JP2513822B2 - 吊橋用ケ―ブルの断面温度計測装置 - Google Patents
吊橋用ケ―ブルの断面温度計測装置Info
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- JP2513822B2 JP2513822B2 JP1021995A JP2199589A JP2513822B2 JP 2513822 B2 JP2513822 B2 JP 2513822B2 JP 1021995 A JP1021995 A JP 1021995A JP 2199589 A JP2199589 A JP 2199589A JP 2513822 B2 JP2513822 B2 JP 2513822B2
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- Japan
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- cable
- cross
- section
- temperature sensor
- saddle
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Description
るものである。
ケーブルの断面平均温度を計測する場合、従来は第5図
に示すように、多数の鋼線を束ねたストランド1内に熱
電対、サーミスタ等の温度センサー2を入れ、この温度
センサー2に接続された導線3をストランド1間からケ
ーブル4の断面外に引出し、温度センサー2からの温度
信号を導線3を経て計測器に送るようにしている。
んでいたので、導線3がストランド1間に挟まれてい
た。このためケーブル4を円形に仕上げるプレスクイズ
作業、スクイズ作業の際に導線3が切れてしまう欠点が
あった。
業等での導線の切断を防止できるようにすると共に、導
線をケーブルの断面外に容易に引き出し得るようにする
ことを目的とする。
内に温度センサー27を設けると共に、この温度センサー
27に接続された導線28を、ケーブル14を支持するサドル
15,16近傍までストランド17に沿って平行に導き、この
導線28をサドル15,16内でストランド列24間に介在され
た縦スペーサー25に対応する隙間26を経てケーブル14の
断面外に引出したものである。
に沿って平行に設けているので、ケーブル14のストラン
ド17間の隙間18を利用して導線28を通すことができる。
また導線28はサドル15,16の近傍まで導き、そのサドル1
5,16近傍位置から、サドル15,16内の縦スペーサー25に
対応してできた隙間26を経てケーブル14の断面外に引出
しているので、導線28がストランド17に挟まれることは
ない。従って、スクイズ作業等に際しての導線28の切断
を防止できると共に、導線28をケーブル14の断面外に容
易に引出すことが可能である。
4図は吊橋を示し、10は主塔、11は側塔、12は橋台であ
る。13は橋桁、14は橋桁13を多数のハンガーロープを介
して吊持するメインケーブルで、両端が橋台12に固定さ
れ、かつ中間が主塔10上の塔頂サドル15及び側塔11上の
スプレーサドル16により支持されている。
導線を束ねて構成した19本のストランド17を正六角形に
配列して成り、その隣合う3本のストランド17相互間に
は隙間18ができている。塔頂サドル15には、第2図及び
第3図に示すように、左右一対の側壁部19間にケーブル
14が収められており、そのケーブル14はフイラー20を介
して押え部材21により押えられ、締体ボルト22、楔体23
等により締結し固定されている。塔頂サドル15内には、
縦方向に一列のストランド列24毎に、その左右のストラ
ンド列24間に縦スペーサー25が夫々介在されている。な
お、ケーブル14は、前述の如く多数の鋼線を断面丸形に
束ねて成るストランド17を断面六角形状に配置して構成
されているが、塔頂サドル15に入れる際には、各ストラ
ンド17を断面四角形状に整形して入れるのが通常であ
る。従って、塔頂サドル15の前後方向の両端部近傍で
は、ストランド列24間の縦スペーサー25に対応してその
厚み分だけの隙間26がケーブル14内にできている。この
隙間26は、ケーブル14の規模にもよるが、幅が約6mm程
度で、塔頂サドル15の端部から1〜3m程度にわたってい
る。なお、スプレーサドル16側も塔頂サドル15側と略同
様である。
で、細径のシース付き熱電対等により構成されている。
この温度センサー27は、第1図に示すように、ケーブル
14内の計測装置でストランド17に沿って平行に隙間18内
に収めれている。従って、スクイズ作業等の際に温度セ
ンサー27が損傷することはなく、スクイズ後、或いはケ
ーブル完成後であっても、ケーブル14の断面温度を計測
できる。また、温度センサー27はストランド17に押付け
られるとしても、点接触でななく、線接触になるので、
強度上、余裕ができる。
ための導線28が接続されている。この導線28は、第1図
及び第4図に示すように、温度センサー27から塔頂サド
ル15、スプレーサドル16の近傍までストランド17に沿っ
て隙間18を通るように平行に導かれており、塔頂サドル
15、スプレーサドル16の近傍からストランド列24間の隙
間26を経てケーブル14の断面外に引出されている。この
ように隙間18を利用してサドル15,16近傍までストラン
ド17と平行に導線28を導き、更にそのサドル15,16近傍
から隙間26を利用してケーブル14の断面外に導線28を引
出すことによって、スクイズ作業の際に導線28がストラ
ンド17間に挟まれて切断するようなことはなく、導線28
の切断を防止できると共に、容易に導線28をケーブル14
の断面外に引出すことができる。なお、最近はシース付
き熱電対でも十分に細形のものが販売されており、しか
も導線28を含めた長さが数m〜数100mのものまであるの
で、それを用いれば十分に実施可能である。
いし、また長手方向に所定間隔をおいて多数の感知部を
配置した多点式のものでも良い。多点式の温度センサー
27を用いれば、ケーブル長手方向の数点の位置での計測
を同時に行なうことができる。
隙間18にストランド17と平行に設ける必要はなく、一点
式のもの等であれば、ストランド17の内部に設けること
も可能である。
27を設けると共に、この温度センサー27に接続された導
線28を、ケーブル14を支持するサドル15,16近傍までス
トランド17に沿って平行に導き、この導線28をサドル1
5,16内でストランド列24間に介在された縦スペーサー25
に対応する隙間26を経てケーブル14の断面外に引出して
いるので、スクイズ作業等での導線28の切断を防止でき
ると共に、導線28をケーブル14の断面外に容易に引出す
ことができる。
あって、第1図はケーブルの斜視図、第2図はサドル部
分の正面図、第3図は同斜視図、第4図は吊橋の側面図
であり、第5図は従来例を示すケーブルの断面図であ
る。 14……メインケーブル、15……塔頂サドル、16……スプ
レーサドル、17……ストランド、18,26……隙間、24…
…ストランド列、25……縦スペーサー、27……温度セン
サー、28……導線。
Claims (1)
- 【請求項1】ケーブル(14)の断面内に温度センサー
(27)を設けると共に、この温度センサー(27)に接続
された導線(28)を、ケーブル(14)を支持するサドル
(15)(16)近傍までストランド(17)に沿って平行に
導き、この導線(28)をサドル(15)(16)内でストラ
ンド列(24)間に介在された縦スペーサー(25)に対応
する隙間(26)を経てケーブル(14)の断面外に引出し
たことを特徴とする吊橋用ケーブルの断面温度計測装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1021995A JP2513822B2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 吊橋用ケ―ブルの断面温度計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1021995A JP2513822B2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 吊橋用ケ―ブルの断面温度計測装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02200905A JPH02200905A (ja) | 1990-08-09 |
JP2513822B2 true JP2513822B2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=12070607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1021995A Expired - Lifetime JP2513822B2 (ja) | 1989-01-30 | 1989-01-30 | 吊橋用ケ―ブルの断面温度計測装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2513822B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110593097A (zh) * | 2019-09-04 | 2019-12-20 | 郭斌 | 一种悬索桥主缆预成型索股制造及入鞍系统 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0587007U (ja) * | 1992-04-27 | 1993-11-22 | 日立造船株式会社 | ケーブルの温度測定装置 |
CN109632122B (zh) * | 2018-09-20 | 2023-11-24 | 广东省长大公路工程有限公司 | 悬索桥索股温度自动测量系统及包括它的物联网温度测控平台 |
-
1989
- 1989-01-30 JP JP1021995A patent/JP2513822B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110593097A (zh) * | 2019-09-04 | 2019-12-20 | 郭斌 | 一种悬索桥主缆预成型索股制造及入鞍系统 |
CN110593097B (zh) * | 2019-09-04 | 2021-06-15 | 郭斌 | 一种悬索桥主缆预成型索股制造及入鞍系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02200905A (ja) | 1990-08-09 |
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