JP2511589B2 - マルチプロセッサ通信インタフェ―スとその方法 - Google Patents

マルチプロセッサ通信インタフェ―スとその方法

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JP2511589B2
JP2511589B2 JP3173586A JP17358691A JP2511589B2 JP 2511589 B2 JP2511589 B2 JP 2511589B2 JP 3173586 A JP3173586 A JP 3173586A JP 17358691 A JP17358691 A JP 17358691A JP 2511589 B2 JP2511589 B2 JP 2511589B2
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    • G06F15/16Combinations of two or more digital computers each having at least an arithmetic unit, a program unit and a register, e.g. for a simultaneous processing of several programs
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的にはプロセッサ
通信の分野に関し、特に同時のマルチプロセッサ通信を
提供するマルチプロセッサ通信インタフェースに関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムは、その中に内蔵
したプロセッサにより演算および論理機能を実行する。
プロセッサはそのようなコンピュータシステムの意思決
定者即ちブレインとして作用する。プロセッサは、コン
ピュータシステムにより供給された指令やデータによ
り、さらにはプロセッサ自体に含まれたマイクロコード
により制御される。マイクロコードは、プロセッサにお
けるハードワイヤードの回路として実行された指令の組
である。プロセッサは、コンピュータシステムにその状
態、即ち、それが使用中であるか、データを待機してい
るか等を通信する必要がある。その状態とは、各フラグ
ビットが論理1あるいは0でよい複数のフラグビットで
よい。プロセッサの状態は記憶のためにレジスタに書き
込むことができる。レジスタは、典型的には各フラグビ
ットに対してフリップフロップのような1つの記憶要素
を含む。コンピュータシステムは、プロセッサの状態が
何であるか調べるためにレジスタの中味を検査しうる。
【0003】極めて一般的には、コンピュータシステム
は、システムのスループットを増大させるために種々の
機能を実行したり、あるいは処理機能を共用するべく1
つ以上のプロセッサを使用している。プロセッサの中の
1つが、マスタプロセッサで、他のプロセッサが、スレ
ーブプロセッサであって、マスタプロセッサがスレーブ
プロセッサを制御することがよくある。代替的に、プロ
セッサは均等に扱われ、そのためいずれか一つのプロセ
ッサが制御するということがないこともありうる。構成
とは無関係に、プロセッサ間の通信は、通常ハンドシェ
ーキングあるいは通信プロトコルとして知られている所
定のシーケンスに追従してプロセッサの衝突を排除する
ことを要求する。衝突は、例えば、もし2つ以上のプロ
セッサが、同じデータを修正しようとしたり、あるいは
システム状態フラグビットを変更しようとする場合に発
生する。
【0004】マルチプロセッサ通信インタフェース設計
は、共用のメモリと、マイクロコードにより制御されて
いるレジスタの組とから構成しうる。レジスタにはそれ
ぞれアドレスが割り当てられ、そのため各プロセッサ
は、アドレスされたレジスタを読み取ったり、書き込ん
だりできる。マイクロコードプロトコルは、所定のシー
ケンスの間レジスタの読取りおよび書込みを制御するこ
とによって、一方のプロセッサが、アドレス指定された
レジスタにおいてビットをセットし、他方のプロセッサ
が、アドレス指定されたレジスタにおいてビットをリセ
ットしうる。このタイプのインタフェースは、レジスタ
がまずマイクロコードの制御の下でアドレス指定される
ことを要し、双方のプロセッサがレジスタにおいてビッ
トを同時に修正できないようにしている。そのようなイ
ンタフェースの一例が、1988年9月発行IBM T
echmical Disclosure Bulle
tin,Vol.31,No.4のマルチプロセッサ通
信インタフェース(Multi−Processor
Communications Interface)
に記載されている。
【0005】第1のプロセッサが単純なブール論理機能
を実行し、第2のプロセッサが複雑な算術計算を実行す
るマルチプロセッサ構成がパビシック他(Pavici
cet al.)の米国特許第4,215,399号に
記載されている。このシステムにおいては、プロセッサ
は、第1のプロセッサが第1のフラグビットレジスタを
セットし、第2のプロセッサに対して、必要な複雑な算
術演算が待機されていることを知らせるような2つのフ
ラグビットレジスタにより通信する。第2のフラグビッ
トレジスタは、第2のプロセッサによりリセットされ、
第1のプロセッサに対して要求された演算の完了した旨
の信号を出す。第1のプロセッサは、必然的に第1のフ
ラグビットレジスタに書込む前に第2のフラグビットレ
ジスタの状態を検査する必要がある。この通信が完了す
るには少なくとも2回のクロックサイクルを要する。
【0006】プロセッサ間多重通信を提供する別のシス
テムがコックス他(Cox,etal.)の米国特許第
4,402,046号に記載されている。ここでは、シ
ステムワイド(system−wide)通信に対して
全てのプロセッサに共通のグローベルな通信セグメント
が提供されている。通信セグメントは、数個のプロセッ
サの機能を制御するために一つのプロセッサによりセッ
トされ、別のプロセッサにより検査される制御フラグを
含むフィールドを有している。ここでも、種々のプロセ
ッサは、種々の時に制御フラグを読取りかつ書込みを行
い、かつコンピュータシステムの性能を遅らせる特定の
ハンドシェーキングプロトコルが追従することを要す
る。
【0007】このように、必要なものは、まず所定のプ
ロトコルによりフラグビットレジスタの存在する中味を
アドレス指定しかつ検査する必要なく、いずれかの、あ
るいは全てのプロセッサがフラグビットレジスタの状態
を同時に変更しうるマルチプロセッサ通信インタフェー
スである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、改良したマルチプロセッサ通信インタフェースを提
供することである。
【0009】本発明の別の目的は、プロセッサ間での同
時通信を可能とするマルチプロセッサ通信インタフェー
スを提供することである。
【0010】本発明はさらに別の目的は、システムの状
態を更新するためにプロセッサが所定のプロトコルを追
従することを要しないマルチプロセッサ通信インタフェ
ースを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のこれらおよびそ
の他の目的は、初期状態を記憶するための第1の評価回
路を有するマルチプロセッサ通信インタフェースにより
達成される。第1の評価回路は、第1の更新状態を受け
取るために第1のプロセッサに結合され、該第1の評価
回路は、初期状態と第1の更新状態とから第1の変更指
示を発生する。第2の評価回路も、初期状態を記憶し、
第1の評価回路に、かつさらに第2の更新状態を受け取
るための第2のプロセッサに結合されている。第2の評
価回路は、初期状態と第2の更新状態とから第2の変更
指示を発生する。第1の評価回路は、第2の変更指示を
受け取り、かつ新しい第1の状態を発生する。第2の評
価回路は、第1の変更指示を受け取り、新しい第2の状
態を発生する。第2の新しい状態は第1の新しい状態と
等しい。
【0012】本発明の前述およびその他の目的、特徴お
よび利点は添付図面に示す本発明の好適実施例について
の以下の特定の説明から明らかとなる。
【0013】
【実施例】図1を参照すれば、本発明のブロック線図が
示されている。マルチプロセッサ通信インタフェース1
によりプロセッサ40と更新したシステムの状態を同時
通信可能のプロセッサ10が示されている。本発明に
よれば、2つ以上のプロセッサが同時に通信しうるが、
判りやすくするために2つのプロセッサのみ示してい
る。プロセッサ10は、Nラインを有するバス11によ
り評価ロジック20に接続されている。プロセッサ10
は、第1のシステムの状態がシステムの状態を示す複数
のフラグビットを有している評価ロジック20から第1
のシステムの状態を読み取ることができる。プロセッサ
10はまた、第1のシステムの更新状態を評価ロジック
20に提供することにより該評価ロジック20を更新す
ることができる。プロセッサ40は、Nラインを有する
バス41により評価ロジック30に接続されている。同
様に、プロセッサ40は、第2システムの状態がシステ
の状態を示す複数のフラグビットを有している評価ロ
ジック30から第2のシステムの状態を読み取ることが
できる。プロセッサ40はまた、第2のシステムの更新
状態を評価ロジック30に提供することにより該評価ロ
ジック30を更新することができる。評価ロジック20
に記憶された第1のシステムの状態は、マルチプロセッ
サ通信インタフェース1が定常状態にあるとき、評価ロ
ジック30に記憶された第2のシステムの状態と等し
い。
【0014】マルチプロセッサ通信インタフェース1に
関して4種類の動作モードが存在しうる。第1のモード
は、プロセッサ10と40により何ら状態の更新がなさ
れないモードであって、第1のシステムの状態と第2の
システムの状態とが等しく、変化しない定常状態が存在
する。プロセッサ10は第2のモードにおいて第1のシ
ステムの更新状態をプロセッサ40が利用しうるように
、プロセッサ40は第3のモードにおいて第2のシス
テムの更新状態をプロセッサ10が利用しうるようにす
。双方のプロセッサ10と40とはそれぞれの更新状
態を第4のモードにおいて同時に通信する。第1のモー
ドの動作は状態の変更を何ら必要としないので、第2と
第4のモードの動作のみ以下に説明する。第3のモード
の動作は第2のモードの動作と類似であるが、方向が反
対であることが理解される。
【0015】第2のモードにおいて、プロセッサ10
その現在の状態をプロセッサ40が利用しうるようにす
必要があるとき、プロセッサ10は、第1のシステム
の更新状態をバス11上で評価ロジック20に送る。評
価ロジック20は、第1のシステムの更新状態を第1の
システムの状態と比較して、複数のフラグビットのいず
れが変更されたかを決定し、プロセッサ10の変更指示
を発生させる。評価ロジック20は、それぞれNライン
を有するバス25とバス35とにより評価ロジック30
に接続されている。プロセッサ10の変更指示は、バス
25で評価ロジック30により受け取られる。第1のシ
ステムの更新状態は評価ロジック30には送られず、プ
ロセッサ10の変更指示のみが送られる。実際に、評価
ロジック30のみが、いずれのフラグビットをプロセッ
サ10が変更しているか(即ち新しくセットされたフラ
グビットあるいはリセットされたフラグビット)を知ら
される。同時に、評価ロジック30からのプロセッサ4
0の変更指示がバス35により評価ロジック20に送ら
れる。しかしながら、第2のモードにおいては、プロセ
ッサ40からの状態は変っておらず、プロセッサ40の
変更指示は何ら変化を示さない。例えば、プロセッサ1
0により変更された各フラグビットは、プロセッサ10
の変更指示におけるそのフラグビットの対応位置におい
てバイナリ「1」によって表示しうる。この例において
は、プロセッサ40の変更指示は全てバイナリ「0」で
ある。
【0016】評価ロジック30は、プロセッサ40の変
更指示を、評価ロジック20から受け取ったプロセッサ
10の変更指示と組み合わせ、その組合わせを第2のシ
ステムの状態と比較して、第2のシステムの新しい状態
を発生させ記憶する。同様に、評価ロジック20は、プ
ロセッサ10の変更指示をプロセッサ40の変更指示と
組み合わせ、その組合せを第1のシステムの状態と比較
し、第1のシステムの新しい状態を発生させ記憶する。
評価ロジック20に記憶された第1のシステムの新しい
状態は、評価ロジック30に記憶された第2のシステム
の新しい状態と等しく、双方のプロセッサ10,40
利用しうる現在のフラグビット状態を表示する。
【0017】第4のモードの動作は、双方のプロセッサ
10と40とが、各プロセッサ10と40とが最後に通
信した先のフラグビットとは異なるフラグビットの変更
を通信すること以外は第2のモードの動作と類似であ
る。プロセッサ10とプロセッサ40とは、それぞれ
1のシステムの更新状態と第2のシステムの更新状態と
を評価ロジック20と30とに送る。プロセッサ10の
変更指示とプロセッサ40の変更指示とは、それぞれ評
価ロジック20と30とで発生し、各プロセッサ10と
40とからの修正されたフラグビットを表わす。プロセ
ッサ10と40との変更指示は、それぞれバス25と3
5とにより評価ロジック20と30とのそれぞれに通信
される。プロセッサ10の変更指示は、評価ロジック3
0においてプロセッサ40の変更指示と組み合わされ、
プロセッサ40の変更指示は、評価ロジック20におい
てプロセッサ10の変更指示と組み合わされる。評価ロ
ジック20において発生する組合せは、評価ロジック3
0において発生する組合せと等しい。各評価ロジック2
0,30はその対応する組合せを第1のシステムの状態
および第2のシステムの状態とそれぞれ比較し第1のシ
ステムの新しい状態と第2のシステムの新しい状態とを
それぞれ発生させる。第1のシステムの状態と第2のシ
ステムの状態とは等しいので第1のシステムの新しい状
態と第2のシステムの新しい状態とは等しい。
【0018】本発明の回路図を図2に示し、それについ
て本発明の動作の詳細説明を以下に行う。図1と同様の
構造は、ダッシュ符号を付して図2において示す。評価
ロジック20’はプロセッサ10’の状態を記憶するた
めのレジスタ24を有し、該レジスタ24は、出力側Q
が排他的論理和ゲート21の第1の入力側と排他的論理
和ゲート23の第1の入力側とに接続されている。プロ
セッサ10’の出力側は排他的論理和ゲート21の第2
の入力側に接続され、そのため第1のシステムの状態は
プロセッサ10’からの第1のシステムの更新状態と比
較でき、プロセッサ10’の変更指示が排他的論理和ゲ
ート21により発生する。排他的論理和ゲート21の出
力側は、評価ロジック30’とORゲート22の第1の
入力側とに接続されている。
【0019】ORゲート22の第2の入力側は、評価ロ
ジック30’に接続され、プロセッサ40’の変更指示
を受け取る。ORゲート22は、プロセッサ10’の変
更指示をプロセッサ40’の変更指示と組み合わせ、第
1の組合せ変更指示を発生させる。ORゲート22の出
力側は、排他的論理和ゲート23の第2の入力側に接続
され、該論理和ゲート23において第1の組合せ変更指
示が第1のシステムの状態と比較され、第1のシステム
の新しい状態を発生させる。最後に、排他的論理和ゲー
ト23の出力側は、レジスタ24のD入力側に接続さ
れ、第1のシステムの状態の代りに第1のシステムの新
しい状態を記憶する。
【0020】評価ロジック30’は、評価ロジック2
0’と類似であって、31,32,33および34の番
号を付したデバイスはそれぞれ21,22,23および
24の番号を付したデバイスと等しい。評価ロジック3
0’は、同様にさらに評価ロジック20’に接続されて
いる。それらの例外は、排他的論理和ゲート31の第1
の入力側がプロセッサ40’に接続されており、ORゲ
ート32の第1の入力側がプロセッサ10’の変更指示
を受け取るように評価ロジック20’に接続されている
ことである。図2を1ビットのみについて示し、かつ説
明してきたが、ゲート当りのレジスタと入力との数は、
データバスのサイズあるいはフラグビットの数によって
変わりうることが認められる。さらに、システム拡大の
ためにそれぞれ追加の評価ロジックを備えた付加的なプ
ロセッサを追加してもよい。
【0021】以下の例により第2のモードの動作がよく
理解できる。第1のシステムの状態は、16進数の(以
下「Hex」と記す)04、即ちHex 04(8ビッ
トワードと想定して)であると想定する。第1のシステ
の状態は、パワーアップにおける初期化の結果、ある
いはプロセッサ10’と40による先の通信の結果であ
りうる。次に、第2のシステムの状態が変わらず、従っ
てその出力がHex04に等しいものと想定する。プロ
セッサ10’は、第1のシステムの更新状態をプロセッ
サ40’が利用しうるようにする必要があり、Hex
8Cがその出力側に現われる。第1のシステムの状態と
第1のシステムの更新状態とは、排他的論理和ゲート2
1により排他的論理和がとられ、Hex 88の結果を
もたらせて変更されたフラグビットはどれかを決定す
る。同じ排他的論理和をとるステップが、フラグビット
がプロセッサ40’により何ら変更されていないため、
排他的論理和ゲート31により提供され、Hex 00
の結果をもたらす。
【0022】排他的論理和ゲート31からのHex 0
0は、排他的論理和ゲート21からのHex 88と組
み合わされ、プロセッサ10’と40’とにより変更さ
れたフラグビットの組み合わされた結果を発生する。プ
ロセッサ10’のみがフラグビットを変更したので、組
み合わされた結果はHex 88と等しく、それは排他
的論理和ゲート21から出力された結果と等しい。同様
に、ORゲート32は、プロセッサ10’と40’とに
より変更されたそれぞれのフラグビットを組み合わせ、
それは排他的論理和ゲート21からのHex 88と排
他的論理和ゲート31からのHex 00との組合せで
ある。その結果は、再びHex 88となり、双方の評
価ロジック20’と30’とが、同じ組合せ変更フラグ
ビットの結果を発生させる。排他的論理和ゲート23と
33とは同時に、組合わされた変更フラグビット表示
を、第1のシステムの状態並びに第2のシステムの状態
とそれぞれ比較する。双方のレジスタ24,34はHe
x 04を含んでいるので、各々の比較の結果はHex
8Cである。Hex 8Cは、第1のシステム及び第
2のシステムの新しい状態であり、かつ双方のレジスタ
24,34に記憶される。同様の動作が、第3のモード
において行われ、そこではプロセッサ40’のみが更新
状態を提供する。Hex 8Cは双方のプロセッサ1
0’,40’が利用しうる現在のシステムの状態を示
す。
【0023】第4のモードの動作は第1のシステムの更
新状態と第2のシステムの更新状態とを同時に提供す
る。それぞれのレジスタ24および34に記憶された
1のシステムの状態と第2のシステムの状態とは双方共
にHex 44と想定される。第1のシステムの更新状
態はHex C4で一方第2のシステムの更新状態はH
ex 40である。この例において、プロセッサ10’
は1つのフラグビット(ビット7)を変更し、プロセッ
サ40’は1つのフラグビット(ビット2)を変更し
た。排他的論理和ゲート21は、第1のシステムの更新
状態Hex C4を第1のシステムの状態Hex 44
と比較して、プロセッサ10’の変更指示を発生する。
この変更指示は、(変更すべき唯一のフラグビットとし
てフラグビット7を表示している)Hex 80に等し
い単一のフラグビット変更である。
【0024】同様に、排他的論理和ゲート31は、第2
のシステムの新しい状態Hex 40を第2のシステム
の状態Hex 44と比較して、(変更すべき唯一のフ
ラグビットとしてフラグビット2を表示している)He
x 04に等しいプロセッサ40’の変更指示を発生す
る。
【0025】プロセッサ40’の変更指示は、ORゲー
ト22および同時にORゲート32におけるプロセッサ
10’の変更指示と組み合わされる。ORゲート22と
33の各々は、同時にプロセッサ10’の変更指示とプ
ロセッサ40’の変更指示とを組み合わせ、それはHe
x 80とHex 04の論理和をとり、その結果はH
ex 84である。Hex 84はプロセッサ10’お
よび40’により変更された全てのフラグビット(プロ
セッサ10’変更ビット7をバイナリ1へ、かつプロセ
ッサ40’の変更されたフラグビット2をバイナリ0へ
の変更)を表わす。
【0026】次の動作は、組み合わされた第1のシステ
ムの状態Hex 84と第1のシステムの状態Hex
44との排他的論理和ゲート23による比較と、同時に
組み合わされた第2のシステムの状態Hex 84と
2のシステムの状態Hex44との排他的論理和ゲート
33による比較である。これらの比較の結果は、Hex
C0である第1のシステムの更新状態と、これもHe
x C0に等しい第2のシステムの更新状態との発生で
ある。次いで、第1のシステムの更新状態と第2のシス
テムの更新状態とはそれぞれレジスタ24,34に記憶
できそれぞれ第1のシステムの状態と第2のシステム
状態とを入れ替える。Hex C0は、プロセッサ1
0’と40’との同時通信によるフラグビットの正しい
状態を示す。このことは変更された個々のフラグビット
を検査すれば明らかに判る。 例えば、Hex C0
は、ビット2がプロセッサ40’の新しい状態に応じて
バイナリ「0」にリセットすべきであることを示し、フ
ラグビット6と7の双方は、プロセッサ10’あるいは
40’のいずれもフラグビット6をリセットしておらず
プロセッサ10’がフラグビット7をセットしたことを
示すバイナリ1にセットされる。
【0027】この例から、双方のプロセッサ10’と4
0’とは厄介なプロトコルに追従する必要なく、マイク
ロコードが状態を検査する必要なく、そして追加のレジ
スタを必要とすることなく同時にフラグビットの状態の
変化を相互に利用しうるように通信できる。
【0028】本発明の動作方法を図3にフローチャート
で示し、ステップ52はフラグビットの初期化即ち定常
状態の値を示す。ステップ52は関連のレジスタに各プ
ロセッサが利用しうる初期状態を記憶することを含
む。ステップ54と56とにおいて、各プロセッサは、
それぞれのフラグビットをセットあるいはリセットする
ことによりその更新状態を提供し、次いで各プロセッサ
の出力側で新しい状態を利用可能にする。さらに、ステ
ップ54と56とにおいて、各プロセッサはその更新状
態を同時に、あるいは順次に提供し、全てのプロセッサ
よりは少ないプロセッサは更新状態を提供し、一方残り
のプロセッサは更新状態を提供しない。ステップ58
は、各プロセッサに対して変更指示が発生するように以
前のシステムの状態に対して各プロセッサによりいずれ
のフラグビットが新しくセットされたかあるいはリセッ
トされたかを決定する。各プロセッサに対する変更指示
は、ステップ62において1つおきのプロセッサの変更
指示と組み合わされ、全てのプロセッサからフラグビッ
トの組み合わされた変更(組合せた変更指示)を決定す
る。この組合された変更指示は、次いでフラグビットの
初期値即ち定常状態値と比較され、システムの新しい状
態を決定する。次いで、この新しい状態は、ステップ6
6で示すようにプロセッサにより別の通信によりさらに
更新されるまで各プロセッサのレジスタに記憶すること
ができる。
【0029】さて図4を参照すれば、マルチCPUと共
用デバイス構成とが示されている。参照番号70,7
2,74および76で示された複数のCPUシステム
は、複数のチャンネル82,84,86および88を介
して一対の制御システム78と80とに適当に交さして
接続されている。各制御システム78と80とは2つの
記憶クラスタを含む。
【0030】制御システム78は2つの記憶クラスタ9
0,92を含み、制御システム80は2つの記憶クラス
タ94,96を含む。例えば記憶クラスタ90は多重通
路記憶指示装置98を含み、該指示装置の方は2つの記
憶通路100,102を含む。また、各記憶クラスタ9
0は、共用制御アレイ(SCA)104を含み、かつキ
ャッシュメモリシステム106を含みうる。記憶クラス
タ92は、多重通路記憶指示装置108と2つの記憶通
路110と112、並びにそれ自身の共用制御アレイ
(SCA)114とを含む。記憶クラスタ92は持久記
憶装置116を含む。制御システム78の記憶通路10
0と102とは、2つのデバイスサブシステム120と
122とに分割された複数のデバイスに接続されてい
る。デバイスレベル選択のエンハンスしたモードのデー
タ転送を用いることにより、同じ4つの通路ストリング
内で4つの記憶通路の全てにわたって同時データ転送が
可能とされる。各デバイスサブシステム120と122
とは、記憶クラスタ90の各記憶通路100,102と
通信し、かつ記憶クラスタ96の記憶通路と通信する。
【0031】2つのデバイスサブシステム126と12
8とは、記憶クラスタ92の記憶通路110および11
2並びに記憶クラスタ94の記憶通路とに接続されてい
る。デバイスサブシステム120と122の組とデバイ
スサブシステム126と128との組の双方は、制御シ
ステム78と80とにそれぞれ制御されて、タンデムに
動作する。
【0032】制御システムの各々の各記憶クラスタは独
立の要素として動作する。各記憶クラスタは、個別のパ
ワーおよびサービス領域並びに諸デバイスに対する個別
の通路を提供する。一方の記憶クラスタに対するパワー
が喪失しても、処理は他方の記憶クラスタを介して継続
しているのでデータへのアクセスを阻止しない。制御シ
ステムに接続されている全てのデバイスは、双方の制御
システム、並びに制御システムの各々の内部における一
方の記憶クラスタとに交さして接続されている。デバイ
スサブシステム120と122とにおける諸デバイスは
全体的に直接アクセス記憶デバイス(DASD)のディ
スクデバイスである。しかし、それらのデバイスはテー
プあるいは光学的デバイスでもよい。各記憶クラスタは
その独自の支援設備を有している。各記憶クラスタは、
制御装置の特徴、サブシステムの動作モード、サブシス
テムの識別子、サブシステム構成、各チャンネルの制御
ユニットアドレス、チャンネルのタイプ、各記憶クラス
タに接続されたチャンネルの速度、およびデバイスブロ
ックにおける論理システムに装着しうるアドレス指定可
能なデバイスの数とを記憶する非持久製品データ記憶モ
ジュールを含む。
【0033】デバイスレベルの選択のエンハンスした動
作モードによって、2つの多重通路記憶指示装置がデバ
イスサブシステムにおいてデータにアクセスできるよう
にする。各々の多重通路記憶指示装置は、図4に示すよ
うに2つの記憶通路を有している。デバイスレベル選択
のエンハンスした動作モードは、2つの制御システムか
ら同じ2つのデバイスサブシステムへの4つの独立し、
かつ同時のデータ転送の通路を提供する。入力/出力動
作は、4つの通路のいずれか1つに動的に再接続でき
る。このように、CPUからデバイスまで4つの完全な
独立通路がある。例えば各記憶クラスタ90はチャンネ
ル82を多重通路記憶指示装置98に接続するチャンネ
ル接続機構を含む。記憶指示装置98は2つの記憶通路
100および102に接続されている。記憶クラスタ9
0は共用の制御アレイ104を含む。キャッシュ106
と持久記憶装置116とは、記憶クラスタ90と記憶ク
ラスタ92の双方の記憶通路により共用されるが、記憶
クラスタからは物理的かつ論理的に分離されている。各
記憶クラスタは独立した要素である。各々のクラスタ
は、個別のパワーおよびサービス領域と、デバイスサブ
システムへの2つの個別の通路とを提供する。キャッシ
ュと持久記憶装置とは、一方の制御システムの双方の記
憶クラスタによりアクセスされる。記憶指示装置は、チ
ャンネルの指令を解釈し、記憶通路、キャッシュ、持久
記憶装置およびデバイスサブシステムの装着したデバイ
スとを制御する。各記憶通路はデバイスサブシステムの
全てのデバイスに個別に接続されている。チャンネルと
接続した動作の間、記憶通路は特定のチャンネルに結合
されている。多重通路記憶指示装置は、単一のチャンネ
ルアドレスを介して、諸デバイスへの多重通路アクセス
を提供する。1つの記憶指示装置アドレスを介して、多
重通路記憶指示装置は、データ転送動作のために、記憶
クラスタにおけるいずれかの記憶通路を選択する。共用
された制御アレイは記憶通路と諸デバイスとについての
状態情報を含む。
【0034】各組のデバイスサブシステム、例えばサブ
システム120および122は双方の制御システム78
と80とに接続されている。各々のサブシステムは、各
記憶指示装置、例えば記憶指示装置98の各記憶通路、
例えば記憶通路100および102へのラインを有して
いる。このように、例えばデバイスシステム120およ
び122は、CPUへの4つの通路、即ち制御システム
78への記憶クラスタ90への2つの通路と、制御シス
テム80の記憶クラスタ96への2つの通路とを有す
る。このように、ポールシーケンスにおいて、いずれか
のデバイスサブシステム120あるいは122における
デバイスからの割込み要求は、全ての4つの記憶通路に
より検出される。記憶通路のいずれも割込みを満足させ
ることができる。
【0035】キャッシュ106は、制御システム78に
接続された全ての記憶通路が共用する高密度の電子記憶
装置である。頻繁に使用されるデータは、チャンネル速
度においてキャッシュ106とチャンネル82へ、また
そこから転送することができる。キャッシュ106とチ
ャンネル82の中の1つのチャンネルとの間のアクセス
時間は、何ら遅れがないためデバイスサブシステムの諸
デバイスとそのチャンネル間のものよりはるかに速い。
キャッシュ106は、記憶クラスタ90および92から
の分離したパワー領域にあって、何らかの理由で他方の
記憶クラスタがオフラインであるときいずれかの記憶ク
ラスタを介してキャッシュ処理を可能とする。
【0036】持久記憶装置116はランダムアクセス電
子記憶装置を提供する。バッテリバックアップシステム
は持久記憶装置116への電力を保持する。持久記憶装
置は、デバイスサブシステム120および122のデバ
イスまで転送させる必要のあるデータを保持する。情報
がデバイスまで伝送できる前に制御システム78へのパ
ワーが喪失されるとすれば、データはパワーが回復され
るまで持久記憶装置116に保持され、パワーが回復さ
れるとデータは諸デバイスへデステージされる。
【0037】共用制御アレイ104と114とは、制御
システム78と、デバイスサブシステムの装着されたデ
バイスとの状態についての情報を含む電子記憶装置であ
る。同一の情報が各記憶クラスタの共用制御アレイに保
持されている。図4に示すように対とすることにより、
共用制御アレイの情報は対とされた2つの記憶クラスタ
へ複写される。例えば、記憶クラスタ90の共用制御ア
レイ104は記憶クラスタ96における共用制御アレイ
124に対とされる。
【0038】マルチプロセッサ通信インタフェース1’
は記憶クラスタ90,92,94および96の各々に介
在する。詳しくは、マルチプロセッサ通信インタフェー
ス1’は、各々の多重通路記憶指示装置、例えば多重通
路記憶指示装置98および108に介在している。さら
に、図2に示すようにプロセッサ10’および40’は
記憶クラスタ90,92,94および96の各々に介在
している。各プロセッサ10’はチャンネルと記憶クラ
スタの間のデータの状態をモニタし、一方プロセッサ4
0’は記憶クラスタと対応するデバイスのサブシステム
との間のデータの状態をモニタする。
【0039】各プロセッサ10’はチャンネルと記憶ク
ラスタとの間のデータ転送の状態を更新することがで
き、一方各プロセッサ40’は各記憶クラスタとデバイ
スのサブシステムとの間のデータ転送の状態を更新する
ことができる。各プロセッサは、他のプロセッサがその
状態の更新を終了するのを待機する必要なくその状態を
更新することができるので、プロセッサは典型的には通
信プロトコルに付随した遅れを伴うことなく通信するこ
とができる。
【0040】本発明を特定の実施例に関して特に説明し
てきたが、当該技術分野の専門家には本発明の精神、範
囲および教示から逸脱することなく細部において種々の
その他の変更を行いうることが理解される。例えば、本
発明を8フラグビットを用いたものを説明してきたが、
より多くのフラグビットを通信しうることが認められ
る。さらに、本発明は2つのプロセッサのみを用いたも
のを説明したが、評価ロジック20’および30’の数
を増すことによりさらにプロセッサを追加することがで
きる。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、マルチプ
ロセッサシステムにおいてシステムの状態を更新するた
めにプロセッサが所定のプロトコルを追従することを要
さない、マルチプロセッサ通信インタフェースを提供す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチプロセッサの通信インタフェースを示す
ブロック線図。
【図2】本発明の好適実施例の概略線図。
【図3】本発明の動作の方法を示すフローチャート。
【図4】マルチプロセッサ通信インタフェースを有する
データ処理システムのブロック線図。

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システムの状態に対する同時更新とアク
    セスを、第1と第2のプロセッサに提供すると共に、前
    記第1と第2のプロセッサが利用しうる現在の状態を指
    示するために第1と第2の状態を個別に記憶する通信イ
    ンタフェースであって、前記状態における変更を指示す
    るために、前記第1と第2のプロセッサが第1と第2の
    更新を個別に提供し、前記通信インタフェースは第1と
    第2の更新を反映する第1と第2の新しい状態を記憶す
    る通信インタフェースにおいて、 第1の評価手段および第2の評価手段を備え、 前記第1の評価手段は、第1の状態を記憶し、前記第1
    のプロセッサに結合されて第1の更新を受け取り、第1
    の状態と第1の更新とから第1の変更指示を発生し、さ
    らに第2の変更指示を受け取るように前記第2の評価手
    段に結合され、第1の変更指示を第2の変更指示と組み
    合わせて第1の新しい状態を発生するものであり、 前記第2の評価手段は、第2の状態を記憶し、前記第2
    のプロセッサに結合され、前記第1の評価手段が前記第
    1の更新を受け取ると同時に第2の更新を受け取り、第
    2の状態と第2の更新とから第2の変更指示を発生し、
    さらに第1の評価手段に結合されて前記第1の変更指示
    を受け取り、前記第1の変更指示を前記第2の変更指示
    と組み合わせて第2の新しい状態を発生するものであ
    る、ことを特徴とする通信インタフェース。
  2. 【請求項2】 第1の状態が第2の状態と等しい請求項
    1に記載の通信インタフェース。
  3. 【請求項3】 前記第1の評価手段は、 第1の排他的論理和ゲート、第1のORゲート、第2の
    排他的論理和ゲートおよび第1のラッチ手段を備え、 前記第1の排他的論理和ゲートは、第1の状態を受け取
    るように前記第1のラッチ手段に結合された第1の入力
    と、第1の更新を受け取るように前記第1のプロセッサ
    に結合された第2の入力と、第1の変更指示を提供する
    出力と、 を有するものであり、 前記第1のORゲートは、前記第1の排他的論理和ゲー
    トの出力に結合された第1の入力と、第2の変更指示を
    受け取るように前記第2の評価手段に結合された第2入
    力と、出力と、 を有するものであり、 前記第2の排他的論理和ゲートは、前記第1のORゲー
    トの出力に結合された第1の入力と、第1の状態を受け
    取るように前記第1のラッチ手段に結合された第2の入
    力と、第1の新しい状態を提供する出力と、 を有するものであり、 前記第1のラッチ手段は、第1の状態を記憶し、前記第
    2の排他的論理和ゲートに結合されて第1の新しい状態
    を受け取りかつ記憶するものである、 ことを特徴とする請求項1に記載の通信インタフェー
    ス。
  4. 【請求項4】 前記第2の評価手段は、 第3の排他的論理和ゲート、第2のORゲート、第4の
    排他的論理和ゲートおよび第2のラッチ手段を備え、 前記第3の排他的論理和ゲートは、第2の状態を受け取
    るように前記第2のラッチ手段に結合された第1の入力
    と、第2の更新を受け取るように前記第2のプロセッサ
    に結合された第2の入力と、第2の変更指示を提供する
    出力と、 を有するものであり、 前記第2のORゲートは、第2の変更指示を受け取るよ
    うに前記第3の排他的論理和ゲートに結合された第1の
    入力と、第1の変更指示を受け取るように前記第1の評
    価手段に結合された第2の入力と、出力と、 を有するものであり、 前記第4の排他的論理和ゲートは、前記第2のORゲー
    トの出力に結合された第1の入力と、第2の状態を受け
    取るように前記第2のラッチ手段に結合された第2の入
    力と、第2の新しい状態を提供する出力と、 を有するものであり、 前記第2のラッチ手段は、第2の状態を記憶し、前記第
    4の排他的論理和ゲートに結合されて第2の新しい状態
    を受け取りかつ記憶するものである、 ことを特徴とする請求項3に記載の通信インタフェー
    ス。
  5. 【請求項5】 第1の新しい状態が第1の状態に置き代
    る請求項4に記載の通信インタフェース。
  6. 【請求項6】 フラグビット状態が複数のフラグを含
    み、第1と第2のプロセッサに、前記フラグビット状態
    を同時に提供するフラグビット通信インタフェースにお
    いて、 第1の論理手段、第2の論理手段、第1の記憶手段おび
    第2の記憶手段を備え、 前記第1の論理手段は、前記第1のプロセッサに結合さ
    れて第1のプロセッサの更新を受け取り、前記第1の記
    憶手段に結合されて第1の記憶された状態を受け取り、
    そこから第1の新しい状態を発生するものであり、 前記第2の論理手段は、前記第1の論理手段に結合さ
    れ、前記第2のプロセッサに結合されて前記第1の論理
    手段が前記第1のプロセッサの更新を受け取ると同時に
    第2のプロセッサの更新を受け取り、前記第2の記憶手
    段に結合されて第2の記憶された状態を受け取り、そこ
    から第2の新しい状態を発生するものであり、 前記第1の記憶手段は、第1の記憶された状態を記憶
    し、前記第1の論理手段に結合されて第1の新しい状態
    を受け取りかつ記憶するものであり、 前記第2の記憶手段は、第2の記憶された状態を記憶
    し、前記第2の論理手段に結合され、前記第1の記憶手
    段が前記第1の新しい状態を受け取りかつ記憶すると同
    時に第2の新しい状態を受け取りかつ記憶するものであ
    る、 ことを特徴とするフラグビット通信インタフェース。
  7. 【請求項7】 前記第1の論理手段が第1のプロセッサ
    の変更指示を発生する請求項6に記載のフラグビット通
    信インタフェース。
  8. 【請求項8】 前記第2の論理手段が第2のプロセッサ
    の変更指示を発生する請求項7に記載のフラグビット通
    信インタフェース。
  9. 【請求項9】 前記第1の論理手段が第2のプロセッサ
    の変更指示を受け取り、前記第2の論理手段が第1のプ
    ロセッサの変更指示を受け取る請求項8に記載のフラグ
    ビット通信インタフェース。
  10. 【請求項10】 前記第1の記憶手段が第1のプロセッ
    サの新しい状態を記憶する請求項9に記載のフラグビッ
    ト通信インタフェース。
  11. 【請求項11】 前記第2の記憶手段が第2のプロセッ
    サの新しい状態を記憶する請求項10に記載のフラグビ
    ット通信インタフェース。
  12. 【請求項12】 第1と第2のプロセッサが通信インタ
    フェースに結合され、該通信インタフェースは第1と第
    2のレジスタを有し、前記通信インタフェースを介して
    少なくとも第1と第2のプロセッサが利用しうるシステ
    ムの状態情報を更新する方法であって、前記少なくとも
    第1と第2のプロセッサが同時に複数のシステムフラグ
    ビットを変えることができるようにした前記方法におい
    て、 複数のフラグビットからなる第1の状態と第2の状態と
    をそれぞれ前記第1と第2のレジスタとに記憶するステ
    ップと、 前記第1のプロセッサから前記通信インタフェースに第
    1のプロセッサの更新を提供するステップと、 前記第2のプロセッサから前記通信インタフェースに第
    2のプロセッサの更新を提供するステップと、 第1の状態と第1のプロセッサの更新との間でいずれの
    フラグビットが相違しているかを決定し、そこから第1
    の変更指示を発生するステップと、 第2の状態と第2のプロセッサの更新との間でいずれの
    フラグビットが相違しているかを決定し、そこから第2
    の変更指示を発生するステップと、 第1と第2の変更指示を組み合わせるステップと、 前記組み合わせるステップと第1の状態とから第1の新
    しい状態を決定するステップと、 第1の状態が第1の新しい状態によって置き代えられる
    ように第1の新しい状態を前記第1のレジスタに記憶す
    るステップと、 を有する少なくとも第1と第2のプロセッサが利用しう
    るシステムの状態情報を更新する方法。
  13. 【請求項13】 第1のプロセッサの状態が第2のプロ
    セッサの状態と等しい請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 第1のプロセッサの更新が第2のプロ
    セッサの更新と等しくなる請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 第1のプロセッサの更新が第1のプロ
    セッサの状態と等しくなる請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 第1のプロセッサの更新が第2のプロ
    セッサの更新と等しくないようにされる請求項13に記
    載の方法。
  17. 【請求項17】 前記組合わせるステップと第2の状態
    とから第2の新しい状態を決定するステップと、 前記第1レジスタに前記新しい状態を記憶すると同時に
    第2の新しい状態を前記第2のレジスタに記憶すること
    により第2の状態が第2の新しい状態に置き代わるステ
    ップと、 をさらに含む請求項16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 第1の新しい状態が第2の新しい状態
    と等しくなる請求項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】 少なくとも1つのCPUと少なくとも
    1つのデバイスサブシステムとの間でデータを転送し、
    少なくとも1つのCPUと制御システムとが少なくとも
    1つのチャンネルに結合され、チャンネル側の状態とデ
    バイスサブシステム側の状態とを同時に更新する制御シ
    ステムにおいて、 記憶クラスタと、 前記記憶クラスタにおける多重通路記憶指示装置と、 前記少なくとも1つのチャンネルの状態をモニタする、
    前記記憶クラスタにおける第1のプロセッサと、 前記少なくとも1つのデバイスサブシステムの状態をモ
    ニタする、前記記憶クラスタにおける第2のプロセッサ
    と、 フラグビット状態が複数のフラグビットを含み、前記第
    1と第2のプロセッサに同時にフラグビット状態を提供
    する、前記多重通路記憶指示装置におけるフラグビット
    状態通信インタフェース回路とを備え、 前記フラグビット状態通信インタフェース回路はさら
    に、 第1の論理手段、第2の論理手段、第1の記憶手段およ
    び第2の記憶手段を備え、 前記第1の論理手段は、前記第1のプロセッサに結合さ
    れ、前記少なくとも1つのチャンネルの状態を指示する
    第1のプロセッサの更新を受け取り、前記第1の記憶手
    段に結合されて第1の記憶された状態を受け取り、そこ
    から第1の新しい状態を発生するものであり、 前記第2の論理手段は、前記第1の論理手段に結合され
    るとともに、前記第2のプロセツサに結合され、前記第
    1の論理手段が前記第1のプロセツサの更新を受け取る
    と同時に第2のプロセッサの更新を受け取り、かつ前記
    少なくとも1つのデバイスサブシステムの状態を指示
    し、前記第2の記憶手段に結合されて第2の記憶された
    状態を受け取り、そこから第2の新しい状態を発生する
    ものであり、 前記第1の記憶手段は、第1の記憶された状態を記憶
    し、前記第1の論理手段に結合されて第1の新しい状態
    を受け取りかつ記憶するものであり、 前記第2の記憶手段は、第2の記憶された状態を記憶
    し、前記第2の論理手段に結合され、前記第1の記憶手
    段が前記第1の新しい状態を受け取りかつ記憶すると同
    時に第2の新しい状態を受け取りかつ記憶するものであ
    る、 ことを特徴とする制御システム。
  20. 【請求項20】 前記第1の論理手段が第1のプロセッ
    サの変更指示を発生し、前記第2の論理手段が第2のプ
    ロセッサの変更指示を発生する請求項19に記載の制御
    システム。
  21. 【請求項21】 前記第1の論理手段が第2のプロセッ
    サの変更指示を受け取り、前記第2の論理手段が第1の
    プロセッサの変更指示を受け取る請求項20に記載の制
    御システム。
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