JP2512894Y2 - 発光ブロック - Google Patents

発光ブロック

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JP2512894Y2
JP2512894Y2 JP1993026757U JP2675793U JP2512894Y2 JP 2512894 Y2 JP2512894 Y2 JP 2512894Y2 JP 1993026757 U JP1993026757 U JP 1993026757U JP 2675793 U JP2675793 U JP 2675793U JP 2512894 Y2 JP2512894 Y2 JP 2512894Y2
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JP
Japan
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light emitting
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JP1993026757U
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JPH0679812U (ja
Inventor
孝治 原田
Original Assignee
株式会社エルファス
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Publication date
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  • Road Paving Structures (AREA)
  • Road Signs Or Road Markings (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、縁石、車止、歩道用平
板等のコンクリート又は石ブロックで、特に夜間歩行者
等の注意を喚起するために発光する発光ブロックに関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の発光ブロックは、例えば実開平３
−５８３１７号に示されるように、ブロック本体の表面
に発光ダイオード（ＬＥＤ）等の光源を内蔵した発光ユ
ニットの発光部を露出させていた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】従来の発光ブロック
は、上記の構成であり、次のような課題を有していた。
発光部に損傷を受けたり破壊されるおそれがある。
ブロック本体と発光ユニットとの熱膨張率の違いにより
境目に隙間が生じて水が進入し漏電する。ブロック表
面と発光部の磨耗の違いにより段差を生じる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、これら課題を
解決するためになされたもので、発光ユニットの発光部
を露出させたブロックの該発光部を含むブロック表面を
覆って、骨材を樹脂バインダーで固めた光透過層を形成
したことを特徴とする発光ブロックである。骨材として
は天然石、ガラス、セラミック、プラスチック等、全部
又は一部が透明又は半透明なものが好ましく、異種のも
のを混合してもよい。樹脂バインダーとしては熱可塑
性、熱硬化性、紫外線硬化性樹脂のいずれでもでもよい
が、透明又は半透明で、成形後に光を透過することが条
件となる。
【０００５】
【作用】本考案発光ブロックは、発光ユニットの発光部
を骨材を樹脂バインダーで固めた光透過層で覆ってしま
うため、耐衝撃性、防水性が向上する。歩道用平板の場
合は、表面全体を光透過層で覆うことで、磨耗による段
差は生じない。発光ユニットの発光部から発せられた光
は、光透過層を通過して人々に認識される。また、光が
光透過層を通るときに内部の骨材で乱反射し、散乱する
ことで光透過層の表面全体が光って見える。光によって
骨材も映しだされるので、骨材に種々の色彩のものを使
用するなどして、意匠効果をあげることもできる。
【０００６】
【実施例】以下、実施例を表した図面を参照しつつ、本
考案を詳細に説明する。図１は本考案の実施例の発光ブ
ロック１で歩道平板として用いられるものの断面図、図
２は発光ブロック１の斜視図である。
【０００７】発光ブロック１は、本体２がコンクリート
製で、本体２の表面にＬＥＤ発光ユニット３の上面、す
なわち発光部が露出して埋込まれている。発光ユニット
３の発光部を覆って、骨材を樹脂バインダーで固めた光
透過層４が本体の表面全体に形成されている。
【０００８】光透過層４の骨材は、石英を多く含む天然
石を細かく砕いたものを使用し、樹脂バインダーとして
は半透明の塩化ビニルを使用した。この結果光透過層４
は全体として半透明となり、発光ユニット３を発光させ
ないときはその発光部は表面からまったく見えず、夜間
発光させたときは光透過層全体が白く淡く光り、かつ、
石英の効果でキラキラした無数の小さな点が光るもので
あった。
【０００９】発光ユニット３は、あらかじめ型枠に取り
付けられ、この型枠にコンクリートを流し込むことでブ
ロックに埋込まれ本体２が製造される。本体２が充分乾
燥した後に骨材と樹脂バインダーを混合したものを本体
表面に流し込み、硬化させて光透過層４を形成する。
【００１０】本実施例においては、電源は端子５から商
業電源を供給するが、もちろん、太陽電池により電源を
供給したり、ブロック内部に太陽電池及び蓄電池を内蔵
し昼間は充電により蓄電し夜間は発光するようにしても
よい。
【００１１】
【考案の効果】本考案発光ブロックは、光透過層が保護
層として働くので、発光ユニットが傷ついたり、ユニッ
トやブロックの内部に水が侵入して漏電することがな
く、磨耗による段差も防ぐことができる。さらに、光が
光透過層を通るときに内部の骨材で乱反射し、散乱する
ことで光透過層の表面全体が光って見え、骨材の模様も
加わって意匠効果も期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の実施例の発光ブロック１の断面図であ
る。
【図２】発光ブロック１の斜視図である。
【符号の説明】
１ 発光ブロック ２ 本体 ３ 発光ユニット ４ 光透過層 ５ 端子

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】発光ユニットの発光部を露出させたブロッ
    クの該発光部を含むブロック表面を覆って、骨材をバイ
    ンダーで固めた光透過層を形成したことを特徴とする発
    光ブロック
JP1993026757U 1993-04-26 1993-04-26 発光ブロック Expired - Lifetime JP2512894Y2 (ja)

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JPH0679812U JPH0679812U (ja) 1994-11-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2003083810A1 (ja) * 2002-03-29 2005-08-04 株式会社Inax 電気部品付き固化体、発光固化体及び発光固化体の製造方法並びに発光固化体用のｌｅｄランプ及びｌｅｄランプ集合体

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JPS59156919U (ja) * 1983-04-06 1984-10-22 株式会社日立ホームテック 発光表示ブロツク
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