JP2510962Y2 - 収納部付き車庫 - Google Patents

収納部付き車庫

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JP2510962Y2
JP2510962Y2 JP1989109861U JP10986189U JP2510962Y2 JP 2510962 Y2 JP2510962 Y2 JP 2510962Y2 JP 1989109861 U JP1989109861 U JP 1989109861U JP 10986189 U JP10986189 U JP 10986189U JP 2510962 Y2 JP2510962 Y2 JP 2510962Y2
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正義 用丸
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は収納部付き車庫、更に詳しくは、屋根部材
に収納部を設け、この屋根部材を昇降できるようにした
収納部付き車庫に関するものである。
[従来の技術] 第6図は従来の車庫の一例を示す斜視図である。
この車庫は、地面10のうちで、矩形の駐車エリア11の
外側で、駐車エリア11の角部12の近傍には4本の角柱状
の支柱20が立設されている。
各支柱20の上端部には、カマボコ状に湾曲形成された
板状の屋根部材30が取り付けられている。
すなわち、支柱20の上端部には、屋根部材30の長手方
向の各縁部31,31がボルト・ナット等の固定部材21によ
って各々固定されている。
なお、一般に、屋根部材30としては、光透過性の板材
が使用される例が多い。
また、地面10のうちで、少なくとも駐車エリア11はコ
ンクリート等により舗装されている場合が多い。
このような車庫においては、駐車エリア11に自動車を
駐車させておけば、自動車が屋根部材30によって上方か
ら覆われることになるので、雨が降ったり、露が降りた
りしても、自動車は濡れず、従って、自動車の傷みも少
なくなる。
[考案が解決しようとする課題] ところで、自動車には、交換タイヤやチェーン等のよ
うな種々の交換部品が有る。これらの交換部品は水を嫌
うので、雨露の当らない場所に保管しておかなければな
らない。
近年における土地の値段の高騰によって、一般家庭の
庭の面積はかなり狭くなっているのに対し、車庫は庭を
大きく占有しているので、交換部品は、できれば車庫に
保管しておきたい。
しかし、従来の車庫は、自動車を駐車させることだけ
しか考慮されていないので、交換部品等を保管すること
ができないという問題点があった。
また、従来の車庫は、屋根部材が固定式のものであっ
たので、屋根部材の高さを乗用車用に作ってしまうと、
背の高い自動車に買い替えた時に、使用できないという
問題点もあった。
この考案は、これらの問題点を解決するためになされ
たもので、屋根部材に交換部品等を収納できるように
し、しかも屋根部材の高さを自由に変更できるようにし
た収納部付き車庫を提供することを目的とするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 前述した目的を達成するために、この考案は、少なく
とも3本の支柱(20)と、該支柱(20)に対して昇降可
能に設けられた屋根部材(30)と、該屋根部材(30)に
設けられた収納部(33)と、該屋根部材(30)を昇降さ
せる昇降機構とを備え、前記収納部(33)は、その上面
に位置して上方に向かって開閉可能な蓋(34)を備え、
その蓋(34)の周囲には、収納部(33)内への水の浸入
を抑えるための防水手段(例えばパッキン)を備えたこ
とを特徴とする。
[作用] この考案においては、屋根部材(30)に収納部(33)
を設けたので、この収納部(33)に交換部品等の収納物
(40)を保管することができるものである。
すなわち、この考案においては、屋根部材(30)に設
けられた収納部(33)に収納物(40)を収納することが
でき、また、この収納部(33)から収納していた収納物
(40)を取り出すことができるものである。
また、この考案は、支柱(20)に対して昇降可能に設
けられた屋根部材(30)と、この屋根部材(30)に設け
られた収納部(33)と、この屋根部材(30)を昇降させ
る昇降機構とを備えているので、収納部(33)を低い位
置まで降ろすことができ、従って作業し易い低い位置
で、収納部(33)に収納物(40)を収納したり、また収
納部(33)から収納物(40)を取り出したりすることが
できるものである。
そして、屋根部材(30)は、収納や収納物(40)の取
り出し作業が終った時点では、上昇させるので、自動車
(50)を入れるときの邪魔にはならないものである。
更に、この考案は、支柱(20)に対して昇降可能に設
けられた屋根部材(30)と、この屋根部材(30)を昇降
させる昇降機構とを備えているので、屋根部材(30)の
高さ位置を自由に変更させることができ、従って、車高
の低い自動車(50)を入れていた車庫であっても、屋根
部材(30)を高い位置に上げることによって、車高の高
い自動車(50)を入れることができるものである。
そして、蓋(34)の周囲に防水手段が形成されている
ため、収納部(33)の内部への水の浸入を抑えることが
でき、蓋(34)が車庫の屋根を兼ねることができる。こ
れにより、屋根部材(30)と蓋(34)との部材の共通化
を図ることができる。また、蓋(34)が収納部(33)の
上面に形成されているため、下方から蓋(34)が見え
ず、外観良好、且つ盗難防止となる。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を、図示例と共に説明す
る。
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第2図は
この考案の一実施例の要部を拡大した部分斜視図、第3
図は、屋根部材に設けられた収納部への収納物の収納
や、この収納部からの収納物の取り出しの様子を示す説
明図、第4図は車高の低い自動車を入れている状態の車
庫の説明図、第5図は車高の高い自動車を入れている状
態の車庫の説明図である。
第1図に示すように、地面10のうちで、矩形の駐車エ
リア11の外側で、駐車エリア11の角部12の近傍には4本
の角柱状の支柱20が立設されている。
この各支柱20には扁平な箱状の屋根部材30が取り付け
られている。
第2図はこの考案の一実施例の要部を拡大した部分斜
視図である。
第2図に示すように、屋根部材30の内部は縦横の仕切
り32によって複数の収納部33に区画されている。
収納部33の上部側には、蓋34が上方に向かって開閉可
能に取り付けられている。
収納部33のうちで、蓋34が開いているものの内部に
は、収納物40が収納されている。
収納部33または蓋34の周囲には収納部33内への水の浸
入を抑えるための防水手段であるパッキン(図示せず)
が取り付けられている。
このように、収納部33または蓋34の周囲にはパッキン
が取り付けられているので、収納部33の内部に雨水が入
ることはなく、従って、収納物40が水に濡れて傷むこと
もない。
屋根部材30は昇降手段(図示せず)によって昇降可能
に構成されている。
ここで昇降手段としては、通常広く用いられているチ
ェーンブロックのような機構を用いてもよいし、また送
りネジのような機構を用いてもよい。更には、この昇降
手段は、手動で駆動させてもよいし、また電動で駆動さ
せてもよい。
なお、第1図及び第2図において、駐車エリア11の上
に自動車は図示してないが、後述する第3図乃至第5図
に示すように、駐車エリア11の上には自動車50が駐車す
ることになる。
次に、この車庫の実際の使用について説明する。
まず、収納部33への収納物40の収納や取り出しの手順
について説明する。
第3図は、屋根部材30に設けられた収納部33への収納
物40の収納や、この収納部33からの収納物40の取り出し
の様子を示す説明図である。
第3図に示すように、収納部33への収納物40の収納や
取り出しの場合は、まず、自動車50を車庫から外に出
す。
次に、昇降手段を駆動させて屋根部材30を降下させ
る。
屋根部材30が降下し、収納部33の蓋34が操作者の手の
届く高さになったところで、昇降手段の駆動を停止させ
る。
昇降手段の駆動が停止した後に、所望の収納部33の蓋
34を開け、収納部30に収納部40を収納し、または収納物
40を取り出す。
収納物40の収納や取り出しが終了した後は、昇降手段
を駆動させて屋根部材30を上昇させる。
屋根部材30が上昇して所望の高さになったところで、
昇降手段の駆動を停止させる。
そして、最後に、外に出してあった自動車50を車庫の
中に入れるものである。
次に、車高の低い自動車用として使用していた車庫
を、車高の高い自動車用にする場合について説明する。
第4図は車高の低い自動車50を入れている状態の車庫
の説明図、第5図は車高の高い自動車50を入れている状
態の車庫の説明図である。
第4図に示すように、車高の低い自動車50を入れてい
た場合は、まず、自動車50を車庫から外に出す。
次に、昇降手段を駆動させて屋根部材30を上昇させ、
車高の高い自動車50が入る高さになったところで、停止
させる。
そして、第5図に示すように、車庫内に車高の高い自
動車50を入れる。
なお、逆に、車庫に車高の高い自動車50を入れていた
場合は、屋根部材30を降下させなくても、車高の低い自
動車50を入れることはできるが、必要であれば、屋根部
材30を降下させて、屋根部材30の高さを車高の低い自動
車50に合うようにさせてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案は、屋根部材に収納部
を設けたので、この収納部に収納物を収納することがで
き、従って、車庫の上部空間を有効に活用することがで
きるという効果がある。
また、この考案は、収納部を設けた屋根部材を昇降可
能に設けたので、収納部を作業し易い低い位置まで降ろ
して、収納物を出し入れすることができ、従って、収納
部に収納物を収納したり、また収納部から収納物を取り
出したりすることが簡単にできるという効果がある。
更に、この考案は、支柱に対して屋根部材を昇降可能
に設けたので、、屋根部材の高さ位置を自由に変更させ
ることができ、従って、車高の低い自動車を入れていた
車庫であっても、屋根部材を高い位置に上げることによ
って、車高の高い自動車を入れることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す斜視図、第2図はこ
の考案の一実施例の要部を拡大した部分斜視図、第3図
は、屋根部材に設けられた収納部への収納物の収納や、
この収納部からの収納物の取り出しの様子を示す説明
図、第4図は車高の低い自動車を入れている状態の車庫
の説明図、第5図は車高の高い自動車を入れている状態
の車庫の説明図、第6図は従来の車庫の一例を示す斜視
図である。 10…地面、11…駐車エリア 12…角部、20…支柱 30…屋根部材、32…仕切り 33…収納部、34…蓋 40…収納物、50…自動車

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも3本の支柱と、該支柱に対して
    昇降可能に設けられた屋根部材と、該屋根部材に設けら
    れた収納部と、該屋根部材を昇降させる昇降機構とを備
    え、 前記収納部は、その上面に位置して上方に向かって開閉
    可能な蓋を備え、 その蓋の周囲には、収納部内への水の浸入を抑えるため
    の防水手段を備えたことを特徴とする収納部付き車庫。
JP1989109861U 1989-09-20 1989-09-20 収納部付き車庫 Expired - Lifetime JP2510962Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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Publication Number Publication Date
JPH0350168U JPH0350168U (ja) 1991-05-16
JP2510962Y2 true JP2510962Y2 (ja) 1996-09-18

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ID=31658420

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54123627U (ja) * 1978-02-17 1979-08-29
JPS60137052U (ja) * 1984-02-23 1985-09-11 松下電工株式会社 収納部付きガレ−ジ

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JPH0350168U (ja) 1991-05-16

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