JP2510162Y2 - 半導体レ―ザ装置 - Google Patents

半導体レ―ザ装置

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【考案の詳細な説明】 以下の順序に従って本考案を説明する。
A.産業上の利用分野 B.考案の概要 C.背景技術[第8図及び第10図] D.考案が解決しようとする問題点 E.問題点を解決するための手段 F.作用 G.実施例[第1図乃至第7図] a.第1の実施例[第1図、第2図」 b.第2の実施例[第3図、第4図」 c.第3の実施例[第5図、第6図」 d.アースリードの変形例[第7図] H.考案の効果 (A.産業上の利用分野) 本考案は半導体レーザ装置、特に半導体レーザ素子を
アースリードにボンディングし、半導体レーザ素子の電
極をリード保持体により保持されたリードに例えばワイ
ヤを介して接続した半導体レーザ装置に関する。
(B.考案の概要) 本考案は、上記の半導体レーザ装置において、 材料費を節減し組立工数の低減を図り生産性を高める
ことができるようにするため、 アースリードに、その一部と係合する係合部を有する
リード保持体をその係合により位置決めして固定し、半
導体レーザ素子をリード保持体の素子位置決め部により
位置決めしてアースリードに固定し、該半導体レーザ素
子の電極とリード保持体に保持されたリードを例えばワ
イヤによって接続し、アースリード又はリード保持体を
部分的に折り曲げて半導体レーザ素子をガードするよう
にしたものである。
(C.背景技術)[第8図乃至第10図] 半導体レーザ装置として第8図及び第9図に示すハー
メチックシールドタイプのものが知られている。これ
は、金属性のヘッダーaに貫設した孔にガラスbで絶縁
した状態でリードc、cを通し、ヘッダーaにモニター
用フォトダイオードdをボンディングしヘッダーa上に
設けられたヒートシンクeに半導体レーザ素子fをボン
ディングしたり(第8図の場合)、あるいはモニター用
フォトダイオードdをサブマウントとしてその一部上に
半導体レーザ素子fをボンディングしたものをヒートシ
ンクeにボンディングしたり(第9図の場合)し、リー
ドc、cと、半導体レーザ素子f及びフォトダイオード
dの電極との間をワイヤg、gにより接続し、光透過窓
がガラスhにより閉塞されたキャップiをヘッダーaに
固着してシールしたものである。
また、第10図に示すように、一対の翼部を有する金属
基板jの表面に絶縁層を介して配線膜k、kを形成した
ものを用意し、アース配線膜上に半導体レーザ素子f搭
載モニター用フォトダイオードdをボンディングし、上
記一対の翼部を折り曲げて上記半導体レーザ素子f及び
フォトダイオードdをガードする筒状部lを形成し、該
筒状部lに樹脂mを充填したものを開発し、それについ
て特願平1-30729により提案をした。
また、特願平1-30729により提案したものにおいて樹
脂での封止をしないものも開発した。というのは、半導
体レーザ素子及びモニター用フォトダイオードの信頼性
が向上し、耐湿性が良くなったので樹脂封止の必要性が
なくなったからである。
(D.考案が解決しようとする問題点) ところで、第8図、第9図に示すようなハーメチック
シールドタイプのものはリードをヘッダーに絶縁用ガラ
スを介して接着し、また光透過窓に低融点ガラスにより
ウインドガラスを接着して該光透過窓を閉塞するので、
材料費が高くなる。また、組立工数が多い。従って、半
導体レーザ装置が高価格になるという問題があった。
また、第10図に示すような半導体レーザ装置は、金属
基板の表面に絶縁層を形成し、該絶縁層の表面に配線層
を形成し、該配線層をパターニングしたものを用意しな
ければならず、材料費が高くなった。また、半導体レー
ザ素子の位置決めも面倒であり、やはり高価格であると
いう問題があった。
本考案はこのような問題点を解決すべく為されたもの
で、材料費を節減し組立工数の低減を図り生産性を高め
ることができるようにすることを目的とする。
(E.問題点を解決するための手段) 本考案半導体レーザ装置は上記問題点を解決するた
め、アースリードに、その一部と係合する係合部を有す
るリード保持体をその係合により位置決めして固定し、
半導体レーザ素子をリード保持体の素子位置決め部によ
り位置決めしてアースリードに固定し、該半導体レーザ
素子の電極とリード保持体に保持されたリードを例えば
ワイヤによって接続し、アースリード又はリード保持体
を部分的に折り曲げて半導体レーザ素子をガードするよ
うにしたことを特徴とする。
(F.作用) 本考案半導体レーザ装置によれば、アースリードとリ
ード保持体によって半導体レーザ素子を支持しガードで
きるので、材料費が安くて済む。そして、アースリード
に対するリード保持体の位置決めはアースリードの一部
とリード保持体の係合部とを係合させることにより行う
ことができ、アースリードへの半導体レーザ素子の位置
決めはリード保持体の素子位置決め部によって行うこと
ができる。従って、位置決めが簡単になり、製造工数が
少なくて済む。
従って、材料費の節減と組立工数の低減を図ることが
でき、半導体レーザ装置の低価格化を図ることができ
る。
また、アースリードとして金属からなるものを用いる
ので放熱性を高めることができる。
(G.実施例)[第1図乃至第7図] 以下、本考案半導体レーザ装置を図示実施例に従って
詳細に説明する。
(a.第1の実施例)[第1図、第2図] 第1図及び第2図は本考案半導体レーザ装置の第1の
実施例を説明するためのもので、第1図は半導体レーザ
装置の斜視図、第2図(A)乃至(C)は半導体レーザ
装置の製造方法を工程順に示す斜視図である。
図面において、1は半導体レーザ装置のアースリード
で、該アースリード1は半導体レーザ装置複数個分一体
に連結されてリードフレームを成しており、製造の最終
的段階でカットされて個々の半導体レーザ装置に分離さ
れる。1aはアースリード1aの後端部である。2a、2aはア
ースリード1の前端部にアースリード1と直角方向に延
びるように形成された一対の翼片、2b、2bはアース1の
一対の翼片2a、2aから所定間隔だけ後側に離間した位置
に形成された一対の翼片であり、該翼片2a、2aと、2b、
2bとの間が係合凹部3、3となる。
4はリード保持体で、樹脂あるいはセラミック等の絶
縁体リード5、5を前後方向に貫設してなり、両側面に
上記係合凹部3、3と係合する係合突起6、6を有し、
前面に素子位置決め切欠7を有している。
8は表面にフォトダイオードが形成されたシリコンサ
ブマウント、9は該シリコンサブマウント8の表面のフ
ォトダイオードが形成されていない領域にボンディング
された半導体レーザ素子である。該半導体レーザ素子9
を支持するシリコンサブマウント8は上記素子位置決め
切欠7により位置決めされたアースリード1の表面にボ
ンディングされている。10、10は上記フォトダイオード
の電極及び半導体レーザ素子9の電極と、リード5、5
の間を接続するワイヤである。
そして、上記翼片2a、2a及び2b、2bはその基部にて略
直角に表面側に折り曲げられ、更に基部から略リード保
持体4の厚さ分先端側に寄った位置にて直角に内側に折
り曲げられており、この折り曲げられた翼片2a・2b及び
2a・2b間の係合凹部3、3にリード保持体4の係合突起
6、6が係合せしめられることによってリード保持体4
がアースリード1に対して位置決めされている。そし
て、折り曲げられた翼片2a、2a及び2b、2bによってリー
ド保持体1aがアースリード1に固定され、更に折り曲げ
られた翼片2a、2aがアースリード1の本体部分とで形成
する筒状部分によって半導体レーザ素子9、シリコンサ
ブマウント9及びワイヤ10、10がボンディングされた部
分をガードしている。
この半導体レーザ装置は第2図(A)乃至(C)に示
す順序で製造される。
先ず、アースリード1を多数の半導体レーザ装置分一
体したリードフレームを用意する。同図(A)は該リー
ドフレームを半導体レーザ装置1個分だけ示している。
この段階では翼片2a、2a、2b、2bは折り曲げられていな
い。
次に、同図(B)に示すように翼片2a、2a、2b、2bを
稍折り曲げる。この折り曲げは各翼片2a・2b間の係合凹
部3にリード保持体4の係合突起6が嵌ってリード保持
体4が位置決めされ得るようにするたであり、リード保
持体4をアースリード1上へ位置させることを妨げない
限度で折り曲げる必要がある。そして、その状態のアー
スリード1にリード保持体4を臨ませる。同図(B)は
リード保持体4をアースリード1に臨ませた状態を示し
ている。
そして、同図(C)に示すように、リード保持体4を
アースリード1上に位置決めした後、翼片2b、2bを完全
に折り曲げてリード保持体4をアースリード1に固定す
る。そして、半導体レーザ素子9を支持したシリコンサ
ブマウンド8をアースリード1表面の素子位置決め切欠
7内に位置する部分に臨ませる。同図(C)はシリコン
サブマウント8を該部分に臨ませた状態を示す。
その後、シリコンサブマウント8をボンディングし、
次いでワイヤボンディングし、翼片2a、2aを完全に折り
曲げてリード保持体4をアースリード1に完全に固定す
る。この翼片2a、2aとアースリード1の本体部分とで筒
状体が構成され、この筒状体によって半導体レーザ素子
9、サブマウント8を完全にガードすることができる。
そして、翼片2a、2aの折り曲げ後、リードフレームを
カットして半導体レーザ装置をリードフレームから分離
する。
本半導体レーザ装置を例えばコンパクトディスクプレ
イヤー、レーザディスクプレイヤー等の装置に光源とし
て用いる場合には、本半導体レーザ装置の半導体レーザ
素子9を、コンパクトディスクプレイヤー等の装置にお
ける所定位置に正確に配置しなければならないのが普通
であるが、本半導体レーザ装置においては翼片2a、2aの
折り曲げにより形成された筒状部の例えば先端面、両側
面、上下の面をコンパクトディスクプレイヤー等の装置
への取り付けにあたっての位置決め基準とすることがで
きる。というのは、アースリード1及びリード保持体4
の寸法精度を高くし、翼片2a、2aの折り曲げを精確に行
えば、上記筒状部の先端面、両側面、上下両面に対して
のサブマウント8及び半導体レーザ素子9の位置関係が
精確に所定の関係になるようにすることができるからで
ある。
このような半導体レーザ装置によれば、金属基板の表
面に絶縁層を介して配線膜を形成した高価なものは不要
であり、打抜きあるいはエッチングにより形成したアー
スリード1となるリードフレームと、樹脂あるいはセラ
ミック等の絶縁体によってリードを保持したリード保持
体4をもってそれに代えることができる。従って、材料
費を節減することができる。
そして、リード保持体4のアースリード1への位置決
めは、翼片2a、2a、2b、2bを稍折り曲げることにより形
成された係合凹部3、3にリード保持体4の係合突起
6、6を嵌合することによって簡単に行うことができ、
また、リード保持体4の取り付けも翼片2a、2a、2b、2b
の折り曲げによって簡単に行うことができる。また、ア
ースリード1に対するサブマウント9の位置決めもリー
ド保持体4の素子位置決め切欠7によって位置決めによ
って行うことができる。従って、製造工数が少なくて済
む。
しかして、低価格の半導体レーザ装置を提供すること
ができる。
そして、例えば銅等熱伝導性のよい金属からなるアー
スリード1に半導体レーザ素子9搭載サブマウント9を
直接ボンディングし、しかもアースリード1のサブマウ
ント9のボンディング部分は幅広に形成され更に該ボン
ディング部分の近傍に長く形成された翼片2a、2a、2b、
2bがあるので、放熱性が良い。
また、翼片2a、2aの折り曲げによって半導体レーザ素
子9、サブマウント8及びワイヤ10、10接続部分をガー
ドすることができる。
尚、樹脂による封止は、半導体レーザ素子、シリコン
サブマウントの信頼度が高く、耐湿性が高くなっている
ので必要性がない。
(b.第2の実施例)[第3図、第4図] 第3図(A)、(B)は本考案半導体レーザ装置の第
2の実施例の互いに異なる角度から視た斜視図であり、
第4図(A)、(B)はその半導体レーザ装置の製造方
法を工程順に示す斜視図である。
半導体レーザ装置の製造に用いるアースリード1は、
サブマウント8のボンディングされる部分が幅広にされ
て放熱効果を得るようにされているが、第1の実施例と
は異なり翼片2a、2a、2b、2bはない。第2の実施例のア
ースリード1が有しているのは幅広部分に設けられた位
置決め用長孔11である。
それに対して、リード保持体4の方には側面に係合突
起6、6がなく、その代りに上記長孔11に嵌合される係
合突起12を底面に有している。そして、その係合突起12
を位置決め用長孔11に嵌合することによってアースリー
ド1に対してリード保持体4が位置決めされるようにな
っている。
該リード保持体4は樹脂からなり、一方の側面の上端
部に薄い板状の蓋13が一体に形成され、リード保持体4
と蓋13との間は例えば薄肉にすること等によってヒンジ
とされ、そこを中心として蓋13を曲折してリード保持体
4の上面に重なることができるようになっている。14は
リード保持体4の上面に形成された位置決め穴、15は上
記蓋13のリード保持体4に重なる方の面に形成された位
置決め突起であり、蓋13を上記ヒンジを中心に折り曲げ
たとき位置決め穴14に嵌合して蓋13をリード保持体4に
対して位置決めできるようになっている。
16は蓋13の前端に上方に向けて突出形成された壁片
で、蓋13を上記ヒンジを中心に折り曲げてリード保持体
4に重ねたとき該壁片16によってリード保持体4の前方
を覆うようになっている。17は該壁片16に形成された光
透過孔であり、半導体レーザ素子9からのレーザビーム
は該孔17を通って外部に出射されるようになっている。
本半導体レーザ装置を組み立てる場合は、第4図
(A)に示すように、リード保持体4の係合突起12をア
ースリード1の位置決め用長孔11に臨ませる。そして、
係合突起12を位置決め用長孔11に嵌合させることにより
リード保持体4をアースリード1に位置決めして固定す
る。
次に、同図(B)に示すようにリード保持体7の素子
位置決め切欠7に半導体レーザ素子9支持シリコンサブ
マウント8を臨ませる。
そして、アースリード1表面の素子位置決め切欠内の
領域にサブマウント8をボンディングし、更にワイヤボ
ンディングする。その後、蓋13を折り曲げ位置決め突起
15をリード保持体4の上面の位置決め穴に嵌合させる。
すると、蓋13及び壁片16によって半導体レーザ素子9、
サブマウント8及びワイヤ10、10がガードされ、光透過
孔17が半導体レーザ素子9の前方に位置した状態にな
る。その後、リードフレームをカットして半導体レーザ
装置を分離すると、第3図(A)、(B)に示すような
半導体レーザ装置ができる。
本半導体レーザ装置の製造において、アースリード1
へのリード保持体4の取り付けは、単に位置決め突起15
を位置決め穴14に嵌合させるだけで行うことができ、リ
ードの折り曲げが不要である。そして、リード保持体4
の取り付け、ダイボンディング、ワイヤボンディング
後、単に蓋13を折り曲げるだけで半導体レーザ素子9等
のガードができ、第1の実施例の場合よりも組立が簡単
である。
尚、蓋13の壁片16は必ずしも形成する必要はない。
(c.第3の実施例)「第5図、第6図] 第5図及び第6図は本考案半導体レーザ装置の第3の
実施例を説明するためのもので、第5図は用いるアース
リードの斜視図、第6図(A)、(B)は用いるリード
保持体を示し、同図(A)は斜視図、同図(B)は正面
図である。
本半導体レーザ装置においてはアースリード1の幅広
部分を断面U字状に形成し、幅広部分の前後方向におけ
る中央部の両側面に係合切欠18、18を形成する。
一方、リード保持体4の方には、該係合切欠18、18に
嵌合する係合片19、19を底面に形成する。そして、該係
合片19、19をアースリード1の係合切欠18、18に嵌合さ
せることによりリード保持体4のアースリード1への位
置決めを行うことができる。
尚、係合片19、19の先端にはリード保持体4底面に係
合する係合爪が形成され、その係合によりリード保持体
4のアースリード1からの離脱を阻むことができるよう
になっている。それ以外の点では、蓋13が切断U字状に
なっていること、壁片がないこと(あっても良い)を除
けば第2の実施例の場合とほとんど異ならない。
(d.アースリードの変形例)[第7図] 尚、半導体レーザ装置が組み込まれる例えばコンパク
トディスクプレイヤー等の装置においてレーザビームの
位置精度が特に高いことが要求される場合には、第7図
に示すようにアースリード1の前端面に位置決め用の突
片1bが設け、これを位置決め基準にして正確な位置決め
がし易くなるようにすると良い。例えば、該突片1bを、
コンパクトディスクプレイヤー等の装置側の受け部に差
し込むと自ずと正確な位置決めが為されるようにするの
である。
このように、本考案は種々の態様で実施することがで
き、色々なバリエーションが考えられ得る。
(H.考案の効果) 以上に述べたように、本考案半導体レーザ装置は、ア
ースリードと、該アースリードの一部と係合する係合部
及び半導体レーザ素子を位置決めする素子位置決め部を
有し、リードが貫設された絶縁体からなり上記アースリ
ードの上記一部との係合部にての係合により位置決めさ
れて上記アースリードに固定されたリード保持体と、上
記素子位置決め部により位置決めされてアースリードに
ボンディングされ電極が上記リードと接続された半導体
レーザ素子と、からなり、上記半導体レーザ素子がアー
スリード又はリード保持体の折曲げ部によってガードさ
れたことを特徴とするものである。
従って、本考案半導体レーザ装置によれば、アースリ
ードとリード保持体によって半導体レーザ素子を支持し
ガードできるので、材料費が安くて済む。そして、アー
スリードに対するリード保持体の位置決めはアースリー
ドの一部とリード保持体の係合部とを係合させることに
より行うことができ、アースリードへの半導体レーザ素
子の位置決めはリード保持体の素子位置決め部によって
行うことができる。従って、位置決めが簡単になり、製
造工数が少なくて済む。
従って、材料費の節減と組立工数の低減を図ることが
でき、半導体レーザ装置の低価格化を図ることができ
る。
また、アースリードとして金属からなるものを用いる
ので放熱性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案半導体レーザ装置の第1の実施例を示す
斜視図、第2図(A)乃至(C)は第1図に示した半導
体レーザ装置の製造方法を工程順に示す斜視図、第3図
(A)、(B)は本考案半導体レーザ装置の第2の実施
例を互いに異なる角度から視た斜視図、第4図(A)、
(B)は第3図に示した半導体レーザ装置の製造方法を
工程順に示す斜視図、第5図及び第6図(A)、(B)
は本考案半導体レーザ装置の第3の実施例を説明するた
めのもので、第5図はアースリードの斜視図、第6図
(A)はリード保持体の斜視図、同図(B)はリード保
持体の正面図、第7図はアースリードの変形例の斜視
図、第8図乃至第10図は各別の従来例を示す斜視図であ
る。 符号の説明 1……アースリード、2a……折り曲げ部、3……アース
リードの一部、4……リード保持体、5……リード、6
……係合部、7……素子位置決め部、9……半導体レー
ザ素子、11……アースリードの一部、12……係合部、13
……折り曲げ部、18……アースリードの一部、19……係
合部。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アースリードと、 上記アースリードの一部と係合する係合部及び半導体レ
    ーザ素子を位置決めする素子位置決め部を有し、リード
    が貫設された絶縁体からなり、上記アースリードの上記
    一部との係合部にての係合により位置決めされて上記ア
    ースリードに固定されたリード保持体と、 上記素子位置決め部により位置決めされてアースリード
    にボンディングされ、電極が上記リードと接続された半
    導体レーザ素子と、 からなり、 上記半導体レーザ素子がアースリード又はリード保持体
    の折曲げ部によってガードされた ことを特徴とする半導体レーザ装置
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