JP2512680Y2 - 舵角センサ - Google Patents

舵角センサ

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JP2512680Y2
JP2512680Y2 JP10860190U JP10860190U JP2512680Y2 JP 2512680 Y2 JP2512680 Y2 JP 2512680Y2 JP 10860190 U JP10860190 U JP 10860190U JP 10860190 U JP10860190 U JP 10860190U JP 2512680 Y2 JP2512680 Y2 JP 2512680Y2
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JP
Japan
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contact
cylindrical body
contactor
steering
steering shaft
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JP10860190U
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JPH0464708U (ja
Inventor
忠彦 加藤
Original Assignee
株式会社富士鉄工所
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Publication date
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、前輪の絶対角度を検出する舵角センサに関
する。
[従来の技術] 従来の舵角検出装置としては、例えば第7図に示すよ
うなものがある。
第7図において、1は車輌の前輪であり、前輪1には
前輪アーム2,3が設けられ、前輪アーム2,3に作用する横
力は圧力センサ4により検出される。
圧力センサ4の出力と車速センサ5の出力は、マイク
ロコンピュータ6に入力し、マイクロコンピュータ6
は、圧力センサ4の出力および車速センサ5の出力に基
づいて多板油圧クラッチ7を締結させる電磁ソレノイド
バルブ8を制御する。
すなわち、前輪1の舵角が一定値以上で、車速が一定
値以下のとき、4WDの走行中であれば、4WDから2WDに切
り換えて、タイトコーナーブレーキングを防止するよう
にしている。
次に、第8図(A〜C)に基づいて従来の他の舵角セ
ンサを説明する。
第8図(A〜C)において、11は舵角センサのケース
であり、ケース11内には発光素子12と受光素子13が相対
して収納される。これらの発光素子12と受光素子13の間
には複数のスリット孔14を有する基準スリット板15(第
8図、C)が配置され、単位時間当りのパルス信号を計
数することにより、コード16からステアリング角速度を
取り出す。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の舵角センサにあって
は、前者の場合には、前輪の近傍に設けてあるため、泥
水、衝撃などの影響により耐久性が良好でないという問
題点があり、また、室内のコントロールユニットまで配
線が必要となり、構造が複雑で、コストアップになると
いう問題点もあった。
一方、後者の場合には、ステアリングギア比により、
左右フル転舵でステアリングシャフトが4〜6回転する
ので、前輪の絶対角度を検出することができないという
問題点があった。
本考案は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
ものであって、耐久性に優れ、構造が簡単で安価で、か
つ、前輪の絶対位置を検出することができる舵角センサ
を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本考案は、ステアリング
シャフトに設けたねじ部と、該ねじ部に噛合して軸方向
に移動するとともにスライドする第1接触子を有する第
1円筒体と、該第1円筒体の回り止めを行うとともに前
記第1接触子が接触可能な第2接触子を有する第2円筒
体を備えたものである。
[作用] 本考案においては、ステアリングシャフトが回転する
と、ねじ部に噛合する第1円筒体が第2円筒体により回
り止めされた状態で軸方向に移動し、ステアリング舵角
がある一定値になると、第1接触子が第2接触子に接触
または非接触となり、オン、オフの状態になる。このオ
ン、オフ信号により4WDまたは2WDに切り換えることがで
きる。
このように、前輪の絶対位置を容易に検出することが
できる。また、車室内に設置することができるので、泥
水、衝撃などの影響がなく、耐久性を向上させることが
できる。さらに、配線など構造が簡単となり、低コスト
で済む。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明すると、第1図および第2図におい
て、21はステアリングシャフトであり、ステアリングシ
ャフト21にはステアリングハブ22がスプライン結合され
ている。23,24は方向指示部材であり、これらの方向指
示部材23,24はステアリングハブ22に固定されている。
また、25はコントロールボックスであり、コントロー
ルボックス25はベアリング26を介してステアリングシャ
フト21に支持されている。
27はステアリングシャフト21上に固定されたカムであ
り、カム27にはねじ部28が形成されている。また、ねじ
部28は直接ステアリングシャフト21に形成しても良い。
29はねじ部28に噛合するナットよりなる第1円筒体で
あり、第1円筒体29はステアリングシャフト21の回転に
より軸方向に移動するようになっている。第1円筒体29
には凸部30が一体に形成され、凸部30にはスライドする
第1接触子31,32が固定されている(第3図(A)、参
照)。
33はコントロールボックス25に固定された樹脂製の第
2円筒体であり、第2円筒体33は第1円筒体29の凸部30
が挿入される凹部34を有し、第1円筒体29の回り止めを
行う。第2円筒体33には第1接触子31,32が接触可能な
第2接触子35,36が設けられ、一方の接触子35には凹部3
7が形成されている(第3図(A)、参照)。
また、第1円筒体29を車体アースとして、第1接触子
32、第2接触子36を除去しても良い(第3図(B)、参
照)。
次に作用を説明する。
ステアリングホイールを左方向(または右方向)に回
転させて、ステアリングシャフト21を回転させると、第
1円筒体29は矢印Aで示す方向に移動し、所定のタイヤ
角度(例えば15°)で第1接触子31,32が第2接触子35,
36に接触する。これによりオン状態となり、図示しない
コントロールユニットにオン信号が送られ、4WDから2WD
に切り換えられる。
矢印Bで示す範囲においては、第1接触子31は第2接
触子35に接触しないので、オフの状態であり、4WDの走
行状態にある。
ステアリングホイールを反対方向に回転させると、第
1円筒体29は矢印Cで示す方向に移動し、所定のタイヤ
角度で第1接触子31,32と第2接触子35,36が接触し、オ
ンとなり、オン信号がコントロールユニットに送られ
る。この状態では、4WDから2WDに切り換えられる。
このように、前輪の絶対角度位置を簡単に検出するこ
とができる。また、車室内に設置するので、泥水、衝撃
などの影響がなく、耐久性を向上させることができる。
さらに、配線などの構造がコンパクトで、低コストで済
む。
次に、第4図は本考案の第2実施例を示す図である。
この実施例は他の接触構造を示すものである。
第4図において、第2円筒体33には第2接触子38,39
がそれぞれ固定され、第1円筒体29には第2接触子38,3
9に接触可能な第1接触子40,41がそれぞれ設けられてい
る。
図示のように、第1接触子40が第2接触子39に接触
し、第1接触子41が第2接触子38と離れている状態にお
いては、オンとなり、4WDから2WDに切り換えられる。
ステアリングシャフト21の回転により、第1円筒体29
が図中上方へ移動すると、第1接触子40は第2接触子39
と離れ、第1接触子41も第2接触子38と離れているの
で、オフとなり、4WDの走行状態となる。
ステアリングシャフト21の回転により、第1円筒体29
が図中さらに上方向に移動して、第1接触子41が第2接
触子38に接触するようになると、オンとなり、4WDから2
WDに切り換えられる。本実施例においても前記実施例と
同様な効果が得られる。
次に、第5図は本考案の第3実施例を示す図である。
この実施例も他の接触構造を示すものである。第5図
において、第2円筒体33には第2接触子38,39がそれぞ
れ固定され、第1円筒体29には第1接触子42,43がそれ
ぞれ設けられている。第1接触子42,43にはスプリング4
4,45を介してボール46,47が当接可能に設けられてい
る。
図示のように、第1接触子42がボール46を介して第2
接触子39に接触しているときはオン、第1接触子42,43
がともにボール46,47からはなれているときはオフ、第
1接触子43がボール47を介して第2接触子38に接触して
いるときはオンになる。本実施例においても前記実施例
と同様な効果が得られる。
次に、第6図は本考案の第4実施例を示す図である。
この実施例も他の接触構造を示すものである。
第6図において、第2円筒体33には第2接触子35,36
がそれぞれ固定され、第1円筒体29内にはスプリング48
によりボール49,50が保持されている。
図示のように、ボール49,50が第2接触子35,36にそれ
ぞれ接触するときはボール49,50、スプリング48を介し
て電流が導通しオン、一方のボール49が第2接触子35と
離れるようになるとオフ、第1円筒体29が移動して、ボ
ール49,50が第2接触子35,36にそれぞれ接触するように
なるとオンになる。なお、ボール49,50の代りにプラン
ジャーを用いても良い。また、ボール49,50、プランジ
ャーは脱落しないよう第1円筒体29の穴部口元をかしめ
てある。本実施例においても前記実施例と同様に効果が
得られる。
[考案の効果] 以上説明してきたように、本考案によれば、ステアリ
ングシャフトの回転を軸方向の運動を変えることによ
り、容易に前輪の絶対位置を検出することができる。ま
た、車室内に設置するので、泥水、衝撃などの影響がな
く、耐久性を向上させることができる。さらに、構造が
簡単となり、コストもかからない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例を示す断面図、 第2図は要部正面図、 第3図(A),(B)は接触構造を示す図、 第4図は本考案の第2実施例を示す図、 第5図は本考案の第3実施例を示す図、 第6図は本考案の第4実施例を示す図、 第7図は従来例を示す図、 第8図は他の従来例を示す図である。 図中、 21……ステアリングシャフト、22……ステアリングハ
ブ、23,24……方向指示部材、25……コントロールボッ
クス、26……ベアリング、27……カム、28……ねじ部、
29……第1円筒体、30……凸部、31,32,40,41,42,43…
…第1接触子、33……第2円筒体、34……凹部、35,36,
38,39……第2接触子、37……凹部、44,45,48……スプ
リング、46,47,49,50……ボール。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリングシャフトに設けたねじ部と、
    該ねじ部に噛合して軸方向に移動するとともにスライド
    する第1接触子を有する第1円筒体と、該第1円筒体の
    回り止めを行うとともに前記第1接触子が接触可能な第
    2接触子を有する第2円筒体を備えたことを特徴とする
    舵角センサ。
JP10860190U 1990-10-17 1990-10-17 舵角センサ Expired - Lifetime JP2512680Y2 (ja)

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JP10860190U JP2512680Y2 (ja) 1990-10-17 1990-10-17 舵角センサ

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JP10860190U JP2512680Y2 (ja) 1990-10-17 1990-10-17 舵角センサ

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Publication Number Publication Date
JPH0464708U JPH0464708U (ja) 1992-06-03
JP2512680Y2 true JP2512680Y2 (ja) 1996-10-02

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