JP2511580B2 - ネットワ―クの構成検出装置 - Google Patents

ネットワ―クの構成検出装置

Info

Publication number
JP2511580B2
JP2511580B2 JP3061733A JP6173391A JP2511580B2 JP 2511580 B2 JP2511580 B2 JP 2511580B2 JP 3061733 A JP3061733 A JP 3061733A JP 6173391 A JP6173391 A JP 6173391A JP 2511580 B2 JP2511580 B2 JP 2511580B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
address
port
storage means
packet
configuration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3061733A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04296136A (ja
Inventor
禎 佐竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP3061733A priority Critical patent/JP2511580B2/ja
Publication of JPH04296136A publication Critical patent/JPH04296136A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2511580B2 publication Critical patent/JP2511580B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ネットワークの構成検
出装置に関するものであり、例えば、ツイストペア線を
用いたLANにおいて、集線装置に接続された端末の構
成を検出する用途に利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】近年、配線が安価で且つ容易であること
から、ツイストペア線を用いたLAN(10BASE−
T)が普及してきている。ツイストペア線を用いたLA
Nの構成例を図5に示す。各端末T1,T2,…はツイス
トペア線9を用いて集線装置2,3へ接続されている。
下位の集線装置2,3は、さらに上位の集線装置1へ接
続されている。通常、最上位の集線装置1はトランシー
バ8を介して幹線7へ接続される。幹線7には、エンジ
ニアリング・ワークステーション(EWS)10が接続
されている。
【0003】このように、ツイストペア線を用いたスタ
ー型のLANは、配線が容易であることから、端末の増
設や移設が簡単に行える。このため、集線装置と端末と
の接続関係が流動的となる傾向がある。一般に、ツイス
トペア線は、床下や壁面内などの人目に着かないところ
に配線されるため、集線装置の先に、どの端末が接続さ
れているかをツイストペア線を辿って調べることは難し
い。そこで、従来は、配線の管理表などを使って管理し
ているが、上述のように、ツイストペア線は配線の変
更、追加などが簡単にできるため、管理表そのものの管
理も難しく、ひとたび管理状態が現実の配線と食い違っ
てしまうと、どの端末が、どの集線装置に接続されてい
るのかが判らなくなってしまうという問題があった。
【0004】このような問題を解決するために、例え
ば、図7に示すようなネットワーク管理装置が提案され
ている(特願平3−30448号)。図中、1,2,
3,4,5はHUB(集線装置)であり、カスケード接
続されている。6はネットワーク管理装置であり、ネッ
トワークの構成を管理している。ネットワーク管理装置
6が接続された伝送路7には、親HUB1の上位ポート
が接続されている。この親HUB1は、複数の下位ポー
トを備え、それぞれに子HUB2,4の上位ポートが接
続されている。子HUB2,4も複数の下位ポートを備
えている。子HUB2の下位ポートには、孫HUB3,
5の上位ポートが接続されている。孫HUB3,5も複
数の下位ポートを備えている。子HUB4と孫HUB
3,5の下位ポートには、それぞれ端末機器が接続され
ている。各HUBは、ポート間の信号中継を行う中継処
理部と、ネットワーク管理のためのコマンドを認識する
コマンド解析部と、コマンドに対する返送パケットを作
成する返送パケット作成部を少なくとも備えている。ま
た、ネットワーク管理装置6は、コマンド送受信部60
とコマンドパケット生成部61、返送パケット解析部6
2、HUB構成自動認識部63及びHUB構成登録テー
ブル64を備えている。コマンドパケット生成部61は
ネットワーク管理のためのコマンドを生成する手段であ
り、返送パケット解析部62はHUBから返送されてき
た返送パケットを解析する手段である。コマンド送受信
部60は、コマンドパケット生成部61により生成され
たコマンドを伝送路7に送信すると共に、伝送路7から
受信された返送パケットを返送パケット解析部62に入
力する手段である。HUB構成自動認識部63は、返送
パケットの解析結果に基づいて、カスケード接続された
HUBの階層的構成を自動的に認識する手段であり、H
UB構成登録テーブル64は、認識されたHUBの構成
を登録する手段である。なお、ネットワーク上の各HU
B1,2,3,4,5及びネットワーク管理装置6は、
図6に示すように、IEEE802.3規格として標準
化された媒体アクセス制御フレームを用いて通信を行う
ものである。
【0005】図8はHUB1,2,3がカスケードに3
段接続されている場合の動作説明図である。ネットワー
ク管理装置6は、管理装置のアドレス(=N1)を発信
元アドレスに設定し、それ以外に0を設定した自動認識
用コマンドパケットを送出する。自動認識用コマンド
パケットを受信した親HUB1は、宛て先アドレスが
全ビット0であることから自動認識用コマンドパケット
であることを認識し、パケットのデータ部に自局のHU
Bのアドレス(=H1)を設定し、受信したポート以外
に自動認識用コマンドパケットを送出する。さらに、
受信したポートに対しては、宛て先アドレスに管理装置
のアドレス(=N1)を設定して返送パケットとして
送出する。自動認識用コマンドパケットを受信した子
HUB2は、宛て先アドレスが全ビット0であることか
ら自動認識用コマンドパケットであることを認識し、デ
ータ部に自局のHUBのアドレス(=H2)を設定し、
受信したポート以外に自動認識用コマンドパケットを
送出する。さらに受信したポートに対しては、宛て先ア
ドレスに管理装置のアドレス(=N1)を設定して返送
パケットとして送出する。子HUB2以下の孫HUB
3に関しても同様の処理を行い、孫HUB3からは返送
パケットが返信される。返送パケットを受信したネ
ットワーク管理装置は、これを解析してテーブルにHU
B構成を登録する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のネットワーク管
理装置6では、カスケード構成のHUBにネットワーク
管理用のコマンドパケットを送信し、HUBから返送さ
れて来た返送パケットに基づいてHUBの階層的構成を
認識するようにしたので、実際のHUBの構成をネット
ワーク管理装置6で把握することができる。ところが、
この方式では、ネットワークの構成を、ネットワーク管
理装置6に一番近いHUB1を起点として認識するの
で、ネットワーク管理装置6を、最上位のHUB1が接
続されているバックボーンLAN上に設置しなければな
らないという問題があった。
【0007】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、ネットワーク上の
任意の箇所に接続されたネットワーク管理装置を用い
て、ネットワークの構成を容易に検出可能としたネット
ワークの構成検出装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のネットワークの
構成検出装置においては、上記の課題を解決するため
に、図1に示すように、複数の下位ポートと一つの上位
ポートを有する複数の集線装置がカスケード接続された
ネットワークの構成検出装置であって、複数の集線装置
の各々は、少なくとも宛て先アドレスと発信元アドレス
とデータを1フレーム内に含む信号をポート間で中継処
理する中継処理手段と、複数の下位ポートの各々で受信
されるフレームの発信元アドレスをポート別に記憶する
アドレス記憶手段と、アドレス記憶手段に記憶されたポ
ート別アドレスのデータを含むパケットを生成するパケ
ット生成手段とを有し、任意の集線装置の任意のポート
に、前記パケットを受信してポート別アドレスの包含関
係を調べることによりネットワークの構成を検出するネ
ットワーク管理装置を接続したことを特徴とするもので
ある。
【0009】
【作用】本発明では、個々の集線装置において、自局の
下位ポートに接続された端末のアドレスをポート別に記
憶し、そのポート別アドレスのデータを含むパケットを
ネットワーク管理装置に送るようにしたので、ネットワ
ーク管理装置はネットワーク上の何処に接続されていて
も良く、各集線装置からのポート別アドレスの包含関係
を調べることにより、ネットワークの構成を検出するこ
とができる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図1に基づいて説明す
る。図中、1,2,3,4,5はHUB(集線装置)で
あり、カスケード接続されている。まず、親HUB1
は、複数の下位ポートを備え、それぞれに子HUB2,
4の上位ポートが接続されている。子HUB2,4も複
数の下位ポートを備えている。子HUB2の下位ポート
には、孫HUB3,5の上位ポートが接続されている。
孫HUB3,5も複数の下位ポートを備えている。子H
UB4の下位ポートには、端末T1,T2が接続されてい
る。孫HUB3の下位ポートには、端末T3,T4,T5
が接続されている。孫HUB5の下位ポートには、端末
6,T7が接続されている。各HUBは、ポート間の信
号中継を行う中継処理手段Rと、複数の下位ポートの各
々で受信されるフレームの発信元アドレスをポート毎に
記憶するアドレス記憶手段Mと、アドレス記憶手段Mに
記憶されたアドレスデータをポートデータと対応させて
送信するパケット生成手段Gとを少なくとも備えてい
る。
【0011】ここで、最下位のHUB(集線装置)のア
ドレス記憶手段Mの構成を図3に示す。図中、MAU1
乃至MAUnは、HUBの中で各端末からのデータを受
信するための媒体接続装置(Media Access
Unit)である。C1 乃至Cnは、各MAU1乃至
MAUnの入力信号のキャリアを検出するキャリア検出
手段である。B1 乃至Bnはトライステート・バッファ
であり、入力がHighレベルのときに出力をHigh
レベルとする第1の状態と、入力がLowレベルのとき
に出力をLowレベルとする第2の状態と、入力に関係
なく出力を高インピーダンスとする第3の状態とを取り
得ることからトライステートと呼ばれている。本実施例
では、任意のキャリア検出手段Ci(1≦i≦n)の検
出出力を各バッファBiの制御信号としており、キャリ
ア検出手段Ciがキャリアを検出したときには、バッフ
ァBiは入力を出力にそのまま通過させる第1又は第2
の状態となり、キャリア検出手段Ciがキャリアを検出
しないときには、バッファBiは出力を高インピーダン
スとする第3の状態となる。各バッファBi(1≦i≦
n)の入力は、対応するMAUiの出力に接続されてお
り、各バッファBiの出力は、共通のマンチェスタ復号
化手段Fへ入力されている。マンチェスタ復号化手段F
の復号出力は、発信元アドレス抽出手段Eに入力されて
いる。発信元アドレス抽出手段Eでは、フレーム開始デ
リミタ部を検出してから、7オクテット目から12オク
テット目までの6オクテットを発信元アドレスとして抽
出するものである。
【0012】これを図6のフレーム構成図を用いて説明
する。この図は、10BASE−Tで用いられるフレー
ム構成を示している。10BASE−Tとは、ツイスト
ペア線を用いたCSMA/CD方式のLANであり、1
0MHzのマンチェスタ符号を伝送路符号としている。
その1フレームは、7オクテットのプリアンブル部と、
1オクテットのフレーム開始デリミタ部と、6オクテッ
トの宛て先アドレス部と、6オクテットの発信元アドレ
ス部と、2オクテットのデータの長さ部と、nオクテッ
トのデータ部と、4オクテットのフレーム検査シーケン
ス部から成る。その詳細は、IEEE802.3規格で
定められているが、ここでは、要するに、1フレームの
データから発信元アドレス部を抽出することを考えれば
良い。それには、フレーム開始デリミタ部を検出してか
ら、7オクテット目から12オクテット目までの6オク
テットが発信元アドレス部であるから、この部分を抽出
すれば良い。この発信元アドレスは各端末毎に1づつ個
別に重複しないように割り当てられている。したがっ
て、HUBの各々の下位ポート毎に、それぞれ入力され
てくるフレームの発信元アドレスを抽出して記憶してお
けば、必要なときに、このアドレスを参照することによ
り、HUBに接続されている端末を判定することができ
る。
【0013】発信元アドレス抽出手段Eで抽出された発
信元アドレスのデータは、アドレス記憶手段M1 乃至M
nに入力されている。なお、キャリア検出手段Ciの検
出出力は、各バッファBiの開閉制御信号とされると同
時に、各アドレス記憶手段Miの書込制御信号とされて
いる。すなわち、キャリア検出手段Ciがキャリアを検
出したときには、アドレス記憶手段Miは発信元アドレ
ス抽出手段Eで抽出された発信元アドレスのデータを書
き込まれるものであり、キャリア検出手段Ciがキャリ
アを検出しないときには、アドレス記憶手段Miは発信
元アドレス抽出手段Eで抽出された発信元アドレスのデ
ータを書き込まれない。
【0014】以下、図3に示すアドレス記憶手段の動作
について説明する。HUBのいずれの下位ポートでもキ
ャリアが検出されていない状態では、キャリア検出手段
Ciからの制御信号により全てのバッファBiの出力は
高インピーダンス状態となっている。次に、いずれかの
MAUi(1≦i≦n)からの入力信号のキャリアがキ
ャリア検出手段Ciで検出されると、ポートPiのトラ
イステート・バッファBiが信号通過状態になり、MA
Uiからの信号がマンチェスタ復号化手段Fへ入力さ
れ、マンチェスタ符号からNRZ(Non Retur
n to Zero)信号へ復号化されたデータが得ら
れる。このデータは、図6に示したようなフレーム構成
になっているので、フレーム開始デリミタ部を検出して
から、7オクテット目から12オクテット目までの6オ
クテットを、発信元アドレスとして発信元アドレス抽出
手段Eによって抽出する。
【0015】発信元アドレス抽出手段Eにより抽出され
たアドレスのデータは、アドレス記憶手段M1 乃至アド
レス記憶手段Mnに入力される。これらのアドレス記憶
手段への書き込みは、キャリア検出手段Ciからのキャ
リア検出信号によって行われる。キャリア検出手段Ci
でキャリアが検出されている場合、アドレス記憶手段M
iへ発信元アドレス抽出手段Eで抽出された発信元アド
レスのデータが書き込まれる。これによって、ポートP
iに接続されている端末のアドレスが、アドレス記憶手
段Miへ書き込まれる。
【0016】次に、上位のHUB(集線装置)のアドレ
ス記憶手段Mの構成を図4に示す。上述の図3の構成で
は、各ポートPiに1つずつアドレス記憶手段Miを設
けていた。図1に示すように、最下位のHUB3,4,
5に直接端末が接続されている場合には、これで良い
が、上位のHUB2に下位のHUB3,5を接続した場
合、あるいは最上位のHUB1に下位のHUB2,4を
接続した場合には、上位のHUBの各ポートには下位の
HUBを介して複数の端末が接続されることになる。そ
こで、この場合には、各ポートPiに複数のアドレス記
憶手段Mij(1≦j≦m)を設ける。
【0017】図4では、上位のHUBにおける1つのポ
ートPi(1≦i≦n)についての構成を示している。
発信元アドレス抽出手段Eよりも前段の構成は図3と同
様である。各ポートPiには、m個のアドレス記憶手段
Mi1 乃至Mimを設けてある。記憶手段ポインタp
は、m個のアドレス記憶手段Mip(1≦p≦m)のど
れかを選択するためのポインタであり、このポインタp
(1≦p≦m)の指しているアドレス記憶手段Mipの
内容がセレクタSiを経て出力される。さらに、このポ
インタpは、アドレス記憶手段Mipへの書込制御信号
にも用いられており、デコーダDiでポインタpを解読
して得た書込制御信号を用いて、このポインタpの指し
ているアドレス記憶手段Mipへ、発信元アドレス抽出
手段Eで抽出された発信元アドレスが書き込まれるもの
である。ただし、発信元アドレスの書き込みは、未登録
のアドレスがアドレス比較手段Qiにより発見されたと
きにのみ行われる。
【0018】以下、図4に示すアドレス記憶手段の動作
について説明する。アドレス記憶手段Mi1 乃至Mim
には、初期値として、発信元アドレスには有り得ない値
(例えば、0)を設定しておく。記憶手段ポインタに
は、初期値として、p=1を設定しておく。ここで、記
憶手段ポインタの値pは、アドレス記憶手段Mipを指
すので、p=1のときは、セレクタSiによりアドレス
記憶手段Mi1 が選択されることになる。発信元アドレ
ス抽出手段Eから最初に発信元アドレスが抽出されたと
きに、アドレス記憶手段Mi1 は初期値(=0)のまま
であるので、アドレス比較手段Qiから、今のポインタ
p(=1)の指しているアドレス記憶手段Mi1 へアド
レスを書き込むための書込制御信号がデコーダDiへ出
力され、アドレス記憶手段Mi1 に、発信元アドレスが
書き込まれる。
【0019】このようにして、アドレス記憶手段M1
アドレスA1 が書き込まれたとする。このとき、既に登
録済のアドレスA1 が再度入力されてきたとする。この
場合、まず、記憶手段ポインタpの値を1に初期化す
る。次に、アドレス記憶手段Mip=Mi1 に記憶され
たアドレスA1 と発信元アドレス抽出手段Eで抽出され
たアドレスA1 とを比較する。そして、比較結果が等し
いことから、アドレスの書き込みを中止する。また、未
登録のアドレスA2 が入力されてきたとすると、アドレ
ス記憶手段Mip=Mi1 に記憶されたアドレスA1
発信元アドレス抽出手段Eで抽出されたアドレスA2
を比較したときに、比較結果は等しくないと判定され
る。このとき、アドレス記憶手段Mip=Mi1 の内容
が初期値(=0)でないことから、ポインタpの値を1
つ増やす。ポインタpの値が2になると、アドレス記憶
手段Mip=Mi2 の値は初期値(=0)であるので、
ここに発信元アドレス抽出手段Eにより抽出されたアド
レスA2 を書き込むものである。
【0020】以下、同様にして、一般にアドレス記憶手
段Mi1 乃至アドレス記憶手段Mij(1≦j≦m)
に、アドレスA1 乃至Ajの値がそれぞれ書き込まれた
とする。このとき、既に登録済のアドレスAk(1≦k
≦j)が再度入力されてきたとする。この場合、まず、
記憶手段ポインタpの値を1に初期化する。次に、アド
レス記憶手段Mipに記憶されたアドレスApと発信元
アドレス抽出手段Eで抽出されたアドレスAkとを比較
し、等しくなく、且つアドレス記憶手段Mipの内容が
初期値でなければ、ポインタpの値を1つ増やして、同
じことを繰り返す。ポインタpの値がkになったとき
に、アドレス記憶手段Mikに記憶されたアドレスAk
と発信元アドレス抽出手段Eにより抽出されたアドレス
Akとが等しくなるので、書き込みを中止する。A1
至Ajのどの値でもないアドレスが入力されてきたとき
には、ポインタpの値がj+1になったときに、アドレ
ス記憶手段Mipの値が初期値であるので、ここに発信
元アドレス抽出手段Eにより抽出されたアドレスを書き
込むことができる。
【0021】次に、図1のパケット生成手段Gでは、ネ
ットワーク上の何処かに配置されたネットワーク管理装
(例えば、図1で言えば、端末T 1 ,T 2 ,…,T 7
のいずれでも良いし、もちろんバックボーンLAN上に
設けても良い)から応答要求パケットを受信したとき
に、応答パケットを生成し、これをネットワーク管理装
置に返送する。応答要求パケットは、ネットワーク管理
装置のアドレスを発信元アドレスとして含んでいる。そ
こで、この応答要求パケットを受信したHUBは、ネッ
トワーク管理装置のアドレスを宛て先アドレスとし、自
局のアドレスを発信元アドレスとし、アドレス記憶手段
Mに各ポート毎に記憶されたアドレスをデータ部とする
応答パケットをパケット生成手段Gで生成し、中継処理
手段Rによりネットワーク管理装置に返送する。応答パ
ケットを受信したネットワーク管理装置では、そのアド
レスの包含関係を調べることにより、ネットワークの構
成を自動的に認識する。
【0022】例えば、図1の例では、HUB1のアドレ
ス記憶手段Mの中のポートP1には、端末T1,T2のア
ドレスが記憶されており、ポートP2には、端末T3,T
4,T5,T6,T7のアドレスが記憶されている。また、
HUB2のアドレス記憶手段Mの中のポートP1には、
端末T3,T4,T5のアドレスが記憶されており、ポー
トP2には、端末T6,T7のアドレスが記憶されてい
る。以下、同様に、HUB3,HUB4,HUB5に
は、表1に示すようにポート別アドレスが記憶されてい
る。これらのポート別アドレスのデータは、ネットワー
ク管理装置で解析され、その包含関係から図2に示すよ
うなネットワーク構成であることが検出される。
【0023】
【表1】
【0024】
【発明の効果】本発明のネットワークの構成検出装置で
は、集線装置の複数の下位ポートにそれぞれ接続された
端末のアドレスを自動的に検出してポート別に記憶し、
この記憶されたポート別アドレスのデータをパケット生
成手段でネットワーク管理装置に送り、ネットワーク管
理装置では、各集線装置からのポート別アドレスのデー
タに基づいてネットワークの構成を検出するようにした
ので、ネットワーク管理装置はネットワーク上の何処に
接続されていても良く、その設置場所が限定されないと
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図である。
【図2】本発明によるネットワークの構成検出の原理を
示す図である。
【図3】本発明に用いるアドレス記憶手段の一例を示す
ブロック図である。
【図4】本発明に用いるアドレス記憶手段の他の例を示
すブロック図である。
【図5】従来の一般的なスター型LANの概略構成を示
すブロック図である。
【図6】従来の一般的なLANに用いられるフレーム構
成を示す図である。
【図7】従来のネットワーク管理装置の概略構成を示す
ブロック図である。
【図8】従来のネットワーク管理装置の動作を示す図で
ある。
【符号の説明】
1,2,3,4,5 集線装置(HUB) M アドレス記憶手段 G パケット生成手段 R 中継処理手段 T1 ,T2 ,…,Tn 端末 P1 ,P2 ,…,Pn 下位ポート MAU1,…,MAUn 媒体接続装置 C1 ,C2 ,…,Cn キャリア検出手段 B1 ,B2 ,…,Bn トライステート・バッファ M1 ,M2 ,…,Mn アドレス記憶手段 F マンチェスタ復号化手段 E 発信元アドレス抽出手段 Si セレクタ Di デコーダ Qi アドレス比較手段 p 記憶手段ポインタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の下位ポートと一つの上位ポート
    を有する複数の集線装置がカスケード接続されたネット
    ワークの構成検出装置であって、 複数の集線装置の各々は、少なくとも宛て先アドレスと
    発信元アドレスとデータを1フレーム内に含む信号をポ
    ート間で中継処理する中継処理手段と、 複数の下位ポー
    トの各々で受信されるフレームの発信元アドレスをポー
    ト別に記憶するアドレス記憶手段と、アドレス記憶手段
    に記憶されたポート別アドレスのデータを含むパケット
    を生成するパケット生成手段とを有し、 任意の集線装置の任意のポートに、 前記パケットを受信
    してポート別アドレスの包含関係を調べることによりネ
    ットワークの構成を検出するネットワーク管理装置を接
    続したことを特徴とするネットワークの構成検出装置。
JP3061733A 1991-03-26 1991-03-26 ネットワ―クの構成検出装置 Expired - Lifetime JP2511580B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3061733A JP2511580B2 (ja) 1991-03-26 1991-03-26 ネットワ―クの構成検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3061733A JP2511580B2 (ja) 1991-03-26 1991-03-26 ネットワ―クの構成検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04296136A JPH04296136A (ja) 1992-10-20
JP2511580B2 true JP2511580B2 (ja) 1996-06-26

Family

ID=13179699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3061733A Expired - Lifetime JP2511580B2 (ja) 1991-03-26 1991-03-26 ネットワ―クの構成検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2511580B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2629597B2 (ja) * 1994-05-16 1997-07-09 日本電気株式会社 接続状態解析機能付き伝送網
JP2003032277A (ja) 2001-07-12 2003-01-31 Allied Tereshisu Kk ネットワーク機器の管理方法及びシステム
US9476245B2 (en) 2014-08-29 2016-10-25 Strattec Power Access Llc Door cable pulley system

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60160238A (ja) * 1984-01-30 1985-08-21 Nec Corp 遠方監視制御方式
JPH0358539A (ja) * 1989-07-26 1991-03-13 Nec Corp ネットワーク構成確認装置
JPH0828737B2 (ja) * 1989-12-26 1996-03-21 富士通株式会社 通信システムおよび該システムに用いる中継装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04296136A (ja) 1992-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5319644A (en) Method and apparatus for identifying port/station relationships in a network
US4566097A (en) Token ring with secondary transmit opportunities
US5710777A (en) Communication system
US5535211A (en) Communications network control method
JPH05327726A (ja) アクティブ・リピータ・ユニット
AU757741B2 (en) Method and apparatus for automatically reducing cross-talk between wires coupled to a common network device
US6119231A (en) Data scanning network security technique
US7010700B1 (en) Data scanning network security technique
JP2000505604A (ja) パケットネットワークモニター装置
JP2511580B2 (ja) ネットワ―クの構成検出装置
US5654985A (en) Address tracking over repeater based networks
US5315597A (en) Method and means for automatically detecting and correcting a polarlity error in twisted-pair media
US20060067367A1 (en) Method for selecting timing master in synchronous ethernet system
US5003556A (en) Squelch circuit
JPH0548614A (ja) ハブ装置
JPH09507994A (ja) エラー統計を選択的に記憶するための装置および方法
US4683471A (en) Data bus pilot tone
JP2617648B2 (ja) ネットワークの構成認識装置
US6295280B1 (en) Method for network node recognition
US5504749A (en) Apparatus for reading out address information
JPH04296135A (ja) 集線装置のアドレス記憶装置
JPH03237835A (ja) ネットワークを相互接続するブリッジ回路
JP2542127B2 (ja) ネットワ―ク管理装置
JPH0795228A (ja) 再生中継装置
JPH04180437A (ja) ゲート信号生成回路