JP2509235B2 - 物体探知用標識体 - Google Patents

物体探知用標識体

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JP2509235B2
JP2509235B2 JP62193293A JP19329387A JP2509235B2 JP 2509235 B2 JP2509235 B2 JP 2509235B2 JP 62193293 A JP62193293 A JP 62193293A JP 19329387 A JP19329387 A JP 19329387A JP 2509235 B2 JP2509235 B2 JP 2509235B2
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marker
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coil
ground
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仁一郎 中村
米数 山田
久一 大井
温敏 宮崎
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MEISEI DENKI KK
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
MEISEI DENKI KK
Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、地中に埋設された被探知物の近傍に予め標
識体を付設しておき、後日、地上から上記標識体を探知
することにより上記被探知物の存在個所を探知するよう
にした物体探知装置に係り、特に上記標識体の構造に関
するものである。
(従来の技術) 地中埋設物の近傍にLC共振回路で構成された標識体
(以下、マーカーという。)を予め埋設しておき、後
日、地上から上記LC共振回路の共振周波数成分を有する
探知用信号を送出してこのLC共振回路の応動(探知用信
号の吸収又は共振信号の放出等)を検知し、上記地中埋
設物の埋設位置を探知するシステムが公知である。
かかるシステムに使用されるマーカーは、例えば地下
水の溢水、地上からの振動等、悪環境下の地中に長期間
にわたって放置され、その間継続して電気的特性を維持
する必要があることから、一般にLC共振回路をケース内
に密封して構成される。
ケースにLC共振回路を密封した構造のマーカーとし
て、例えば米国特許第4334227号で開示されているマー
カーが知られている。
この従来のマーカーは、円形の枠体にLC共振回路のコ
イルを巻き、この枠体の外周に円形の帯体を嵌め込み、
枠体の周縁と帯体の周縁とを加圧及び加熱により熱融着
させてLC共振回路の密封を行うようにしたものである
(枠体と帯体とでケースが構成されている)。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来のマーカーによると、LC共振回路等、探知信
号の応動手段をケースに入れる必要があり、構造が複雑
で大型となるばかりでなく、ケースの密閉処理に多大な
工数と設備を必要とし、コスト高となる。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、地中に埋設された被探知物の近傍に埋設さ
れ、地上から送出した探知信号に応動して上記被探知物
の存在場所を知らせるようにした標識体において、線材
を1〜数ターン巻回して軸心部が中空状態でループ状に
保持されるコイルを有する共振回路によって構成された
探知信号応動手段が、2枚のフィルムもしくはシート間
に封止されており、全体が薄い平板状に構成されている
ことを特徴とする。
(作用) 探知信号の応動手段を2枚のフィルムもしくはシート
間に封止したものであるから、極めて薄形で軽量なマー
カーとなすことができる。また、曲げ変形が可能である
と管体等の外表面に沿って曲げて接着剤等で簡単に取付
けることができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
本発明の実施例に係るマーカーは、第3図に示すよう
に、コイル1、水晶振動子2及びコンデンサ3の並列共
振回路で探知信号の応動手段が構成されており、水晶振
動子2は探知信号が印加されることによるエネルギーの
蓄積量が多いためコイル1(このコイル1はループコイ
ルで構成される)の巻回数が数ターン(実施例では2タ
ーン)でよく、このことが本発明の実施を可能とする要
因となっている。
第1図は本発明の実施例の平面図、第2図は第1図に
おけるII-II線拡大断面図である。なお、第1図は部分
的に切欠き、第2図は中間部分を省略してそれぞれ描い
てある。
第1図及び第2図に示すように、探知信号応動手段を
構成するコイル1、水晶振動子2及びコンデンサ3は互
いに並列に接続されて2枚のフィルム4,5の間に挟まれ
て封止されている。
2枚のフィルム4,5には、熱融着もしくは接着剤によ
る接合が可能なプラスチックフィルムが使用され、その
うち少なくとも一方、例えば第2図に示す下側のフィル
ム4には、弾力があって比較的腰の強いプラスチックフ
ィルムが使用され、このマーカーの形状がカード状に維
持される。また、他方のフィルムには、探知信号応動手
段を熱融着もしくは接着剤で接着する際に、コイル1、
水晶振動子2及びコンデンサ3の外形形状に追従して変
形し得るように伸縮性のあるプラスチックフィルムが使
用される。また、探知信号応動手段の共振周波数が互い
に異なる複数種類のマーカーを準備すれば、被探知物の
存在場所ばかりか、被探知物の識別をも可能となるが、
このようなシステムでは、種類の異なったマーカー相互
で、フィルム4,5(いずれも一方でよい)の色を異なら
せば、マーカーの種類が容易に判別できる。
〔他の実施態様〕
探知信号応動手段を、例えばポリエチレンの袋に入
れ、この袋から空気を抜き、その入り口を封止すること
によりマーカーを構成することもできる。この場合にお
いて、袋自体に形状を保持するための弾力性がない場合
には、コイル1を比較的太くて硬い線材で構成すれば、
当該コイル1によって形状が例えばカード状に保持でき
る(この実施態様では袋の中を真空にすることによって
探知信号応動手段が袋の材料である、例えばポリエチレ
ンフィルムに挟まれて封止される。従って、この重なり
合うポリエチレンフィルムが特許請求の範囲にいう2枚
のフィルムに相当する。この場合、2枚のフィルムの所
々を熱融着しておくとよい。)。
また、この発明ではフィルムの代わりにシートを使用
することもできる。シートとしては、熱融着又は接着剤
により接合が可能で曲げ変形可能なものが使用できる。
発泡体からなるシートであれば衝撃力を緩和できるので
好ましい。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明によれば、 a)ケースを必要としないため、製造し易く、かつコス
トが安価である。
b)カード形状に構成できるので、極めて軽量かつ薄形
であり、使用上極めて簡単なマーカーが提供できる。
c)例えば、両面接着テープ等により被探知物に容易に
固定できる(従来のマーカーは別個に取付具を必要と
し、また例えば埋設物を探知する場合において、上記取
付具を用いないで地中に埋設すると、土質変動等によっ
て移動してしまう場合がある)。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明物体探知用標識体の実施例を示し、第1図
は部分的に切欠いた平面図、第2図は中間部分を省略し
た第1図におけるII-II線拡大断面図、第3図は共振回
路である。 1……コイル、2……水晶振動子 3……コンデンサ、4,5……フィルム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 温敏 東京都文京区小石川2丁目5番7号 明 星電気株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−36893(JP,A) 特開 昭63−66484(JP,A) 米国特許4334227(US,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地中に埋設された被探知物の近傍に埋設さ
    れ、地上から送出した探知信号に応動して上記被探知物
    の存在場所を知らせるようにした標識体において、 線材を1〜数ターン巻回して軸心部が中空状態でループ
    状に保持されるコイルを有する共振回路によって構成さ
    れた探知信号応動手段が、2枚のフィルムもしくはシー
    ト間に封止されており、全体が薄い平板状に構成されて
    いることを特徴とする物体探知用標識体。
  2. 【請求項2】前記共振回路が水晶振動子をさらに有する
    特許請求の範囲第1項に記載の物体探知用標識体。
JP62193293A 1987-07-31 1987-07-31 物体探知用標識体 Expired - Lifetime JP2509235B2 (ja)

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