JP2513055Y2 - ゴルフクラブ - Google Patents
ゴルフクラブInfo
- Publication number
- JP2513055Y2 JP2513055Y2 JP1991064702U JP6470291U JP2513055Y2 JP 2513055 Y2 JP2513055 Y2 JP 2513055Y2 JP 1991064702 U JP1991064702 U JP 1991064702U JP 6470291 U JP6470291 U JP 6470291U JP 2513055 Y2 JP2513055 Y2 JP 2513055Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- golf club
- ball
- core metal
- air resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Golf Clubs (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ゴルフクラブに関
し、より詳しくはゴルフプレ−に際し主として第1打
(ティ−ショット)で用いられるゴルフ用のクラブに関
する。
し、より詳しくはゴルフプレ−に際し主として第1打
(ティ−ショット)で用いられるゴルフ用のクラブに関
する。
【0002】
【従来の技術】ティ−ショット用として用いられるゴル
ククラブは、図3に示すように、ヘッド12部分をカ−
ボン繊維で製作したり、或いはを例えば柿の木材等を枯
らして歪を出し切った後加工して製作される。通常この
ようなティ−ショット用のゴルフクラブは振り下ろした
ときヘッドがプレイヤ−の前においたボ−ルに最も強い
力が作用し遠くへ飛ぶように打つ。このためティ−ショ
ット用のゴルククラブのヘッド12内部の所謂スィ−ト
スポットといわれる部分、つまり打ち下ろしたとき最も
ボ−ルに強く当たる重心部に金属製芯金13が埋設され
る。また、振り降ろす際ヘッドにはなるべく空気抵抗を
減らし速度が出るように即ち運動量が大きくなるように
する。このようにティ−ショット用のクラブはその機能
上構造がほぼ定まっているが、なるべく空気抵抗が少な
くなるような形状、つまりボ−ルを衝打する面は平面的
で且つなめらかな凸状とし周囲は卵形状とする。そして
ボ−ルを衝打する面はボ−ルを良く捉えることが出来る
ように数本の筋10が形成されている。
ククラブは、図3に示すように、ヘッド12部分をカ−
ボン繊維で製作したり、或いはを例えば柿の木材等を枯
らして歪を出し切った後加工して製作される。通常この
ようなティ−ショット用のゴルフクラブは振り下ろした
ときヘッドがプレイヤ−の前においたボ−ルに最も強い
力が作用し遠くへ飛ぶように打つ。このためティ−ショ
ット用のゴルククラブのヘッド12内部の所謂スィ−ト
スポットといわれる部分、つまり打ち下ろしたとき最も
ボ−ルに強く当たる重心部に金属製芯金13が埋設され
る。また、振り降ろす際ヘッドにはなるべく空気抵抗を
減らし速度が出るように即ち運動量が大きくなるように
する。このようにティ−ショット用のクラブはその機能
上構造がほぼ定まっているが、なるべく空気抵抗が少な
くなるような形状、つまりボ−ルを衝打する面は平面的
で且つなめらかな凸状とし周囲は卵形状とする。そして
ボ−ルを衝打する面はボ−ルを良く捉えることが出来る
ように数本の筋10が形成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ティ−ショット用ゴル
フクラブは上記するようにヘッド部分の空気抵抗が少な
く且つ運動量が大きくなるような構造とすることが好ま
しい。しかし空気抵抗を小さくする場合なるべく全体が
球状となるようにすれば良いが、上記するようにボ−ル
を衝打する面は少し凸状のなめらかな球面としてボ−ル
を捉えやすくする必要があるため振り降ろす際の空気抵
抗を減らすような形状には限度がある。この考案はかか
る課題に鑑みてなされたものであり、ティ−ショット用
のゴルフクラブのヘッドに生じる空気抵抗を更に減ら
し、またボ−ルを捉えやすく且つ衝打されたボ−ルの運
動量を大きくすることの出来るゴルフクラブを提供する
ことを目的とする。
フクラブは上記するようにヘッド部分の空気抵抗が少な
く且つ運動量が大きくなるような構造とすることが好ま
しい。しかし空気抵抗を小さくする場合なるべく全体が
球状となるようにすれば良いが、上記するようにボ−ル
を衝打する面は少し凸状のなめらかな球面としてボ−ル
を捉えやすくする必要があるため振り降ろす際の空気抵
抗を減らすような形状には限度がある。この考案はかか
る課題に鑑みてなされたものであり、ティ−ショット用
のゴルフクラブのヘッドに生じる空気抵抗を更に減ら
し、またボ−ルを捉えやすく且つ衝打されたボ−ルの運
動量を大きくすることの出来るゴルフクラブを提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、この考案は上記す
る課題を解決するためにゴルフクラブが、ティ−ショッ
ト用のゴルフクラブのヘッド内に、中空の筒状の芯金を
埋設すると共に該ヘッドの下部に、ヘッド進行方向に複
数本のフィン状突起を形成してなることを特徴とする。
る課題を解決するためにゴルフクラブが、ティ−ショッ
ト用のゴルフクラブのヘッド内に、中空の筒状の芯金を
埋設すると共に該ヘッドの下部に、ヘッド進行方向に複
数本のフィン状突起を形成してなることを特徴とする。
【0005】
【作用】ゴルフクラブを上記手段とすれば、振り降ろす
際のヘッド2部分の空気抵抗が小さくなるばかりでな
く、芯金3により剛性やヘッドの運動量も大きくなり、
更にスィ−トスポットも大きくなり、芯に当たり易くす
ることが出来る。またヘッド2の下部に形成した数本の
フィン状突起2bは振り降ろしたヘッド2が地面をこす
る時地面に少し食い込むのでヘッドの進行方向を安定さ
せることが出来る。
際のヘッド2部分の空気抵抗が小さくなるばかりでな
く、芯金3により剛性やヘッドの運動量も大きくなり、
更にスィ−トスポットも大きくなり、芯に当たり易くす
ることが出来る。またヘッド2の下部に形成した数本の
フィン状突起2bは振り降ろしたヘッド2が地面をこす
る時地面に少し食い込むのでヘッドの進行方向を安定さ
せることが出来る。
【0006】
【実施例】以下、この考案の具体的実施例について図面
を参照して説明する。図1はこの考案のゴルフクラブの
斜視図、図2は図1のヘッドの縦断面図である。このゴ
ルフクラブ(以下、単にクラブとする)のシャフト1部
分は金属材のみでなく近年はカ−ボン強化グラファイ
ト、ボロン強化グラファイト等が用いられる。ヘッド2
は木材の他これもカ−ボン繊維(強化グラファイド)が
使用される。このヘッド2内には所謂スィ−トスポッ
ト、即ちクラブが振り降ろれボ−ル(図示せず)を衝打
した時最も打撃力をかけることが出来る部分、即ち、ヘ
ッドの芯となる位置に芯金3を埋設する。この芯金3は
ボ−ルの当接するヘッドの面2aから背後に達する位置
にかけて埋設される。
を参照して説明する。図1はこの考案のゴルフクラブの
斜視図、図2は図1のヘッドの縦断面図である。このゴ
ルフクラブ(以下、単にクラブとする)のシャフト1部
分は金属材のみでなく近年はカ−ボン強化グラファイ
ト、ボロン強化グラファイト等が用いられる。ヘッド2
は木材の他これもカ−ボン繊維(強化グラファイド)が
使用される。このヘッド2内には所謂スィ−トスポッ
ト、即ちクラブが振り降ろれボ−ル(図示せず)を衝打
した時最も打撃力をかけることが出来る部分、即ち、ヘ
ッドの芯となる位置に芯金3を埋設する。この芯金3は
ボ−ルの当接するヘッドの面2aから背後に達する位置
にかけて埋設される。
【0007】前記芯金3は円筒状(楕円または多角形の
筒状でも良い)としてあるが、平行な円筒でも良く、ま
た若干円錐形状の円筒状であっても良い。つまり該芯金
3はヘッドの当接面2a側から裏側にかけて空気を抜け
るよう中空の芯金3を使用する。このように中空の芯金
3をヘッド2に埋設し当接面2aから裏側へ空気がぬけ
るような構成にすればクラブを振り降ろす時の空気抵抗
が少なくなるため速度を大きくしてボ−ルを衝打する時
大きな力をかけることが出来る。また、前記芯金3のボ
−ル当接面側を格子状3aとし内部を円筒状として空気
がぬけるような構造とすればボ−ルを芯で捉えることの
出来る範囲が広くなるので飛距離も出し易くなる。この
芯金3の外周部3bは若干膨らむようにして剛性も大き
くなるようにしてあるが、勿論この芯金3の外周部3b
は平らな円錐状としても良い。
筒状でも良い)としてあるが、平行な円筒でも良く、ま
た若干円錐形状の円筒状であっても良い。つまり該芯金
3はヘッドの当接面2a側から裏側にかけて空気を抜け
るよう中空の芯金3を使用する。このように中空の芯金
3をヘッド2に埋設し当接面2aから裏側へ空気がぬけ
るような構成にすればクラブを振り降ろす時の空気抵抗
が少なくなるため速度を大きくしてボ−ルを衝打する時
大きな力をかけることが出来る。また、前記芯金3のボ
−ル当接面側を格子状3aとし内部を円筒状として空気
がぬけるような構造とすればボ−ルを芯で捉えることの
出来る範囲が広くなるので飛距離も出し易くなる。この
芯金3の外周部3bは若干膨らむようにして剛性も大き
くなるようにしてあるが、勿論この芯金3の外周部3b
は平らな円錐状としても良い。
【0008】ゴルフクラブの構造を以上のようにすれば
振り降ろす際のヘッド2部分の空気抵抗が小さくなるば
かりでなく、芯金3により剛性やヘッドの運動量も大き
くなり、更にスィ−トスポットも大きくなり、芯に当た
り易くすることが出来る。尚、前記ヘッドの下部にはヘ
ッド進行方向に複数本のフィン状突起2bを形成する。
このようにヘッド下部に複数本のフィン状突起2bを形
成すれば、振り降ろしたヘッド2が地面をこする時この
フィン状突起2bが地面に少し食い込むのでヘッドの進
行方向を安定させることが出来る。
振り降ろす際のヘッド2部分の空気抵抗が小さくなるば
かりでなく、芯金3により剛性やヘッドの運動量も大き
くなり、更にスィ−トスポットも大きくなり、芯に当た
り易くすることが出来る。尚、前記ヘッドの下部にはヘ
ッド進行方向に複数本のフィン状突起2bを形成する。
このようにヘッド下部に複数本のフィン状突起2bを形
成すれば、振り降ろしたヘッド2が地面をこする時この
フィン状突起2bが地面に少し食い込むのでヘッドの進
行方向を安定させることが出来る。
【0009】この考案のゴルフクラブの詳細は以上のよ
うであるが、芯金3は上記した形状だけでなく、埋設す
る外径周囲の形状は矩形でも良いし、多角形でも良い。
格子状3a部分は十字形でもよいし、斜格子状でも良
い。
うであるが、芯金3は上記した形状だけでなく、埋設す
る外径周囲の形状は矩形でも良いし、多角形でも良い。
格子状3a部分は十字形でもよいし、斜格子状でも良
い。
【0010】
【考案の効果】この考案のゴルフクラブは以上詳述した
ような構成としたので、ティ−ショットの際空気抵抗を
減らしヘッド自体の運動量を大きくし衝打したボ−ルの
飛距離を大きく延ばすことが出来る。特にスィ−トスポ
ットを大きくし且つ振り降ろしたヘッドが地面に接する
際も安定させることが出来るので初心者でもボ−ルをジ
ャストミ−トさせて衝打する確立が高くなる。
ような構成としたので、ティ−ショットの際空気抵抗を
減らしヘッド自体の運動量を大きくし衝打したボ−ルの
飛距離を大きく延ばすことが出来る。特にスィ−トスポ
ットを大きくし且つ振り降ろしたヘッドが地面に接する
際も安定させることが出来るので初心者でもボ−ルをジ
ャストミ−トさせて衝打する確立が高くなる。
【0011】
【図1】この考案のゴルフクラブの実施例のヘッド部斜
視図である。
視図である。
【図2】図1のヘッドの縦断面図である。
【図3】従来のティ−ショット用ゴルフクラブのヘッド
部斜視図である。
部斜視図である。
1 シャフト 2 ヘッド 2a ボ−ル当接面 2b フィン状突起 3 芯金 3a 芯金の格子状部
Claims (1)
- 【請求項1】 ティ−ショット用のゴルフクラブのヘッ
ド内に、中空の筒状の芯金を埋設すると共に該ヘッドの
下部に、ヘッド進行方向に複数本のフィン状突起を形成
してなることを特徴とするゴルフクラブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991064702U JP2513055Y2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | ゴルフクラブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991064702U JP2513055Y2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | ゴルフクラブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0524066U JPH0524066U (ja) | 1993-03-30 |
JP2513055Y2 true JP2513055Y2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=13265742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991064702U Expired - Lifetime JP2513055Y2 (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | ゴルフクラブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2513055Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2048693B (en) * | 1978-06-26 | 1982-07-07 | Cobra Golf Inc Ii | Golf club head |
JPS63143371U (ja) * | 1987-03-10 | 1988-09-21 | ||
JPH02141473U (ja) * | 1989-05-02 | 1990-11-28 |
-
1991
- 1991-07-19 JP JP1991064702U patent/JP2513055Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0524066U (ja) | 1993-03-30 |
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