JP2511851B2 - カラ−マット信号発生方法およびその装置 - Google Patents
カラ−マット信号発生方法およびその装置Info
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- JP2511851B2 JP2511851B2 JP60085575A JP8557585A JP2511851B2 JP 2511851 B2 JP2511851 B2 JP 2511851B2 JP 60085575 A JP60085575 A JP 60085575A JP 8557585 A JP8557585 A JP 8557585A JP 2511851 B2 JP2511851 B2 JP 2511851B2
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/64—Circuits for processing colour signals
- H04N9/74—Circuits for processing colour signals for obtaining special effects
- H04N9/76—Circuits for processing colour signals for obtaining special effects for mixing of colour signals
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、色相(H)、彩度(S)および輝度(L)
値を入力するステップ、色相(H)、彩度(S)および
輝度(L)値から赤(R)、緑(G)および青(B)各
色成分値を計算するステップ、計算された赤(R)、緑
(G)および青(B)各色成分値から輝度(Y)および
色差(Cr,Cb)成分値を計算するステップ、および、計
算された輝度(Y)および色差(Cr,Cb)成分値を出力
するステップを含むカラーマット信号発生方法に関す
る。
値を入力するステップ、色相(H)、彩度(S)および
輝度(L)値から赤(R)、緑(G)および青(B)各
色成分値を計算するステップ、計算された赤(R)、緑
(G)および青(B)各色成分値から輝度(Y)および
色差(Cr,Cb)成分値を計算するステップ、および、計
算された輝度(Y)および色差(Cr,Cb)成分値を出力
するステップを含むカラーマット信号発生方法に関す
る。
本発明は更に、輝度(L)、彩度(S)および色相
(H)の可変制御装置を有するカラーマット発生装置で
あって、入力された色相(H)、彩度(S)および輝度
(L)の制御値から赤(R)、緑(G)および青(B)
各色成分値を計算する手段、計算された赤(R)、緑
(G)および青(B)各色成分値から輝度(Y)および
色差(Cr,Cb)成分値を計算する手段、および、計算さ
れた輝度(Y)および色差(Cr,Cb)成分値を出力する
手段を具えたカラーマット信号発生装置に関する。
(H)の可変制御装置を有するカラーマット発生装置で
あって、入力された色相(H)、彩度(S)および輝度
(L)の制御値から赤(R)、緑(G)および青(B)
各色成分値を計算する手段、計算された赤(R)、緑
(G)および青(B)各色成分値から輝度(Y)および
色差(Cr,Cb)成分値を計算する手段、および、計算さ
れた輝度(Y)および色差(Cr,Cb)成分値を出力する
手段を具えたカラーマット信号発生装置に関する。
[従来の技術] カラーマット発生器は、特に画面の圧縮が行われる場
合に、テレビジョン画面の中に、前景色又は背景色を発
生するための特殊効果発生器のようなテレビスタジオ装
置に、一般的に使用されている。カラーマットは、画面
における画像の残余部分(黒い部分)を塗りつぶすため
に用いられる。現用のカラーマット発生器は、赤、緑或
いは青成分が負の値或いは最大許容値より大きい値のよ
うな不当な値を取るイレーガルカラーを発生したり、又
はイレーガルカラーを発生しないようにすると使用でき
る色の範囲が制限される、といった欠点がある。
合に、テレビジョン画面の中に、前景色又は背景色を発
生するための特殊効果発生器のようなテレビスタジオ装
置に、一般的に使用されている。カラーマットは、画面
における画像の残余部分(黒い部分)を塗りつぶすため
に用いられる。現用のカラーマット発生器は、赤、緑或
いは青成分が負の値或いは最大許容値より大きい値のよ
うな不当な値を取るイレーガルカラーを発生したり、又
はイレーガルカラーを発生しないようにすると使用でき
る色の範囲が制限される、といった欠点がある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、イレーガルカラーを発生することな
く、広範囲の色を発生させることのできるカラーマット
発生器を提供することにある。
く、広範囲の色を発生させることのできるカラーマット
発生器を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の方法は、色相(H)、彩度(S)および輝度
(L)値を入力するステップ、色相(H)、彩度(S)
および輝度(L)値から赤(R)、緑(G)および青
(B)各色成分値を計算するステップ、計算された赤
(R)、緑(G)および青(B)各色成分値から輝度
(Y)および色差(Cr,Cb)成分値を計算するステッ
プ、および、計算された輝度(Y)および色差(Cr,C
b)成分値を出力するステップを含むカラーマット信号
発生方法において、 色相(H)値が2つの部分からなり、第1の部分は、
色三角形の各頂点と各辺の中点との間を結ぶ線で区切ら
れる6つの色三角形セグメントのうちの1つを定め、第
2の部分は、該色三角形セグメントの中の中間の色相値
を定め、 赤(R)、緑(G)および青(B)各色成分値を計算
するステップが、彩度(S)、輝度(L)値および色相
(H)値の第2の部分から赤(R)、緑(G)および青
(B)各色成分値を計算するステップ、および、赤
(R)、緑(G)および青(B)各色成分値をレジスタ
に割当て、色相(H)値の第1の部分によって定められ
る色三角形セグメントに従って該赤(R)、緑(G)お
よび青(B)各色成分値を保持するステップを含むこと
を特徴とするカラーマット信号発生方法である。
(L)値を入力するステップ、色相(H)、彩度(S)
および輝度(L)値から赤(R)、緑(G)および青
(B)各色成分値を計算するステップ、計算された赤
(R)、緑(G)および青(B)各色成分値から輝度
(Y)および色差(Cr,Cb)成分値を計算するステッ
プ、および、計算された輝度(Y)および色差(Cr,C
b)成分値を出力するステップを含むカラーマット信号
発生方法において、 色相(H)値が2つの部分からなり、第1の部分は、
色三角形の各頂点と各辺の中点との間を結ぶ線で区切ら
れる6つの色三角形セグメントのうちの1つを定め、第
2の部分は、該色三角形セグメントの中の中間の色相値
を定め、 赤(R)、緑(G)および青(B)各色成分値を計算
するステップが、彩度(S)、輝度(L)値および色相
(H)値の第2の部分から赤(R)、緑(G)および青
(B)各色成分値を計算するステップ、および、赤
(R)、緑(G)および青(B)各色成分値をレジスタ
に割当て、色相(H)値の第1の部分によって定められ
る色三角形セグメントに従って該赤(R)、緑(G)お
よび青(B)各色成分値を保持するステップを含むこと
を特徴とするカラーマット信号発生方法である。
彩度および輝度値が両者とも8ビットワードとして定
められ、色相値が10ビットワードとして定められ、色相
値の上位3桁が第1の部分とされ且つ下位7桁が第2の
部分とされたカラーマット信号を発生する方法において
は、次のステップ、即ち 1)色相、彩度および輝度値を入力するステップ、 2)色相値の第2の部分を2倍するステップ、 3)色相値の第1の部分が110か111かを検出し、そうで
ある場合は色相の第1の部分をそれぞれ000又は001に変
換するステップ、 4)色相値の第1の部分が奇数か偶数かを検出し、これ
が偶数の場合は色相値の第2の部分の2倍値を反転する
ステップ、 5)彩度値を反転するステップ、 6)次式により3つの色成分D、EおよびFの値を計算
するステップ、 D=1、E=(1−S)、F= ここで、Sは彩度値、 は反転した彩度値、 は反転した色相値の第2の部分の2倍値、 7)値D、EおよびFと輝度値との積を計算するステッ
プ、 8)D、EおよびFと輝度値との積の値をレジスタに割
当て、色相値の第1の部分によって定められるセグメン
トに従ってR、GおよびBを保持するステップ、 9)次式によりY′、Cr′およびCb′値を計算するステ
ップ、 Y′=0.299R+0.587G+0.114B、 Cr′=R−Y、 Cb′=B−Y。
められ、色相値が10ビットワードとして定められ、色相
値の上位3桁が第1の部分とされ且つ下位7桁が第2の
部分とされたカラーマット信号を発生する方法において
は、次のステップ、即ち 1)色相、彩度および輝度値を入力するステップ、 2)色相値の第2の部分を2倍するステップ、 3)色相値の第1の部分が110か111かを検出し、そうで
ある場合は色相の第1の部分をそれぞれ000又は001に変
換するステップ、 4)色相値の第1の部分が奇数か偶数かを検出し、これ
が偶数の場合は色相値の第2の部分の2倍値を反転する
ステップ、 5)彩度値を反転するステップ、 6)次式により3つの色成分D、EおよびFの値を計算
するステップ、 D=1、E=(1−S)、F= ここで、Sは彩度値、 は反転した彩度値、 は反転した色相値の第2の部分の2倍値、 7)値D、EおよびFと輝度値との積を計算するステッ
プ、 8)D、EおよびFと輝度値との積の値をレジスタに割
当て、色相値の第1の部分によって定められるセグメン
トに従ってR、GおよびBを保持するステップ、 9)次式によりY′、Cr′およびCb′値を計算するステ
ップ、 Y′=0.299R+0.587G+0.114B、 Cr′=R−Y、 Cb′=B−Y。
10)Y′、Cr′およびCb′値を、Y、CrおよびCb値に換
算するステップ、および 11)Y、CrおよびCb値を出力するステップ を含んでいてもよい。
算するステップ、および 11)Y、CrおよびCb値を出力するステップ を含んでいてもよい。
この方法は、カラーマット信号のための宛先アドレス
を入力するステップ、および計算されたY、CrおよびCb
値と共に宛先アドレスを出力するステップを、更に含ん
でいてもよい。
を入力するステップ、および計算されたY、CrおよびCb
値と共に宛先アドレスを出力するステップを、更に含ん
でいてもよい。
本発明は更に、輝度(L)、彩度(S)および色相
(H)の可変制御装置を有するカラーマット発生装置で
あって、 入力された色相(H)、彩度(S)および輝度(L)
の制御値から赤(R)、緑(G)および青(B)各色成
分値を計算する手段、 計算された赤(R)、緑(G)および青(B)各色成
分値から輝度(Y)および色差(Cr,Cb)成分値を計算
する手段、および 計算された輝度(Y)および色差(Cr,Cb)成分値を
出力する手段を具えたカラーマット信号発生装置におい
て、 色相制御値(H)が、色三角形の各頂点と各辺の中点
との間を結ぶ線で区切られる6つの色三角形セグメント
のうちの1つを選び、該色三角形セグメントの中の中間
の色相値を特定し、 更に、該カラーマット発生器が、 彩度(S)値、輝度(L)値および中間の色相(H)
値から赤(R)、緑(G)および青(B)各色成分値を
計算する手段、および、 選択された色三角形セグメントに従って赤(R)、緑
(G)および青(B)各色成分値を保持するため、計算
された赤(R)、緑(G)および青(B)各色成分値を
レジスタに割当てる手段を具備したことを特徴とするカ
ラーマット発生装置を提供する。
(H)の可変制御装置を有するカラーマット発生装置で
あって、 入力された色相(H)、彩度(S)および輝度(L)
の制御値から赤(R)、緑(G)および青(B)各色成
分値を計算する手段、 計算された赤(R)、緑(G)および青(B)各色成
分値から輝度(Y)および色差(Cr,Cb)成分値を計算
する手段、および 計算された輝度(Y)および色差(Cr,Cb)成分値を
出力する手段を具えたカラーマット信号発生装置におい
て、 色相制御値(H)が、色三角形の各頂点と各辺の中点
との間を結ぶ線で区切られる6つの色三角形セグメント
のうちの1つを選び、該色三角形セグメントの中の中間
の色相値を特定し、 更に、該カラーマット発生器が、 彩度(S)値、輝度(L)値および中間の色相(H)
値から赤(R)、緑(G)および青(B)各色成分値を
計算する手段、および、 選択された色三角形セグメントに従って赤(R)、緑
(G)および青(B)各色成分値を保持するため、計算
された赤(R)、緑(G)および青(B)各色成分値を
レジスタに割当てる手段を具備したことを特徴とするカ
ラーマット発生装置を提供する。
本発明のカラーマット発生器は、R、GおよびB値を
計算するために用いられる式が、全ての可能な彩度、輝
度および色相の入力値について、R、GおよびB値が不
当な計算値を生じ得ないような式であるか、又は、R、
GおよびB値を検査し、負の値のような不当な値が検出
されたときは、それを所望の正当な値、例えばゼロに強
制的に変換するので、イレーガルカラーの発生を容易に
避けることができる利点を有する。
計算するために用いられる式が、全ての可能な彩度、輝
度および色相の入力値について、R、GおよびB値が不
当な計算値を生じ得ないような式であるか、又は、R、
GおよびB値を検査し、負の値のような不当な値が検出
されたときは、それを所望の正当な値、例えばゼロに強
制的に変換するので、イレーガルカラーの発生を容易に
避けることができる利点を有する。
この装置は、輝度および色差成分値に対する宛先アド
レスを選択し、および該宛先を特定する出力コードを生
成するように構成してもよい。この装置は、帰線消去期
間に輝度および色差成分値を出力するように構成しても
よい。
レスを選択し、および該宛先を特定する出力コードを生
成するように構成してもよい。この装置は、帰線消去期
間に輝度および色差成分値を出力するように構成しても
よい。
[実施例] 以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第1図は、彩度、輝度および色相制御値並びにカラー
マット信号がシステムのどこで用いられるかを特定する
ための選択アドレスを含む入力から、輝度(Y)および
色差(Cr,Cb)成分並びに輝度および色差成分のための
宛先アドレスを生成するカラーマット発生器を示す図で
ある。輝度および色差成分は、光の基本色成分、即ち赤
(R)、緑(G)および青(B)の組み合わせを含む。
色差成分(Cr,Cb)は、(R−Y)および(B−Y)に
適当な換算係数を掛けたものと等価である。
マット信号がシステムのどこで用いられるかを特定する
ための選択アドレスを含む入力から、輝度(Y)および
色差(Cr,Cb)成分並びに輝度および色差成分のための
宛先アドレスを生成するカラーマット発生器を示す図で
ある。輝度および色差成分は、光の基本色成分、即ち赤
(R)、緑(G)および青(B)の組み合わせを含む。
色差成分(Cr,Cb)は、(R−Y)および(B−Y)に
適当な換算係数を掛けたものと等価である。
マット発生器は、機能的に2つの部分、即ちRGB発生
器とY、Cr、Cbコード化器に分割できる。従って、第1
のステップは、彩度、輝度および色相値をR、Gおよび
Bに変換し、続いてこれらをY、CrおよびCbに変換する
ことである。
器とY、Cr、Cbコード化器に分割できる。従って、第1
のステップは、彩度、輝度および色相値をR、Gおよび
Bに変換し、続いてこれらをY、CrおよびCbに変換する
ことである。
第1図に示されたカラーマット発生器は3つのポテン
ショメーター10、11および12を有し、それにより、彩度
S、輝度Lおよび色相Hが設定される。ポテンショメー
ター10、11および12によって選択されたアナログ電圧
は、アナログ−ディジタル変換器(ADC)13、14および1
5によって2進コードに変換される。ADC13および14は彩
度Sおよび輝度Lの8ビットコードを生成し、一方ADC1
5は色相Hの10ビットコードを生成する。1つの代案と
しては、入力に複数のポテンショメーター電圧を受け入
れる1つのADCを用いることもできる。彩度値はタイミ
ング発生器17で発生され、線18を経てラッチ(レジス
タ)16のイネーブル入力に導かれるタイミング信号の制
御の下に、ラッチ16に転送される。同様にイネーブル信
号が線19を経てラッチ20に導かれ、輝度値をラッチ20に
転送するのを可能にし、イネーブル信号が線21を経てラ
ッチ22および23に導かれ、色相値をラッチ22および23に
転送するのを可能にする。色相値は10ビットのため2個
の8ビットラッチを必要とする。カラーマットに対して
選択された宛先は制御回路24で生成され、タイミング発
生器17で発生され、線26を経て導かれる信号の制御の下
に、ラッチ25に転送される。この制御回路24は、2進コ
ード出力を有するスイッチ又はスイッチの組であっても
よい。線26の信号は、更に双安定回路27をセットする。
ラッチ16、20、22、23および25は、標準的なTTL74LS374
型8ビットラッチでよく、一方双安定回路27は2つのNA
NDゲートをクロスに接続して形成してもよい。
ショメーター10、11および12を有し、それにより、彩度
S、輝度Lおよび色相Hが設定される。ポテンショメー
ター10、11および12によって選択されたアナログ電圧
は、アナログ−ディジタル変換器(ADC)13、14および1
5によって2進コードに変換される。ADC13および14は彩
度Sおよび輝度Lの8ビットコードを生成し、一方ADC1
5は色相Hの10ビットコードを生成する。1つの代案と
しては、入力に複数のポテンショメーター電圧を受け入
れる1つのADCを用いることもできる。彩度値はタイミ
ング発生器17で発生され、線18を経てラッチ(レジス
タ)16のイネーブル入力に導かれるタイミング信号の制
御の下に、ラッチ16に転送される。同様にイネーブル信
号が線19を経てラッチ20に導かれ、輝度値をラッチ20に
転送するのを可能にし、イネーブル信号が線21を経てラ
ッチ22および23に導かれ、色相値をラッチ22および23に
転送するのを可能にする。色相値は10ビットのため2個
の8ビットラッチを必要とする。カラーマットに対して
選択された宛先は制御回路24で生成され、タイミング発
生器17で発生され、線26を経て導かれる信号の制御の下
に、ラッチ25に転送される。この制御回路24は、2進コ
ード出力を有するスイッチ又はスイッチの組であっても
よい。線26の信号は、更に双安定回路27をセットする。
ラッチ16、20、22、23および25は、標準的なTTL74LS374
型8ビットラッチでよく、一方双安定回路27は2つのNA
NDゲートをクロスに接続して形成してもよい。
ラッチ16、20、22、23および25の出力は、8ビットデ
ータバス30に接続されている。このデータバス30にはマ
イクロコンピュータ31が接続されている。このマイクロ
コンピュータは例えばインテル社から型番8748として販
売されているようなものでよい。このシステムでは、情
報は常にラッチ16、20、22、23および25から読み出され
るのであり、マイクロコンピュータ31からこれらのラッ
チに書き込まれることは決してないので、ラッチの出力
イネーブルピンは、マイクロコンピュータの読み出し出
力R0と、ポート1又はポート2からの個別の出力A3、A
2、A1、A0およびA8との結合によってイネーブルにされ
る。これらの出力R0およびAはそれぞれANDゲート32、3
3、34、35および36によって結合される。双安定回路27
のQ出力は、線37を経てマイクロコンピュータ31の割込
み入力INTに導かれ、双安定回路27は、ラッチ25に印加
される出力イネーブル信号によってリセットされる。
ータバス30に接続されている。このデータバス30にはマ
イクロコンピュータ31が接続されている。このマイクロ
コンピュータは例えばインテル社から型番8748として販
売されているようなものでよい。このシステムでは、情
報は常にラッチ16、20、22、23および25から読み出され
るのであり、マイクロコンピュータ31からこれらのラッ
チに書き込まれることは決してないので、ラッチの出力
イネーブルピンは、マイクロコンピュータの読み出し出
力R0と、ポート1又はポート2からの個別の出力A3、A
2、A1、A0およびA8との結合によってイネーブルにされ
る。これらの出力R0およびAはそれぞれANDゲート32、3
3、34、35および36によって結合される。双安定回路27
のQ出力は、線37を経てマイクロコンピュータ31の割込
み入力INTに導かれ、双安定回路27は、ラッチ25に印加
される出力イネーブル信号によってリセットされる。
データバス30には更に4つの出力ラッチ40、41、42お
よび43が接続され、これらにはY、CrおよびCb成分およ
び宛先アドレスがそれぞれ書き込まれる。マイクロコン
ピュータ31が、入力された彩度、輝度および色相値から
Y、CrおよびCb成分を計算し終わると、これらの値は選
択された宛先アドレスと共にそれぞれのラッチに転送さ
れる。マイクロコンピュータ31は決してラッチ40乃至43
から情報を読み出すことはなく、常にそれらに情報を書
き込むので、それらの入力イネーブルピンには、出力WR
からの書き込み信号とポート1又はポート2からの個別
の出力A7、A6、A5およびA4との結合信号が供給される。
これらの信号は、それぞれANDゲート44、45、46および4
7で結合される。輝度成分Yは、タイミングパルスCKFの
制御の下に帰線消去期間の間、8ビットバス48に現れ
る。このタイミングパルスCKFは、このシステムの他の
箇所(図示せず)で発生される。色差成分CrおよびCb
は、ANDゲート50および51の中でCKA又は▲▼(反
転している)と結合したタイミングパルスCKFの制御の
下に帰線消去期間の間、8ビットバス上で多重化され
る。CKA信号は6.75MHzクロック信号であり、Cr成分はCK
Aが高い時に8ビットバス49に導かれ、Cb成分はCKAが低
い時に8ビットバス49に導かれる。宛先コードは、カラ
ーマットが変化するときは必ずマイクロコンピュータ31
によってゼロにセットされ、新しいカラーマット値が計
算されたときは所定の宛先にリセツトされる。
よび43が接続され、これらにはY、CrおよびCb成分およ
び宛先アドレスがそれぞれ書き込まれる。マイクロコン
ピュータ31が、入力された彩度、輝度および色相値から
Y、CrおよびCb成分を計算し終わると、これらの値は選
択された宛先アドレスと共にそれぞれのラッチに転送さ
れる。マイクロコンピュータ31は決してラッチ40乃至43
から情報を読み出すことはなく、常にそれらに情報を書
き込むので、それらの入力イネーブルピンには、出力WR
からの書き込み信号とポート1又はポート2からの個別
の出力A7、A6、A5およびA4との結合信号が供給される。
これらの信号は、それぞれANDゲート44、45、46および4
7で結合される。輝度成分Yは、タイミングパルスCKFの
制御の下に帰線消去期間の間、8ビットバス48に現れ
る。このタイミングパルスCKFは、このシステムの他の
箇所(図示せず)で発生される。色差成分CrおよびCb
は、ANDゲート50および51の中でCKA又は▲▼(反
転している)と結合したタイミングパルスCKFの制御の
下に帰線消去期間の間、8ビットバス上で多重化され
る。CKA信号は6.75MHzクロック信号であり、Cr成分はCK
Aが高い時に8ビットバス49に導かれ、Cb成分はCKAが低
い時に8ビットバス49に導かれる。宛先コードは、カラ
ーマットが変化するときは必ずマイクロコンピュータ31
によってゼロにセットされ、新しいカラーマット値が計
算されたときは所定の宛先にリセツトされる。
動作は次のように行われる。フィールド周期の早い時
期に、タイミング発生器17の動作により、コントロール
パネルにいるオペレーターがセットした彩度、輝度、色
相および宛先の値をラッチ16、20、22、23および25に読
み込む。宛先情報がラッチ25にセットされると、双安定
回路27もまた、線37を経てマイクロコンピュータ31に達
した割込み信号に基づいてセットされる。続いて、マイ
クロコンピュータ31はラッチ16、20、22、23および25か
ら順次彩度、輝度、色相および宛先の情報を読み取り、
続いて双安定回路27をリセットして割込み入力を消す。
続いてマイクロコンピュータ31はラッチ43をゼロにセッ
トし、続いて彩度S、輝度Lおよび色相H値を輝度
(Y)および色差(Cr,Cb)値に変換し、それらをラッ
チ40、41および42に読み取らせ、続いて宛先アドレスを
ラッチ43に書き込む。Y、CrおよびCb値は次の帰線消去
期間の間に選択された宛先に転送される。
期に、タイミング発生器17の動作により、コントロール
パネルにいるオペレーターがセットした彩度、輝度、色
相および宛先の値をラッチ16、20、22、23および25に読
み込む。宛先情報がラッチ25にセットされると、双安定
回路27もまた、線37を経てマイクロコンピュータ31に達
した割込み信号に基づいてセットされる。続いて、マイ
クロコンピュータ31はラッチ16、20、22、23および25か
ら順次彩度、輝度、色相および宛先の情報を読み取り、
続いて双安定回路27をリセットして割込み入力を消す。
続いてマイクロコンピュータ31はラッチ43をゼロにセッ
トし、続いて彩度S、輝度Lおよび色相H値を輝度
(Y)および色差(Cr,Cb)値に変換し、それらをラッ
チ40、41および42に読み取らせ、続いて宛先アドレスを
ラッチ43に書き込む。Y、CrおよびCb値は次の帰線消去
期間の間に選択された宛先に転送される。
マット発生器は機能的に2つの部分、即ちRGB発生器
およびY、Cr、Cbコード化器に分けてもよい。そうする
と、第1のステップは彩度、輝度および色相の値をR、
GおよびBの値に変換することである。第2図に示した
色、即ち0.6VR+0.3VG+0.5VBを考えると、これは0.3V
の白色+0.3Vの赤+0.2Vの青と見做すことができる。こ
れは、0.3Vの白色を加えることによって既に不純色とな
った赤と青との間の色、即ち淡い赤みがかったマゼンタ
色である。
およびY、Cr、Cbコード化器に分けてもよい。そうする
と、第1のステップは彩度、輝度および色相の値をR、
GおよびBの値に変換することである。第2図に示した
色、即ち0.6VR+0.3VG+0.5VBを考えると、これは0.3V
の白色+0.3Vの赤+0.2Vの青と見做すことができる。こ
れは、0.3Vの白色を加えることによって既に不純色とな
った赤と青との間の色、即ち淡い赤みがかったマゼンタ
色である。
白色の量は、最も少ない基本色のレベル、この例では
緑色のレベルによって決まる。彩度Sは次の式で表され
る。
緑色のレベルによって決まる。彩度Sは次の式で表され
る。
この例では、 [(0.6−0.3)/0.6]×100%=50% である。
更に0.1Vの白色が加えられれば各基本色成分に0.1Vが
加えられることになり、従って彩度は [(0.7−0.4)/0.7]×100%=43% となり、即ちこの色の彩度が落ちることになる。この場
合、0.4Vの白色に0.3Vの赤色+0.2Vの青色が重なってい
るので、色相は変わらないことに注意すべきである。白
色成分は最小の基本色成分によって決まるので、彩度は
更に次の式で表される。
加えられることになり、従って彩度は [(0.7−0.4)/0.7]×100%=43% となり、即ちこの色の彩度が落ちることになる。この場
合、0.4Vの白色に0.3Vの赤色+0.2Vの青色が重なってい
るので、色相は変わらないことに注意すべきである。白
色成分は最小の基本色成分によって決まるので、彩度は
更に次の式で表される。
色相Hは白色成分を除いたときの残りによって決ま
る。
る。
輝度成分は次式で定義される。
Y=0.299R+0.587G+0.114B 即ち、3つの全ての基本色成分の和に関係付けられ
る。従って、全ての色成分を半分にすると、輝度Lは半
分になるが、色相Hおよび彩度S(比で表したもの)は
変わらない。同様に、輝度は、全ての成分を同一の比率
で強めることによって増加することが可能であり、これ
は最大成分がその最大値(例えば0.7V)に達するまで増
加することが可能である。
る。従って、全ての色成分を半分にすると、輝度Lは半
分になるが、色相Hおよび彩度S(比で表したもの)は
変わらない。同様に、輝度は、全ての成分を同一の比率
で強めることによって増加することが可能であり、これ
は最大成分がその最大値(例えば0.7V)に達するまで増
加することが可能である。
従って、 輝度100%および彩度100%の色を考えると、この場
合、最大成分が最大値にあり、最小成分はゼロ(白色は
ない)である。従って、第3図および第4図を参照する
と、輝度100%および彩度100%の色では2つの基本色成
分のみがあり、その1つは最大値(M)であり他方は中
間値である。全ての輝度100%および彩度100%の色を発
生することは、第3図の色三角形の縁を回ることによっ
て可能であり、その結果は、基本色成分R、GおよびB
の大きさに対応して第4図に示されたようになる。第4
図に示されたように、このプロセスは、1つの頂点と各
辺の中点との間に位置する6つのゼクメント0乃至5に
分けることができる。1つのセグメントの中では、いず
れの点でも1つの色はゼロ(0)であり、1つの色は最
大(M)であり、第3の色は中間値である。第3図およ
び第4図において、色は、Bは青色、MAはマゼンタ色、
Rは赤色、YEは黄色、Gは緑色、CYはシアン色である。
合、最大成分が最大値にあり、最小成分はゼロ(白色は
ない)である。従って、第3図および第4図を参照する
と、輝度100%および彩度100%の色では2つの基本色成
分のみがあり、その1つは最大値(M)であり他方は中
間値である。全ての輝度100%および彩度100%の色を発
生することは、第3図の色三角形の縁を回ることによっ
て可能であり、その結果は、基本色成分R、GおよびB
の大きさに対応して第4図に示されたようになる。第4
図に示されたように、このプロセスは、1つの頂点と各
辺の中点との間に位置する6つのゼクメント0乃至5に
分けることができる。1つのセグメントの中では、いず
れの点でも1つの色はゼロ(0)であり、1つの色は最
大(M)であり、第3の色は中間値である。第3図およ
び第4図において、色は、Bは青色、MAはマゼンタ色、
Rは赤色、YEは黄色、Gは緑色、CYはシアン色である。
色成分R、GおよびBは、色相、彩度および輝度の値
(H、S、L)から次のようにして決められる。3つの
成分がD(最大)、E(中間)、F(最小)(第5図参
照)とし、D、EおよびFがまだR、GおよびBに割当
てられていないときは、色相は H=(E−F)/(D−F) (1) として定義され、彩度は S=(D−F)/D (2) として定義され、輝度は L=D/(可能な最大値) (3) として定義される。
(H、S、L)から次のようにして決められる。3つの
成分がD(最大)、E(中間)、F(最小)(第5図参
照)とし、D、EおよびFがまだR、GおよびBに割当
てられていないときは、色相は H=(E−F)/(D−F) (1) として定義され、彩度は S=(D−F)/D (2) として定義され、輝度は L=D/(可能な最大値) (3) として定義される。
式(3)からD=L×(可能な最大値) (4) 式(2)からF=D(1−S) (5) 式(1)からE=F+H(D−F) (6) 式(6)と(2)から E=D(1−S)+H(D−D(1−S)) =D−DS−HD−HD+HDS =D(1−S(1−H)) =D(1−S) (7) ここで最初にL=1(輝度100%)と仮定すると、 D=1 F=1−S=(即ち反転S) E=1−S(即ち反転H) この仮定に基づいてD、EおよびFを計算し、実際の
輝度値を適用し、D、EおよびFにL/255を掛けて得ら
れる値をD′、E′およびF′(1/255は8ビットワー
ドであることによる)とする。
輝度値を適用し、D、EおよびFにL/255を掛けて得ら
れる値をD′、E′およびF′(1/255は8ビットワー
ドであることによる)とする。
R、GおよびB成分を生成させるため、D′、E′お
よびF′の値がR、GおよびBレジスタに、第4図に対
応して表1に示したセグメントコードに従って割当てら
れる。
よびF′の値がR、GおよびBレジスタに、第4図に対
応して表1に示したセグメントコードに従って割当てら
れる。
表 1 セグメントNo. D′ E′ F′ 0 B R G 1 R B G 2 R G B 3 G R B 4 G B R 5 B G R R、GおよびB成分は最大値255を持ち、この値はRGB
モニタでは0.7Vに相当し、最小値0は0Vに対応する。
モニタでは0.7Vに相当し、最小値0は0Vに対応する。
RGB成分をY、CrおよびCb値に変換するため、Y′値
が定められる。この値には、最終的に出力される値と区
別するためにプライム符号(′)が付けられている。
が定められる。この値には、最終的に出力される値と区
別するためにプライム符号(′)が付けられている。
Y′=0.299R+0.587G+0.114B ここで、1.0≡255であるから、上式は、 Y′=(1/255)(76R+150G+29B) となる。Y′を16≡0および235≡1.0であるEBU(欧州
放送連盟)規格のYに換算すると、 Y=Y′(235−16)/255+16≒Y′(220/256)+16 である。Cb′の値は、 Cb′=B−Y′ を用いて導出できる。
放送連盟)規格のYに換算すると、 Y=Y′(235−16)/255+16≒Y′(220/256)+16 である。Cb′の値は、 Cb′=B−Y′ を用いて導出できる。
Cb′をCbに換算するためには、B=255,R=0および
G=0のときにCbが最大値をとることを用いる。
G=0のときにCbが最大値をとることを用いる。
そうすると、 Y′=29 Cb′=B−Y′=255−29=226 EBU規格に一致させるためには、Cb′の最大値は112で
あるから Cb=Cb′(127/256)+128 である。
あるから Cb=Cb′(127/256)+128 である。
同様にして、 Cr=Cr′(160/256)+128 となる。
第6図および第7図はカラーマット発生器が第1図の
マイクロコンピュータ31によって制御されて動作すると
きのフローチャートである。第6図においては、100は
プロセスの開始を表す。101は割込み入力のモニタを表
す。割込みが設定されると、マイクロプロセッサー31が
入力データを読み取る(102)。即ち、ラッチ16、20、2
2、23および25に記憶されている彩度、輝度、色相およ
び宛先アドレスを読み取る。割込みが設定されないと、
それが設定されるまで割込み入力が連続的にモニタされ
る。次のステップは、ラッチ43の中のアドレスをゼロに
セットし(103)、続いて彩度、輝度および色相の値がR
GB値に変換される(104)。RGB値は、続いてY、Crおよ
びCb値に変換され(105)、ラッチ40、41および42に書
き込まれる(106)。最後に、新しい宛先アドレスがラ
ッチ43に書き込まれ(107)、続いてマイクロコンピュ
ータ31が割込み入力のモニタに戻る。このプロセスはフ
ィールド周期のほぼ1/4を占めるに過ぎないので、新し
いマット値は次のフィールド周期の開始以前に利用でき
る状態になる。
マイクロコンピュータ31によって制御されて動作すると
きのフローチャートである。第6図においては、100は
プロセスの開始を表す。101は割込み入力のモニタを表
す。割込みが設定されると、マイクロプロセッサー31が
入力データを読み取る(102)。即ち、ラッチ16、20、2
2、23および25に記憶されている彩度、輝度、色相およ
び宛先アドレスを読み取る。割込みが設定されないと、
それが設定されるまで割込み入力が連続的にモニタされ
る。次のステップは、ラッチ43の中のアドレスをゼロに
セットし(103)、続いて彩度、輝度および色相の値がR
GB値に変換される(104)。RGB値は、続いてY、Crおよ
びCb値に変換され(105)、ラッチ40、41および42に書
き込まれる(106)。最後に、新しい宛先アドレスがラ
ッチ43に書き込まれ(107)、続いてマイクロコンピュ
ータ31が割込み入力のモニタに戻る。このプロセスはフ
ィールド周期のほぼ1/4を占めるに過ぎないので、新し
いマット値は次のフィールド周期の開始以前に利用でき
る状態になる。
第7図は第6図の104および105に示されたプロセスを
詳細に説明している。色相はセグメントコードを表す上
位3ビットと各セグメントにおける中間状態を表す下位
7ビットを合わせて10ビットの数から形成されているの
で、第1のステップ(110)は中間値を2倍して8ビッ
トコードにする。元の色相設定の上位3ビットがモニタ
され(111)、セグメントコードが6か7ならば、即ち1
10か111ならば、これはそれぞれ0又は1に変換される
(112)。これにより、第1図の色相設定ポテンショメ
ーター12の両端が重なり合う。セグメントコードは続い
て奇数セグメントか偶数セグメントか、即ち最下位ビッ
ト位置に“1"があるか否かが検査される(113)。これ
が偶数セグメントの場合、色相値(下位7ビットの2
倍)が反転される(114)。奇数セグメントにおいて
は、値が増加すると奇数セグメントの原色含有分を減少
させるので、色相値が反転される。第4図はこれを説明
している。即ち、セグメント1、3および5においては
B、RおよびG成分がそれぞれ一様に減少し、一方セグ
メント0、2および4においてはR、GおよびB成分は
それぞれ一様に増加している。続いて彩度値が反転され
る(115)。続いて3つの色成分D、EおよびFが計算
される。これらの値は、D>E>Fである。これらの成
分はまだR、GおよびBに割当てられていない。第1の
ステップは、輝度が100%で、 D=100%=1、F=(1−S)=、E=1−S との仮定の下にD、EおよびF値を計算すること(11
6)である。ここで、Sは彩度、Hは色相、および
は反転された彩度および色相である。続いて輝度とD、
EおよびFとの積が計算され(117)、D′、E′およ
びF′を形成する。次のステップは、表1によるセグメ
ントコードに従ってD′、E′およびF′をR、Gおよ
びBに割当てる(118)ことである。
詳細に説明している。色相はセグメントコードを表す上
位3ビットと各セグメントにおける中間状態を表す下位
7ビットを合わせて10ビットの数から形成されているの
で、第1のステップ(110)は中間値を2倍して8ビッ
トコードにする。元の色相設定の上位3ビットがモニタ
され(111)、セグメントコードが6か7ならば、即ち1
10か111ならば、これはそれぞれ0又は1に変換される
(112)。これにより、第1図の色相設定ポテンショメ
ーター12の両端が重なり合う。セグメントコードは続い
て奇数セグメントか偶数セグメントか、即ち最下位ビッ
ト位置に“1"があるか否かが検査される(113)。これ
が偶数セグメントの場合、色相値(下位7ビットの2
倍)が反転される(114)。奇数セグメントにおいて
は、値が増加すると奇数セグメントの原色含有分を減少
させるので、色相値が反転される。第4図はこれを説明
している。即ち、セグメント1、3および5においては
B、RおよびG成分がそれぞれ一様に減少し、一方セグ
メント0、2および4においてはR、GおよびB成分は
それぞれ一様に増加している。続いて彩度値が反転され
る(115)。続いて3つの色成分D、EおよびFが計算
される。これらの値は、D>E>Fである。これらの成
分はまだR、GおよびBに割当てられていない。第1の
ステップは、輝度が100%で、 D=100%=1、F=(1−S)=、E=1−S との仮定の下にD、EおよびF値を計算すること(11
6)である。ここで、Sは彩度、Hは色相、および
は反転された彩度および色相である。続いて輝度とD、
EおよびFとの積が計算され(117)、D′、E′およ
びF′を形成する。次のステップは、表1によるセグメ
ントコードに従ってD′、E′およびF′をR、Gおよ
びBに割当てる(118)ことである。
次に、Y、CrおよびCbの値が、式 Y=0.299R+0.587G+0.114B Cb=B−Y Cr=R−Y を用いて計算される(119)。
前記の方法および装置の色相値に10ビットコード、輝
度および彩度に8ビットコードを用いているがこれらの
コードは単に説明の都合上のことに過ぎない。色相コー
ドの第2の部分が輝度および彩度と同じビット長さを持
つとすれば、色相の第2の部分の値は2倍しなくてよ
い。
度および彩度に8ビットコードを用いているがこれらの
コードは単に説明の都合上のことに過ぎない。色相コー
ドの第2の部分が輝度および彩度と同じビット長さを持
つとすれば、色相の第2の部分の値は2倍しなくてよ
い。
第1図は本発明によるカラーマット発生器のブロック
図、 第2図はサンプルカラーのRGB成分を示す図、 第3図は既知の色三角形を示す図、 第4図は色三角形の頂点Bから出発してその周囲を時計
方向に周回した際のRGB成分値を示す図、 第5図はサンプルカラー色成分の未割当て状態での計算
値を示す図、 第6図は本発明によるカラーマット信号を発生する方法
を示すフローチャート、 第7図は第6図のAB間のステップを詳細に示すフローチ
ャートである。 10、11、12……ポテンショメーター 13、14、15……ADコンバーター 16、20、22、23、25……ラッチ 17……タイミング信号発生器 18、19、21、26、37……線 24……制御回路 27……双安定回路 30……データバス 31……マイクロコンピュータ 32、33、34、35、36、44、45、46、47、50、51……アン
ドゲート 40、41、42、43……出力ラッチ 48、49……バス A0〜A8……個別出力 CKF、CKA……タイミングパルス INT……割込み入力 R0……読出し出力 WR……出力
図、 第2図はサンプルカラーのRGB成分を示す図、 第3図は既知の色三角形を示す図、 第4図は色三角形の頂点Bから出発してその周囲を時計
方向に周回した際のRGB成分値を示す図、 第5図はサンプルカラー色成分の未割当て状態での計算
値を示す図、 第6図は本発明によるカラーマット信号を発生する方法
を示すフローチャート、 第7図は第6図のAB間のステップを詳細に示すフローチ
ャートである。 10、11、12……ポテンショメーター 13、14、15……ADコンバーター 16、20、22、23、25……ラッチ 17……タイミング信号発生器 18、19、21、26、37……線 24……制御回路 27……双安定回路 30……データバス 31……マイクロコンピュータ 32、33、34、35、36、44、45、46、47、50、51……アン
ドゲート 40、41、42、43……出力ラッチ 48、49……バス A0〜A8……個別出力 CKF、CKA……タイミングパルス INT……割込み入力 R0……読出し出力 WR……出力
Claims (6)
- 【請求項1】色相(H)、彩度(S)および輝度(L)
値を入力するステップ、 該色相(H)、彩度(S)および輝度(L)値から赤
(R)、緑(G)および青(B)各色成分値を計算する
ステップ、 計算された赤(R)、緑(G)および青(B)各色成分
値から輝度(Y)および色差(Cr,Cb)成分値を計算す
るステップ、および 計算された輝度(Y)および色差(Cr,Cb)成分値を出
力するステップ を含むカラーマット信号発生方法において、 色相(H)値が2つの部分からなり、第1の部分は、色
三角形の各頂点と各辺の中点との間を結ぶ線で区切られ
る6つの色三角形セグメントのうちの1つを定め、第2
の部分は、該色三角形セグメントの中の中間の色相値を
定め、 赤(R)、緑(G)および青(B)各色成分値を計算す
るステップが、 彩度(S)値、輝度(L)値および色相(H)値の第2
の部分から赤(R)、緑(G)および青(B)各色成分
値を計算するステップ、および 赤(R)、緑(G)および青(B)各色成分値をレジス
タに割当て、色相(H)値の第1の部分によって定めら
れる色三角形セグメントに従って該赤(R)、緑(G)
および青(B)各色成分値を保持するステップ を含むことを特徴とするカラーマット信号発生方法。 - 【請求項2】彩度および輝度値が両者とも8ビットワー
ドとして定められ、色相値が10ビットワードとして定め
られ、色相値の上位3桁が第1の部分とされ且つ下位7
桁が第2の部分とされ、次のステップ、即ち 1) 色相、彩度および輝度値を入力するステップ、 2) 色相値の第2の部分を2倍するステップ、 3) 色相値の第1の部分が110か111かを検出し、そう
である場合は色相値の第1の部分をそれぞれ000又は001
に変換するステップ、 4) 色相値の第1の部分が奇数か偶数かを検出し、こ
れが偶数の場合は色相値の第2の部分の2倍値を反転す
るステップ、 5) 彩度値を反転するステップ、 6) 次式により3つの色成分D、EおよびFの値を計
算するステップ、 D=1、E=(1−S)、F=、 ここで、Sは彩度値、 は反転した彩度値、 は反転した色相値の第2の部分の2倍値、 7) 値D、EおよびFと輝度値との積を計算するステ
ップ、 8) D、EおよびFと輝度値との積の値をレジスタに
割当て、色相値の第1の部分によって定められるセグメ
ントに従ってR、GおよびBを保持するステップ、 9) 次式によりY′、Cr′およびCb′値を計算するス
テップ、 Y′=0.299R+0.587G+0.114B、 Cr′=R−Y、 Cb′=B−Y、 10) Y′、Cr′およびCb′値Y、CrおよびCb値に換算
するステップ、および 11) Y、CrおよびCb値を出力するステップ を含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項のカラー
マット信号発生方法。 - 【請求項3】カラーマット信号のための宛先アドレスを
入力するステップ、および計算されたY、CrおよびCb値
と共に宛先アドレスを出力するステップを、更に含むこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項のカラ
ーマット信号発生方法。 - 【請求項4】輝度(L)、彩度(S)および色相(H)
の可変制御装置を有するカラーマット発生装置であっ
て、 入力された色相(H)、彩度(S)および輝度(L)の
制御値から赤(R)、緑(G)および青(B)各色成分
値を計算する手段、 計算された赤(R)、緑(G)および青(B)各色成分
値から輝度(Y)および色差(Cr,Cb)成分値を計算す
る手段、および 計算された輝度(Y)および色差(Cr,Cb)成分値を出
力する手段を具えたカラーマット信号発生装置におい
て、 色相制御値(H)が、色三角の各頂点と各辺の中点との
間を結ぶ線で区切られる6つの色三角形セグメントのう
ちの1つを選び、該色三角形セグメントの中の中間の色
相値を特定し、 更に、該カラーマット発生器が、 彩度(S)値、輝度(L)値および中間の色相(H)値
から赤(R)、緑(G)および青(B)各色成分値を計
算する手段、および、 選択された色三角形セグメントに従って赤(R)、緑
(G)および青(B)各色成分値を保持するため、計算
された赤(R)、緑(G)および青(B)各色成分値を
レジスタに割当てる手段 を具備したことを特徴とするカラーマット発生装置。 - 【請求項5】輝度および色差成分値に対する宛先アドレ
スを選択し、且つ、該宛先を特定する出力コードを生成
するように構成したことを特徴とする特許請求の範囲第
4項のカラーマット発生装置。 - 【請求項6】帰線消去期間に輝度および色差成分値を出
力するように構成したことを特徴とする特許請求の範囲
第4項又は第5項のカラーマット発生装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GB08410705A GB2158319A (en) | 1984-04-26 | 1984-04-26 | A method of and apparatus for generating colour matte signals |
GB8410705 | 1984-04-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6128288A JPS6128288A (ja) | 1986-02-07 |
JP2511851B2 true JP2511851B2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=10560134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60085575A Expired - Lifetime JP2511851B2 (ja) | 1984-04-26 | 1985-04-23 | カラ−マット信号発生方法およびその装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4636839A (ja) |
EP (1) | EP0162500B1 (ja) |
JP (1) | JP2511851B2 (ja) |
CA (1) | CA1234909A (ja) |
DE (1) | DE3578601D1 (ja) |
GB (1) | GB2158319A (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
NO164630C (no) * | 1987-03-02 | 1990-10-24 | Norske Stats Oljeselskap | Videosystem for deteksjon av fargede flater og en anvendelse derav i en fremgangsmaate for tolkning av seimiske seksjoner. |
US4758880A (en) * | 1987-03-27 | 1988-07-19 | The Grass Valley Group, Inc. | Video matte generator |
US4823183A (en) * | 1988-02-01 | 1989-04-18 | The Grass Valley Group, Inc. | Video mixer with multicolor boarder |
US4963977A (en) * | 1988-12-21 | 1990-10-16 | The Grass Valley Group, Inc. | Apparatus for generating a video signal representing a field of spatially varying color |
US4918382A (en) * | 1989-03-20 | 1990-04-17 | Tektronix, Inc. | Method for distinguishing between real and spurious responses in a spectrum analyzer |
US5237517A (en) * | 1990-08-29 | 1993-08-17 | Xerox Corporation | Color printing having a highlight color image mapped from a full color image |
GB0510793D0 (en) * | 2005-05-26 | 2005-06-29 | Bourbay Ltd | Segmentation of digital images |
US7949183B2 (en) * | 2007-03-13 | 2011-05-24 | Intel Corporation | Methods and apparatus for enhancing color data |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA1032264A (en) * | 1974-02-19 | 1978-05-30 | James A. Mendrala | Luminance key amplifier |
US3972067A (en) * | 1975-01-17 | 1976-07-27 | The Singer Company | Color video synthesizer with monochrome input |
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