JP2512653Y2 - 薄型トランス - Google Patents
薄型トランスInfo
- Publication number
- JP2512653Y2 JP2512653Y2 JP1989072816U JP7281689U JP2512653Y2 JP 2512653 Y2 JP2512653 Y2 JP 2512653Y2 JP 1989072816 U JP1989072816 U JP 1989072816U JP 7281689 U JP7281689 U JP 7281689U JP 2512653 Y2 JP2512653 Y2 JP 2512653Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- thin transformer
- flat
- diode
- conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Regulation Of General Use Transformers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、比較的大電流用の用途に用いられる薄型ト
ランスに関する。
ランスに関する。
従来より、扁平なコイルと扁平なフェライト磁心とを
組み合わせて構成される薄型トランスが提案されてい
た。この従来の薄型トランスの分解斜視図を第2図に示
す。この従来例は、一対の断面E形の扁平なフェライト
磁心201と、銅板をトロイダル状に形成した扁平コイル2
02、203とからなり、この扁平コイル201、203をはさん
で扁平フェライト磁心201を突き合わせた構造であっ
た。
組み合わせて構成される薄型トランスが提案されてい
た。この従来の薄型トランスの分解斜視図を第2図に示
す。この従来例は、一対の断面E形の扁平なフェライト
磁心201と、銅板をトロイダル状に形成した扁平コイル2
02、203とからなり、この扁平コイル201、203をはさん
で扁平フェライト磁心201を突き合わせた構造であっ
た。
この薄型トランスの二次側コイルの端部にダイオード
を接続した従来例を第3図に示す。つまり、板状のコイ
ル301の端部にダイオード302をビス303で止めていた。
このようなコイル301を用いて、スイッチング電源用の
薄型トランスを構成していた。
を接続した従来例を第3図に示す。つまり、板状のコイ
ル301の端部にダイオード302をビス303で止めていた。
このようなコイル301を用いて、スイッチング電源用の
薄型トランスを構成していた。
従来の薄型トランスでは、二次側の端子にダイオード
を付ける場合、ビス止めにて接続していたが、このビス
止め作業に工数がかかり、又ビス止めに必要なダイオー
ドの足の長さ分配線インダクタンスが大きくなり電源の
高周波化に伴って、問題となっていた。
を付ける場合、ビス止めにて接続していたが、このビス
止め作業に工数がかかり、又ビス止めに必要なダイオー
ドの足の長さ分配線インダクタンスが大きくなり電源の
高周波化に伴って、問題となっていた。
本考案は、上記の事を鑑みて、工数低減及び配線イン
ダクタンスの低減を目的とする。
ダクタンスの低減を目的とする。
本考案は、扁平なフェライト磁心と扁平コイルとを組
み合わせてなる薄型トランスにおいて、一つの扁平コイ
ルとして、2個のダイオードのそれぞれの一方の端子が
連続した導体で形成され、かつ該導体が扁平なコイルと
なっているものを用いるものである。
み合わせてなる薄型トランスにおいて、一つの扁平コイ
ルとして、2個のダイオードのそれぞれの一方の端子が
連続した導体で形成され、かつ該導体が扁平なコイルと
なっているものを用いるものである。
つまり、ダイオードの端子として板状端子が用いられ
ており、又扁平コイルとして板状導体が用いられている
ことに着目し、このダイオードの端子と扁平コイル用導
体とを一体物として形成することにより、ダイオードと
扁平コイルの接続工程が不要となり、又配線インダクタ
ンスも無くせるものである。
ており、又扁平コイルとして板状導体が用いられている
ことに着目し、このダイオードの端子と扁平コイル用導
体とを一体物として形成することにより、ダイオードと
扁平コイルの接続工程が不要となり、又配線インダクタ
ンスも無くせるものである。
本考案に係る一実施例の平面図を第1図に示す。この
第1図は、一つの扁平コイルであり、2個のダイオード
のそれぞれの一方の端子が、一つの連続した導体で形成
されており、この導体が板状のコイル101となっている
ものである。このコイル101を第2図に示した薄型トラ
ンスの一つの扁平コイルとして用いることにより、本考
案の薄型トランスを得ることができる。
第1図は、一つの扁平コイルであり、2個のダイオード
のそれぞれの一方の端子が、一つの連続した導体で形成
されており、この導体が板状のコイル101となっている
ものである。このコイル101を第2図に示した薄型トラ
ンスの一つの扁平コイルとして用いることにより、本考
案の薄型トランスを得ることができる。
この実施例においては、2個のダイオードの製造工程
にて、扁平コイルを端子として用いて2個のダイオード
を合体させるものである。
にて、扁平コイルを端子として用いて2個のダイオード
を合体させるものである。
本考案により、ダイオードと扁平コイルとの接続工程
の無い、しかも配線インダクタンスの無い薄型トランス
を得ることができ、スイッチング電源用薄型トランスと
して極めて有益のものである。
の無い、しかも配線インダクタンスの無い薄型トランス
を得ることができ、スイッチング電源用薄型トランスと
して極めて有益のものである。
第1図は、本考案に係る一実施例の平面図であり、第2
図は、従来例の分解斜視図であり、第3図は、従来例の
コイルとダイオードとの平面図である。 101…板状のコイル、102…ダイオード。
図は、従来例の分解斜視図であり、第3図は、従来例の
コイルとダイオードとの平面図である。 101…板状のコイル、102…ダイオード。
Claims (1)
- 【請求項1】扁平な磁心と扁平なコイルとを組み合わせ
てなる薄型トランスに於て、2個のダイオードのそれぞ
れの一端が一つの連続した導体で接続され、該導体がコ
イルを形成したことを特徴とする薄型トランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989072816U JP2512653Y2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 薄型トランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989072816U JP2512653Y2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 薄型トランス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0312416U JPH0312416U (ja) | 1991-02-07 |
JP2512653Y2 true JP2512653Y2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=31611090
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989072816U Expired - Lifetime JP2512653Y2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | 薄型トランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2512653Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002199733A (ja) * | 2000-12-27 | 2002-07-12 | Shindengen Electric Mfg Co Ltd | 電源装置部品結線方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54155427A (en) * | 1978-04-19 | 1979-12-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Rectifier type and core type transformer |
JPS5554953U (ja) * | 1978-10-06 | 1980-04-14 | ||
JPS6176939U (ja) * | 1984-10-26 | 1986-05-23 | ||
CA1266505A (en) * | 1985-10-31 | 1990-03-06 | International Business Machines Corporation | D.c. to d.c. converter |
JPS6357706U (ja) * | 1986-10-01 | 1988-04-18 |
-
1989
- 1989-06-20 JP JP1989072816U patent/JP2512653Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0312416U (ja) | 1991-02-07 |
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