JP2511658Y2 - 漏斗状ドレイン本体 - Google Patents

漏斗状ドレイン本体

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JP2511658Y2
JP2511658Y2 JP1990038720U JP3872090U JP2511658Y2 JP 2511658 Y2 JP2511658 Y2 JP 2511658Y2 JP 1990038720 U JP1990038720 U JP 1990038720U JP 3872090 U JP3872090 U JP 3872090U JP 2511658 Y2 JP2511658 Y2 JP 2511658Y2
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JP
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mold
funnel
drain
water collecting
drain body
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JP1990038720U
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Inventor
昭三 小林
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カネソウ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、雨水等を排水するために用いられるドレイ
ンに用いる漏斗状ドレイン本体に関する。
[従来技術] この種漏斗状ドレイン本体は、環状の集水皿部と、そ
の下面に連成された排水口部からなるものであって、前
記皿部上にストレーナを固着して、雨水等を排水する建
築物の屋上,ベランダに設けられるルーフドレインとし
て使用する等、種々のドレインを構成するために用いら
れる。
この漏斗状ドレイン本体は、通常、集水皿部の下方に
排水口部を鋳造成形により連成した鋳物製からなる。
この鋳物製漏斗状ドレイン本体の従来の鋳造手段を第
4図について説明する。
aは前記漏斗状ドレイン本体の形状に倣う型溝bを中
子cとの間に形成された鋳型であって、その上部に押し
湯用の鋳型dを乗載し、該鋳型d内の押し湯孔eに溶解
湯を注入し、該押し湯孔eから湯口fを介して型溝b内
に溶解湯を流入する。前記押し湯は型溝b内に万遍なく
行き渡らせるものであって、所要の注入圧を確保するた
めに、押し湯孔d内に溶解湯を満たした状態で成形され
る。
[考案が解決しようとする課題] 従来の鋳造手段にあっては、次の欠点がある。
イ)各ドレイン本体毎に鋳型a,中子c,鋳型dを用意する
必要があり、量産性が悪かった。
ロ)集水皿部と、排水口とを備えた複雑な形状からなる
ドレイン本体に倣った型溝bを形成する必要があり、鋳
型a及び中子cの製造が面倒であった。
ハ)ドレイン本体の形状が複雑なため、溶解湯の回りが
悪く、特にスレンレス鋳造のように粘度の高い材料にあ
っては、良好な仕上りを得ることが難しかった。
ニ)所要の注入圧を生じさせるために、押し湯孔e内に
溶解湯を滞留させる必要があり、材料が余分に要った。
特に、上述したようにドレイン本体型は複雑な形状であ
るために、湯の回りを良くするためには大量の溶解湯が
必要であった。
本考案は、かかる従来構成の鋳造手段を採用する必要
の無い構造を備えた漏斗状ドレイン本体の提供を目的と
するものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、集水皿部となる鋳造成形された浅底状環状
皿の、その下面に排水口部となる短円筒状パイプを溶
接,ねじ込み等の手段により接合したことを特徴とする
ものである。
[作用] 集水皿部と、排水口部とを分割し、前記集水皿部とな
る浅底状環状皿のみを鋳造成形するようにし、排水口部
を長尺状パイプの切出し等により形成される短円筒状パ
イプで構成したものであり、このため若干傾斜した環状
の集水皿のみの鋳型をおこせば良いから、型の構造が簡
単となる。また型溝を縦方向に形成すれば前後方向に複
数鋳型を連設でき、成形が容易でかつ量産可能となる。
[実施例] 第1,第2図について本考案のドレイン本体1が適用さ
れるドレインAの構成について説明する。
漏斗状ドレイン本体1は、第1図に示すように集水皿
部1aと、その下面に連成された排水口部1bとからなるも
のであって、集水皿部1a上には雨水等が流入する通水孔
11を備えたストレーナ10が、防水層押え12を介して乗載
される。ストレーナ10と防水層押え12は螺子13により連
結され、さらに集水皿部1aに形成した螺子孔1cに防火層
押え10からボルト14を螺合することにより各部材は組み
付けられる。
このほかストレーナ10の形状,構造は種々あり、さら
にはストレーナ10を適用しないでドレインとして用いら
れる場合もある。
このドレイン本体1にあって、第1,2図に示すように
集水皿部1aは中央側に下方傾斜する浅底状の環状皿2に
よって構成される。また排水口部1bは短円筒状パイプ3
により構成される。
前記環状皿2の鋳造手段を第3図について説明する。
4は鋳型であって、複数の割型5a,5b,5cを前後方向へ
連続状に重ね合わせ構成し、各割型5a,5b,5c間に上方に
湯口6を生じさせた浅底状の環状皿2に倣う型溝7を形
成する。そして、前記湯口6から型溝7内へ第3図矢線
のように溶解湯を流し込む。このとき各型溝7は上下方
向の環状溝であり、押し湯を要することなく、溶解湯は
自重により容易に割型5a,5b,5cを満たす。
かかる型構成にあっては、各割型5a,5b,5cの前後面に
浅溝を形成して型を起こせば良いから、簡易な形状とな
り型の製造が容易であると共に、溶解湯の回りも良く、
その形状精度が向上する。また中央部の割型5bは全て同
じ形状であり、この割型5bを任意数前後に適用すれば所
望数の型溝7を形成でき量産性に富む等の利点がある。
このように製造された環状皿2に、長尺状パイプの切
出し加工や曲げ加工等により製造された短円筒状パイプ
3を、該環状皿2の下面に溶接またはねじ込み等で固定
することによりドレイン本体1が組み付けられる。
前記短円筒状パイプ3の製造手段としては、一枚板を
巻き込んで筒状に形成したり、またはこれも鋳造により
形成する等種々の手段が提供され得る。尚、短円筒状パ
イプ3を鋳造により形成した場合にあっては、その形状
が簡単であるから、環状皿2と同様に押し湯を要するこ
となく極めて容易に製造できる。
[考案の効果] 本考案は、上述のように、ドレイン本体1を環状皿2,
短円筒状パイプ3に分割して、簡易形状となる環状皿2
を鋳型により形成するものであり、環状皿2の鋳造に際
して、鋳型の製造が容易となり、溶解湯の回りも良好と
なり、該環状皿2の形状精度及び品質が良くなる。また
環状皿2に対応する鋳型の型溝を上下方向にして湯口を
設定し、溶解湯を流すようにすれば、押し湯が不要とな
り単一の鋳型で良く、しかも溶解湯の量が著減する。さ
らには、型溝7を縦方向にして前後に複数配設すること
により量産に向く。
このため環状皿2の製造上の利点に起因して、ドレイ
ン本体1の製造が容易低廉で量産性が向上し、しかも形
状精度及び品質が良くなる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の実施例を示し、第1図はドレインA
の縦断側面図、第2図はドレイン本体1を分離して示す
縦断側面図、第3図は環状皿2の鋳造手段の一例を示す
縦断側面図である。また第4図は従来構成のドレイン本
体1の鋳造手段を示す縦断側面図である。 1……ドレイン本体 1a……集水皿部 1b……排水口部 2……環状皿 3……短円筒状パイプ 4……鋳型 5a,5b,5c……割型 7……型溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】集水皿部となる鋳造成形された浅底状環状
    皿の、その下面に排水口部となる短円筒状パイプを接合
    したことを特徴とする漏斗状ドレイン本体。
JP1990038720U 1990-04-10 1990-04-10 漏斗状ドレイン本体 Expired - Lifetime JP2511658Y2 (ja)

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JP1990038720U JP2511658Y2 (ja) 1990-04-10 1990-04-10 漏斗状ドレイン本体

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JPH03129626U JPH03129626U (ja) 1991-12-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59102724U (ja) * 1982-12-27 1984-07-11 ヤマデ技研株式会社 ルーフドレンの取付構造
JPS59131426U (ja) * 1983-02-24 1984-09-03 山下 三男 ル−フドレン

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JPH03129626U (ja) 1991-12-26

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