JP2511623Y2 - 土工車両の作業機用電磁弁の油圧回路 - Google Patents

土工車両の作業機用電磁弁の油圧回路

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JP2511623Y2 JP12681287U JP12681287U JP2511623Y2 JP 2511623 Y2 JP2511623 Y2 JP 2511623Y2 JP 12681287 U JP12681287 U JP 12681287U JP 12681287 U JP12681287 U JP 12681287U JP 2511623 Y2 JP2511623 Y2 JP 2511623Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、土工車両の作業機用電磁弁に係わり、特に
は、作業機用シリンダの作動を相互に切り換える土工車
両の作業機用油圧回路に用いる作業機用電磁弁に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、この種の土工車両等は第4図に示すように作業
機1はアングルシリンダ2により作業機の傾き(第4図
矢印A方向)を、スライダシリンダ3によりガイドレー
ル4に沿って車両の左右(第4図矢印B方向)にスライ
ドされる。この作業機は通常ホイールローダに設けられ
除雪に使用されている。除雪作業では作業機のアングリ
ングにより雪を道端に寄せ、スライドにより道端までの
除雪を可能にすると共に危険物(例えば電柱等)があっ
た場合に回避するために使われる。この作業機1を作動
させる油圧回路としては第6図に示すようにパラレル回
路、または図示しないシリーズ回路およびタンデム回路
が一般的に使用されている。
この油圧回路は屈折式ホイールローダ(第5図)にお
いてエンジン5に駆動される油圧ポンプ6および作業機
用切換弁7は車体後方Yに装着され、屈折部をゴムホー
ス8、その他をパイプ9にて車体前部Zのアングルシリ
ンダ2およびスライドシリンダ3に接合している。
しかしこの方式において、油圧回路ではアングリン
グ、およびスライドを同時に動かした場合、外力および
油圧回路構成(パラレル)により運転者の意志に反した
動きをすることがあり危険である。又配管ではアングル
シリンダ2、スライドシリンダ3の往復に4本のゴムホ
ース8を屈折部に装着する必要があり装着場所を広く取
っている。
これらの欠点を補なうため電磁弁10a、10bを車体前方
Zに装置し、アングルシリンダ2およびスライドシリン
ダ3を相互に切り換える回路が知られている。
(考案が解決しようとする問題点) このような回路において電磁弁10a、10bを並列におき
ON-OFF回路を構成したため作業機の動きを切り換えて
も、作業機の外力により運転者の意志に反した動きはな
くなった。
しかし本回路においては一つの回路を作動させたとき
はその後作業機用切換弁7を中立に戻しても、その回路
には作動圧および作業機の重量等の内圧が加わったまま
である。さらに、このとき他の回路を作動させると油圧
ポンプよりの圧力がシリンダにかかる以前に上記の回路
に蓄圧された内圧によりシリンダが動き、運転者には予
期せざる作業機の動きとなると共に車体にも起動時のシ
ョックが発生するという欠点がある。
本考案は上記問題に鑑みたもので、目的とするところ
は、シリンダを電磁弁により切り換えるとき、電磁弁に
絞り回路を設け、ポンプからシリンダへの回路に蓄圧さ
れた油圧をタンクへ解放し切換え後、他のシリンダが内
圧により予期せぬ動きをしないようにすることにある。
又、起動時の車体のショックを低減することを目的とす
る。
(問題点を解決するための手段及び作用) そのために本考案では、2系統のシリンダ回路のそれ
ぞれに電磁弁を挿入し、電磁弁の切り換えにより2系統
のシリンダの作動を相互に切り換える土工車両の作業機
用電磁弁において、一つの油圧駆動源と、油圧駆動源と
2系統のシリンダの作動を相互に切り換える電磁弁との
間に配設された2系統のシリンダの伸長と縮小の切り換
えを行う方向制御弁と、ON時に方向制御弁から一方のシ
リンダの供給通路および排気通路を接続した一方の電磁
弁と、ON時に方向制御弁から他方のシリンダの供給通路
および排気通路を遮断した他方の電磁弁と、両電磁弁に
接続されるスイッチとからなり、スイッチによる一方の
シリンダから他方のシリンダの作動への切り替え時(OF
F時)に、一方のシリンダの作動時(ON時)に方向制御
弁から一方のシリンダへの供給通路、および、方向制御
弁から他方の電磁弁との間の供給通路に蓄えられた圧油
を、一方のシリンダの排気通路、および/あるいは、他
方のシリンダの排気通路に解放する絞りを有する一方の
電磁弁、および/あるいは、他方の電磁弁とからなるこ
とを特徴とする。
(実施例) 以下、本考案を図に示す実施例について説明する。
第1図は本考案の実施例を示す全体構成図である。こ
の第1図において油圧ポンプ6は油タンク11より油を吸
入し、リリーフ弁12で設定される圧油を作業機方向制御
弁7に流す。
作業機方向制御弁7は操作レバー13により切り換えら
れ油圧ポンプ6よりの圧油をゴムホース8、パイプ9、
電磁弁10a、10bを介しアングルシリンダ2、およびスラ
イドシリンダ3へ供給する。この各シリンダの動きに応
じて作業機1はアングリング(第4図矢印A方向)およ
びスライド(第4図矢印B方向)が行なわれる。アング
リングは通常は操作レバー13に設けられた切り換えスイ
ッチ14により電磁弁10a、10bを切り換え行なわれる。
電磁弁10a、10bはポジション、イ、ロによりON-OFFさ
れるとともに、ON-OFF間にポジション、ハを設け、シリ
ンダのボトム3B、2Bとヘッド3H、2Hとを絞り15により短
絡させている。
又、同時にポジション、ハではシリンダのボトム3B、
2Bとタンク11を作業機方向制御弁7を介し接続してい
る。
又、ポンプポートPは配管9により、タンクポートD
は配管16により作業機用切換弁7と接続している。さら
にポート5は配管17、19により、ポートS2は配管18、20
によりシリンダの2、3と接続している。
第2図は電磁弁の第1の実施例を示す。弁本体101は
スプール102が緊密に挿入され、通常はバネ103により片
方に押しつけられている。バネ103の反対側にはソレノ
イド104が設けられ通電によりバネ103に抗しスプール10
2を押すよう構成されている。
スプール102には切換途中、シリンダ3のボトム3Bと
ヘッド3Hに接続されたポートS1とポートS2が絞り15で短
絡されている。
このとき図示例では、ポンプポートPはシリンダのヘ
ッドのポートS1に、ボトムのポートS2はタンクポートD
に接続されている。
第3図は第2の実施例を示し、弁本体201には同筒ス
プール202とその中にスプール203が緊密に挿入され、円
筒スプール202は上記第1実施例と同様片側をソレノイ
ド204、片側をバネ205で押し、通常はバネ205で一方に
押しつけている。スプール203は円筒スプール202の中に
あり動かないようバネケース206、ソレノイド204で固定
されている。円筒スプール202には切換える途中スライ
ドシリンダ3のボトム3Bとヘッド3Hを接続する絞り20
6、207が導通されている。
次に上記構成の作動について説明する。
この構成において導端まで除雪するために操作レバー
13を操作し作業機方向制御弁7をポジション、ロに切り
換え油圧ポンプ6よりの圧油を電磁弁10bのポジショ
ン、イを介しスライドシリンダ3のボトム3Bに送油し作
業機1をスライドさせる。
このときスライドシリンダ3をストロークの途中で作
業機方向制御弁7を操作し中立ポジション(ハ)に戻す
と作業機1を駆動するための圧油が、又、ストロークエ
ンドにおいてはリリーフ弁のセット圧油が、スライドシ
リンダ3のボトム3B、作業機方向制御弁7から電磁弁10
bまでの配管16、作業機方向制御弁7から電磁弁10aまで
の配管16から分岐された配管16a、および、電磁弁10bか
らスライドシリンダ3までの配管18の供給通路に駆動す
るための圧油、あるいはリリーフ弁のセット圧油が蓄圧
されて残っている。一方、スライドシリンダ3の作動中
には、スライドシリンダ3のヘッド3H側は配管17、電磁
弁10bのポジション(イ)、配管9、および、作業機方
向制御弁7のポジション(ロ)を介してタンク11に通じ
ており、低圧になっている。この回路は作業機方向制御
弁7を操作し中立ポジション(ハ)に戻しても低圧にな
っている。
次にアングリング角度を設定するため切り換えスイッ
チ14をONさせると電磁弁10a、10bに電流が流れ、電磁弁
10a、10bは所定の速度で切り換わる。この速度はソレノ
イド104に流す電流あるいはコイルの巻き数による力
と、バネ103の力を適宜に選定することにより得られ
る。この所定の速度で切り換わるとき、スライドシリン
ダ3のボトム3B、作業機方向制御弁7から電磁弁10bま
での配管16、作業機方向制御弁7から電磁弁10bまでの
配管16から分岐された配管16a、および、電磁弁10bから
スライドシリンダ3までの配管18の供給通路に蓄圧され
た圧油は、電磁弁10bのポジション(ハ)の絞り15を通
り、スライドシリンダ3のヘッド3H、配管17、および、
作業機方向制御弁7から電磁弁10bまでの配管9、およ
び作業機方向制御弁7から電磁弁10bまでの配管9から
分岐された配管9aに流れる。また、電磁弁10aでは、配
管16a、および配管16の供給通路に蓄圧された圧油は、
作業機方向制御弁7から電磁弁10bまでの配管9および9
aに流れるとともに、電磁弁10aからアングルシリンダ2
のボトム2Hへと流れる。
上記において、スライドシリンダ3のボトム3Bに圧油
を供給した例で説明したが、スライドシリンダ3のヘッ
ド3Hに圧油を供給した場合には、配管9側に圧油が蓄圧
され、切り換え時に配管9側から配管16側に流れる。ま
た、アングルシリンダ2の場合にも同様に作動する。
このように蓄圧された圧油が低圧側に流れるため圧油
が低くなるとともに低圧側も油圧が上昇するためアング
ルシリンダ2のボトム2B側とヘッド2H側の油圧がバラン
スしアングルシリンダ2の予期せぬ動きを防止すること
ができる。
又、圧油が低くなるため起動時のショックがなくなる
という利点も得られる。
(考案の効果) 以上述べたように本考案では1つの油圧駆動源で2系
統のシリンダを相互に作動させる回路に電磁弁を挿入
し、その電磁弁に絞り回路を設け1系統の駆動側(ボト
ム側又はヘッド側)に封じ込められた圧油を電磁弁の切
換時に低圧側に流すため圧油が低下するとともに被駆動
側の油圧が上昇しバランスするため他系統を作動させた
とき予期せぬ動きがなくなるとともに起動時の車体のシ
ョックがなくなると云う優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す全体構成図。第2図は本
考案の電磁弁の第1の実施例の断面図。第3図は本考案
の電磁弁の第2の実施例の断面図。第4図は本考案にか
かる土工車両の平面図。第5図は本考案にかかる土工車
両の側面図。第6図は従来の例の全体構成図。 2……アングルシリンダ 3……スライドシリンダ 10a、10b……電磁弁 15……絞り

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2系統のシリンダ回路のそれぞれに電磁弁
    を挿入し、電磁弁の切り換えにより2系統のシリンダの
    作動を相互に切り換える土工車両の作業機用電磁弁にお
    いて、一つの油圧駆動源と、油圧駆動源と2系統のシリ
    ンダの作動を相互に切り換える電磁弁との間に配設され
    た2系統のシリンダの伸長と縮小の切り換えを行う方向
    制御弁と、ON時に方向制御弁から一方のシリンダの供給
    通路および排気通路を接続した一方の電磁弁と、ON時に
    方向制御弁から他方のシリンダの供給通路および排気通
    路を遮断した他方の電磁弁と、両電磁弁に接続されるス
    イッチとからなり、スイッチによる一方のシリンダから
    他のシリンダの作動への切り替え時(OFF時)に、一方
    のシリンダの作動時(ON時)に方向制御弁から一方のシ
    リンダへの供給通路、および、方向制御弁から他方の電
    磁弁との間の供給通路に蓄えられた圧油を、一方のシリ
    ンダの排気通路、および/あるいは、他方のシリンダの
    排気通路に解放する絞りを有する一方の電磁弁、および
    /あるいは、他方の電磁弁とからなることを特徴とする
    土工車両の作業機用電磁弁の油圧回路。
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