JP2512916Y2 - サ―マルヘッド - Google Patents

サ―マルヘッド

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JP2512916Y2
JP2512916Y2 JP1989130407U JP13040789U JP2512916Y2 JP 2512916 Y2 JP2512916 Y2 JP 2512916Y2 JP 1989130407 U JP1989130407 U JP 1989130407U JP 13040789 U JP13040789 U JP 13040789U JP 2512916 Y2 JP2512916 Y2 JP 2512916Y2
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JP
Japan
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heating element
thermal head
defective
individual electrode
individual
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登 対馬
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、サーマルプリンタに使用されるサーマルヘ
ッドに係り、特に、印字不良ドットに対応する発熱素子
または個別電極の端子を容易に探し出すことを可能とし
たサーマルヘッドに関する。
〔従来の技術〕 一般に、サーマルヘッドは、基板上に整列配置された
複数の発熱素子を有しており、サーマルプリンタのプラ
テンに沿って駆動されるキャリッジ上にこのサーマルヘ
ッドを搭載し、このサーマルヘッドの発熱素子を所望の
印字信号に基づいて選択的に発熱することにより、イン
クリボンのインクを用紙に転写するか、あるいは、感熱
記録紙を発色させ、所望の印字を行なうようになってい
る。
第2図は従来のサーマルヘッドを示すものであり、サ
ーマルヘッド1の絶縁性材料からなる基板2上には、印
字ドットに対応した発熱素子3,3…が並設されており、
各発熱素子3には、複数の個別電極4,4…のひとつがそ
れぞれ独立して接続されるとともに、すべての発熱素子
3にひとつの共通電極5が接続されている。そして、各
発熱素子3においては、間隔を隔てて配設されている個
別電極4および共通電極5間に、発熱により印字に寄与
する印字部が形成されることになる。
このような構成によれば、前記個別電極4に所望の印
字信号に基づいて電流をパルスとして供給することによ
り、この個別電極4に対応する前記発熱素子3を発熱さ
せ、ドットの集合としての印字を行なうことができる。
そして、前記サーマルヘッド1の各発熱素子3部分の
ショートあるいは切断等の欠陥により、印字ドットの不
良等が発生した場合に、印字不良の原因となる不良発熱
素子3を探し出してその不良発熱素子3の不良原因を解
析して同様の不良が発生するのを防止する必要がある。
このような不良発熱素子3を探し出す手段として、従来
は、印字不良の発熱素子3の位置が何番目であるか数え
ておき、顕微鏡等によりサーマルヘッド1の発熱素子3
を拡大して、その印字不良ドットに対応する発熱素子3
を計数して探し出すようにしていた。
しかしながら、近年、サーマルヘッド1のドット数は
増加する傾向にあり、しかも、各発熱素子3は寸法的に
極めて微小であるので、不良の発熱素子3の計数作業が
極めて細かい作業となり、不良発熱素子3を探し出すこ
とが極めて困難であるという問題点があった。
このため、従来から、第3図に示すように、発熱素子
3の側縁の共通電極5に、複数(例えば、5つ)の発熱
素子3ごとに、スリット6を形成するようにしたものが
ある。
このようなサーマルヘッド1によれば、不良の発熱素
子3の計数を行なう場合に、前記スリット6を目印とし
て目的の発熱素子3の計数を行なうことができるので、
容易に印字不良ドットに対応する発熱素子3を探し出す
ことができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、前述した従来のサーマルヘッドにおい
ては、共通電極5にスリット6を形成することにより、
発熱素子3の計数を容易に行なうことができるようにし
ているので、前記スリット6により、部分的に通電が妨
げられて、共通電極5の抵抗値が上昇してしまい、これ
により、各発熱素子3への通電不良が生じ、全部の発熱
素子3へ同時に通電を行なう際に電気容量が小さく電圧
低下が生じるといういわゆるコモンドロップが発生して
印字品質の著しい低下を招いてしまうという問題点を有
していた。
本考案は、前述した点に鑑みてなされたもので、印字
品質を低下させることなく、印字不良ドットに対応する
発熱素子または個別電極の端子を製品段階においても容
易に探し出すことのできるサーマルヘッドを提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
前述した目的を達成するため本考案のサーマルヘッド
は、基板上に印字ドットに対応した発熱素子を並設し、
各発熱素子に複数の個別電極のひとつをそれぞれ独立し
て接続するとともに、すべての発熱素子にひとつの共通
電極を接続してなるサーマルヘッドにおいて、前記各個
別電極の端部以外の部位を透光性の保護膜により被覆
し、この保護膜下の個別電極を、複数本おきに異なる形
状に形成したことを特徴としている。
〔作用〕
本考案によれば、個別電極を複数本おきに異なる形状
に形成しているので、印字不良ドットに対応する発熱素
子または個別電極の端子を調べる場合に、前記個別電極
の形状の違いを目印として発熱素子または個別電極の端
子の位置を確認することができ、容易に印字不良ドット
に対応する発熱素子または個別電極の端子を探し出すこ
とができる。しかも、各個別電極の端部以外の部位を透
光性を有する保護膜により被覆しているので、製品段階
においても不良位置を発見することができる。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例により説明する。な
お、前述した第2図および第3図と同一ないしは相当す
る構成には同一符号を付して説明する。
第1図は本考案に係るサーマルヘッドの実施例を示す
ものであり、第2図により説明したと同様に、サーマル
ヘッド1の絶縁性材料からなる基板2上には、印字ドッ
トに対応した発熱素子3,3…が並設されており、各発熱
素子3には、複数の個別電極4,4…のひとつがそれぞれ
独立して接続されるとともに、すべての発熱素子3にひ
とつの共通電極5が接続されている。
一方、前記各個別電極4の端部は、各個別電極4の一
側縁に形成された位置の異なる段部6によりその幅寸法
が狭く形成されている。また、前記各個別電極4の端部
以外の部位は、透光性の保護膜7により被覆されてお
り、この保護膜7が形成されていない個別電極4の端部
は、図示しない接続配線が接続される端子8とされてい
る。
そして、各個別電極4の端部の一側縁の段部6のう
ち、個別電極4の4本おきに幅寸法の狭くなる位置を長
手方向にずらした段部6Aが形成されている。
本実施例において、ある発熱素子3に印字不良等が生
じ、この発熱素子3に対応する個別電極4の端子8を調
べる場合は、印字不良の発熱素子3の位置が何番目であ
るか確認しておき、顕微鏡等により個別電極4の端子8
の近傍を拡大し、前記個別電極4に形成された段部6Aを
目印として、その印字不良の発熱素子3に対応する端子
8の位置を数えて、不良配線を探し出すことができる。
このように本実施例においては、個別電極4に形成さ
れた位置の異なる段部6Aを目印として個別電極4の端子
8の位置を数えることができるので、印字不良ドットに
対応する端子を容易に探し出すことが可能となる。しか
も、サーマルヘッド1の上面を被覆している保護膜7が
透光性を有しているので、製品段階においても容易に不
良位置を発見することができる。
なお、本考案は、前述した各実施例に限定されるもの
ではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係るサーマルヘッドは、
複数おきの個別電極を異なる形状に形成しているので、
印字不良ドットに対応する発熱素子または個別電極の端
子を調べる場合に、前記個別電極の形状の違いを目印と
して発熱素子または個別電極の端子の位置を確認するこ
とができ、容易に印字不良ドットに対応する発熱素子ま
たは個別電極の端子を探し出すことができる。しかも、
共通電極にスリットを形成するものではないので、共通
電極の抵抗値の上昇による印字不良の発生を防止するこ
とができる。さらに、本考案のサーマルヘッドの表面を
被覆している保護膜が透光性を有しているので、製品段
階においても容易に印字不良ドットに対応する発熱素子
または個別電極の端子を探し出すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るサーマルヘッドの実施例を示す要
部の正面図、第2図は従来のサーマルヘッドを示す要部
の正面図、第3図は従来の他のサーマルヘッドを示す要
部の正面図である。 1……サーマルヘッド、2……基板、3……発熱素子、
4……個別電極、5……共通電極、6……段部、6A……
段部(位置の異なるもの)、7……透光性保護膜、8…
…端子。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に印字ドットに対応した発熱素子を
    並設し、各発熱素子に複数の個別電極のひとつをそれぞ
    れ独立して接続するとともに、すべての発熱素子にひと
    つの共通電極を接続してなるサーマルヘッドにおいて、
    前記各個別電極の端部以外の部位を透光性の保護膜によ
    り被覆し、この保護膜下の個別電極を、複数本おきに異
    なる形状に形成したことを特徴とするサーマルヘッド。
JP1989130407U 1989-11-08 1989-11-08 サ―マルヘッド Expired - Lifetime JP2512916Y2 (ja)

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JP1989130407U JP2512916Y2 (ja) 1989-11-08 1989-11-08 サ―マルヘッド

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JPH0368442U JPH0368442U (ja) 1991-07-05
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JPS5851169A (ja) * 1981-09-21 1983-03-25 Ricoh Co Ltd サ−マルヘツド

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JPH0368442U (ja) 1991-07-05

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