JP2513013Y2 - 画像走査記録装置における、記録ドラムへのロ―ラの押付け装置 - Google Patents
画像走査記録装置における、記録ドラムへのロ―ラの押付け装置Info
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- JP2513013Y2 JP2513013Y2 JP1990061191U JP6119190U JP2513013Y2 JP 2513013 Y2 JP2513013 Y2 JP 2513013Y2 JP 1990061191 U JP1990061191 U JP 1990061191U JP 6119190 U JP6119190 U JP 6119190U JP 2513013 Y2 JP2513013 Y2 JP 2513013Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、製版用カラースキャナやプリント配線基
板のアートワーク作成用レーザプロッタ等の画像走査記
録装置の記録ドラムに感光フィルムを装着する際に、記
録ドラムの外周面に圧接して記録ドラムを低速で回転さ
せる駆動用ゴムローラや、記録ドラム外周面との間に感
光フィルムを介在させてその外周面に圧接することによ
り感光フィルムを記録ドラム外周面に密着させるスクィ
ージローラを、記録ドラム外周面に一定圧力で押し付け
るための装置に関する。
板のアートワーク作成用レーザプロッタ等の画像走査記
録装置の記録ドラムに感光フィルムを装着する際に、記
録ドラムの外周面に圧接して記録ドラムを低速で回転さ
せる駆動用ゴムローラや、記録ドラム外周面との間に感
光フィルムを介在させてその外周面に圧接することによ
り感光フィルムを記録ドラム外周面に密着させるスクィ
ージローラを、記録ドラム外周面に一定圧力で押し付け
るための装置に関する。
製版用カラースキャナやプリント配線基板のアートワ
ーク作成用レーザプロッタ等の画像走査記録装置におい
ては、記録ドラムに連結した同期モータによって記録ド
ラムを一定速度で高速回転させながら、記録ヘッドを記
録ドラムの軸線方向に移動させることにより、記録ドラ
ムの外周面に装着された感光フィルムに画像を露光記録
する。一方、記録ドラムに感光フィルムを装着する際に
は、例えば特開昭62−31254号公報等に開示されている
ように、記録ドラムを低速で回転させながら、記録ドラ
ムへのフィルムの装着を行なう。このとき、前述の同期
モータを駆動制御し、この同期モータによって記録ドラ
ムを低速で回転させるようにすることは困難である。そ
こで、通常は、別に設置されたモータに連結されたゴム
ローラ等の駆動用ローラを記録ドラムの外周面に接離自
在に配設し、記録ドラムに感光フィルムを装着する際
に、駆動用ローラを記録ドラム外周面に当接させ、その
駆動用ローラをモータによって低速で回転させ、その回
転運動をころがり摩擦によって記録ドラムに伝達するこ
とにより、記録ドラムの低速回転用の駆動力を得るよう
にしている。
ーク作成用レーザプロッタ等の画像走査記録装置におい
ては、記録ドラムに連結した同期モータによって記録ド
ラムを一定速度で高速回転させながら、記録ヘッドを記
録ドラムの軸線方向に移動させることにより、記録ドラ
ムの外周面に装着された感光フィルムに画像を露光記録
する。一方、記録ドラムに感光フィルムを装着する際に
は、例えば特開昭62−31254号公報等に開示されている
ように、記録ドラムを低速で回転させながら、記録ドラ
ムへのフィルムの装着を行なう。このとき、前述の同期
モータを駆動制御し、この同期モータによって記録ドラ
ムを低速で回転させるようにすることは困難である。そ
こで、通常は、別に設置されたモータに連結されたゴム
ローラ等の駆動用ローラを記録ドラムの外周面に接離自
在に配設し、記録ドラムに感光フィルムを装着する際
に、駆動用ローラを記録ドラム外周面に当接させ、その
駆動用ローラをモータによって低速で回転させ、その回
転運動をころがり摩擦によって記録ドラムに伝達するこ
とにより、記録ドラムの低速回転用の駆動力を得るよう
にしている。
この場合、駆動用ゴムローラの回転力を記録ドラムへ
確実に伝達できるようにするためには、ゴムローラを一
定のニップ圧で記録ドラム外周面に当接させる必要があ
る。
確実に伝達できるようにするためには、ゴムローラを一
定のニップ圧で記録ドラム外周面に当接させる必要があ
る。
また、感光フィルムを記録ドラムに装着する場合、通
常、記録ドラム外周面に感光フィルムを真空吸着して保
持するようにしているが、その際にフィルムにしわが生
じたりフィルムと記録ドラム外周面との間に空気の層が
出来たりするのを防止して、フィルムを記録ドラム外周
面に密着させるために、スクィージローラが用いられて
いる。すなわち、記録ドラムへの感光フィルムの装着に
際し、スクィージローラを記録ドラム外周面に当接さ
せ、その間にフィルムを挿入し、スクィージローラによ
ってフィルムが記録ドラム外周面に一定のニップ圧で押
し付けられた状態で記録ドラムが低速回転することによ
り、フィルムが記録ドラム外周面に装着されてゆくよう
にしている。そして、記録ドラムが1回転してフィルム
装着が終了した時点でゴムローラの回転が停止し、従っ
て記録ドラムの回転が停止し、ゴムローラ及びスクィー
ジローラが記録ドラム外周面から離間する。
常、記録ドラム外周面に感光フィルムを真空吸着して保
持するようにしているが、その際にフィルムにしわが生
じたりフィルムと記録ドラム外周面との間に空気の層が
出来たりするのを防止して、フィルムを記録ドラム外周
面に密着させるために、スクィージローラが用いられて
いる。すなわち、記録ドラムへの感光フィルムの装着に
際し、スクィージローラを記録ドラム外周面に当接さ
せ、その間にフィルムを挿入し、スクィージローラによ
ってフィルムが記録ドラム外周面に一定のニップ圧で押
し付けられた状態で記録ドラムが低速回転することによ
り、フィルムが記録ドラム外周面に装着されてゆくよう
にしている。そして、記録ドラムが1回転してフィルム
装着が終了した時点でゴムローラの回転が停止し、従っ
て記録ドラムの回転が停止し、ゴムローラ及びスクィー
ジローラが記録ドラム外周面から離間する。
第5図は、画像走査記録装置の一部の構成を模式的に
示した図であって、記録ドラムへの感光フィルムの装着
動作を説明するための図である。図において、10が記録
ドラム、12が感光フィルムであり、14は駆動用ゴムロー
ラ、16は、ゴムローラ14及び低速回転駆動用モータ(図
示せず)を支持し、支点18を中心として揺動自在に支持
された揺動支持板、20は、揺動支持板16に連結した揺動
アーム、22は、揺動支持板16及び揺動アーム20を駆動し
て揺動させる駆動手段、例えばソレノイドである。ま
た、26はスクィージローラ、28は、先端部にスクィージ
ローラ26を回転自在に支持し、支点30を中心として揺動
自在に支持された揺動支持アーム、32は、揺動支持アー
ム28を駆動して揺動させる駆動手段、例えばソレノイド
である。そして、ゴムローラ14及びスクィージローラ26
はそれぞれ、記録ドラム10への感光フィルム12の装着に
際しては、実線で示したように記録ドラム10の外周面に
当接する位置に、一方感光フィルム12への画像記録に際
しては、二点鎖線で示したように記録ドラム10の外周面
から離間した位置に移動させられる。
示した図であって、記録ドラムへの感光フィルムの装着
動作を説明するための図である。図において、10が記録
ドラム、12が感光フィルムであり、14は駆動用ゴムロー
ラ、16は、ゴムローラ14及び低速回転駆動用モータ(図
示せず)を支持し、支点18を中心として揺動自在に支持
された揺動支持板、20は、揺動支持板16に連結した揺動
アーム、22は、揺動支持板16及び揺動アーム20を駆動し
て揺動させる駆動手段、例えばソレノイドである。ま
た、26はスクィージローラ、28は、先端部にスクィージ
ローラ26を回転自在に支持し、支点30を中心として揺動
自在に支持された揺動支持アーム、32は、揺動支持アー
ム28を駆動して揺動させる駆動手段、例えばソレノイド
である。そして、ゴムローラ14及びスクィージローラ26
はそれぞれ、記録ドラム10への感光フィルム12の装着に
際しては、実線で示したように記録ドラム10の外周面に
当接する位置に、一方感光フィルム12への画像記録に際
しては、二点鎖線で示したように記録ドラム10の外周面
から離間した位置に移動させられる。
また、上記したように、記録ドラム10への感光フィル
ム12の装着に際してゴムローラ14及びスクィージローラ
26を記録ドラム10の外周面にそれぞれ当接させた時に、
それらローラ14、26を記録ドラム10の外周面に一定圧力
で弾発的に押し付けるために、第5図に示すように、各
ソレノイド22、32と揺動アーム20及び揺動支持アーム28
との間に、ばね24、34がそれぞれ介設されている。従来
は、このようなばね24、34として、引っ張りコイルばね
が使用されていた。
ム12の装着に際してゴムローラ14及びスクィージローラ
26を記録ドラム10の外周面にそれぞれ当接させた時に、
それらローラ14、26を記録ドラム10の外周面に一定圧力
で弾発的に押し付けるために、第5図に示すように、各
ソレノイド22、32と揺動アーム20及び揺動支持アーム28
との間に、ばね24、34がそれぞれ介設されている。従来
は、このようなばね24、34として、引っ張りコイルばね
が使用されていた。
ところが、記録ドラム10への感光フィルム12の装着作
業の度に、ソレノイド22、32を駆動させ、ゴムローラ14
及びスクィージローラ26を弾発的に記録ドラム10の外周
面に押し付けることになるので、ばね24、34には、長期
にわたって繰り返し衝撃荷重が加わることになる。この
場合、引っ張りコイルばねでは、そのフック部分に応力
が集中することになるため、従来の装置では、ばねのフ
ック部分での破損が頻繁に起こるといった問題点があっ
た。そして、引っ張りコイルばねは、破損を起こすと直
ちに記録ドラム10への感光フィルム12の装着機能を停止
させることになり、その結果、画像走査記録装置を稼働
させることができなくなってしまう。
業の度に、ソレノイド22、32を駆動させ、ゴムローラ14
及びスクィージローラ26を弾発的に記録ドラム10の外周
面に押し付けることになるので、ばね24、34には、長期
にわたって繰り返し衝撃荷重が加わることになる。この
場合、引っ張りコイルばねでは、そのフック部分に応力
が集中することになるため、従来の装置では、ばねのフ
ック部分での破損が頻繁に起こるといった問題点があっ
た。そして、引っ張りコイルばねは、破損を起こすと直
ちに記録ドラム10への感光フィルム12の装着機能を停止
させることになり、その結果、画像走査記録装置を稼働
させることができなくなってしまう。
尚、圧縮コイルばねは、一般に許容応力(静荷重に対
する)を引っ張りコイルばねの1.25倍にとることがで
き、また、圧縮コイルばねにはフック部が無いため、上
記した引っ張りコイルばねのようにフック部分に応力が
集中してその部分での破損が頻発するといったことがな
く、さらに、圧縮コイルばねは、引っ張りコイルばねの
ように折損によって直ちに機能を停止することなく、あ
る程度応急的に機能を果たし、事故を防止し安全性が高
いといった利点を有している。そこで、このような圧縮
コイルばねの利点に着目し、例えば「渡辺秀則著『続・
機械設計心得ノート』p.225,1989年6月30日 日刊工業
新聞社発行」に開示されているような、圧縮コイルばね
を使用した引っ張りばねユニットを利用することが考え
られる。しかしながら、この引っ張りばねユニットは、
第6図に示すように、圧縮コイルばね36の両端部よりそ
れぞれ外側に位置するフック部38、40を有しているた
め、その全長が圧縮コイルばね36の長さより大分長くな
ってしまい、この引っ張りばねユニットを用いたローラ
押付け装置も大きくなってしまうことになって、設置ス
ペースの点で不利であるといった問題点がある。また、
第6図に示した引っ張りばねユニットは、構成部品の数
及び種類が多くなって、製造コストが高くなってしま
う。
する)を引っ張りコイルばねの1.25倍にとることがで
き、また、圧縮コイルばねにはフック部が無いため、上
記した引っ張りコイルばねのようにフック部分に応力が
集中してその部分での破損が頻発するといったことがな
く、さらに、圧縮コイルばねは、引っ張りコイルばねの
ように折損によって直ちに機能を停止することなく、あ
る程度応急的に機能を果たし、事故を防止し安全性が高
いといった利点を有している。そこで、このような圧縮
コイルばねの利点に着目し、例えば「渡辺秀則著『続・
機械設計心得ノート』p.225,1989年6月30日 日刊工業
新聞社発行」に開示されているような、圧縮コイルばね
を使用した引っ張りばねユニットを利用することが考え
られる。しかしながら、この引っ張りばねユニットは、
第6図に示すように、圧縮コイルばね36の両端部よりそ
れぞれ外側に位置するフック部38、40を有しているた
め、その全長が圧縮コイルばね36の長さより大分長くな
ってしまい、この引っ張りばねユニットを用いたローラ
押付け装置も大きくなってしまうことになって、設置ス
ペースの点で不利であるといった問題点がある。また、
第6図に示した引っ張りばねユニットは、構成部品の数
及び種類が多くなって、製造コストが高くなってしま
う。
この考案は、以上のような事情に鑑みてなされたもの
であり、画像走査記録装置の記録ドラムに感光フィルム
を装着するに際しては記録ドラム外周面に駆動用ローラ
やスクィージローラを弾発的に押し付けるための装置に
おいて、弾発手段として従来のような引っ張りコイルば
ねに代わり、機構が簡略で、また全長を短くすることが
できる、圧縮コイルばねを用いた引っ張りばねユニット
を提供することを技術的課題とする。
であり、画像走査記録装置の記録ドラムに感光フィルム
を装着するに際しては記録ドラム外周面に駆動用ローラ
やスクィージローラを弾発的に押し付けるための装置に
おいて、弾発手段として従来のような引っ張りコイルば
ねに代わり、機構が簡略で、また全長を短くすることが
できる、圧縮コイルばねを用いた引っ張りばねユニット
を提供することを技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕 上記課題を解決するため、画像走査記録装置の記録ド
ラムの外周面に当接して記録ドラムと一緒に回転するロ
ーラ、例えば駆動用ゴムローラやスクィージローラを回
転自在に支持し、支点を中心として揺動自在に支持さ
れ、その揺動動作に伴って前記ローラを、記録ドラム外
周面に当接する位置と記録ドラム外周面から離間する位
置との間で往復移動させる揺動部材と、この揺動部材を
駆動して揺動させるソレノイド等の駆動手段と、この駆
動手段と前記揺動部材との間に介設され、記録ドラム外
周面への前記ローラの当接時に揺動部材を介してローラ
を記録ドラム外周面に一定圧力で弾発的に押し付ける弾
発手段とからなる、記録ドラムへのローラの押付け装置
において、前記弾発手段を以下のように構成した。
ラムの外周面に当接して記録ドラムと一緒に回転するロ
ーラ、例えば駆動用ゴムローラやスクィージローラを回
転自在に支持し、支点を中心として揺動自在に支持さ
れ、その揺動動作に伴って前記ローラを、記録ドラム外
周面に当接する位置と記録ドラム外周面から離間する位
置との間で往復移動させる揺動部材と、この揺動部材を
駆動して揺動させるソレノイド等の駆動手段と、この駆
動手段と前記揺動部材との間に介設され、記録ドラム外
周面への前記ローラの当接時に揺動部材を介してローラ
を記録ドラム外周面に一定圧力で弾発的に押し付ける弾
発手段とからなる、記録ドラムへのローラの押付け装置
において、前記弾発手段を以下のように構成した。
すなわち、第1の考案では、中央平面部及びその両側
の互いに平行な一対の棒状部を有するE字をなす対称形
に形成された一対の平面板と、一対の圧縮コイルばねと
の組合せにより、弾発手段を構成し、前記一対の平面板
の各中央平面部は、それぞれ前記揺動手段又は前記駆動
手段と係合する係合部と、前記一対の平面板を対称軸線
方向に互いに摺動可能に案内する案内部とを有し、前記
一方の平面板の各棒状部が前記一対の圧縮コイルばねを
それぞれ挿通するとともに、もう一方の平面板の各棒状
部が前記一対の圧縮コイルばねを反対側からそれぞれ挿
通するように、前記案内部を介して前記一対の平面板を
重ね合わせるようにした。
の互いに平行な一対の棒状部を有するE字をなす対称形
に形成された一対の平面板と、一対の圧縮コイルばねと
の組合せにより、弾発手段を構成し、前記一対の平面板
の各中央平面部は、それぞれ前記揺動手段又は前記駆動
手段と係合する係合部と、前記一対の平面板を対称軸線
方向に互いに摺動可能に案内する案内部とを有し、前記
一方の平面板の各棒状部が前記一対の圧縮コイルばねを
それぞれ挿通するとともに、もう一方の平面板の各棒状
部が前記一対の圧縮コイルばねを反対側からそれぞれ挿
通するように、前記案内部を介して前記一対の平面板を
重ね合わせるようにした。
また、第2の考案では、中央短冊部及びその両側の互
いに平行な一対の側方短冊部を有するE字をなす対称形
に形成された一対の平面板と、1個の圧縮コイルばねと
の組合せにより、弾発手段を構成し、前記一対の平面板
の各中央短冊部は、前記揺動部材又は前記駆動手段と係
合する係合部を有し、また、前記一対の平面板の各側方
短冊部は、前記一対の平面板を対称軸線方向に互いに摺
動可能に案内する案内部を有し、前記一方の中央短冊部
が前記圧縮コイルばねをそれぞれ反対側から挿通するよ
うに、前記案内部を介して前記一対の平面板を重ね合わ
せるようにした。
いに平行な一対の側方短冊部を有するE字をなす対称形
に形成された一対の平面板と、1個の圧縮コイルばねと
の組合せにより、弾発手段を構成し、前記一対の平面板
の各中央短冊部は、前記揺動部材又は前記駆動手段と係
合する係合部を有し、また、前記一対の平面板の各側方
短冊部は、前記一対の平面板を対称軸線方向に互いに摺
動可能に案内する案内部を有し、前記一方の中央短冊部
が前記圧縮コイルばねをそれぞれ反対側から挿通するよ
うに、前記案内部を介して前記一対の平面板を重ね合わ
せるようにした。
上記のような各構成の弾発手段において、平面板の基
端付近の、もう一方の平面板の係合部の形成位置に対応
する部分を切り欠くようにするとよい。
端付近の、もう一方の平面板の係合部の形成位置に対応
する部分を切り欠くようにするとよい。
上記した各構成の装置では、弾発手段の一対の平面板
のうちの一方の平面板の係合部にソレノイド、エアーシ
リンダ等の駆動手段を係合させ、他方の平面板の係合部
に揺動アーム等の揺動部材を係合させるようにする。そ
して、ソレノイド等の駆動手段が駆動して、揺動部材が
揺動し、その揺動部材に支持されたローラが記録ドラム
の外周面に当接して、弾発手段の一対の平面板に対し互
いに反対方向の引っ張り力が作用すると、第1の考案の
各弾発手段では、一対の平面板の各棒状部にそれぞれ巻
装された一対の圧縮コイルばねの弾発力に抗してそれら
圧縮コイルばねを収縮させながら、また、第2の考案の
弾発手段では、一対の平面板の各中央短冊部に巻装され
た1個の圧縮コイルばねの弾発力に抗してその圧縮コイ
ルばねを収縮させながら、一対の平面板は、案内部によ
る案内動作により、互いに反対方向へ直線的に摺動す
る。そして、この際の圧縮コイルばねの収縮程度に応じ
た弾発力が、揺動部材を介してローラから記録ドラムの
外周面に対して付与され、ローラが記録ドラム外周面に
弾発的に押し付けられる。その後、ソレノイド等の駆動
手段の駆動が停止されると、揺動部材が揺動して、ロー
ラが記録ドラムの外周面から離間し、それに伴い、弾発
手段の一対の平面板は、圧縮コイルばねの復元力によっ
て案内部で案内されながら元の位置の方へ摺動する。
のうちの一方の平面板の係合部にソレノイド、エアーシ
リンダ等の駆動手段を係合させ、他方の平面板の係合部
に揺動アーム等の揺動部材を係合させるようにする。そ
して、ソレノイド等の駆動手段が駆動して、揺動部材が
揺動し、その揺動部材に支持されたローラが記録ドラム
の外周面に当接して、弾発手段の一対の平面板に対し互
いに反対方向の引っ張り力が作用すると、第1の考案の
各弾発手段では、一対の平面板の各棒状部にそれぞれ巻
装された一対の圧縮コイルばねの弾発力に抗してそれら
圧縮コイルばねを収縮させながら、また、第2の考案の
弾発手段では、一対の平面板の各中央短冊部に巻装され
た1個の圧縮コイルばねの弾発力に抗してその圧縮コイ
ルばねを収縮させながら、一対の平面板は、案内部によ
る案内動作により、互いに反対方向へ直線的に摺動す
る。そして、この際の圧縮コイルばねの収縮程度に応じ
た弾発力が、揺動部材を介してローラから記録ドラムの
外周面に対して付与され、ローラが記録ドラム外周面に
弾発的に押し付けられる。その後、ソレノイド等の駆動
手段の駆動が停止されると、揺動部材が揺動して、ロー
ラが記録ドラムの外周面から離間し、それに伴い、弾発
手段の一対の平面板は、圧縮コイルばねの復元力によっ
て案内部で案内されながら元の位置の方へ摺動する。
また、弾発手段を構成する平面板の基端付近の、もう
一方の平面板の係合部の形成位置に対応する部分を切り
欠くようにした場合は、一対の平面板の互いの係合部間
の距離を短くすることができる。
一方の平面板の係合部の形成位置に対応する部分を切り
欠くようにした場合は、一対の平面板の互いの係合部間
の距離を短くすることができる。
以下、この考案の好適な実施例について図面を参照し
ながら説明する。
ながら説明する。
第1図及び第2図は、第1の考案の1実施例を示し、
第1図は、画像走査記録装置のフィルム装着装置におい
て記録ドラムへのローラの押付け装置に使用される引っ
張りばねユニットの斜視図であり、第2図は、引っ張り
ばねユニットの一部を構成する平面板の正面図である。
第1図は、画像走査記録装置のフィルム装着装置におい
て記録ドラムへのローラの押付け装置に使用される引っ
張りばねユニットの斜視図であり、第2図は、引っ張り
ばねユニットの一部を構成する平面板の正面図である。
この引っ張りばねユニットは、薄板金属材料により、
第2図に示すように中央平面部44及びその両側の互いに
平行な一対の棒状部46、48を有するE字をなす対称形に
形成された同一形状の一対の平面板42、42′と、一対の
圧縮コイルばね50、50′とから構成されている。平面板
42、42′の中央平面部44、44′には、先端付近で対称軸
線上の位置に係合用孔52、52′がそれぞれ形成されてい
る。この係合用孔52、52′は、その一方がソレノイド、
エアーシリンダ等の駆動手段の連結部と係合され、もう
一方が揺動アーム等の揺動部材の連結部と係合される。
また、平面板42の中央平面部44(平面板42′の中央平面
部44′も同様)には、対称軸線から側方へ偏った位置に
対称軸線及び両棒状部46、48と平行な案内長孔54がそれ
ぞれ形成されており、また、対称軸線を挟んで案内長孔
54とは反対側の、基端付近に、タップを用いて雌ねじが
切られた円形孔56が形成されている。さらに、平面板42
の中央平面部44の基端側の中央部は、半円状に切り欠か
れており、その切欠き部58にもう一方の平面板42′の係
合用孔52′が位置するようになっている。
第2図に示すように中央平面部44及びその両側の互いに
平行な一対の棒状部46、48を有するE字をなす対称形に
形成された同一形状の一対の平面板42、42′と、一対の
圧縮コイルばね50、50′とから構成されている。平面板
42、42′の中央平面部44、44′には、先端付近で対称軸
線上の位置に係合用孔52、52′がそれぞれ形成されてい
る。この係合用孔52、52′は、その一方がソレノイド、
エアーシリンダ等の駆動手段の連結部と係合され、もう
一方が揺動アーム等の揺動部材の連結部と係合される。
また、平面板42の中央平面部44(平面板42′の中央平面
部44′も同様)には、対称軸線から側方へ偏った位置に
対称軸線及び両棒状部46、48と平行な案内長孔54がそれ
ぞれ形成されており、また、対称軸線を挟んで案内長孔
54とは反対側の、基端付近に、タップを用いて雌ねじが
切られた円形孔56が形成されている。さらに、平面板42
の中央平面部44の基端側の中央部は、半円状に切り欠か
れており、その切欠き部58にもう一方の平面板42′の係
合用孔52′が位置するようになっている。
そして、第1図に示すように、一対の平面板42、42′
を互いに逆向きにし、それぞれに形成された案内長孔54
が対称軸線の互いに異なる側に配置されるようにして、
両平面板42、42′の各棒状部46、48、48′、46′にそれ
ぞれワッシャ60を嵌挿するとともに、各圧縮コイルばね
50、50′にその両側から平面板42の各棒状部46、48及び
平面板42′の各棒状部48′、46′をそれぞれ挿通させ、
両平面板42、42′を互いに重ね合わせる。その後、軸部
にねじが形成され、ワッシャ64が嵌挿された係合ピン62
を、一方の平面板42の案内長孔54側からその案内長孔54
に遊挿状態で挿通し、その軸部の先端部分を他方の平面
板42′の円形孔(第2図の56に対応するものであるが、
第1図には図示されていない)にねじ込んでから、その
先端部分をナット(図示されていないが、第1図の66′
に対応するもの)によって固定する。続いて、他方の平
面板42′側からも同様にして係合ピン62′を取り付け
る。
を互いに逆向きにし、それぞれに形成された案内長孔54
が対称軸線の互いに異なる側に配置されるようにして、
両平面板42、42′の各棒状部46、48、48′、46′にそれ
ぞれワッシャ60を嵌挿するとともに、各圧縮コイルばね
50、50′にその両側から平面板42の各棒状部46、48及び
平面板42′の各棒状部48′、46′をそれぞれ挿通させ、
両平面板42、42′を互いに重ね合わせる。その後、軸部
にねじが形成され、ワッシャ64が嵌挿された係合ピン62
を、一方の平面板42の案内長孔54側からその案内長孔54
に遊挿状態で挿通し、その軸部の先端部分を他方の平面
板42′の円形孔(第2図の56に対応するものであるが、
第1図には図示されていない)にねじ込んでから、その
先端部分をナット(図示されていないが、第1図の66′
に対応するもの)によって固定する。続いて、他方の平
面板42′側からも同様にして係合ピン62′を取り付け
る。
以上のようにして第1図に示すように組み立られた引
っ張りばねユニットは、一方の平面板42′の係合用孔5
2′に係合されたソレノイド等の駆動手段が駆動して、
他方の平面板42の係合用孔52に係合された揺動アーム等
の揺動部材が揺動し、その揺動部材に支持された記録ド
ラム駆動用ゴムローラやスクィージローラが記録ドラム
の外周面に当接して、一対の平面板42、42′に対し図示
したような互いに反対方向の引っ張り力が作用すると、
一対の平面板42、42′は、一対の圧縮コイルばね50、5
0′の弾発力に抗してそれら圧縮コイルばね50、50′を
収縮させながら、案内長孔54と係合ピン62との係合によ
って直線的に摺動案内されて互いに反対方向へ移動す
る。そして、この際の圧縮コイルばね50、50′の収縮程
度に応じた弾発力が、揺動部材を介してローラから記録
ドラムの外周面に対して付与され、ローラが記録ドラム
外周面に弾発的に押し付けられる。その後、記録ドラム
への感光フィルムの装着が終了して、ソレノイド等の駆
動手段の駆動が停止されると、揺動部材ガ揺動してロー
ラが記録ドラムの外周面から離間することにより、一対
の平面板42、42′に作用していた引っ張り力が消失し、
平面板42、42′は、圧縮コイルばね50、50′の復元力に
よって第1図に示した元の位置へ移動し、一方の平面板
42の案内長孔54の先端内縁に、他方の平面板42′に固着
された係合ピン62が当接したところで、両平面板42、4
2′の相対的な移動が規制されて停止することになる。
っ張りばねユニットは、一方の平面板42′の係合用孔5
2′に係合されたソレノイド等の駆動手段が駆動して、
他方の平面板42の係合用孔52に係合された揺動アーム等
の揺動部材が揺動し、その揺動部材に支持された記録ド
ラム駆動用ゴムローラやスクィージローラが記録ドラム
の外周面に当接して、一対の平面板42、42′に対し図示
したような互いに反対方向の引っ張り力が作用すると、
一対の平面板42、42′は、一対の圧縮コイルばね50、5
0′の弾発力に抗してそれら圧縮コイルばね50、50′を
収縮させながら、案内長孔54と係合ピン62との係合によ
って直線的に摺動案内されて互いに反対方向へ移動す
る。そして、この際の圧縮コイルばね50、50′の収縮程
度に応じた弾発力が、揺動部材を介してローラから記録
ドラムの外周面に対して付与され、ローラが記録ドラム
外周面に弾発的に押し付けられる。その後、記録ドラム
への感光フィルムの装着が終了して、ソレノイド等の駆
動手段の駆動が停止されると、揺動部材ガ揺動してロー
ラが記録ドラムの外周面から離間することにより、一対
の平面板42、42′に作用していた引っ張り力が消失し、
平面板42、42′は、圧縮コイルばね50、50′の復元力に
よって第1図に示した元の位置へ移動し、一方の平面板
42の案内長孔54の先端内縁に、他方の平面板42′に固着
された係合ピン62が当接したところで、両平面板42、4
2′の相対的な移動が規制されて停止することになる。
第3図は、第1の考案の別の実施例を示し、ローラ押
付け装置に引っ張りばねユニットの一部を構成する一組
の平面板の1例を示す正面図である。
付け装置に引っ張りばねユニットの一部を構成する一組
の平面板の1例を示す正面図である。
この第3図に示した平面板68、70もそれぞれ、中央平
面部72、74及びその両側の互いに平行な一対の棒状部7
6、76;78、78を有するE字をなす対称形に形成されてお
り、中央平面部72、74にはそれぞれ、係合用孔80、82並
びに半円状の切欠き部84、86が形成されている。引っ張
りばねユニットのその他の構成も、第1図及び第2図に
示したものと同様であるが、この引っ張りばねユニット
では、一方の平面板68だけに案内長孔88が、平面板68の
対称軸線上の位置に形成されており、かつ、他方の平面
板70にだけ、案内長孔88と摺動自在に係合する係合ピン
を螺着するための円形タップ孔90が形成されている。こ
の平面板68、70を使用した引っ張りばねユニットも、第
1図に示したものと同様に作用する。
面部72、74及びその両側の互いに平行な一対の棒状部7
6、76;78、78を有するE字をなす対称形に形成されてお
り、中央平面部72、74にはそれぞれ、係合用孔80、82並
びに半円状の切欠き部84、86が形成されている。引っ張
りばねユニットのその他の構成も、第1図及び第2図に
示したものと同様であるが、この引っ張りばねユニット
では、一方の平面板68だけに案内長孔88が、平面板68の
対称軸線上の位置に形成されており、かつ、他方の平面
板70にだけ、案内長孔88と摺動自在に係合する係合ピン
を螺着するための円形タップ孔90が形成されている。こ
の平面板68、70を使用した引っ張りばねユニットも、第
1図に示したものと同様に作用する。
第4図は、第2の考案の1実施例を示し、引っ張りば
ねユニットの構成の一部を示す分解斜視図である。
ねユニットの構成の一部を示す分解斜視図である。
この引っ張りばねユニットは、一対の平面板92、92′
と1個の圧縮コイルばね94との組合せにより構成されて
いる。また、平面板92、92′は、先端付近に係合用孔10
2、102′が形成された中央短冊部96、96′及びその両側
の互いに平行な一対の側方短冊部98、100;98′、100′
を有するE字をなす対称形に形成されており、平面板9
2、92′の一方の側方短冊部98、98′に中央短冊部96、9
6′と平行な案内長孔104、104′が形成され、他方の側
方短冊部100、100′の基端付近に、係合ピン(図示せ
ず)を螺着するための円形タップ孔106、106′が形成さ
れている。そして、第4図に示すように、一対の平面板
92、92′を互いに逆向きにし、その一方の平面板92の中
央短冊部96を圧縮コイルばね94に挿通させるとともに、
他方の平面板92′の中央短冊部96′を圧縮コイルばね94
に反対側から挿通させて、平面板92、92′同士を互いに
重ね合せ、図示しない係合ピンにより摺動自在に係合す
る。尚、この平面板92、92′にも、係合用孔102、102′
がもう一方の平面板92′、92によってそれぞれ閉塞され
ないようにするための切欠き部108、108′が形成されて
いる。この引っ張りばねユニットも、第1図に示したも
のと同様の機能を有し、同様に作用する。
と1個の圧縮コイルばね94との組合せにより構成されて
いる。また、平面板92、92′は、先端付近に係合用孔10
2、102′が形成された中央短冊部96、96′及びその両側
の互いに平行な一対の側方短冊部98、100;98′、100′
を有するE字をなす対称形に形成されており、平面板9
2、92′の一方の側方短冊部98、98′に中央短冊部96、9
6′と平行な案内長孔104、104′が形成され、他方の側
方短冊部100、100′の基端付近に、係合ピン(図示せ
ず)を螺着するための円形タップ孔106、106′が形成さ
れている。そして、第4図に示すように、一対の平面板
92、92′を互いに逆向きにし、その一方の平面板92の中
央短冊部96を圧縮コイルばね94に挿通させるとともに、
他方の平面板92′の中央短冊部96′を圧縮コイルばね94
に反対側から挿通させて、平面板92、92′同士を互いに
重ね合せ、図示しない係合ピンにより摺動自在に係合す
る。尚、この平面板92、92′にも、係合用孔102、102′
がもう一方の平面板92′、92によってそれぞれ閉塞され
ないようにするための切欠き部108、108′が形成されて
いる。この引っ張りばねユニットも、第1図に示したも
のと同様の機能を有し、同様に作用する。
この考案は以上説明したように構成されかつ作用する
ので、この考案に係る、記録ドラムへのローラの押付け
装置では、記録ドラムへの感光フィルムの装着が長期に
わたって繰り返し行なわれても、弾発手段として引っ張
りコイルばねを用いた従来のものに比べ、ばね部品の破
損が格段に少なくなり、ばね部品の破損によって画像走
査記録装置を稼働させることができなくなるといったこ
とも殆ど無くなる。しかも、この考案の装置における弾
発手段は、機構が比較的簡略であり、製造コストも廉価
である。
ので、この考案に係る、記録ドラムへのローラの押付け
装置では、記録ドラムへの感光フィルムの装着が長期に
わたって繰り返し行なわれても、弾発手段として引っ張
りコイルばねを用いた従来のものに比べ、ばね部品の破
損が格段に少なくなり、ばね部品の破損によって画像走
査記録装置を稼働させることができなくなるといったこ
とも殆ど無くなる。しかも、この考案の装置における弾
発手段は、機構が比較的簡略であり、製造コストも廉価
である。
また、弾発手段を構成する平面板の基端付近の、もう
一方の平面板の係合部の形成位置に対応する部分を切り
欠くようにしたときは、一対の平面板の互いの係合部間
の距離を、弾発手段を構成している圧縮コイルばねの長
さよりも短くすることができ、このため、十分な弾性を
有する長い目の圧縮コイルばねを使用した場合でも、一
対の平面板の係合部間の距離を短くすることが可能であ
る。従って、この装置は、ソレノイド等の駆動手段と揺
動アーム等の揺動部材との間の距離が余り大きくとれな
い個所にでも、設置することができる。
一方の平面板の係合部の形成位置に対応する部分を切り
欠くようにしたときは、一対の平面板の互いの係合部間
の距離を、弾発手段を構成している圧縮コイルばねの長
さよりも短くすることができ、このため、十分な弾性を
有する長い目の圧縮コイルばねを使用した場合でも、一
対の平面板の係合部間の距離を短くすることが可能であ
る。従って、この装置は、ソレノイド等の駆動手段と揺
動アーム等の揺動部材との間の距離が余り大きくとれな
い個所にでも、設置することができる。
第1図は、画像走査記録装置のフィルム装着装置におけ
る、記録ドラムへのローラの押付け装置に使用される引
っ張りばねユニットの第1の考案の1実施例を示す斜視
図、第2図は、その引っ張りばねユニットの一部を構成
する平面板の正面図、第3図は、第1の考案の別の実施
例に係るローラ押付け装置の引っ張りばねユニットの一
部を構成する一組の平面板を示す正面図、第4図は、第
2の考案の1実施例に係る引っ張りばねユニットの構成
の一部を示す分解斜視図、第5図は、画像走査記録装置
の一部の構成を模式的に示した図であって、記録ドラム
への感光フィルムの装着動作を説明するための図、第6
図は、従来の引っ張りばねのユニットの構成例を示す縦
断面図である。 10……記録ドラム、12……感光フィルム、14……駆動用
ゴムローラ、16……揺動支持板、18、30……支点、20…
…揺動アーム、22、32……ソレノイド、24、34……ば
ね、26……スクィージローラ、28……揺動支持アーム、
42、42′、68、70……平面板、44、44′、72、74……中
央平面部、46、48;46、48;76、78……棒状部、50、50′
……圧縮コイルばね、52、52′、80、82……係合用孔、
54、88……案内長孔、56、90……円形タップ孔、62、6
2′……係合ピン、58、84、86……切欠き部、92、92′
……平面板、94……圧縮コイルばね、96、96′……中央
短冊部、98、100;98′、100′……側方短冊部、102、10
2′……係合用孔、104、104′……案内長孔、106、10
6′……円形タップ孔、108、108′……切欠き部。
る、記録ドラムへのローラの押付け装置に使用される引
っ張りばねユニットの第1の考案の1実施例を示す斜視
図、第2図は、その引っ張りばねユニットの一部を構成
する平面板の正面図、第3図は、第1の考案の別の実施
例に係るローラ押付け装置の引っ張りばねユニットの一
部を構成する一組の平面板を示す正面図、第4図は、第
2の考案の1実施例に係る引っ張りばねユニットの構成
の一部を示す分解斜視図、第5図は、画像走査記録装置
の一部の構成を模式的に示した図であって、記録ドラム
への感光フィルムの装着動作を説明するための図、第6
図は、従来の引っ張りばねのユニットの構成例を示す縦
断面図である。 10……記録ドラム、12……感光フィルム、14……駆動用
ゴムローラ、16……揺動支持板、18、30……支点、20…
…揺動アーム、22、32……ソレノイド、24、34……ば
ね、26……スクィージローラ、28……揺動支持アーム、
42、42′、68、70……平面板、44、44′、72、74……中
央平面部、46、48;46、48;76、78……棒状部、50、50′
……圧縮コイルばね、52、52′、80、82……係合用孔、
54、88……案内長孔、56、90……円形タップ孔、62、6
2′……係合ピン、58、84、86……切欠き部、92、92′
……平面板、94……圧縮コイルばね、96、96′……中央
短冊部、98、100;98′、100′……側方短冊部、102、10
2′……係合用孔、104、104′……案内長孔、106、10
6′……円形タップ孔、108、108′……切欠き部。
Claims (3)
- 【請求項1】画像走査記録装置の記録ドラムの外周面に
当接して記録ドラムと一緒に回転するローラを回転自在
に支持し、支点を中心として揺動自在に支持され、その
揺動動作に伴って前記ローラを、記録ドラム外周面に当
接する位置と記録ドラム外周面から離間する位置との間
で往復移動させる揺動部材と、この揺動部材を駆動して
揺動させる駆動手段と、この駆動手段と前記揺動部材と
の間に介設され、記録ドラム外周面への前記ローラの当
接時に揺動部材を介してローラを記録ドラム外周面に一
定圧力で弾発的に押し付ける弾発手段とからなる、記録
ドラムへのローラの押付け装置において、 前記弾発手段は、中央平面部及びその両側の互いに平行
な一対の棒状部を有するE字をなす対称形に形成された
一対の平面板と一対の圧縮コイルばねとの組合せにより
構成され、 前記一対の平面板の各中央平面部は、それぞれ前記揺動
手段又は前記駆動手段と係合する係合部と前記一対の平
面板を対称軸線方向に互いに摺動可能に案内する案内部
とを有し、 前記一方の平面板の各棒状部が前記一対の圧縮コイルば
ねをそれぞれ挿通するとともに、もう一方の平面板の各
棒状部が前記一対の圧縮コイルばねを反対側からそれぞ
れ挿通するように、前記案内部を介して前記一対の平面
板を重ね合わせたことを特徴とする、画像走査記録装置
における、記録ドラムへのローラ押付け装置。 - 【請求項2】画像走査記録装置の記録ドラムの外周面に
当接して記録ドラムと一緒に回転するローラを回転自在
に支持し、支点を中心として揺動自在に支持され、その
揺動動作に伴って前記ローラを、記録ドラム外周面に当
接する位置と記録ドラム外周面から離間する位置との間
で往復移動させる揺動部材と、この揺動部材を駆動して
揺動させる駆動手段と、この駆動手段と前記揺動部材と
の間に介設され、記録ドラム外周面への前記ローラの当
接時に揺動部材を介してローラを記録ドラム外周面に一
定圧力で弾発的に押し付ける弾発手段とからなる、記録
ドラムへのローラの押付け装置において、 前記弾発手段は、中央短冊部及びその両側の互いに平行
な一対の側方短冊部を有するE字をなす対称形に形成さ
れた一対の平面板と1個の圧縮コイルばねとの組合せに
より構成され、 前記一対の平面板の各中央短冊部は、前記揺動部材又は
前記駆動手段と係合する係合部を有し、 また、前記一対の平面板の各側方短冊部は、前記一対の
平面板を対称軸線方向に互いに摺動可能に案内する案内
部を有し、 前記一方の中央短冊部が前記圧縮コイルばねをそれぞれ
反対側から挿通するように、前記案内部を介して前記一
対の平面板を重ね合わせたことを特徴とする、画像走査
記録装置における、記録ドラムへのローラの押付け装
置。 - 【請求項3】平面板の基端付近の、もう一方の平面板の
係合部の形成位置に対応する部分が切り欠かれた請求項
1又は請求項2記載の、画像走査記録装置における、記
録ドラムへのローラの押付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990061191U JP2513013Y2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | 画像走査記録装置における、記録ドラムへのロ―ラの押付け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990061191U JP2513013Y2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | 画像走査記録装置における、記録ドラムへのロ―ラの押付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0420760U JPH0420760U (ja) | 1992-02-21 |
JP2513013Y2 true JP2513013Y2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=31589224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990061191U Expired - Lifetime JP2513013Y2 (ja) | 1990-06-08 | 1990-06-08 | 画像走査記録装置における、記録ドラムへのロ―ラの押付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2513013Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-08 JP JP1990061191U patent/JP2513013Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0420760U (ja) | 1992-02-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080413 Year of fee payment: 7 |
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FPAY | Renewal fee payment |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090413 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |