JP2512614Y2 - 回転型ガス吸着機または熱交換器用シ―ル - Google Patents
回転型ガス吸着機または熱交換器用シ―ルInfo
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- JP2512614Y2 JP2512614Y2 JP5615990U JP5615990U JP2512614Y2 JP 2512614 Y2 JP2512614 Y2 JP 2512614Y2 JP 5615990 U JP5615990 U JP 5615990U JP 5615990 U JP5615990 U JP 5615990U JP 2512614 Y2 JP2512614 Y2 JP 2512614Y2
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- Japan
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- seal
- heat exchanger
- air
- sheet
- fluorine
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- Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
- Drying Of Gases (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本案は多数の小透孔が両端面に透通した円筒状のガス
吸着機用素子または熱交換器用素子を駆動回転し、該小
透孔群に2種類の空気その他気体を互に混合しないよう
交互に通過させ、一方の空気その他気体より湿気、溶剤
蒸気、臭気物質等活性成分を吸着除去するガス吸着機た
とえば除湿機または2種類の空気その他気体の間で熱交
換または全熱交換を行なう熱交換器において、上記2種
類の空気その他気体の漏洩または混合を防止するための
シールに関するものである。
吸着機用素子または熱交換器用素子を駆動回転し、該小
透孔群に2種類の空気その他気体を互に混合しないよう
交互に通過させ、一方の空気その他気体より湿気、溶剤
蒸気、臭気物質等活性成分を吸着除去するガス吸着機た
とえば除湿機または2種類の空気その他気体の間で熱交
換または全熱交換を行なう熱交換器において、上記2種
類の空気その他気体の漏洩または混合を防止するための
シールに関するものである。
従来の技術とその問題点 従来の回転型除湿機は第3図に示す如く多数の小透孔
6が両端面に透通し該小透孔6の表面において小透孔6
内を通過する空気その他気体から湿気を可逆的に吸着し
得る除湿機用素子5をケーシング7内に駆動回転可能に
納め、素子端面を除湿ゾーン8と再生ゾーン9とに区分
し、第4図に示す如く処理空気用ダクト10,11、再生空
気用ダクト12,13に接続し、素子5を駆動回転し、処理
空気TA、再生空気RAを夫々ダクト10,12に送つて除湿、
再生の操作を繰返し連続的に除湿空気を得るものであ
る。また従来の熱交換器は第7図に示す如く多数の小透
孔6が両端面に透通した熱交換器用素子5aをケーシング
7a内に駆動回転可能に納め、素子両端面を2区分して入
気(OA)ゾーン、給気(SA)ゾーン、還気(RA)ゾーン
および排気(EA)ゾーンとし、外気用ダクト10a、給気
用ダクト11a、還気用ダクト12a、排気用ダクト13aに接
続し、外気OAと還気RAとの間で熱交換を行ない、給気SA
を供給し排気EAを排出するものである。
6が両端面に透通し該小透孔6の表面において小透孔6
内を通過する空気その他気体から湿気を可逆的に吸着し
得る除湿機用素子5をケーシング7内に駆動回転可能に
納め、素子端面を除湿ゾーン8と再生ゾーン9とに区分
し、第4図に示す如く処理空気用ダクト10,11、再生空
気用ダクト12,13に接続し、素子5を駆動回転し、処理
空気TA、再生空気RAを夫々ダクト10,12に送つて除湿、
再生の操作を繰返し連続的に除湿空気を得るものであ
る。また従来の熱交換器は第7図に示す如く多数の小透
孔6が両端面に透通した熱交換器用素子5aをケーシング
7a内に駆動回転可能に納め、素子両端面を2区分して入
気(OA)ゾーン、給気(SA)ゾーン、還気(RA)ゾーン
および排気(EA)ゾーンとし、外気用ダクト10a、給気
用ダクト11a、還気用ダクト12a、排気用ダクト13aに接
続し、外気OAと還気RAとの間で熱交換を行ない、給気SA
を供給し排気EAを排出するものである。
上記何れの場合においても素子5,5aの4ゾーンには可
撓性のゴム条片よりなるシール14を摺動可能に設けてそ
の一端を固定し、各通過気体の漏洩および混合を防止し
ているが、このシールは静止しているケーシング7,7aと
回転している素子5,5aとの間に介在せしめるもので必ず
摺動面に接し、素子端面の平面度がよくない場合または
素子端面が正確に回転軸に対し直角でない場合にはシー
ルの密封性が不完全になり、また設計製造を完璧に行な
つた場合でも素子を通過する2気体間に20〜50mmAqの圧
力差がある場合には高圧気体側から低圧気体側に気体が
漏洩混入するのは避けられず、たとえば除湿機により空
気を除湿して低露点の空気を得ようとする場合極く僅か
の再生空気が除湿空気に混入することにより得られた除
湿空気の露点が著しく上昇し、安定して低露点の空気を
連続して得ることができなくなる。
撓性のゴム条片よりなるシール14を摺動可能に設けてそ
の一端を固定し、各通過気体の漏洩および混合を防止し
ているが、このシールは静止しているケーシング7,7aと
回転している素子5,5aとの間に介在せしめるもので必ず
摺動面に接し、素子端面の平面度がよくない場合または
素子端面が正確に回転軸に対し直角でない場合にはシー
ルの密封性が不完全になり、また設計製造を完璧に行な
つた場合でも素子を通過する2気体間に20〜50mmAqの圧
力差がある場合には高圧気体側から低圧気体側に気体が
漏洩混入するのは避けられず、たとえば除湿機により空
気を除湿して低露点の空気を得ようとする場合極く僅か
の再生空気が除湿空気に混入することにより得られた除
湿空気の露点が著しく上昇し、安定して低露点の空気を
連続して得ることができなくなる。
実願昭63-120363(実開平2-40424)において開示され
た回転型ガス吸着機または熱交換器用シールは上記の欠
点を除去するために考案されたものであつて、第8図に
示す如く金属等剛性板1に発泡シリコンゴム等耐熱性ク
ツシヨンシート2を介して繊維補強弗素樹脂シート4aを
貼着してなり、回転するガス吸着機用素子または熱交換
器用素子5の端面所要部に該弗素樹脂シート4aが押圧摺
動されるようにして使用するものであり、弗素樹脂特有
の摩擦係数が小さく耐熱性、耐磨耗性、耐候性にすぐれ
た特性と耐熱性クツシヨンシートのクツシヨン性と相俟
つて良好なシール効果を保持するものであるが、上記剛
性板の平面形状はたとえば第2図の1b,1cに見られる如
く全体として細長い条片に近いものであり、製作時に厳
密にその表裏両面を平面状に仕上げたとしてもガス吸着
機または熱交換器の運転即ち素子5,5aの回転に伴なつて
その表面が波打ち、耐熱性クツシヨンシート2によつて
或る程度吸収されるとしても波打ちが弗素樹脂シートに
まで及び、特に素子5,5aが大型の場合において部分的に
シール効果が不充分となり場合によつては弗素樹脂シー
トのめくれが発生する場合も生じ、処理空気が漏洩ある
いは混合することがあつた。
た回転型ガス吸着機または熱交換器用シールは上記の欠
点を除去するために考案されたものであつて、第8図に
示す如く金属等剛性板1に発泡シリコンゴム等耐熱性ク
ツシヨンシート2を介して繊維補強弗素樹脂シート4aを
貼着してなり、回転するガス吸着機用素子または熱交換
器用素子5の端面所要部に該弗素樹脂シート4aが押圧摺
動されるようにして使用するものであり、弗素樹脂特有
の摩擦係数が小さく耐熱性、耐磨耗性、耐候性にすぐれ
た特性と耐熱性クツシヨンシートのクツシヨン性と相俟
つて良好なシール効果を保持するものであるが、上記剛
性板の平面形状はたとえば第2図の1b,1cに見られる如
く全体として細長い条片に近いものであり、製作時に厳
密にその表裏両面を平面状に仕上げたとしてもガス吸着
機または熱交換器の運転即ち素子5,5aの回転に伴なつて
その表面が波打ち、耐熱性クツシヨンシート2によつて
或る程度吸収されるとしても波打ちが弗素樹脂シートに
まで及び、特に素子5,5aが大型の場合において部分的に
シール効果が不充分となり場合によつては弗素樹脂シー
トのめくれが発生する場合も生じ、処理空気が漏洩ある
いは混合することがあつた。
問題点を解決するための手段 本案は上記の問題点を解決したものであつて、剛性板
に発泡シリコンゴムまたはその他の発泡合成ゴムの如き
耐熱性クツシヨンシートおよび金属または硬質合成樹脂
等の第2の剛性板を介して弗素含有重合体のシートを貼
着してなる回転型ガス吸着機または熱交換器用シールを
要旨とするものであり、このシールを素子端面所要部に
該シールの弗素含有重合体シートが素子端面に押圧され
るように取付け、素子端面の接触部に対する弗素含有重
合体の順応性、低い摩擦係数、非附着性、化学的安定性
等の特性と第2の剛性板の形態保持性とをもつて、素子
を通過する2種類の気体の漏洩および該気体の混合を防
止し、同時に摺擦部における素子端面およびシール摺擦
面の磨耗を防止し、長期に亘つて確実なシール効果を維
持する回転型ガス吸着機または熱交換器用シールを提供
し得るものである。ここで弗素含有重合体とは弗素を含
有する単量体の重合体または共重合体たとえばテトラフ
ルオロエチレンの重合体、クロロトリフルオロエチレン
の重合体、弗化ビニリデンの重合体、テトラフルオロエ
チレンとヘキサフルオロプロピレンとの共重合体、弗化
ビニリデンとクロロトリフルオロエチレンとの共重合体
等で弗素樹脂または弗素ゴムと呼ばれるものをいう。
に発泡シリコンゴムまたはその他の発泡合成ゴムの如き
耐熱性クツシヨンシートおよび金属または硬質合成樹脂
等の第2の剛性板を介して弗素含有重合体のシートを貼
着してなる回転型ガス吸着機または熱交換器用シールを
要旨とするものであり、このシールを素子端面所要部に
該シールの弗素含有重合体シートが素子端面に押圧され
るように取付け、素子端面の接触部に対する弗素含有重
合体の順応性、低い摩擦係数、非附着性、化学的安定性
等の特性と第2の剛性板の形態保持性とをもつて、素子
を通過する2種類の気体の漏洩および該気体の混合を防
止し、同時に摺擦部における素子端面およびシール摺擦
面の磨耗を防止し、長期に亘つて確実なシール効果を維
持する回転型ガス吸着機または熱交換器用シールを提供
し得るものである。ここで弗素含有重合体とは弗素を含
有する単量体の重合体または共重合体たとえばテトラフ
ルオロエチレンの重合体、クロロトリフルオロエチレン
の重合体、弗化ビニリデンの重合体、テトラフルオロエ
チレンとヘキサフルオロプロピレンとの共重合体、弗化
ビニリデンとクロロトリフルオロエチレンとの共重合体
等で弗素樹脂または弗素ゴムと呼ばれるものをいう。
実施例1 回転型ガス吸着機の一例として除湿機についての実施
例を説明する。第1図および第2図に示す如く剛性板1
に除湿ゾーン8と再生ゾーン9を形成するよう開孔し、
開孔部周縁1a,1b,1cに発泡シリコンゴムよりなる厚さ1
〜5mm好ましくは3mm程度の耐熱性クツシヨンシート2を
シリコン系接着剤により貼着し、その上にシリコン系接
着剤により厚さ0.3〜1.0mm程度の鋼板3を貼着し、更に
その上にシリコン系接着剤により厚さ0.3mm程度のポリ
テトラフルオロエチレンのシート4を貼着してなる回転
型除湿機用シールである。
例を説明する。第1図および第2図に示す如く剛性板1
に除湿ゾーン8と再生ゾーン9を形成するよう開孔し、
開孔部周縁1a,1b,1cに発泡シリコンゴムよりなる厚さ1
〜5mm好ましくは3mm程度の耐熱性クツシヨンシート2を
シリコン系接着剤により貼着し、その上にシリコン系接
着剤により厚さ0.3〜1.0mm程度の鋼板3を貼着し、更に
その上にシリコン系接着剤により厚さ0.3mm程度のポリ
テトラフルオロエチレンのシート4を貼着してなる回転
型除湿機用シールである。
第1図に示す如く多数の小透孔6が両端面に透通し該
小透孔6の表面において小透孔6を通過する空気その他
気体から湿気を可逆的に吸着し得る円筒状の除湿機用素
子5を駆動回転可能に支持し、駆動機構(図示せず)を
取付ける。シールのポリテトラフルオロエチレンシート
4が素子5の両端面所要部に摺動自在に押圧されるよう
剛性板1をあてがい、コイルバネ15その他の押圧手段
(図示せず)によりその押圧力を調整する。
小透孔6の表面において小透孔6を通過する空気その他
気体から湿気を可逆的に吸着し得る円筒状の除湿機用素
子5を駆動回転可能に支持し、駆動機構(図示せず)を
取付ける。シールのポリテトラフルオロエチレンシート
4が素子5の両端面所要部に摺動自在に押圧されるよう
剛性板1をあてがい、コイルバネ15その他の押圧手段
(図示せず)によりその押圧力を調整する。
実施例2 第5図および第6図に示す如く全熱交換器のケーシン
グ7bの両面に入気(OA)ゾーン、給気(SA)ゾーン、還
気(RA)ゾーン、排気(EA)ゾーンを形成するよう開孔
し、第5図に示す如く開口部周縁7c,7dに条片7e,7fを溶
接する。該開口部周縁7c,7dの形状とほぼ合致した平面
形状をなす断面T字形の鋼板1e,1fに発泡シリコンゴム
よりなる厚さ1〜5mm好ましくは3mm程度の耐熱性クツシ
ヨンシート2を貼着し、その上に厚さ0.3〜1.0mm程度の
硬質合成樹脂板3を貼着し更にその上に厚さ0.3mm程度
の繊維補強弗化ビニリデン・ヘキサフルオロプロピレン
共重合体のシート4を貼着してシールを得る。
グ7bの両面に入気(OA)ゾーン、給気(SA)ゾーン、還
気(RA)ゾーン、排気(EA)ゾーンを形成するよう開孔
し、第5図に示す如く開口部周縁7c,7dに条片7e,7fを溶
接する。該開口部周縁7c,7dの形状とほぼ合致した平面
形状をなす断面T字形の鋼板1e,1fに発泡シリコンゴム
よりなる厚さ1〜5mm好ましくは3mm程度の耐熱性クツシ
ヨンシート2を貼着し、その上に厚さ0.3〜1.0mm程度の
硬質合成樹脂板3を貼着し更にその上に厚さ0.3mm程度
の繊維補強弗化ビニリデン・ヘキサフルオロプロピレン
共重合体のシート4を貼着してシールを得る。
多数の小透孔6が両端面に透通し該小透孔6の表面に
おいて小透孔6群を互に独立に通過する2種類の空気そ
の他気体の間で熱および湿気を交換し得る円筒状の全熱
交換器用素子5aをケーシング7b内に駆動回転可能に納
め、駆動機構(図示せず)を取付ける。シールの弗化ビ
ニリデン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体シート4
が素子5aの端面に摺動自在に押圧されるようケーシング
の条片7e,7fと鋼板1e,1fの突条との相対位置に設けた長
孔においてボルト16,16締する等適宜の手段で固定す
る。
おいて小透孔6群を互に独立に通過する2種類の空気そ
の他気体の間で熱および湿気を交換し得る円筒状の全熱
交換器用素子5aをケーシング7b内に駆動回転可能に納
め、駆動機構(図示せず)を取付ける。シールの弗化ビ
ニリデン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体シート4
が素子5aの端面に摺動自在に押圧されるようケーシング
の条片7e,7fと鋼板1e,1fの突条との相対位置に設けた長
孔においてボルト16,16締する等適宜の手段で固定す
る。
考案の効果 本案は上記のように構成したのでシールの摺擦面が弗
素含有重合体シートにより形成されていることによつ
て、弗素含有重合体特有の摩擦係数が小さく耐熱性、耐
磨耗性、耐候性にすぐれている特性によつて、素子端面
との摺動によるめくれの発生を防止しつつ耐熱性クツシ
ヨンシートの作用によりシールが素子端面に対し常に適
宜の押圧力によつて押圧され、更に弗素含有重合体シー
トに隣接して金属、硬質合成樹脂等の剛性板を設けたの
で第一の剛性板が外力によつて波打ち、その面が一平面
から外れ、クツシヨンシートの緩衝性によつてもその影
響が素子との摺擦面に及ぶおそれがあるような場合にお
いても、第二の剛性板によつてシールの摺擦面即ち弗素
含有重合体の表面は常に正確に平面を保ち、シールの不
全による素子内通過気体の漏洩または混合を完全に防止
し、ガス吸着機または熱交換器の長期の運転に伴なう素
子端面との摺擦にも素子通過気体による加熱冷却の繰返
しにも充分耐え、長期に亘つてシール効果を持続し得る
効果を有するものである。尚シールの弗素含有重合体シ
ートにガラス繊維、炭素繊維等の繊維を混入して補強す
るときは該シートの物理的強度を増大し、繰返し応力に
対する耐久性も更に向上する効果を有するものである。
素含有重合体シートにより形成されていることによつ
て、弗素含有重合体特有の摩擦係数が小さく耐熱性、耐
磨耗性、耐候性にすぐれている特性によつて、素子端面
との摺動によるめくれの発生を防止しつつ耐熱性クツシ
ヨンシートの作用によりシールが素子端面に対し常に適
宜の押圧力によつて押圧され、更に弗素含有重合体シー
トに隣接して金属、硬質合成樹脂等の剛性板を設けたの
で第一の剛性板が外力によつて波打ち、その面が一平面
から外れ、クツシヨンシートの緩衝性によつてもその影
響が素子との摺擦面に及ぶおそれがあるような場合にお
いても、第二の剛性板によつてシールの摺擦面即ち弗素
含有重合体の表面は常に正確に平面を保ち、シールの不
全による素子内通過気体の漏洩または混合を完全に防止
し、ガス吸着機または熱交換器の長期の運転に伴なう素
子端面との摺擦にも素子通過気体による加熱冷却の繰返
しにも充分耐え、長期に亘つてシール効果を持続し得る
効果を有するものである。尚シールの弗素含有重合体シ
ートにガラス繊維、炭素繊維等の繊維を混入して補強す
るときは該シートの物理的強度を増大し、繰返し応力に
対する耐久性も更に向上する効果を有するものである。
第1図は本案シールを施した回転型除湿機の例を示す中
央垂直断面図、第2図は同正面図、第3図は従来の回転
型除湿機の概要を示す一部欠截斜視図、第4図は従来の
除湿機にダクトを取付けた態様を示す中央垂直断面図、
第5図は本案シールを施した回転型全熱交換器の例を示
す中央垂直断面図、第6図は同正面図、第7図は従来の
シールを施した回転型全熱交換器にダクトを取付けた例
を示す中央垂直断面図、第8図は先願のシールを施した
回転型ガス吸着機または熱交換器の中央垂直断面図であ
る。 図中1は剛性板、2は耐熱性クツシヨンシート、3は第
2の剛性板、4は弗素含有重合体シート、5は回転型除
湿機用素子、5aは回転型全熱交換器用素子、7はケーシ
ングを示す。
央垂直断面図、第2図は同正面図、第3図は従来の回転
型除湿機の概要を示す一部欠截斜視図、第4図は従来の
除湿機にダクトを取付けた態様を示す中央垂直断面図、
第5図は本案シールを施した回転型全熱交換器の例を示
す中央垂直断面図、第6図は同正面図、第7図は従来の
シールを施した回転型全熱交換器にダクトを取付けた例
を示す中央垂直断面図、第8図は先願のシールを施した
回転型ガス吸着機または熱交換器の中央垂直断面図であ
る。 図中1は剛性板、2は耐熱性クツシヨンシート、3は第
2の剛性板、4は弗素含有重合体シート、5は回転型除
湿機用素子、5aは回転型全熱交換器用素子、7はケーシ
ングを示す。
Claims (3)
- 【請求項1】剛性板1に耐熱性クツシヨンシート2およ
び第2の剛性板3を介して弗素含有重合体シート4を貼
着してなり、回転するガス吸着機用素子または熱交換器
用素子5の端面所要部に該弗素含有重合体シート4が押
圧摺動されるよう構成してなる回転型ガス吸着機または
熱交換器用シール。 - 【請求項2】耐熱性クツシヨンシート2が発泡シリコン
ゴムその他の発泡合成ゴムよりなる実用新案登録請求の
範囲第1項記載の回転型ガス吸着機または熱交換器用シ
ール。 - 【請求項3】弗素含有重合体シートが繊維補強弗素含有
重合体シートである実用新案登録請求の範囲第1項また
は第2項記載の回転型ガス吸着機または熱交換器用シー
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5615990U JP2512614Y2 (ja) | 1990-05-28 | 1990-05-28 | 回転型ガス吸着機または熱交換器用シ―ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5615990U JP2512614Y2 (ja) | 1990-05-28 | 1990-05-28 | 回転型ガス吸着機または熱交換器用シ―ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0414123U JPH0414123U (ja) | 1992-02-05 |
JP2512614Y2 true JP2512614Y2 (ja) | 1996-10-02 |
Family
ID=31579740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5615990U Expired - Lifetime JP2512614Y2 (ja) | 1990-05-28 | 1990-05-28 | 回転型ガス吸着機または熱交換器用シ―ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2512614Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6276083B2 (ja) * | 2014-03-26 | 2018-02-07 | 株式会社西部技研 | 回転式ガス吸着濃縮装置 |
-
1990
- 1990-05-28 JP JP5615990U patent/JP2512614Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0414123U (ja) | 1992-02-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |