JP2511254Y2 - 芳香発生装置 - Google Patents

芳香発生装置

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JP2511254Y2
JP2511254Y2 JP1990066521U JP6652190U JP2511254Y2 JP 2511254 Y2 JP2511254 Y2 JP 2511254Y2 JP 1990066521 U JP1990066521 U JP 1990066521U JP 6652190 U JP6652190 U JP 6652190U JP 2511254 Y2 JP2511254 Y2 JP 2511254Y2
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正人 近藤
恵 奥村
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Central Air Conditioning (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、空気清浄機等に使用される芳香発生装置に
関する。
従来の技術 従来、空気清浄機に使用される芳香発生装置におい
て、必要時にのみ芳香発生させるため、シャッタを電磁
石で自動的に開閉するものは公知である。しかし、従来
のものは、芳香効率を良くするためには芳香発散のため
の孔を大きくしなけれなならず、その分電磁石のプラン
ジャのストローク量を大きくせざるをえなくなり、電磁
石が大型になる。そのため、消費電力が大きくなると
か、装置全体を小型化できないというような問題があっ
た。
考案が解決しようとする課題 本考案の課題は、このような問題に鑑み、次のような
効果を奏する芳香発生装置を提供することにある。
シャッタの開閉を小ストロークで行え、電磁石の小
型化及び装置全体の小型化が図れる。
芳香発散効率が良好である。
シャッタを閉じたときその密閉効果が良い。
空気清浄機のファンによる負圧を利用して芳香発散
でき、従って専用のファンを備える必要がなく、小型の
ユニット構造にできる。
課題を解決するための手段 本考案は、たとえば以下の図示実施例に示すとおり、 芳香剤20a・20b・20cをケース16内に収容し、そのケ
ース16を空気清浄機10内に着脱可能に収納する芳香発生
装置11において、 ケース16に間隔をおいて複数の吸気孔34とともに複数
の排気孔35を設け、 それら吸気孔34および排気孔35とそれぞれ対応して吸
気孔32および排気孔33を形成してシャッタ26a・26b・26
cを薄板素材で構成し、 そのシャッタをケース16の案内面に沿って該ケース内
16に摺動自在に配置して空気清浄機10を駆動したときそ
のファンによる負圧によって案内面に密着し、 該シャッタ26a・26b・26cの吸気孔32がケース16の吸
気孔34と一致すると同時に該シャッタの排気孔33がケー
スの排気孔35と一致する開位置と、該シャッタの吸気孔
32がケース16の吸気孔34とずれると同時に該シャッタの
排気孔33がケースの排気孔35とずれる閉位置とに、シャ
ッタを切り換える電磁石30a・30b・30cをケース16内に
備える、 ことを特徴とする。
作用 シャッタは薄板素材であるため、空気清浄機のファン
による負圧によってケースの案内面に密着させることが
でき、密封効果が良い。シャッタ及びケースの案内面
に、シャッタの摺動方向に間隔をおいて複数の吸気孔及
び同様の排気孔を設け、両者の吸気孔同士及び排気孔同
士を同時に一致させてシャッタを開き、また互いの吸気
孔をずらすと同時に互いの排気孔をずらしてシャッタを
閉じる構造であるため、小ストロークで大きな芳香発散
面積をとることができる。
実施例 次に、本考案の一実施例を図面に従い詳細に説明す
る。
第4図は空気清浄機10の外観斜視図で、本考案による
芳香発生装置11は独立したユニットになっており、この
空気清浄機11の本体中央部に着脱可能に収納して使用さ
れる。同図において、12は空気清浄機10の吸気口、13は
脱臭フィルタ、14は集塵ユニット、15は該集塵ユニット
14等を取り出すためのメンテナンス用蓋、矢印aは入口
側の空気の流れ、矢印bは出口側の空気の流れを示す。
第1図及び第2図は芳香発生装置11の中央断面図、第
3図はその分解斜視図である。この芳香発生装置11のケ
ース16は、トップカバー17とセンターカバー18とアンダ
ーカバー19とを組み合わせて構成される。第3図に示す
ように、これらカバー17・18・19には、3種の芳香剤20
a・20b・20cを分けて収納して別々に芳香発散するた
め、仕切壁21・22・23が設けられている。3種の芳香剤
20a・20b・20cは、トップカバー17とセンターカバー18
との間に形成された横長のそれぞれの芳香剤収納部24a
・24b・24cに収納される。そして、その芳香剤収納部24
a・24b・24cは、共通の上蓋25で閉じられる。
各芳香剤収納部24a・24b・24cについて、ポリエステ
ルフィルム等の薄板素材による横長のシャッタ26a・26b
・26cが、センターカバー18の上面を案内面としてそれ
ぞれ長手方向に摺動自在に装着されている。各シャッタ
26a・26b・26cの先端部は、押え板27a・27b・27cでそれ
ぞれ上側から押さえられる。また、基端部には、それぞ
れブラケット28a・28b・28cが両面接着テープ等で接着
されている。そして、各シャッタ26a・26b・26cは、こ
のブラケット28a・28b・28cに掛けられたスプリング29a
・29b・29cによってそれぞれ先端側へ付勢される。ま
た、センターカバー18上に取り付けられたそれぞれに対
応する電磁石30a・30b・30cのプランジャ31と該ブラケ
ット28a・28b・28cを介してぞれぞれ連結されている。
各シャッタ26a・26b・26cには、複数の吸気孔32と複
数の排気孔33とが長手方向(摺動方向)にそれぞれ間隔
をおいて設けられている。これに対応してセンターカバ
ー18にも、各芳香剤収納部24a・24b・24cについて複数
の吸気孔34と複数の排気孔35とが長手方向にそれぞれ間
隔をおいて設けられている。
トップカバー17の下側には、電磁石30a・30b・30cの
オン・オフ制御用回路基板36が取り付けられる。また、
アンダーカバー19の下側には、空気清浄機10側のコネク
タ37と接続するコネクタ38が取り付けられている。
このように構成された芳香発生装置11は、空気清浄機
10の中央に設けられた芳香ユニット収納部39内に着脱可
能に収納される。この芳香ユニット収納部39には一端に
吸気口40、他端に排気口41が設けられる。また、アンダ
ーカバー19には、吸気口40に対向する吸気スリット42と
排気口41に対向する排気スリット43とが、各芳香剤収納
部24a・24b・24cのそれぞれについて設けられ、空気清
浄機10のファンによる負圧によって、吸気口40から吸入
された空気が各芳香剤収納部24a・24b・24cに分かれて
排気口41から排気される。
各芳香剤収納部24a・24b・24cのそれぞれにつき、電
磁石30a・30b・30cをオンにすると、シャッタ26a・26b
・26cはスプリング29a・29b・29cに抗して引き寄せら
れ、第1図に示すようにその吸気孔32がセンターカバー
18の吸気孔34と一致するとともに、排気孔33がセンター
カバー18の排気孔35に一致する開位置に設定される。こ
のようにシャッタ26a・26b・26cが開位置に設定された
芳香剤収納部24a・24b・24cでは、複数の吸気孔32から
複数の排気孔33へと空気が通り抜けるため、通風面積が
大きく、芳香剤20a・20b・20cの芳香発散が効率良く行
われる。
電磁石30a・30b・30cをオフにすると、シャッタ26a・
26b・26cはスプリング29a・29b・29cによって切り換え
られ、その吸気孔32がセンターカバー18の吸気孔34より
ずれるとともに、排気孔33がセンターカバー18の排気孔
35よりずれる閉位置に設定される。このときも、空気清
浄機10においてはファンによる吸排気が行われているた
め、薄板素材のシャッタ26a・26b・26cは負圧によって
センターカバー18の上面(案内面)に吸着されるので、
シャッタの密閉効果が良い。
なお、芳香発生装置11をユニット化した例を説明した
が、空気清浄機10に直接組み込んでも良い。この場合
は、センターカバー18やアンダーカバー19等は空気清浄
機10の本体カバーと兼用することができる。
考案の効果 本考案によれば、次のような効果がある。
シャッタ及びケースの案内面に、シャッタの摺動方
向に間隔をおいて複数の吸気孔をそれぞれ設けるととも
に、同様に複数の排気孔をそれぞれ設け、同じシャッタ
で吸気側と排気側とを同時に開閉できるので、シャッタ
の開閉を小ストロークで行え、電磁石の小型化及び装置
全体の小型化が図れる。
吸気側及び排気側とも通風面積が大きいため、芳香
発散効率が良好である。
シャッタを薄板素材で構成してファンによる負圧で
案内面に吸着させることができるため、シャッタを閉じ
たときの密閉効果が良い。
空気清浄機のファンによる負圧を利用して芳香発散
でき、従って専用のファンを備える必要がなく、小型の
ユニット構造にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案による芳香発生装置の中央断
面図で、第1図はシャッタが開いたときの状態、第2図
は閉じたときの状態、第3図は該芳香発生装置の分解斜
視図、第4図は該芳香発生装置を収納した空気清浄機の
外観斜視図である。 11……芳香発生装置、16……ケース、20a・20b・20c…
…芳香剤、26a・26b・26c……シャッタ、30a・30b・30c
……電磁石、31……プランジャ、32……吸気孔、33……
排気孔、34……吸気孔、35……排気孔。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】芳香剤をケース内に収容し、そのケースを
    空気清浄機内に着脱可能に収納する芳香発生装置におい
    て、 前記ケースに間隔をおいて複数の吸気孔とともに複数の
    排気孔を設け、 それら吸気孔および排気孔とそれぞれ対応して吸気孔お
    よび排気孔を形成してシャッタを薄板素材で構成し、 そのシャッタを前記ケースの案内面に沿って該ケース内
    に摺動自在に配置して前記空気清浄機を駆動したときそ
    のファンによる負圧によって前記案内面に密着し、 該シャッタの吸気孔が前記ケースの吸気孔と一致すると
    同時に該シャッタの排気孔が前記ケースの排気孔と一致
    する開位置と、該シャッタの吸気孔が前記ケースの吸気
    孔とずれると同時に該シャッタの排気孔が前記ケースの
    排気孔とずれる閉位置とに、前記シャッタを切り換える
    電磁石を前記ケース内に備える、 ことを特徴とする、芳香発生装置。
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JP5973258B2 (ja) * 2012-07-03 2016-08-23 小林製薬株式会社 薬剤揮散装置

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JPS5254568A (en) * 1975-10-28 1977-05-04 Matsushita Electric Works Ltd Odor generator

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