JP2509171Y2 - コアキシャルスピ―カ - Google Patents
コアキシャルスピ―カInfo
- Publication number
- JP2509171Y2 JP2509171Y2 JP1989133384U JP13338489U JP2509171Y2 JP 2509171 Y2 JP2509171 Y2 JP 2509171Y2 JP 1989133384 U JP1989133384 U JP 1989133384U JP 13338489 U JP13338489 U JP 13338489U JP 2509171 Y2 JP2509171 Y2 JP 2509171Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、トゥイータの入力導線を、スピーカ前面パ
ンチングメタルネットを利用して接続した、コアキシャ
ルスピーカに関するものである。
ンチングメタルネットを利用して接続した、コアキシャ
ルスピーカに関するものである。
〈従来の技術〉 従来この種のコアキシャルスピーカにおいては、第2
図に示すように、ウーファ(1)の前面に位置せしめて
取り付けたトゥイータ(2)のボイスコイルに電気入力
を導入する導線(52c,52b)は、錦糸線でウーファ
(1)のコーン紙(13)の中腹部にカシメて設けたハト
メ接点(16c,16d)を介して接続していた。
図に示すように、ウーファ(1)の前面に位置せしめて
取り付けたトゥイータ(2)のボイスコイルに電気入力
を導入する導線(52c,52b)は、錦糸線でウーファ
(1)のコーン紙(13)の中腹部にカシメて設けたハト
メ接点(16c,16d)を介して接続していた。
〈考案が解決しようとする課題〉 従って、従来のこの種のコアキシャルスピーカでは、
ウーファ(1)のコーン紙(13)が振動すると、錦糸線
(52c,52b)が、大きな振幅で加振されて、たわんで振
動する。そして、錦糸線(52c,52b)の振幅が大きくな
ると、トゥイータ(2)のフレーム(22)とウーファ
(1)のコーン紙(13)との距離が小さいので、ウーフ
ァ(1)のコーン紙(13)の表面や、パンチングネット
(40)の裏面に接触して、甚だしいときは、打撃音を発
生したり、さらには、擦り切れて切断してしまう恐れが
あるという問題があった。
ウーファ(1)のコーン紙(13)が振動すると、錦糸線
(52c,52b)が、大きな振幅で加振されて、たわんで振
動する。そして、錦糸線(52c,52b)の振幅が大きくな
ると、トゥイータ(2)のフレーム(22)とウーファ
(1)のコーン紙(13)との距離が小さいので、ウーフ
ァ(1)のコーン紙(13)の表面や、パンチングネット
(40)の裏面に接触して、甚だしいときは、打撃音を発
生したり、さらには、擦り切れて切断してしまう恐れが
あるという問題があった。
そこで、本考案はかかる従来の課題を解決するため
に、パンチングメタルネット(4)を絶縁物を介して2
分割して、その片辺にトゥイータ(2)の入力導線を接
続して、周辺部でウーファ(1)のボイスコイル端子
(17a,17b)に接続して、錦糸線を堅い導線(52a,52b)
に変えたコアキシャルスピーカを提供することを目的と
する。
に、パンチングメタルネット(4)を絶縁物を介して2
分割して、その片辺にトゥイータ(2)の入力導線を接
続して、周辺部でウーファ(1)のボイスコイル端子
(17a,17b)に接続して、錦糸線を堅い導線(52a,52b)
に変えたコアキシャルスピーカを提供することを目的と
する。
〈課題を解決するための手段〉 該目的を達成するための本考案の構成を、実施例に対
応する第1図を用いて説明すると、本考案は、前面パン
チングメタルネット(4)を2部分(41a,41b)に絶縁
物(45)を介して分割して、それぞれの片(41a,41b)
に、トゥイータ(2)の入力導線(52a,52b)を接続し
た構造としたコアキシャルスピーカである。
応する第1図を用いて説明すると、本考案は、前面パン
チングメタルネット(4)を2部分(41a,41b)に絶縁
物(45)を介して分割して、それぞれの片(41a,41b)
に、トゥイータ(2)の入力導線(52a,52b)を接続し
た構造としたコアキシャルスピーカである。
〈作用〉 本考案は、このような構造としたものであるから、ト
ゥイータ(2)の入力導線(52a,52b)は、振動するウ
ーファ(1)のコーン紙(13)から離隔した位置に配設
できるとともに、堅い導線(52a,52b)を使用すること
ができるのである。
ゥイータ(2)の入力導線(52a,52b)は、振動するウ
ーファ(1)のコーン紙(13)から離隔した位置に配設
できるとともに、堅い導線(52a,52b)を使用すること
ができるのである。
〈実施例〉 以下本考案の実施例について図面に基づいて説明す
る。
る。
図中第1図は、本考案の1実施例を示す図で、該実施
例は、(1)はウーファで、(11)は磁気回路、(12)
はフレーム、(13)はコーン紙、(14)は中心磁極、
(15a,15b)は錦糸線で、コーン紙(13)上にカシメた
ハトメ(16a,16b)とボイスコイル端子(17a,17b)の間
に少し弛ませて張設してある。
例は、(1)はウーファで、(11)は磁気回路、(12)
はフレーム、(13)はコーン紙、(14)は中心磁極、
(15a,15b)は錦糸線で、コーン紙(13)上にカシメた
ハトメ(16a,16b)とボイスコイル端子(17a,17b)の間
に少し弛ませて張設してある。
(2)はトゥイータ、(27a,27b)はボイスコイル入
力端子、(21)は磁気回路、(22)はフレームである。
(3)は支柱で、トゥイータ(2)をウーファ(1)の
中心磁極(14)に取り付けて、ウーファ(1)のコーン
紙(13)の前面に位置して固定している。
力端子、(21)は磁気回路、(22)はフレームである。
(3)は支柱で、トゥイータ(2)をウーファ(1)の
中心磁極(14)に取り付けて、ウーファ(1)のコーン
紙(13)の前面に位置して固定している。
(4)は前面の導電性金属よりなるパンチングメタル
ネットで、絶縁物(45)で2部分(41a,41b)に分割し
て、周辺部(43a,43b)はフレーム(12)と絶縁物(4
6)を介して取り付けてある。トゥイータ(2)の入力
端子(27a,27b)は、導線(52a,52b)を介して、パンチ
ングメタルネット(4)の1片辺に、塗装を剥がしてハ
ンダ付け接続(48a,48b)してある。周辺部(43a,43b)
において、別の導線(51a,51b)をハンダ付け接続(53
a,53b)して、他端をウーファ(1)の入力端子(17a,1
7b)に接続してある。
ネットで、絶縁物(45)で2部分(41a,41b)に分割し
て、周辺部(43a,43b)はフレーム(12)と絶縁物(4
6)を介して取り付けてある。トゥイータ(2)の入力
端子(27a,27b)は、導線(52a,52b)を介して、パンチ
ングメタルネット(4)の1片辺に、塗装を剥がしてハ
ンダ付け接続(48a,48b)してある。周辺部(43a,43b)
において、別の導線(51a,51b)をハンダ付け接続(53
a,53b)して、他端をウーファ(1)の入力端子(17a,1
7b)に接続してある。
ディバイデイング回路等は必要に応じてフレーム(1
2)の内部周辺等に収納して接続してある。
2)の内部周辺等に収納して接続してある。
以上本考案の代表的と思われる実施例について説明し
たが、本考案は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定
されるものではなく、本考案にいう構成要件を備え、か
つ本考案にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する
範囲内において適宜改変して実施することができるもの
である。
たが、本考案は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定
されるものではなく、本考案にいう構成要件を備え、か
つ本考案にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する
範囲内において適宜改変して実施することができるもの
である。
〈考案の効果〉 以上の説明から既に明らかなように本考案は、前面パ
ンチングメタルネットを2部分に絶縁物を介して分割し
て、それぞれの片に、トゥイータの入力導線を接続した
構造であるから、トゥイータの入力導線は、振動するウ
ーファのコーン紙から離隔した位置に配設できるととも
に、堅い導線を使用することができ、導線がたわまず、
接触したり、摩擦して断線したりする恐れがない。
ンチングメタルネットを2部分に絶縁物を介して分割し
て、それぞれの片に、トゥイータの入力導線を接続した
構造であるから、トゥイータの入力導線は、振動するウ
ーファのコーン紙から離隔した位置に配設できるととも
に、堅い導線を使用することができ、導線がたわまず、
接触したり、摩擦して断線したりする恐れがない。
更にまた、トゥイータの入力回路の抵抗を小さく保つ
ことができるとともに、全体をコンパクトにできるとい
う実用上の顕著な効果を期待することができるに至った
のである。
ことができるとともに、全体をコンパクトにできるとい
う実用上の顕著な効果を期待することができるに至った
のである。
第1図は本考案の実施例の断面図、第2図は従来例の断
面図である。 (1)はウーファ、(2)はトゥイータ、(4)はパン
チングメタルネット、(11)は磁気回路、(12)はフレ
ーム、(14)は中心磁極、(17a)、(17b)は(ウーフ
アの)入力端子、(27a)、(27b)はトゥイータの入力
端子、(41a)、(41b)はパンチングメタルネットの2
部分、(43a)、(43b)はパンチングメタルネットの周
辺部、(45)は絶縁物、(51a)、(51b)はウーファの
入力導線、(52a)、(52b)はトゥイータの入力導線で
ある。
面図である。 (1)はウーファ、(2)はトゥイータ、(4)はパン
チングメタルネット、(11)は磁気回路、(12)はフレ
ーム、(14)は中心磁極、(17a)、(17b)は(ウーフ
アの)入力端子、(27a)、(27b)はトゥイータの入力
端子、(41a)、(41b)はパンチングメタルネットの2
部分、(43a)、(43b)はパンチングメタルネットの周
辺部、(45)は絶縁物、(51a)、(51b)はウーファの
入力導線、(52a)、(52b)はトゥイータの入力導線で
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】ウーファ(1)の磁気回路(11)の中心磁
極(14)にトウイータ(2)を取り付け、上記ウーファ
(1)のフレーム(12)の前面にパンチングネットを取
り付けた構造において、上記パンチングネットを導電性
金属よりなるパンチングメタルネット(4)で構成し、
当該パンチングメタルネット(4)を絶縁物(45)によ
って2部分(41a)、(41b)に分割するとともに、当該
2部分(41a)、(41b)の周辺部(43a)、(43b)を絶
縁物(45)を介して上記フレーム(12)に取り付け、上
記トウイータ(2)の入力端子(27a)、(27b)を入力
導線(52a)、(52b)を介して上記パンチングメタルネ
ット(4)の2部分(41a)、(41b)にそれぞれ電気的
に接続するとともに、上記ウーファ(1)の人力端子
(17a)、(17b)を入力導線(51a)、(51b)を介して
上記パンチングメタルネット(4)の2部分(41a)、
(41b)にそれぞれ電気的に接続したコアキシャルスピ
ーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989133384U JP2509171Y2 (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | コアキシャルスピ―カ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989133384U JP2509171Y2 (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | コアキシャルスピ―カ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0373098U JPH0373098U (ja) | 1991-07-23 |
JP2509171Y2 true JP2509171Y2 (ja) | 1996-08-28 |
Family
ID=31680792
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989133384U Expired - Lifetime JP2509171Y2 (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | コアキシャルスピ―カ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2509171Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5826284U (ja) * | 1981-08-13 | 1983-02-19 | 松下電器産業株式会社 | 複合形スピ−カ |
JPH01119299U (ja) * | 1988-02-08 | 1989-08-11 |
-
1989
- 1989-11-16 JP JP1989133384U patent/JP2509171Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0373098U (ja) | 1991-07-23 |
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