り等
のトラブル発生時にこれを容易に取出すことができ、取
出した紙葉類が装置本体内に落下することを防止するよ
うにした紙葉類処理装置を提供することを目的としてな
されたものである。
(課題を解決するための手段) 上記従来技術が有する問題点を解決するため、本考案
は、装填される紙葉類を1枚ずつ分離して取込み、鑑別
手段により鑑別したのちこの鑑別結果に応じて分類部に
より分類し、各種類別収納部に収納する紙葉類処理装置
において、前記分類部を装置本体から引出し可能に構成
し、前記装置本体内にその内部の上面を覆い得る遮蔽幕
の巻取り機構を設け、この遮蔽幕の巻出し端を前記分類
部の後部に止着してなり、前記分類部を装置本体から引
出したとき遮蔽幕が引出されてその内部を覆うようにし
たことを特徴とするものである。
(作用) 装置本体内において紙葉類が詰ったような場合、分類
部を引出すと装置本体内の搬送系が露出して詰った紙葉
類の排除を容易に行なうことができる。このとき分類部
の引出しに伴なってこれに止着されている遮蔽幕が共に
引出され、この遮蔽幕が収納部がおかれる部分の上面を
覆い、前記搬送系から取出された紙葉類の受けとなるの
で、装置本体内底部へ落ちることがない。トラブル解消
後、分類部を装置本体内へ戻せば、遮蔽幕は装置本体内
の巻取り機構により巻取られて格納される。
(実施例) 以下、本考案を図面に示す実施例を参照して説明す
る。
紙葉類処理装置は、第1図に紙幣用とした場合の略示
断面を示すように、装置本体1の上部は軸2を支点とし
て上方へ開くカバー3で開閉自在とされ、このカバー3
とは別に、紙幣の装填口4、この装填口4に置かれた紙
幣を1枚ずつ繰込む繰込み手段5、および繰込まれた紙
幣を鑑別する鑑別部6が設けられた鑑別部ユニット7が
装置本体1の前方へスライド可能に設けられ、装置本体
1の後方上部には、紙幣の返却部8、リジェクト部9、
およびこれらに紙幣を搬送する搬送系10を有する返却ユ
ニット11が装置本体1内の一つのローラの軸11aを中心
に上方へ回動可能に設けられている。
装置本体1の後方上部には、前記鑑別部6からの紙幣
を収納方向、返却方向へ切換えて搬送するための搬送系
12が設けられており、この搬送系12の末端は後述する分
類部13が接合する接合面14に開口されている。
分類部13および収納部15,15…は、装置本体1にその
前面側から個別に矢印方向に引出し可能とされた枠体1
6,17に設けられ、分類部13は各収納部15,15…へ前記鑑
別部6の鑑別結果に基づいて分類収納させる分岐搬送路
18,18…を有している。そしてこの分類部13の入口端13a
は、枠体16を押入したとき装置本体1の前記接合面14に
正対しておかれ、装置本体1の搬送系12を通じて搬送さ
れてくる収納すべき紙幣がその末端12aから分類部13の
入口端13aへ受渡されるようになっている。
したがって装置本体1内の搬送系12内において紙幣詰
り等のトラブルが発生した場合、カバー3および返却ユ
ニット11を開け、鑑別部ユニット7を引出すとともに枠
対16を引出すことにより装置本体1内の搬送系12が露出
し、その内部での詰った紙幣を取出す作業を行なうこと
ができる。
装置本体1の上方部で搬送系12の下部に、前記収納部
15,15が納まる装置本体1の上面を覆い得る巾を有する
遮蔽幕19の巻取り機構20が設けられ、この巻取り機構20
から引出された遮蔽幕19の端部は前記分類部13の枠体16
の内端に止着されている。
この巻取り機構20は遮蔽幕19の端部が止着される巻取
りドラム21を有し、このドラム21と、これを支持するよ
うに貫通してケース22側に固定される軸23との間にコイ
ルバネ24が嵌装され、このコイルバネ24の一端をドラム
21に、同他端を軸23に固着して、遮蔽幕19を引出すこと
によりドラム21が回転し、コイルバネ24がチャージさ
れ、巻取り習性が与えられるようになっている。しかし
この巻取り機構20は必ずしもバネに限らず、モータ等を
用いて巻取るようにしてもよい。
装置本体の1の前記当接面14の下端には、第4図示の
ように外方に向け斜め下方に突出する舌片状のスクレー
パ25が所要数設けられており、このスクレーパ25の先端
は遮蔽幕19の上面に接触して遮蔽幕19上の紙幣が装置本
体1内に逆流しないようになされている。
つぎに上記実施例の作用を説明する。
装填口4に紙幣を装填して装置をスタートさせると、
繰込み手段5により紙幣が1枚ずつ繰込まれて鑑別部6
により2枚重ね、金種、真偽、欠損等の必要な鑑別がな
される。正規の紙幣は装置本体1内の搬送系12を通って
その末端12aから分類部13の入口端13aに至り、分類部13
に入った紙幣は各分岐搬送路18,18…を通じ鑑別結果に
基づき対応する収納部15,15…のいずれかに収納され
る。返却やリジェクト紙幣は、装置本体1内の搬送系12
から返却ユニット11内の搬送系10,10…を通じて返却部
8またはリジェクト部9へ返される。
このような作業において、装置本体1内の搬送系12に
紙幣が詰った場合には、カバー3を開け、鑑別ユニット
7を引出すとともに、分類部13、収納部15の枠体16,17
を引出すことにより装置本体1内の搬送系12が露出し、
内部での詰り紙幣を取出すことができる状態となる。こ
のとき分類部13の引出しに伴なってその枠体16に止着さ
れている遮蔽幕19が共に引出され、この遮蔽幕19が収納
部15,15…のおかれる装置本体1の上部を覆い、装置本
体1内の搬送系12から取出した紙幣が落下しても遮蔽幕
19の上面で受止められ、装置本体1内の奥深くに落ちる
ことがない。
トラブル解消後分類部13の枠体16を装置本体1内に押
戻せば、遮蔽幕19の引出し時にその引出しによってチャ
ージされたコイルバネ24の放勢により遮蔽幕19はドラム
21に巻取られて格納される。
なお図示実施例では紙幣を取扱う処理装置の場合につ
いて説明したが、紙幣に限らず他の小切手、証券類を取
扱う処理機であってもよいことはもちろんであり、また
各部の構成および配置関係についても図示の例に限られ
るものではない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、分類部を装置本体から
引出し可能に構成し、装置本体内に設けた巻取り機構か
ら引出される遮蔽幕の巻出し端を分類部の枠体に止着
し、分類部を引出したとき遮蔽幕が共に引出されて装置
本体の内部上面が覆われるようにしたので、装置本体内
の搬送系で紙葉類が詰ったような場合、その紙葉類の取
出しが容易に行なえると同時に取出した紙葉類が装置本
体の内部下方へ落ちることが遮蔽幕によって防止され、
装置本体内に落入して取出し不能になることを確実に防
ぐことができる。トラブル解消後は分類部を押戻すこと
により遮蔽幕は装置本体内の巻取り機構に自動的に巻取
られて格納されるので、余分な手数も掛ることがなく、
設置スペースもさほど必要とせずに容易に組込むことが
できるなどの種々の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す略示縦断側面図、第2
図は同分類部等を引出した状態を示す略示縦断面図、第
3図は同要部の拡大側面図、第4図は同斜視図である。 1……装置本体、3……カバー、4……装填口、5……
繰込み手段、6……鑑別部、7……鑑別部ユニット、11
……返却ユニット、12……装置本体内の搬送系、13……
分類部、15……収納部、19……遮蔽幕、20……巻取り機
構、21……巻取りドラム、24……コイルバネ、25……ス
クレーパ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装填される紙葉類を1枚ずつ分離して取込
    み、鑑別手段により鑑別したのちこの鑑別結果に応じて
    分類部により分類し、各種類別収納部に収納する紙葉類
    処理装置において、前記分類部を装置本体から引出し可
    能に構成し、前記装置本体内にその内部の上面を覆い得
    る遮蔽幕の巻取り機構を設け、この遮蔽幕の巻出し端を
    前記分類部の後部に止着してなり、前記分類部を装置本
    体から引出したとき遮蔽幕が引出されてその内部を覆う
    ようにしたことを特徴とする紙葉類処理装置。
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JP4654268B2 (ja) * 2008-05-28 2011-03-16 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙幣入出金装置
JP5147925B2 (ja) * 2010-11-12 2013-02-20 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 紙幣入出金装置
JP5699043B2 (ja) * 2011-06-20 2015-04-08 ローレル精機株式会社 紙幣処理装置
JP2017083983A (ja) * 2015-10-26 2017-05-18 グローリー株式会社 有価媒体処理装置

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