JP2511237Y2 - 封入包装機用シ―ラ―の電熱ヒ―タ― - Google Patents
封入包装機用シ―ラ―の電熱ヒ―タ―Info
- Publication number
- JP2511237Y2 JP2511237Y2 JP1993054207U JP5420793U JP2511237Y2 JP 2511237 Y2 JP2511237 Y2 JP 2511237Y2 JP 1993054207 U JP1993054207 U JP 1993054207U JP 5420793 U JP5420793 U JP 5420793U JP 2511237 Y2 JP2511237 Y2 JP 2511237Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealer
- packaging machine
- electric
- encapsulating
- wire
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、粉末顆粒等を熱可塑
性プラスチックフィルム等の熱溶着性包装材で封入包装
する封入包装機用シーラーの電熱ヒーターに関する。
性プラスチックフィルム等の熱溶着性包装材で封入包装
する封入包装機用シーラーの電熱ヒーターに関する。
【0002】
【従来の技術】先ず、シーラーの電熱ヒーターが一般的
に使用される横形封入包装機について図4によって概説
すると、リール31から供給される細長のプラスチック
フィルムFは、2つ折り点32によって幅方向で2つ折
りされて、回転テーブル33の周囲に所定間隔で複数設
けられた開閉式のシーラー34、・・・によって挟まれ
て長手方向に粉末等を収容する封入区画室を順次形成
し、分量盤35から中間シュート35a及び主シュート
36を介して区画室に粉末が充填供給される。粉末の充
填された区画室は、シーラー34の開放でテーブル33
から離れて上部開口縁が横シーラー37、37によって
シールされ密封され、その後ハンガー38、・・・によ
って吊られてロータリカッター39によって個々に分離
されるようになっている。
に使用される横形封入包装機について図4によって概説
すると、リール31から供給される細長のプラスチック
フィルムFは、2つ折り点32によって幅方向で2つ折
りされて、回転テーブル33の周囲に所定間隔で複数設
けられた開閉式のシーラー34、・・・によって挟まれ
て長手方向に粉末等を収容する封入区画室を順次形成
し、分量盤35から中間シュート35a及び主シュート
36を介して区画室に粉末が充填供給される。粉末の充
填された区画室は、シーラー34の開放でテーブル33
から離れて上部開口縁が横シーラー37、37によって
シールされ密封され、その後ハンガー38、・・・によ
って吊られてロータリカッター39によって個々に分離
されるようになっている。
【0003】一般的にシーラー34では、2つ折りされ
たフィルムFを受けるように回転テーブル33に立設固
定されたシールバー34aに対して、カムCによって開
閉されるように上下に揺動可能に可動シールバー34b
を枢支しており、また電熱ヒーターは固定側シールバー
34aのみに取付けられていた。
たフィルムFを受けるように回転テーブル33に立設固
定されたシールバー34aに対して、カムCによって開
閉されるように上下に揺動可能に可動シールバー34b
を枢支しており、また電熱ヒーターは固定側シールバー
34aのみに取付けられていた。
【0004】
【考案が解決しようとする問題点】より高速でシールす
るために両方のシールバー34a、34bに電熱ヒータ
ーを設けるのが望ましいが、可動シールバー34bは、
2つ折りされたフィルムFに区画室をつくるべく上下方
向にシールするために繰返し開閉駆動されることにな
り、ヒーターを設けたとしても従来給電用電線も、繰返
しの曲げが加わり、比較的早期に断線を起こすことが多
く、封入包装作業がしばしば中断されることになる。本
考案は、上記従来の問題点に鑑み案出されたものであっ
て、その目的は、電線の繰返し曲げに対してコイルスプ
リングの弾性支持による微小スライドの許容と緩衝作用
によって電線に大きな応力が発生するのを防止し、高速
シールを行いつつも長時間の連続運転を可能にする。
るために両方のシールバー34a、34bに電熱ヒータ
ーを設けるのが望ましいが、可動シールバー34bは、
2つ折りされたフィルムFに区画室をつくるべく上下方
向にシールするために繰返し開閉駆動されることにな
り、ヒーターを設けたとしても従来給電用電線も、繰返
しの曲げが加わり、比較的早期に断線を起こすことが多
く、封入包装作業がしばしば中断されることになる。本
考案は、上記従来の問題点に鑑み案出されたものであっ
て、その目的は、電線の繰返し曲げに対してコイルスプ
リングの弾性支持による微小スライドの許容と緩衝作用
によって電線に大きな応力が発生するのを防止し、高速
シールを行いつつも長時間の連続運転を可能にする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本考
案の封入包装機用シーラーの電熱ヒーターは、幅方向に
おいて2つ折りされ長手方向に供給走行される長尺の熱
可塑性プラスチックフィルム等の熱溶着性包装材を順次
開閉を繰返しながら電熱シールして封入区画室を形成し
て行く封入包装機に使用されるもので、電線を介して電
気抵抗部に電流の供給される封入包装機用シーラーの電
熱ヒーターにおいて、上記電線は細線束の撚り線から構
成されていることを特徴としている。
案の封入包装機用シーラーの電熱ヒーターは、幅方向に
おいて2つ折りされ長手方向に供給走行される長尺の熱
可塑性プラスチックフィルム等の熱溶着性包装材を順次
開閉を繰返しながら電熱シールして封入区画室を形成し
て行く封入包装機に使用されるもので、電線を介して電
気抵抗部に電流の供給される封入包装機用シーラーの電
熱ヒーターにおいて、上記電線は細線束の撚り線から構
成されていることを特徴としている。
【0006】
【実施例及び作用】以下に、本考案の封入包装機用シー
ラーの電熱ヒーターについて添付図を参照にして詳細に
説明する。図1は本考案の封入包装機用シーラーの電熱
ヒーターの閉状態の電線の状態を示す立面図、図2は同
開状態の電線の状態を示す立面図、図3は図1における
矢視線 III− IIIに沿った拡大断面図である。
ラーの電熱ヒーターについて添付図を参照にして詳細に
説明する。図1は本考案の封入包装機用シーラーの電熱
ヒーターの閉状態の電線の状態を示す立面図、図2は同
開状態の電線の状態を示す立面図、図3は図1における
矢視線 III− IIIに沿った拡大断面図である。
【0007】図1と図2において、従来の技術の欄で概
説したような横形封入包装機に使用される本考案のシー
ラー10は、従来技術の回転テーブル33の周囲に所定
間隔で複数立設固定され且つ電熱ヒーター17を有した
固定シールバー11と、該シールバー11の基部11a
に上下方向に揺動可能に枢支され且つ溝カムCに係合す
るカム従動ローラ12aによって開閉制御される可動シ
ールバー12と、該可動シールバー12のシール面側近
くに取付けられた例えば150W程度の電熱ヒーター1
3と該ヒーター13の接続端子13aに回転テーブル3
3の下面に取付けられた端子台33aから連結され例え
ば100V×1.5Aの電気を供給する電線14とから
構成されている。
説したような横形封入包装機に使用される本考案のシー
ラー10は、従来技術の回転テーブル33の周囲に所定
間隔で複数立設固定され且つ電熱ヒーター17を有した
固定シールバー11と、該シールバー11の基部11a
に上下方向に揺動可能に枢支され且つ溝カムCに係合す
るカム従動ローラ12aによって開閉制御される可動シ
ールバー12と、該可動シールバー12のシール面側近
くに取付けられた例えば150W程度の電熱ヒーター1
3と該ヒーター13の接続端子13aに回転テーブル3
3の下面に取付けられた端子台33aから連結され例え
ば100V×1.5Aの電気を供給する電線14とから
構成されている。
【0008】電線14は、例えば0.08φの極細線を
57本で一束としてこれを7束撚って構成されており、
極細線のフレキシビリティと線束間同士のすべりによっ
て繰返し曲げに対して優れた耐久性を示すものである。
電線14は、ヒーター接続端子13aをカバーするパイ
プ片15内において図3に示すようにコイルスプリング
15aで弾支されると共に中間部14bでL形にゆるや
かに湾曲して回転テーブル33の下面に取付けられた電
線固定具33bに中間支持されている。中間部14bの
L形のゆるやかな湾曲は、可動シールバー12の動きに
対して電線14が大きな応力を受けないようにたるみ気
味に余裕が与えられている。また、スプリング15aで
弾支された近くの電線部分14aも、開状態で可動シー
ルバー12の基部コーナ12bの円弧に沿って湾曲する
が、コイルスプリング15aの微小スライドの許容と緩
衝作用の補助を受けて大きな応力の発生が防止されてい
るものと推測される。
57本で一束としてこれを7束撚って構成されており、
極細線のフレキシビリティと線束間同士のすべりによっ
て繰返し曲げに対して優れた耐久性を示すものである。
電線14は、ヒーター接続端子13aをカバーするパイ
プ片15内において図3に示すようにコイルスプリング
15aで弾支されると共に中間部14bでL形にゆるや
かに湾曲して回転テーブル33の下面に取付けられた電
線固定具33bに中間支持されている。中間部14bの
L形のゆるやかな湾曲は、可動シールバー12の動きに
対して電線14が大きな応力を受けないようにたるみ気
味に余裕が与えられている。また、スプリング15aで
弾支された近くの電線部分14aも、開状態で可動シー
ルバー12の基部コーナ12bの円弧に沿って湾曲する
が、コイルスプリング15aの微小スライドの許容と緩
衝作用の補助を受けて大きな応力の発生が防止されてい
るものと推測される。
【0009】
【考案の効果】以上述べた如く、本考案の封入包装機用
シーラーの電熱ヒーターに依れば給電の電線は、コイル
スプリングとカバーの間に弾支されて微小スライドが許
容され、緩衝作用を受けることで、大きな応力が生じず
長時間の使用に耐え、封入包装機の高速シールの長時間
連続運転が可能になる。
シーラーの電熱ヒーターに依れば給電の電線は、コイル
スプリングとカバーの間に弾支されて微小スライドが許
容され、緩衝作用を受けることで、大きな応力が生じず
長時間の使用に耐え、封入包装機の高速シールの長時間
連続運転が可能になる。
【図1】本考案の封入包装機用シーラーの電熱ヒーター
の閉状態の電線の状態を示す立面図である。
の閉状態の電線の状態を示す立面図である。
【図2】同開状態の電線の状態を示す立面図である。
【図3】図1における矢視線 III− IIIに沿った拡大断
面図である。
面図である。
【図4】横形封入包装機の外観を示す立面図である。
10 封入包装機用シーラー 13 電熱ヒーター 13a ヒーター給電端子 14 電線15 カバー(パイプ片) 15a 弾性体(コイルスプリング)
Claims (1)
- 【請求項1】 幅方向において2つ折りされ長手方向に
供給走行される長尺の熱可塑性プラスチックフィルム等
の熱溶着性包装材を順次開閉を繰返しながら電熱シール
して封入区画室を形成して行く封入包装機に使用される
もので、電気抵抗部に電流の供給を行う電線をその開閉
屈曲部近傍において弾性体で支持しているシーラーの電
熱ヒーターにおいて、上記開閉屈曲部は、上記電気抵抗
部端子への電線接続部近くに設けられており、上記弾性
体は、上記開閉屈曲部近傍において電線を少なくても部
分的に覆っているカバーに向って電線を弾性押圧するコ
イルスプリングから構成されていることを特徴とする封
入包装機用シーラーの電熱ヒーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993054207U JP2511237Y2 (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 封入包装機用シ―ラ―の電熱ヒ―タ― |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993054207U JP2511237Y2 (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 封入包装機用シ―ラ―の電熱ヒ―タ― |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0719111U JPH0719111U (ja) | 1995-04-07 |
JP2511237Y2 true JP2511237Y2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=12964115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993054207U Expired - Lifetime JP2511237Y2 (ja) | 1993-09-09 | 1993-09-09 | 封入包装機用シ―ラ―の電熱ヒ―タ― |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2511237Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52116426U (ja) * | 1976-03-01 | 1977-09-03 | ||
JP6554309B2 (ja) * | 2015-04-21 | 2019-07-31 | 富士インパルス株式会社 | シール装置 |
JP6660097B2 (ja) * | 2015-04-21 | 2020-03-04 | 富士インパルス株式会社 | シール装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56113507A (en) * | 1980-02-12 | 1981-09-07 | Jieneraaru De Oo Mineraaru Do | Vessel made of thin flexible synthetic material and its manufacturing method |
JPS5883946U (ja) * | 1981-12-02 | 1983-06-07 | 株式会社リコー | 走査移動部の配線押え装置 |
JPH0253583U (ja) * | 1988-10-11 | 1990-04-18 |
-
1993
- 1993-09-09 JP JP1993054207U patent/JP2511237Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0719111U (ja) | 1995-04-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
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