JP2513714Y2 - メインパイプを用いた自転車フレ―ムの構造 - Google Patents

メインパイプを用いた自転車フレ―ムの構造

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JP2513714Y2
JP2513714Y2 JP1992083373U JP8337392U JP2513714Y2 JP 2513714 Y2 JP2513714 Y2 JP 2513714Y2 JP 1992083373 U JP1992083373 U JP 1992083373U JP 8337392 U JP8337392 U JP 8337392U JP 2513714 Y2 JP2513714 Y2 JP 2513714Y2
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    • B62K3/04Frames having a substantially horizontal top bar

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自転車フレームの構造に
関し、更に詳細には、上パイプ部と下パイプ部を一体化
したメインパイプを一部分離切断して利用することによ
り、自転車フレームの部材数を少なくすると同時にフレ
ームの強度を増強させ、フレーム全体の平面精度を向上
させたメインパイプを用いた自転車フレームの構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自転車のフレームは、下端にハ
ンガーチューブを結合したシートチューブとヘッドチュ
ーブの間に上パイプと下パイプの2本のパイプを結合し
て四角状に構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】自転車フレームを構成
するために、四角状の4辺に相当するヘッドチューブ、
シートチューブ、上パイプおよび下パイプを用いれば、
フレーム全体の平面性に多少の無理がでるのは避けられ
ない。また部材数が多いのも工程の簡略化を阻んでい
た。これを改良するために、上パイプと下パイプの代わ
りに幅広のメインパイプを成形し、ヘッドチューブとシ
ートチューブ間に結合する3部材方式が実施された。し
かしながら、幅広とはいっても成形上の限界で十分に幅
広にすることもできず、自転車の骨格をなすフレームを
3部材にすることは強度上においても問題があり、これ
を解決することが緊急の課題であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上パイプ部と下パイプ部
を中間部を介して上下に平行状に一体化したメインパイ
プを設け、このメインパイプの中間部を後端から途中ま
で切断して上パイプ部と下パイプ部を一部開離させてお
き、またシートチューブにはループチューブを外ばめ固
定しておき、前記メインパイプの先端をヘッドチューブ
側に固定し、メインパイプの後端のうち上パイプ部をル
ープチューブ側に下パイプ部をループチューブ側または
ハンガーチューブ側に固定した点に特徴を有する。を特
徴としている。
【0005】
【作用】上記のように構成されているため、上パイプと
下パイプはメインパイプとして一体化されており、ヘッ
ドチューブ、メインパイプ、シートチューブの3部材に
よって自転車フレームを構成し、部材数の削減によって
製作工程数を減少化して、コストの低廉化を実現できる
とともに、フレーム全体の平面性の向上を図ることがで
きる。また、メインパイプの後部を一部切断して上パイ
プ部と下パイプ部に分離し、両パイプ部を開離してシー
トチューブ側に結合するから、3部材を実質的に4部材
化しており、フレーム強度の向上を達成できる。また、
シートチューブの所要箇所にループチューブを外ばめし
てこのループチューブに対しメインパイプを結合するか
ら、ループチューブを本考案用に用意すれば既存のシー
トチューブを利用でき、多様な展開を可能にする。
【0006】
【実施例】図1はメインパイプ2の斜視図で、上パイプ
部4と下パイプ部6とが1枚板の中間部8によって、上
下に平行状に一体化されたものである。上パイプ部4と
下パイプ部6は断面四角状の角パイプである。このメイ
ンパイプ2を一体的に成形するには塑成加工のうち押し
出し加工または引き抜き加工が利用できる。
【0007】 図2は開離後のメインパイプ2の斜視図
であり、図1のメインパイプ2の中間部4を後端から所
望の途中まで切断分離し、上パイプ部4と下パイプ部6
を上下に必要角度開離したものである。切断長さや開離
角度はフレーム構成に応じて適宜変更できる。
【0008】 図3は自転車フレームの斜視図で、メイ
ンパイプ2をヘッドチューブ10とシートチューブ12
に結合したものである。メインパイプ2の先端面と上パ
イプ部4および下パイプ部6の開離された後端面とはチ
ューブ外周面に沿うように湾曲加工され、ヘッドチュー
ブ10およびシートチューブ12に対し溶接される。溶
接以外にろう付けや接着剤による接着技術を適用するこ
ともできる。
【0009】 図4は上述した自転車フレームの構成図
であり、上パイプ部4と下パイプ部6の後端面がシート
チューブ12に直付けされているのが分かる。シートチ
ューブ12の下端にはハンガーチューブ14が固定さ
れ、このハンガーチューブ14とシートチューブ12の
上端からチェーンステー16とバックホーク18が配設
されている。直接的なフレーム部材としてはヘッドチュ
ーブ10、メインパイプ2およびシートチューブ12の
3部材であるが、メインパイプ2を一部開離してY字状
に形成しているから、実質的にはヘッドチューブ10、
上パイプ部4、下パイプ部6およびシートチューブ12
の4部材構成となり、強度的には4部材フレームと同じ
で、極めて強い。しかも3部材で構成しているから、工
程数が少なく、フレーム全体の平面性も容易にだすこと
ができ、品質が高い上にコストの廉価な自転車フレーム
を提供できる。
【0010】 図5は別の実施例であり、上パイプ部4
はシートチューブ12に結合しているが、下パイプ部6
はハンガーチューブ14に結合しており、この点におい
て図4と異なっている。しかしながら、他の効果は図4
と同一であるからその説明を省略する。
【0011】 図6はメインパイプ2の別の実施例を示
している。上パイプ部4と下パイプ部6とは2枚板の中
間部8によって一体的に連設されている。即ち、側面が
面一になっており、換言すれば、直方体状パイプの中に
2枚の仕切り板がある構造で、押し出し加工または引き
抜き加工で容易に成形することができる。
【0012】 図7は図6のメインパイプ2を適用した
自転車フレームの分解斜視図である。メインパイプ2の
中間部8をその後端から所望の途中まで切断して一部分
離し、その後上パイプ部4と下パイプ部6を必要角度開
離させる。ヘッドチューブ10の外周面には2本のレー
ル11、11がその軸方向全長にわたって平行状に突設
されている。シートチューブ12の所定位置には2個の
ループチューブ20、20が外ばめして固定されてい
る。ループチューブ20には2本のレール21、21が
その軸方向全長にわたって突設されている。このような
レール付きのヘッドチューブ10やループチューブ20
は前述した押し出し加工や引き抜き加工によって容易に
成形できる。メインパイプ2の先端をレール11、11
間に挿入し、上パイプ部4および下パイプ部6の後端を
レール21、21間に挿入して溶接、ろう付けまたは接
着剤により接着して結合する。メインパイプ2の両側面
は平行面になっており、レールの内面に密着するように
設計しておけばよい。レールとの密着面積を大きくとれ
ば結合強度も大きくなり、安全な自転車フレームを提供
できる。ループチューブ20を用いずに、レールを直接
シートパイプ12に形成してもよい。このようなシート
パイプも上述した押し出し加工や引き抜き加工によって
一体成形できる。他の効果は図3と同一であるからその
説明を省略する。
【0013】 図8は他のメインパイプ2を示してお
り、図6のメインパイプ2の中間部8の両側面に溝9を
形成したもので、中間部8を切断する場合に溝9を切断
してゆけば容易に切断することができる。このようなメ
インパイプも上述した押し出し加工や引き抜き加工によ
って一体成形できる。
【0014】 図9は更に他のメインパイプ2を示して
おり、上パイプ部4と下パイプ部6は断面円形に形成さ
れており、中間部8は1枚板状になっている。このよう
なメインパイプも上述した押し出し加工や引き抜き加工
によって一体成形できる。
【0015】 図10は図9に示すメインパイプ2の一
部開離した状態を示す斜視図で、ヘッドチューブ、シー
トチューブ、ハンガーチューブあるいはループチューブ
に結合することによって、自転車フレームを構成するこ
とができる。特に、開離した部分の中間部8を切除して
いることが特徴で、上記したメインパイプについても適
用できる。
【0016】 本考案は上記実施例に限定されるもので
はなく、本考案の技術的思想を逸脱しない範囲における
種々の変形例、設計変更等をその技術的範囲内に包含す
るものである。
【0017】
【考案の効果】本考案は上記のように構成されているた
め、上パイプ部4と下パイプ部6はメインパイプ2とし
て一体化されており、ヘッドチューブ10、メインパイ
プ2、シートチューブ12の3部材によって基本的に自
転車フレームを構成し、4部材から3部材へと部材数の
削減によって製作工程数を減少化して、コストの低廉化
を実現できるとともに、フレーム全体の平面性の向上を
図ることができる。また、メインパイプ2の後部を一部
切断して上パイプ部4と下パイプ部6に分離し、両パイ
プ部を開離してシートチューブ側あるいはハンガーチュ
ーブ側に結合するから、3部材を実質的に4部材化して
おり、フレーム強度の向上を実現している。また、シー
トチューブ側に結合する場合に、シートチューブの所要
部にまずループチューブを外ばめし、このループチュー
ブにメインパイプを固定するから、ループチューブを本
考案用に用意すれば既存のシートチューブを利用でき、
本考案の適用範囲を大きく広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 メインパイプの1例目を示す斜視図である。
【図2】 一部を開離したメインパイプの斜視図であ
る。
【図3】 自転車フレームの第1実施例を示す斜視図で
ある。
【図4】 自転車フレームの第1実施例の構成図であ
る。
【図5】 自転車フレームの第2実施例の構成図であ
る。
【図6】 メインパイプの2例目を示す斜視図である。
【図7】 自転車フレームの第3実施例を示す分解斜視
図である。
【図8】 メインパイプの3例目を示す斜視図である。
【図9】 メインパイプの4例目を示す斜視図である。
【図10】 図9に示すメインパイプを一部開離した状
態の斜視図である。
【符号の説明】
2 メインパイプ 4 上パイプ部 6 下パイプ部 8 中間部 10 ヘッドチューブ 11 レール 12 シートチューブ 14 ハンガーチューブ 16 チェーンステー 18 バックホーク 20 ループチューブ 21 レール

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上パイプ部と下パイプ部を中間部を介し
    て上下に平行状に一体化したメインパイプを設け、この
    メインパイプの中間部を後端から途中まで切断して上パ
    イプ部と下パイプ部を一部開離させておき、またシート
    チューブにはループチューブを外ばめ固定しておき、前
    記メインパイプの先端をヘッドチューブ側に固定し、メ
    インパイプの後端のうち上パイプ部をループチューブ側
    に下パイプ部をループチューブ側またはハンガーチュー
    ブ側に固定したことを特徴とするメインパイプを用いた
    自転車フレームの構造。
  2. 【請求項2】 前記メインパイプとヘッドチューブ、ハ
    ンガーチューブまたはループチューブとの結合は溶接、
    ろう付けまたは接着剤による接着である請求項1の自転
    車フレームの構造。
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