JP2510237Y2 - フライボックス - Google Patents
フライボックスInfo
- Publication number
- JP2510237Y2 JP2510237Y2 JP1993040675U JP4067593U JP2510237Y2 JP 2510237 Y2 JP2510237 Y2 JP 2510237Y2 JP 1993040675 U JP1993040675 U JP 1993040675U JP 4067593 U JP4067593 U JP 4067593U JP 2510237 Y2 JP2510237 Y2 JP 2510237Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- box body
- fly
- needle
- shelves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本願考案は毛針を入れて整然と整
理しておくためのフライボックスに係わる。
理しておくためのフライボックスに係わる。
【０００２】
【従来の技術】図３は魚釣りに使用する毛針の収納用箱
の斜視図であって、通常プラスチック製の箱体１’内へ
適当な仕切り板２’を設け、幾つかの区画される部屋
３’を形成し、各部屋３’．．．内へ数種の毛針４を雑
然と収納するものである。従って取り出しに際し手間が
掛かると共に、形崩れが生じたりする問題がある。
の斜視図であって、通常プラスチック製の箱体１’内へ
適当な仕切り板２’を設け、幾つかの区画される部屋
３’を形成し、各部屋３’．．．内へ数種の毛針４を雑
然と収納するものである。従って取り出しに際し手間が
掛かると共に、形崩れが生じたりする問題がある。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記の現状に
鑑み、毛針１個づつをその立姿状態に整然と収容し、且
つ出し入れも大変便ならしめんとするものである。
鑑み、毛針１個づつをその立姿状態に整然と収容し、且
つ出し入れも大変便ならしめんとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は逆Ｌ型となした
箱体の蓋板を箱体側壁面側へ開放されるようになさしめ
ると共に、該内面部に鏡を取付けるほか、箱体内は上記
逆Ｌ型蓋板の折曲片が位置する側を開放する棚段を形成
して複数の棚板をスライドさせて出し入れ自在となさし
め、且つ各棚段には軟質材からなる毛針係止材を並列状
に固設したことを特徴とする。このさい、毛針係止材を
断面三角状に形成したものは毛針の突き刺し作業が容易
となる。
箱体の蓋板を箱体側壁面側へ開放されるようになさしめ
ると共に、該内面部に鏡を取付けるほか、箱体内は上記
逆Ｌ型蓋板の折曲片が位置する側を開放する棚段を形成
して複数の棚板をスライドさせて出し入れ自在となさし
め、且つ各棚段には軟質材からなる毛針係止材を並列状
に固設したことを特徴とする。このさい、毛針係止材を
断面三角状に形成したものは毛針の突き刺し作業が容易
となる。
【０００５】逆Ｌ型となした蓋を開放すると個々の棚段
が前方へ引き出し可能となり、且つ毛針はその先端を軟
質材内へ垂直に突き刺して羽根全体を自然の状態に保持
することが出来る。
が前方へ引き出し可能となり、且つ毛針はその先端を軟
質材内へ垂直に突き刺して羽根全体を自然の状態に保持
することが出来る。
【０００６】
【実施例】図１は本考案品の蓋を開いた状態図であり、
図２はその棚段の１つを引き出した状態図である。１は
木或いは合成樹脂材等で作成した箱体で取り囲まれた前
側壁面が開放状態となされると共に、左右側壁面１ａ、
１ｂの対向する等高位置には桟２、２．．．が設けてあ
って、次述する棚板３、３．．．が係止されて摺動可能
となされる。
図２はその棚段の１つを引き出した状態図である。１は
木或いは合成樹脂材等で作成した箱体で取り囲まれた前
側壁面が開放状態となされると共に、左右側壁面１ａ、
１ｂの対向する等高位置には桟２、２．．．が設けてあ
って、次述する棚板３、３．．．が係止されて摺動可能
となされる。
【０００７】５は棚板であって、上面には発泡スチロー
ル材で作成した断面三角状となした毛針係止材６が適当
間隔に並設してある。図示例では発泡スチロール材で断
面三角状をなしたものについて図示したが、ゴム材等を
使用しても良く、又形状も他の任意形状のものを採用す
ることが出来る。
ル材で作成した断面三角状となした毛針係止材６が適当
間隔に並設してある。図示例では発泡スチロール材で断
面三角状をなしたものについて図示したが、ゴム材等を
使用しても良く、又形状も他の任意形状のものを採用す
ることが出来る。
【０００８】この際、毛針４は上記毛針係止材６．．．
に対し、毛針先端を垂直となる状態に突き刺して羽根全
体を立設した保持状態と成さしめるのであるり、毛針係
止材が断面三角状に形成されたものでは、その針先が突
き刺さり易いものとなる。
に対し、毛針先端を垂直となる状態に突き刺して羽根全
体を立設した保持状態と成さしめるのであるり、毛針係
止材が断面三角状に形成されたものでは、その針先が突
き刺さり易いものとなる。
【０００９】７は逆Ｌ型となした蓋体であって、先端の
折曲片が位置する側で箱体１の上記棚板３の引き出され
る開放側を覆蔽し、他端が箱体１の片側壁面に対し蝶番
８を使用して開閉自在となされるのであり、且つその内
面部には鏡９が取付けてある。
折曲片が位置する側で箱体１の上記棚板３の引き出され
る開放側を覆蔽し、他端が箱体１の片側壁面に対し蝶番
８を使用して開閉自在となされるのであり、且つその内
面部には鏡９が取付けてある。
【００１０】
【考案の効果】本考案は上記構成であって、各種の毛針
４を箱体１から棚板５．．．を引き出すと共に、毛針係
止材６．．．を使用して整然と止着固定することの出来
るものであり、即ち毛針４の先端を垂直方向にして係止
材６内へ突き刺すのであり、この際係止材６．．．は軟
質材のため容易に突き刺さり、且つその羽根部は上方へ
向いた状態となるため、羽根が横倒しされてその姿に悪
いくせがついたりすることのないものであり、従ってそ
の使用に際し魚に対する喰い付きが良くなる上で著効を
奏するものである。
４を箱体１から棚板５．．．を引き出すと共に、毛針係
止材６．．．を使用して整然と止着固定することの出来
るものであり、即ち毛針４の先端を垂直方向にして係止
材６内へ突き刺すのであり、この際係止材６．．．は軟
質材のため容易に突き刺さり、且つその羽根部は上方へ
向いた状態となるため、羽根が横倒しされてその姿に悪
いくせがついたりすることのないものであり、従ってそ
の使用に際し魚に対する喰い付きが良くなる上で著効を
奏するものである。
【００１１】又、ボックスの蓋の内側に鏡を取り付けて
あることから、完成後のフライや制作中のフライ（バイ
スに固定した状態）のバランスや、タイイングの状態や
状況を鏡を介し別の角度から見ることが出来、これによ
ってより完成度の高いフライが出来るものとなる。
あることから、完成後のフライや制作中のフライ（バイ
スに固定した状態）のバランスや、タイイングの状態や
状況を鏡を介し別の角度から見ることが出来、これによ
ってより完成度の高いフライが出来るものとなる。
【００１２】更に、プレートを取り外すことでフライパ
ッチの代わりに利用出来、フライを再生する際により制
作時に近く再生することが出来る。尚、収納の位置にす
ることによって、時間は掛かるが自然に乾燥出来る。
（蓋を開けたままで仮収納位置にすれば、より早く乾燥
出来る。）
ッチの代わりに利用出来、フライを再生する際により制
作時に近く再生することが出来る。尚、収納の位置にす
ることによって、時間は掛かるが自然に乾燥出来る。
（蓋を開けたままで仮収納位置にすれば、より早く乾燥
出来る。）
【図１】本考案品の蓋を開いた状態図である。
【図２】図１で棚段の１つを引き出した状態図である。
【図３】従来品の蓋を開いた状態図である。
１ 箱体 ４ 毛針 ５ 棚段 ６ 毛針係止材 ７ 蓋 ９ 鏡
Claims (2)
- 【請求項１】 逆Ｌ型となした箱体の蓋板を箱体側壁面
側へ開放されるようになさしめると共に、該内面部に鏡
を取付けるほか、箱体内は上記逆Ｌ型蓋板の折曲片が位
置する側を開放する棚段を形成して複数の棚板をスライ
ドさせて出し入れ自在となさしめ、且つ各棚段には軟質
材からなる毛針係止材を並列状に固設したことを特徴と
するフライボックス。 - 【請求項２】 毛針係止材を断面三角状に形成したこと
を特徴とする請求項１記載のフライボックス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993040675U JP2510237Y2 (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | フライボックス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993040675U JP2510237Y2 (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | フライボックス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH071768U JPH071768U (ja) | 1995-01-13 |
| JP2510237Y2 true JP2510237Y2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=12587109
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993040675U Expired - Lifetime JP2510237Y2 (ja) | 1993-06-16 | 1993-06-16 | フライボックス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2510237Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-16 JP JP1993040675U patent/JP2510237Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH071768U (ja) | 1995-01-13 |
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