JP2511587Y2 - フイルムクリップ - Google Patents

フイルムクリップ

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JP2511587Y2
JP2511587Y2 JP1989115347U JP11534789U JP2511587Y2 JP 2511587 Y2 JP2511587 Y2 JP 2511587Y2 JP 1989115347 U JP1989115347 U JP 1989115347U JP 11534789 U JP11534789 U JP 11534789U JP 2511587 Y2 JP2511587 Y2 JP 2511587Y2
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は写真焼付装置等に用いられ、フイルム端部が
作業テーブルから床に垂れ下がらないようにするフイル
ムクリップに関するものである。
〔従来の技術〕
ミニラボ用の写真焼付装置はコンパクトな本体に、露
光部,現像部,カッター等を内蔵しており、また前面に
フイルムキャリアが載置される作業テーブルが取り付け
られている。写真プリントに際しては、1本分のフイル
ムをフイルムキャリアにセットし、1コマずつ移送しな
がら印画紙に順次焼き付けている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した写真焼付装置ではフイルムキ
ャリアを載置する作業テーブルが一本分のフイルム長に
較べて小さいため、フイルム端部に位置しているコマを
焼き付ける場合にはフイルムが作業テーブルからはみ出
して垂れ下がってしまい、後端部が床に接触することに
なる。このため、従来の写真焼付装置ではフイルムが床
の上を移動するから、フイルム面にはキズが付いたり、
ゴミが付着するという問題があった。
〔考案の目的〕
本考案は上記事情に鑑みなされたもので、フイルム面
にゴミやキズが付かないようにしたフイルムクリップを
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のフイルムクリッ
プは、本体部と、この本体部に対して180度折り曲げら
れており、本体部よりも短い折曲片と、本体部と折曲片
とにより写真フイルムの端部を挟持する挟持部と、本体
部と折曲片との内側面に前記挟持部から外側端部までの
間で形成され、外側端部に向かうにしたがい次第に開く
傾斜ガイド面とを備え、プラスチックにより一体成形し
て構成されている。
〔作用〕
上記構成によれば、U字形をしたフイルムクリップ
は、フイルムキャリア又は作業テーブルに固定される。
フイルムはその端部がフイルムクリップに挟持されるか
ら、フイルムキャリアとフイルムクリップとの間にある
部分がループ状となり、床に垂れ下がることはない。
以下、図面を参照して本考案の一実施例について詳細
に説明する。
〔実施例〕
第1図は本考案のフイルムクリップを示すものであ
る。フイルムクリップ2は、本体部3とこの本体部3に
対して折れ曲げられた折曲片4とからなり、全体として
U字形をしている。このフイルムクリップ2は、柔軟性
を有し、かつ滑り易い性質を有するプラスチック、例え
ばナイロン,テフロン,ポリエチレンを用い、本体部3
と折曲片4とが一体成形されている。前記本体部3と折
曲片4と、その間にフイルム5の端部が挿入されると、
折曲片4の弾性力でフイルム端部を挟持する。このフイ
ルム端部の挿入を容易にするために、本体部3と折曲片
4の先端側に傾斜ガイド面としてのテーパ面7,8がそれ
ぞれ形成され、また折曲片4の方が短くなっている。な
お、符号9,10はフイルムクリップ2を写真焼付装置に固
定するための取付孔であり、これらは本体部3と折曲片
4にそれぞれ形成されている。
第2図は写真焼付装置を示すものであり、この写真焼
付装置15は周知のように現像槽,定着槽,リンス槽,乾
燥部が順次設けられた現像部16と、焼付ランプ,調光フ
イルタ,拡散筒が設けられた光源部17と,焼付レンズ,
シャッタ,ロール状の印画紙を内蔵した露光部18とから
構成されている。光源部17は作業テーブル21の下面に取
り付けられ、この作業テーブル21の上にはフイルムキャ
リア20が載置され、これにフイルムクリップ2が装着さ
れる。なお、符号19は操作キーである。
第3図は本考案のフイルムクリップを装着したフイル
ムキャリアを示すものである。このフイルムキャリア20
は作業テーブル21に載置されるベース部22と、これに跳
ね上げ自在に取り付けたフイルム押え部23とから構成さ
れている。ベース部22にはフイルム5を案内するガイド
溝24が形成され、またフイルム押え部23には露光開口25
を有するマスクプレート26と、フイルム5の上面をガイ
ドする一対のガイド板27,28とが取り付けられている。
なお、ベース部22にはモータとローラとからなるフイル
ム移送機構が内蔵されており、このモータの回転を制御
するために、コネクタ30を介してフイルムキャリア20と
写真焼付装置15とが接続されている。
第4図に詳細に示すように、前記ガイド板27には係止
ピン31が植設されており、これにフイルムクリップ2の
取付孔10が嵌着されている。同様に、ガイド板28にも別
のフイルムクリップ2が嵌着する係止ピン(図示せず)
が設けられている。なお、この第3図では、右側のフイ
ルムクリップ2をガイド板27から外した状態で表してあ
る。
次ぎに上記実施例の作用について説明する。2個のフ
イルムクリップ2はガイド板27,28に取り付けられてい
る。そこで、フイルム5をセットする場合には、フイル
ム5の後端を第3図において、左側のフイルムクリップ
2に差し込む。このフイルムクリップ2は本体部3と折
曲片4との間でフイルム5の後端を挟持する。このフイ
ルム5の後端をフイルムクリップ2に止めてから、フイ
ルム5の先端をガイド溝32に挿入する。なお、フイルム
5の先端をフイルムキャリア20にセットしてから、フイ
ルム5の後端をフイルムクリップ2に止めてもよい。こ
の状態ではフイルム5はフイルムクリップ2とフイルム
キャリア20との間でループ状となっているため、従来の
ようにフイルム5が床に接触することはない。
フイルム5のセット後に操作キー19を操作すれば、フ
イルムキャリア20に内蔵されたモータによりフイルム5
が移送され、第1番目のコマが露光開口25にセットされ
る。次に操作キー19を操作してプリントを指示すれば、
周知のようにフイルム5に記録された画像が印画紙に焼
き付けられる。
第1番目のコマのプリントが終了すると、フイルム5
の移送が開始され、第2番目のコマのプリントが可能と
なる。このようにして数コマのプリントが終了すると、
フイルム5の先端がフイルムキャリア20から送り出され
る。この状態に達したときには、フイルム先端を反転さ
せ、第3図において右側のフイルムクリップ2に差し込
む。以下、1コマずつプリントを行う毎に左側のループ
が小さくなり、その分右側のループが大きくなる。
一本分のフイルム5の終りに近ずくと、フイルム5の
コマ送りによる力で、フイルム5の後端が左側のフイル
ムクリップ2から抜き出される。そして、全てのコマの
プリントが終了すると、フイルム5の後端はガイド板27
の傾斜した部分の位置まで送られた状態となる。この場
合もフイルム5はループ状となっているから、写真焼付
装置15設置されている床等に接触することはない。
プリント終了後に、写真焼付装置15からフイルム5を
取り外す場合には、フイルム5を引けば、その先端がフ
イルムクリップ2から簡単に抜き出される。
第5図はフイルムクリップの別の使用例を示すもので
ある。この実施例では、挿入口をフイルムキャリア20に
向けた状態で、2個のフイルムクリップ2が両面テープ
35を介して作業テーブル21にそれぞれ取り付けられてい
る。
上記実施例では2個のフイルムクリップを用いている
が、プリント済みフイルムを収納する物例えば袋やマガ
ジンを用いれば、フイルム供給側に1個のフイルムクリ
ップ2を取り付けるだけでよい。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、本考案ではU字形をした
フイルムクリップをフイルムキャリア又は作業テーブル
に取り付け、これにフイルム端部を差し込むことによ
り、フイルムをループ状に保つようにしたから、フイル
ムが床に垂れ下がることがなく、それによりフイルムに
ゴミやキズが付くのを防止することができる。また、本
体部と折曲片との内側面に挟持部から外側端部までの間
で形成され、外側端部に向かうにしたがい次第に開く傾
斜ガイド面を形成したから、フイルムクリップへのフイ
ルム端部の挿入が簡単になる。すなわち、本体部の傾斜
ガイド面に沿わせてフイルム端部を挿入すると、フイル
ム端部が傾斜ガイド面により挟持部に案内されるため、
フイルム端部のフイルムクリップへの差し込みが簡単に
行えるようになる。しかも、本体部に対し折曲片を短く
したから、狭い挟持部にフイルム端部を位置合わせする
必要もなく、単に本体部側の傾斜ガイド面にフイルム端
部を位置させるだけでよく、フイルムの挿入がより一層
容易になる。
更に、本体部とこの本体部に対して180度折り曲げら
れた折曲片とによりU字状になるように、プラスチック
で一体成形したから、フイルムクリップが軽量かつコン
パクトになり、どこにでも取り付けが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のフイルムクリップの一実施例を示す斜
視図である。 第2図はフイルムクリップを取り付けた写真焼付装置の
要部を示す斜視図である。 第3図はフイルムクリップを取り付けたフイルムキャリ
アの斜視図である。 第4図はガイド板に取り付けられたフイルムクリップの
断面図である。 第5図はフイルムクリップを作業テーブルに取り付けた
使用例を示す説明図である。 2……フイルムクリップ 3……本体部 4……折曲片 5……フイルム 15……写真焼付装置 20……フイルムキャリア 27,28……ガイド板 31……係止ピン 35……両面テープ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】写真焼付装置のフイルムキャリア又はこれ
    を支持する作業テーブル等に取り付けられ、フイルムキ
    ャリアにセットした写真フイルムの端部を挟持して写真
    フイルムをループ状に保持するフイルムクリップにおい
    て、 本体部と、 この本体部に対して180度折り曲げられており、本体部
    よりも短い折曲片と、 本体部と折曲片とにより前記写真フイルムの端部を挟持
    する挟持部と、 本体部と折曲片との内側面に前記挟持部から外側端部ま
    での間で形成され、外側端部に向かうにしたがい次第に
    開く傾斜ガイド面とを備え、プラスチックにより一体成
    形したことを特徴とするフイルムクリップ。
JP1989115347U 1989-09-29 1989-09-29 フイルムクリップ Expired - Fee Related JP2511587Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5237338A (en) * 1975-09-20 1977-03-23 Nissan Motor Co Ltd Bumper
US4931831A (en) * 1987-12-11 1990-06-05 Ciba-Geigy Corporation Photographic copying and enlarging apparatus

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JPH0352731U (ja) 1991-05-22

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