JP2513854Y2 - ベッド - Google Patents
ベッドInfo
- Publication number
- JP2513854Y2 JP2513854Y2 JP1990013187U JP1318790U JP2513854Y2 JP 2513854 Y2 JP2513854 Y2 JP 2513854Y2 JP 1990013187 U JP1990013187 U JP 1990013187U JP 1318790 U JP1318790 U JP 1318790U JP 2513854 Y2 JP2513854 Y2 JP 2513854Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bed
- bed frame
- resin
- soft material
- frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はベッドフレームの周縁部をきずのつきにくい
部材で覆ったベッドに関するものである。
部材で覆ったベッドに関するものである。
(従来の技術) 最近、病院、一般家庭にて使用される医療用ベッドに
おいても、通常のベッドのごとくデザインが考慮される
ようになってきている。すなわち、ヘツドボード、フッ
トボード、さらには、サイドフレームに木目調の化粧板
を施し、見た目にも落ち着いた家具調のものが好まれる
ようになっている。
おいても、通常のベッドのごとくデザインが考慮される
ようになってきている。すなわち、ヘツドボード、フッ
トボード、さらには、サイドフレームに木目調の化粧板
を施し、見た目にも落ち着いた家具調のものが好まれる
ようになっている。
このような例として、第4図に示すように、サイドフ
レーム1の外側側部にビス2等の締結部材によって木目
調の化粧板3を取付ける構成としたものが商品化されて
いる。
レーム1の外側側部にビス2等の締結部材によって木目
調の化粧板3を取付ける構成としたものが商品化されて
いる。
(考案が解決しようとする課題) ところで、前記したような医療用ベッドにあってはベ
ッドの移動、治療行為の際、患者が車椅子からベッドへ
移乗する際、特にベッドの周縁部や隅角部はきずがつき
やすく、その補修が大変なものとなっている。
ッドの移動、治療行為の際、患者が車椅子からベッドへ
移乗する際、特にベッドの周縁部や隅角部はきずがつき
やすく、その補修が大変なものとなっている。
本考案はこのような点に鑑みてなされたものである。
(問題を解決するための手段) 前記した課題を達成するために、本考案は、ベッドフ
レームの周縁部に、樹脂成形部材を樹脂成形部材と一体
に成形された取り付けリブを介して嵌合すると共に、締
結部材により締め付け固定する構成とし、前記ベッドフ
レームの隅角部に軟質材を配設すると共に、前記樹脂成
形部材に衝撃緩衝層たる空間部を設ける構成としたこと
を特徴とする。
レームの周縁部に、樹脂成形部材を樹脂成形部材と一体
に成形された取り付けリブを介して嵌合すると共に、締
結部材により締め付け固定する構成とし、前記ベッドフ
レームの隅角部に軟質材を配設すると共に、前記樹脂成
形部材に衝撃緩衝層たる空間部を設ける構成としたこと
を特徴とする。
(作用) 本考案によれば、ベッドの移動、治療行為の際、患者
が車椅子からベッドへ移乗する際、車椅子の枠体がベッ
ドフレームにぶつかっても、きずはつきにくく、例え、
きずがついたとしても、樹脂成形部材は交換可能である
ので、補修に手間にかからず、新品の状態、美観を保つ
ことができる。また、ベッドフレームの隅角部に軟質材
を配設したことにより、効果的にきずつきを抑制するこ
とができる。
が車椅子からベッドへ移乗する際、車椅子の枠体がベッ
ドフレームにぶつかっても、きずはつきにくく、例え、
きずがついたとしても、樹脂成形部材は交換可能である
ので、補修に手間にかからず、新品の状態、美観を保つ
ことができる。また、ベッドフレームの隅角部に軟質材
を配設したことにより、効果的にきずつきを抑制するこ
とができる。
さらに、前記樹脂成形部材に画成された衝撃緩衝層た
る空間部によって、衝撃的な外力が加わっても、衝撃効
果がもたらされ、一層効果的にきずつきを抑制すること
ができ、さらには、前記隅角部に軟質材、および樹脂成
形部材における空間部が、バンパーとしての機能を有す
るに至り、使用者がぶつかってもけがするようなことは
ない。
る空間部によって、衝撃的な外力が加わっても、衝撃効
果がもたらされ、一層効果的にきずつきを抑制すること
ができ、さらには、前記隅角部に軟質材、および樹脂成
形部材における空間部が、バンパーとしての機能を有す
るに至り、使用者がぶつかってもけがするようなことは
ない。
(実施例) 次に、本考案にかかるベッドについて、一実施例を挙
げ、添付の図面を参照しながら以下説明する。
げ、添付の図面を参照しながら以下説明する。
第1図において、参照符号4はベッドを示し、このベ
ッド4は、後述するベッドフレームの周縁部を樹脂成形
部材5により被覆すると共に少なくとも前記ベッドフレ
ームの隅角部に軟質材6を付設したものである。すなわ
ち、第2図aに示すように、前記樹脂成形部材5は、ベ
ッドフレーム7に、樹脂成形部材5と一体に成形された
取り付けリブ8を嵌め込み、締結部材であるビス9、ナ
ット10により締め付け固定される。また、前記樹脂成形
部材5のうち、ベッド4の長手方向の部材とヘツドボー
ド、フットボードの部位のベッドフレーム7を覆う部材
とは軟質材6によって連結するようになっている。
ッド4は、後述するベッドフレームの周縁部を樹脂成形
部材5により被覆すると共に少なくとも前記ベッドフレ
ームの隅角部に軟質材6を付設したものである。すなわ
ち、第2図aに示すように、前記樹脂成形部材5は、ベ
ッドフレーム7に、樹脂成形部材5と一体に成形された
取り付けリブ8を嵌め込み、締結部材であるビス9、ナ
ット10により締め付け固定される。また、前記樹脂成形
部材5のうち、ベッド4の長手方向の部材とヘツドボー
ド、フットボードの部位のベッドフレーム7を覆う部材
とは軟質材6によって連結するようになっている。
さらに、前記樹脂成形部材5には第2図bに示すよう
に、衝撃緩衝層たる空間部11を画成してなるものであ
る。
に、衝撃緩衝層たる空間部11を画成してなるものであ
る。
かかる構成のベッド4によれば、ベッドの移動、治療
行為の際、患者のベッドと車椅子との移乗の際、ベッド
フレーム7にぶつかっても、きずはつきにくく、例え、
きずがついたとしても、樹脂成形部材5は交換可能であ
るので、補修に手間はかからず、美観を保つことができ
る。また、特に、きずのつきやすい部位には、軟質材6
を付設したため、効果的にきずがつくのを抑制すること
ができる。さらに、前記樹脂成形部材5に画成された衝
撃緩衝層たる空間部11によって、衝撃的な外力が加わっ
ても、緩衝効果がもたらされ、一層効果的にきずがつく
のを抑制することができる。
行為の際、患者のベッドと車椅子との移乗の際、ベッド
フレーム7にぶつかっても、きずはつきにくく、例え、
きずがついたとしても、樹脂成形部材5は交換可能であ
るので、補修に手間はかからず、美観を保つことができ
る。また、特に、きずのつきやすい部位には、軟質材6
を付設したため、効果的にきずがつくのを抑制すること
ができる。さらに、前記樹脂成形部材5に画成された衝
撃緩衝層たる空間部11によって、衝撃的な外力が加わっ
ても、緩衝効果がもたらされ、一層効果的にきずがつく
のを抑制することができる。
そして、以上のような樹脂成形部材5は、隅角部の軟
質材6、および空間部11によって、バンパーとしての機
能を有することとなり、ベッドの損傷防止を併せて、使
用者がぶつかってもけがするようなことはないという、
効果をももたらすこととなった。
質材6、および空間部11によって、バンパーとしての機
能を有することとなり、ベッドの損傷防止を併せて、使
用者がぶつかってもけがするようなことはないという、
効果をももたらすこととなった。
次に、かかる樹脂成形部材5の変形例を挙げ、以下説
明する。なお、前記実施例における構成体と同様のもの
は同じ符号を付すものとする。
明する。なお、前記実施例における構成体と同様のもの
は同じ符号を付すものとする。
第3図aは樹脂成形部材5とベッドフレーム7とは、
樹脂成形部材5と一体に成形された取り付けリブ8を嵌
め込み、締結部材であるビス9、ナット10により締め付
け固定してなるものである。また、第3図bでは、樹脂
成形部材5は基部12と空間部11を画成するための外枠13
とに構成されており、前記基部12をベッドフレーム7に
嵌め込んだ後、ビス14で締結し、外枠13を前記基部12に
基部12の端部から差し入れるようにして取付けられるも
のである。
樹脂成形部材5と一体に成形された取り付けリブ8を嵌
め込み、締結部材であるビス9、ナット10により締め付
け固定してなるものである。また、第3図bでは、樹脂
成形部材5は基部12と空間部11を画成するための外枠13
とに構成されており、前記基部12をベッドフレーム7に
嵌め込んだ後、ビス14で締結し、外枠13を前記基部12に
基部12の端部から差し入れるようにして取付けられるも
のである。
第3図cないし第3図eに示す樹脂成形部材5とベッ
ドフレーム7との取付け方は嵌め込み式であり、この場
合、締結部材は不要である。樹脂成形部材5をベッドフ
レーム7の端部から、ベッドフレーム7方向に沿って差
し込むことで取付けるようにしている。
ドフレーム7との取付け方は嵌め込み式であり、この場
合、締結部材は不要である。樹脂成形部材5をベッドフ
レーム7の端部から、ベッドフレーム7方向に沿って差
し込むことで取付けるようにしている。
いずれにしても、樹脂成形部材5には衝撃緩衝層たる
空間部11が画成されており、衝撃的な外力が加わって
も、衝撃効果がもたらされ、一層効果的にきずがつくの
を抑制することができ、前記空間部11によってバンパー
としての機能がもたらされ、結果的に使用者のけが防止
という効果がある。なお、前記樹脂成形部材5に、さら
に軟質材6を付設してもよい。
空間部11が画成されており、衝撃的な外力が加わって
も、衝撃効果がもたらされ、一層効果的にきずがつくの
を抑制することができ、前記空間部11によってバンパー
としての機能がもたらされ、結果的に使用者のけが防止
という効果がある。なお、前記樹脂成形部材5に、さら
に軟質材6を付設してもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、ベッドの移動、治療行為の際、患者
のベッドと車椅子との移乗の際、ベッドフレームにぶつ
かっても、きずはつきにくく、例え、きずがついたとし
ても、樹脂成形部材は交換可能であるので、補修に手間
はかからず、ベッドを新品の状態に維持することができ
る。また、ベッドフレームの隅角部に軟質材を配設した
ことにより、効果的にきずがつくのを抑制することがで
きる。
のベッドと車椅子との移乗の際、ベッドフレームにぶつ
かっても、きずはつきにくく、例え、きずがついたとし
ても、樹脂成形部材は交換可能であるので、補修に手間
はかからず、ベッドを新品の状態に維持することができ
る。また、ベッドフレームの隅角部に軟質材を配設した
ことにより、効果的にきずがつくのを抑制することがで
きる。
さらに、前記樹脂成形部材に画成された衝撃緩衝層た
る空間部によって、衝撃的な外力が加わっても、衝撃効
果がもたらされ、一層効果的にきずがつくのを抑制する
ことができる。
る空間部によって、衝撃的な外力が加わっても、衝撃効
果がもたらされ、一層効果的にきずがつくのを抑制する
ことができる。
さらには、前記隅角部の軟質材、および空間部によ
り、バンパーとしての機能がもたらされ、結果的に使用
者の保護という格別なる効果を奏することができる。
り、バンパーとしての機能がもたらされ、結果的に使用
者の保護という格別なる効果を奏することができる。
第1図は本考案にかかるベッドの1実施例を示す全体斜
視図、第2図aは第1図に示すベッドの分解斜視図、第
2図bは第2図aに示すベッドの要部断面説明図、第3
図aないし第3図eは第1図に示すベッドの樹脂成形部
材の別の実施例を示す断面説明図、第4図は従来技術に
かかるベッドのフレームの化粧板の取付け構造を説明す
る図である。 4…ベッド、5…樹脂成形部材、6…軟質材、7…ベッ
ドフレーム、8…取り付けリブ、9…ビス、10…ナッ
ト、11…空間部、12…基部、13…外枠、14…ビス
視図、第2図aは第1図に示すベッドの分解斜視図、第
2図bは第2図aに示すベッドの要部断面説明図、第3
図aないし第3図eは第1図に示すベッドの樹脂成形部
材の別の実施例を示す断面説明図、第4図は従来技術に
かかるベッドのフレームの化粧板の取付け構造を説明す
る図である。 4…ベッド、5…樹脂成形部材、6…軟質材、7…ベッ
ドフレーム、8…取り付けリブ、9…ビス、10…ナッ
ト、11…空間部、12…基部、13…外枠、14…ビス
Claims (1)
- 【請求項1】ベッドフレームの周縁部に、樹脂成形部材
を樹脂成形部材と一体に成形された取り付けリブを介し
て嵌合すると共に、締結部材により締め付け固定する構
成とし、前記ベッドフレームの隅角部に軟質材を配設す
ると共に、前記樹脂成形部材に衝撃緩衝層たる空間部を
設ける構成としたことを特徴とするベッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990013187U JP2513854Y2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | ベッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990013187U JP2513854Y2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | ベッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03105351U JPH03105351U (ja) | 1991-10-31 |
JP2513854Y2 true JP2513854Y2 (ja) | 1996-10-09 |
Family
ID=31516618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990013187U Expired - Lifetime JP2513854Y2 (ja) | 1990-02-14 | 1990-02-14 | ベッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2513854Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015084816A (ja) * | 2013-10-28 | 2015-05-07 | パラマウントベッド株式会社 | オプション取付穴を設けたベッドのサイドフレーム用化粧カバー |
JP2017153914A (ja) * | 2016-03-04 | 2017-09-07 | パラマウントベッド株式会社 | 寝台装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5582339B2 (ja) * | 2010-05-27 | 2014-09-03 | アイシン精機株式会社 | ベッド |
JP6480996B2 (ja) * | 2017-09-04 | 2019-03-13 | パラマウントベッド株式会社 | サイドフレーム用の化粧カバー |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62148154U (ja) * | 1986-03-12 | 1987-09-18 |
-
1990
- 1990-02-14 JP JP1990013187U patent/JP2513854Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015084816A (ja) * | 2013-10-28 | 2015-05-07 | パラマウントベッド株式会社 | オプション取付穴を設けたベッドのサイドフレーム用化粧カバー |
JP2017153914A (ja) * | 2016-03-04 | 2017-09-07 | パラマウントベッド株式会社 | 寝台装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03105351U (ja) | 1991-10-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |