JP2510602Y2 - 自動車のオ―トロック装置 - Google Patents

自動車のオ―トロック装置

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JP2510602Y2
JP2510602Y2 JP508191U JP508191U JP2510602Y2 JP 2510602 Y2 JP2510602 Y2 JP 2510602Y2 JP 508191 U JP508191 U JP 508191U JP 508191 U JP508191 U JP 508191U JP 2510602 Y2 JP2510602 Y2 JP 2510602Y2
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lever
locking
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弘 今井
明弘 斉藤
淳一 久保田
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Johnan Manufacturing Co Ltd
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Johnan Manufacturing Co Ltd
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05BLOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
    • E05B85/00Details of vehicle locks not provided for in groups E05B77/00 - E05B83/00
    • E05B85/20Bolts or detents
    • E05B85/24Bolts rotating about an axis
    • E05B85/245Bolts rotating about an axis with a pair of bifurcated bolts

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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はトランクリッド等のハー
フラッチ状態を検出して自動でロックを行う自動車のオ
ートロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トランクリッドのロックを自動で
行うオートロック装置を備えた自動車のオートトランク
は知られている。例えば、実開平1−142768号公
報にはロック機構にラッチ装置におけるクローと一体的
に変位する被動レバー及びこの被動レバーを変位せしめ
る駆動レバーを設け、駆動レバーは第一レバー部と第二
レバー部を回動自在に結合し、回動方向の一方を回動規
制するとともに、規制方向へ付勢するスプリングを架設
し、駆動制御部により駆動レバーを変位させるようにし
た自動車のオートロック装置が開示されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のオートロック装置は、部品点数が多く、構造が複雑に
なるとともに、コストアップや故障を生じ易く、しか
も、単一のクローを用いるいわゆるシングルクロータイ
プのため、左右一対のクローを用いたダブルクロータイ
プには利用できないという難点があった。
【0004】本考案はこのような従来の技術に存在する
課題を解決したもので、構成の簡略化による低コスト化
及び故障の低減による信頼性向上を図るとともに、ダブ
ルクロータイプにおける円滑なオートロック機能を発揮
できるようにした自動車のオートロック装置の提供を目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案はストライカ挿入
用スリット3を有するベース部2に、スプリング6、7
によってストライカを解放する方向に付勢され、かつ駆
動部FによってストライカSを保持する方向に変位可能
な、ロック用係止部(4s、5s)及び前記スリット3
に臨むストライカ保持用係合部(4p、5p)を有する
回動自在なクロー(4、5)を設けるとともに、前記係
止部(4s、5s)に対する係止位置Ps又は係止解除
位置Poに変位するロッキングレバー8を設けてなる自
動車のオートロック装置1を構成するに際して、特に、
スリット3の両側に一対のクロー4、5を設け、かつ各
クロー4、5を伝達ギア12、13を介して連動させる
とともに、一方のクロー4に、一体に回動するレバー部
材14の一端を設け、レバー部材14の他端と駆動部F
側を一定の相対変位が許容されるリンク部材15により
結合することを特徴とする。この場合、クロー4(5)
と伝達ギア12(13)、さらに、レバー部材14は共
通のシャフト16(17)に取付けることができる。
【0006】
【作用】本考案に係るオートロック装置1によれば、ス
トライカSがスリット3に進入し、ハーフラッチ状態と
なれば、駆動部Fが作動して初期位置にあるリンク部材
15を引張る。この結果、レバー部材14の他端が変位
し、一体のクロー4、5は強制的に回動変位せしめられ
る。即ち、レバー部材14の変位によりシャフト16が
回動し、シャフト16に一体のクロー4及び伝達ギア1
2が回動するとともに、伝達ギア12の回動変位は他方
の伝達ギア13に直接伝達され、シャフト17及び他方
のクロー5も一体に回動する。これにより、係合部4
p、5pはストライカSを保持しつつ、ロック位置まで
回動変位する。そして、ロック位置まで変位すれば、ロ
ッキングレバー8が係止位置Psに変位し、ロッキング
レバー8とクロー4、5の係止部4s、5sが相係止
(ロック)する。
【0007】なお、ロックされた後、駆動部Fは逆作動
し、リンク部材15は初期位置まで戻される。この際、
レバー部材14はロック位置に固定されるが、レバー部
材14とリンク部材15は一定の相対変位が許容されて
いるため、リンク部材15は初期位置まで戻ることがで
きるとともに、これにより、ストライカSの解放時にお
けるレバー部材14の戻りが許容される。
【0008】
【実施例】次に、本考案に係る好適実施例を挙げ、図面
に基づき詳細に説明する。
【0009】まず、本考案に係るオートロック装置1の
構成について、図1〜図5を参照して説明する。
【0010】オートロック装置1は、例えば、図5に示
す自動車Cの後部におけるトランクTに付設され、車体
B側にオートロック装置1を取付けるとともに、対応す
るトランクリッドLの先端部にストライカSを取付け
る。
【0011】オートロック装置1は図1〜図4に示すよ
うに、車体B側に固定するベース本体2aとベースカバ
ー2bからなるベース部2を備え、ベース本体2aとベ
ースカバー2bにはそれぞれU字状のストライカ挿入用
スリット3を設ける。また、ベース本体2aとベースカ
バー2b間におけるスリット3の両側には、シャフト1
6、17を介してクロー4、5をそれぞれ回動自在に取
付ける。各クロー4、5の周縁にはロック用係止部4
s、5s及びスリット3に臨むストライカ保持用係合部
4p、5pをそれぞれ形成する。そして、各クロー4、
5はスプリング6、7によりストライカSを解放する方
向に付勢される。さらにまた、ベース本体2aとベース
カバー2b間には、シャフト23を介してロッキングレ
バー8を回動自在に取付けるとともに、ロッキングレバ
ー8の先端部は各クロー4、5の周縁に当接するように
スプリング24により付勢される。なお、ロッキングレ
バー8は先端部側に対して略直角に延出した被動レバー
部8cを有し、この被動レバー部8cは電動又は手動で
引張られる操作部Eに接続する。
【0012】また、ベース本体2aにはガタ防止機構M
を配設する。即ち、ベース本体2aにはスリット3が中
央となるガイド凹部25を形成し、当該ガイド凹部25
に合成樹脂等で全体を矩形状に一体成形したストライカ
用規制部材9をスライド自在に装填する。規制部材9は
その先端中央に略V形の切欠係合部10を設けるととも
に、後端中央にはスプリング11の係合凹部30を有
し、当該係合凹部30とベース本体2a間には規制部材
9をストライカS側に付勢するスプリング11を縮装す
る。なお、31、32はダンパを示す。
【0013】一方、ベース本体2a側においてはシャフ
ト16、17の先端を外部に突出させ、図1に示す伝達
ギア12、13をそれぞれ固定して取付ける。伝達ギア
12と13は相噛合し、これにより、クロー4と5の回
動は連動する。また、一方のシャフト16の先端にはレ
バー部材14の一端を固定して取付けるとともに、レバ
ー部材14の他端はリンク部材15における長孔15s
に対してスライド変位自在に結合する。そして、リンク
部材15の一端は駆動部Fに接続する。駆動部Fは、例
えば、図5に示すように、モータ35と減速ギア機構3
6からなる駆動ユニットと、減速ギア機構36の出力ギ
アに噛合するギアードワイヤ37を備えてなり、ギアー
ドワイヤ37の先端に前記リンク部材15の一端を接続
する。
【0014】次に、オートロック装置1の機能について
説明する。まず、ストライカSがオートロック装置1か
ら解放されている状態、即ち、トランクリッドLが開い
ている状態を想定する。この場合、図2に示すように、
クロー4と5はスプリング6、7の付勢作用により、ス
トライカSを解放する位置にある。また、ロッキングレ
バー8は係止解除位置Poとなるため、係止部4s、5
sとロッキングレバー8との係止は解除され、さらに、
規制部材9はスプリング11により、最前進位置まで変
位する。この状態ではレバー部材は14sの位置に、リ
ンク部材は15sの位置にある(図1)。
【0015】今、この状態からトランクリッドLを閉じ
れば、ストライカSはスリット3内に進入する。そし
て、ハーフラッチ状態になると、不図示のセンサがそれ
を検出し、駆動部Fを正方向に作動させる。これによ
り、ギアードワイヤ37は後退し、リンク部材14を引
張る方向に変位させる。リンク部材14の変位によりシ
ャフト16が回動変位し、クロー4も回動変位するとと
もに、伝達ギア12、13を介して他側のクロー5を回
動変位させる。クロー4、5の回動変位によりストライ
カSは係合部4p、5pにより取込まれ、クロー4、5
がロック位置まで変位すれば、係合部4p、5pにより
ストライカSが保持されるとともに、スプリング24に
より付勢される。ロッキングレバー8は係止位置Psに
変位し、係止部4s、5sにロッキングレバー8の先端
が係止する。この状態を図3に示す。なお、この場合、
駆動部Fはリンク部材15を15pの位置まで変位さ
せ、この後、逆作動させて15sの位置まで戻す。この
際、レバー部材14は14pの位置まで変位した後、若
干戻り14qの位置で停止する。
【0016】また、ストライカSの進入時にはストライ
カSと規制部材9の切欠係合部10が係止し、規制部材
9は押し込まれる。この場合、規制部材9はストライカ
Sの移動方向に平行移動し、ストライカSは係合部4
p、5pによりスリット3の中央に安定に保持される。
しかも、ストライカSは略V形をなす切欠係合部10に
よりスリット3の長手方向に押圧されるため、ストライ
カSは左右方向及び前後方向の双方に位置規制され、ガ
タ付きが有効に防止される。
【0017】他方、この状態からトランクリッドLを開
く場合には、被動レバー8cを引張る方向に操作部Eを
作動させればよい。これにより、ロッキングレバー8は
係止解除位置Poまで強制変位せしめられ、クロー4、
5はスプリング6、7、11によりストライカ解放方向
に回動変位する。これにより、ストライカSは解放さ
れ、トランクリッドLは開く。また、レバー部材14は
14sの位置に戻される。なお、14rはハーフラッチ
状態を検出する際におけるレバー部材14の位置を示
す。
【0018】以上、実施例について詳細に説明したが、
本考案はこのような実施例に限定されるものではない。
例えば、リンク部材とレバー部材の取付態様は例示に限
らず、要は一定の相対変位が許容される結合構造であれ
ばよい。また、リンク部材とレバー部材は一体形成され
ていてもよい。その他、細部の構成、形状等において、
本考案の要旨を逸脱しない範囲で任意に変更できる。
【0019】
【考案の効果】このように、本考案に係る自動車のオー
トロック装置はベース部におけるスリットの両側に一対
のクローを設け、かつ各クローを伝達ギアを介して連動
させるとともに、一方のクローに、一体に回動するレバ
ー部材の一端を設け、レバー部材の他端と駆動部側を一
定の相対変位が許容されるリンク部材により結合してな
るため、構成の簡略化による低コスト化及び故障の低減
による信頼性向上を達成できるとともに、ダブルクロー
タイプにおける円滑なオートロック機能を発揮できると
いう顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るオートロック装置における主要部
の構成図、
【図2】同オートロック装置のロック解除時におけるベ
ースカバーを取り外した状態の正面図、
【図3】同オートロック装置のロック時におけるベース
カバーを取り外した状態の正面図、
【図4】同オートロック装置の断面平面図、
【図5】同オートロック装置を設けた自動車の一部破断
背面図、
【符号の説明】
1 オートロック装置 2 ベース部 3 ストライカ挿入用スリット 4 クロー 5 クロー 4s ロック用係止部 5s ロック用係止部 4p ストライカ保持用係合部 5p ストライカ保持用係止部 6 スプリング 7 スプリング 8 ロッキングレバー 12 伝達ギア 13 伝達ギア 14 レバー部材 15 リンク部材 16 シャフト 17 シャフト S ストライカ F 駆動部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストライカ挿入用スリットを有するベー
    ス部に、スプリングによりストライカを解放する方向に
    付勢され、かつ駆動部によりストライカを保持する方向
    に変位可能な、ロック用係止部及び前記スリットに臨む
    ストライカ保持用係合部を有する回動自在なクローを設
    けるとともに、前記係止部に対する係止位置又は係止解
    除位置に変位するロッキングレバーを設けてなる自動車
    のオートロック装置において、スリットの両側に一対の
    クローを設け、かつ各クローをギアを介して連動させる
    とともに、一方のクローに、一体に回動するレバー部材
    の一端を設け、レバー部材の他端と駆動部側を一定の相
    対変位が許容されるリンク部材により結合することを特
    徴とする自動車のオートロック装置。
  2. 【請求項2】 クローと伝達ギアは共通のシャフトに取
    付けることを特徴とする請求項1記載の自動車のオート
    ロック装置。
  3. 【請求項3】 レバー部材は前記シャフトに取付けるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の自動車のオートロ
    ック装置。
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