JP2509093Y2 - 路面表示塗布装置 - Google Patents

路面表示塗布装置

Info

Publication number
JP2509093Y2
JP2509093Y2 JP1198690U JP1198690U JP2509093Y2 JP 2509093 Y2 JP2509093 Y2 JP 2509093Y2 JP 1198690 U JP1198690 U JP 1198690U JP 1198690 U JP1198690 U JP 1198690U JP 2509093 Y2 JP2509093 Y2 JP 2509093Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
plate
closing plate
paint tank
fulcrum shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1198690U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03103310U (ja
Inventor
スミス ノーマン
Original Assignee
信号器材株式会社
プリズモ リミテッド
日本ライナー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 信号器材株式会社, プリズモ リミテッド, 日本ライナー株式会社 filed Critical 信号器材株式会社
Priority to JP1198690U priority Critical patent/JP2509093Y2/ja
Publication of JPH03103310U publication Critical patent/JPH03103310U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2509093Y2 publication Critical patent/JP2509093Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Repair (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、溶融した塗料を機械的に一定幅で路面上に
塗布しつつ、同時にその塗布面上に、ある間隔で横方向
に向く突起物を形成可能とする路面表示塗布装置に関す
るものである。
(従来の技術) 路面に交通規制等を表示するラインや文字等の塗装を
行う従来公知の路面表示塗布装置としては、塗布層の厚
みと幅を一定に管理しながら連続塗布を行ない、同時に
ガラスビーズをその上に散布するものがある。
一般に路面表示に関する問題点は、雨天時における夜
間の視認性が極めて劣る点であって、上記ガラスビーズ
使用の場合も、雨水の滞留によって反射性を低下させ
た。そこで、粒径の大なるものとか、高屈折率を持つガ
ラスビーズの使用が試みられたが、充分満足するには至
っていないのが実情であった。
(考案の目的) 本考案の目的は、路面に塗布した表示の上に一定間隔
で横方向に突起物を形成すると、その突起物の反射性は
雨天時における良好な水はけによって雨水の滞留による
反射性の低下が防止でき、夜間の視認性を抜群に良くで
きることに鑑み、このような塗装を可能とする路面表示
塗布装置を提供することにある。
(考案の構成) 本考案になる路面表示塗布装置は、上面及び後面を開
口し、下部に底板を設けた塵取り状をなす塗料タンク
と、その塗料タンクに回動自在に枢着された開閉板支点
軸に一体に止着され、該開閉板支点軸の回動に伴いその
左右両側端面を該塗料タンクの両側内壁面と摺接しつつ
回動可能で、且つその下端縁に台形形状の切欠部を形成
した開閉板と、その開閉板に数個の押えボルトナットに
て圧縮スプリングを介し接合保持され、且つ上下方向に
移動可能としたセキ板とを有し、該セキ板の上下方向の
移動によって上記開閉板に形成した切欠部の開閉がなす
ようにしたものである。
(実施例) 第1図と第2図に示した実施例において、1は、上面
及び後面を開口し塵取り状をなす塗料タンクであって、
両側壁の下部には、塗布層の幅を決めるエッジ状爪板2
3,23が設けられ、且つ、底板4がボルト5,5で取付けら
れている。
塗料タンク1の後面側の両側壁には、開閉板支点軸10
が回動自在に枢着され、その開閉板支点軸10に一体に止
着した開閉板2が該開閉板支点軸10の回動に伴いその左
右両側端面を塗料タンク1の両側内壁面と摺接しつつ回
動できるようになっている。開閉板2は、第3図の如
く、4個の縦長穴25,25…が穿設され、下端縁には2個
の矩形状をなす切欠部24,24が形成され、開閉板2の片
面中央にはジョイント受け18が固着され、上部にはレバ
ー受け駒20を設けている。上記のジョイント受け18に
は、第1図および第2図に示すように、ピン17を介して
連結バー16を連結し、その連結バー16はピン15を介して
開閉板レバー12と連結し、その開閉板レバー12は、塗料
タンク1の両側壁間に渡した開閉板レバー支点軸11によ
って回動自在である。
符号3で示したセキ板は、前記開閉板2の幅より狭い
ものであり(第2図参照)、第3図に示すように、上記
開閉板2の縦長孔25,25…と適合する4個の穴50を有
し、各穴50と開閉板2の縦長穴25に押えボルト6を通
し、更にワッシャー9、圧縮スプリング8を介してナッ
ト7で締めることで、開閉板2に摺動可能に接合保持さ
れている。セキ板開閉レバー19が、開閉板2のレバー受
け駒29に差したピン21を支点とし回動自在に取付けら
れ、セキ板開閉レバー19の端部でピン22を介してセキ板
3と連結されている。
前記塗料タンク1の内側に配設された開閉板2の切欠
部24がセキ板3により閉じられた第1図の状態で、セキ
板3は底板4の先端に圧接して塗料タンク1内にある塗
料の流出を完全にストップさせている。
塗料タンク1の前部には、首受26の端部が挿入され、
カラー27を介し割りピン29で抜けないように取付けた首
受けブラケット28が設けられている。
第5図には、セキ板3の上下動操作を一定間隔で自動
的に行う例を示している。同図において、駆動車輪30を
固定している軸31に取付けたスプロケット32aに巻掛け
たチェン33を介し、別の軸34に固定したスプロケット32
bに回転を伝達させる。軸34からはフレキシブルシャフ
ト35を介して、ギア36を固定しているギア軸37に回転を
伝達させる。このギア36は、クラッチレバー43の操作で
支点軸44を支点として揺動可能な部材の前部に取付けら
れる。該部材はスプリングフック50に取付けた引張りス
プリング49によって常時はギア36とギア38とを噛合させ
るようにしている。ギア38の軸39には突起爪41を形成し
たカム板40を取付けている。この突起爪41と係脱自在な
間欠バー42がピン45を介してセキ板3に取付く。この間
欠バー42に固定したスプリングフック46と前記開閉板2
に固定した間欠バー受け47との間に介装したスプリング
48によって、常時はセキ板3を下方に弾圧するようにし
ている。
本装置の使用法をつぎに説明する。路面標示の塗装を
行うに際しては塗装車体(図示せず)に前記した首受け
26を取付けて、塗料タンク1全体を進行方向に牽引せし
める。いま、開閉レバー12を前方に押すと、第4図
(a)の如く、開閉板2はその左右両端面を塗料タンク
1の両側内壁面と摺接しつつ回動し、スリット状の開口
部を形成するから、塗料タンク1内の塗料は、前記開閉
板2と、セキ板3との下端面にて横方向に延ばされ、エ
ッヂ状爪体23,23の両内側面にて標示ラインの幅を一定
にする。つぎにセキ板レバー19を下方に下げると、第4
図(b)の如く、セキ板3は開閉板2の面を摺動して上
方にスライドし、それ迄閉じていた開閉板2の切欠部24
を開き、該セキ板3のスライドされた分の高さで塗料が
流出することになる。セキ板3の上下スライド動作が瞬
時に行なわれるように、セキ板開閉レバー19の操作は迅
速に行う。こうして形成された標示ラインを示すと、第
6図のとおりで、表示ラインA上に突起体Bを形成する
ことができる。
第5図の装置を用いるときには、つぎのようになる。
駆動車輪30の回転により、軸31,軸34およびフレキシブ
ルシャフト35が回転し、ギア36、これと噛合するギア38
およびギア38と一体のカム板40の突起爪41を回転させ
て、間欠バー42を一定間隔にて押し上げる。そうする
と、間欠バー42を介してセキ板3は引き上げられ、開閉
板2の切欠部24を開く。突起爪41が間欠バー42の溝から
離れるとスプリング48の力で自動的に元の位置に戻さ
れ、開閉板2の切欠部24はセキ板3で閉鎖される。こう
して塗装車体の駆動車輪30の回転によりセキ板3の上下
スライドを一定の間隔で自動的に作動させることができ
る。尚、前記ギア36の歯数を変えることで表示ラインの
突起物Bの間隔を変更できるし、カム板40を異なった形
状のものに変えることで突起物の高さを変えることがで
きる。
(考案の効果) 上記したように、本考案の路面表示塗布装置は、比較
的簡単な構造によって、路面に塗布された表示ライン上
に、特に雨天時の夜間において視認性に優れ、また、車
両がこれに乗り上げるときには確かな振動を与えて居眠
り防止にも役立ち、またドライバーの耳に聴きとれる警
報の役目をすることができる突起物を容易に形成できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の路面標示塗布装置の要部を示す正面
図、第2図はその平面図、第3図は開閉板及びセキ板の
分解斜視図、第4図(a)は開閉板が開口した状態を示
す断面図、第4図(b)はセキ板が開口した状態を示す
断面図、第5図はセキ板の自動操作機構の一例を示した
図、第6図は本考案の路面標示塗布装置により路面に形
成された標示ラインの斜視図である。 1……塗料タンク、2……開閉板、3……セキ板、4…
…底板、6……押えボルト、7……ナット、8……圧縮
スプリング、10……開閉板支点軸、24……台形形状の切
欠部
フロントページの続き (72)考案者 ノーマン スミス イギリス国,ケーシャーシー シーダブ リュ 12 2エルエックス サマーホー ド ブーツコングレトン,サニー バン ク 審査官 川島 陵司

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面及び後面を開口し、下部に底板(4)
    を設けた塵取り状をなす塗料タンク(1)と、その塗料
    タンク(1)に回動自在に枢着された開閉板支点軸(1
    0)に一体に止着され、該開閉板支点軸(10)の回動に
    伴いその左右両側端面を該塗料タンク(1)の両側内壁
    面と摺接しつつ回動可能で、且つその下端縁に台形形状
    の切欠部(24)を形成した開閉板(2)と、その開閉板
    (2)に数個の押えボルトナット(6)(7)にて圧縮
    スプリング(8)を介し接合保持され、且つ上下方向に
    移動可能としたセキ板(3)とを有し、該セキ板(3)
    の上下方向の移動によって上記開閉板(2)に形成した
    切欠部(24)の開閉がなされることを特徴とする路面表
    示塗布装置。
JP1198690U 1990-02-13 1990-02-13 路面表示塗布装置 Expired - Lifetime JP2509093Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1198690U JP2509093Y2 (ja) 1990-02-13 1990-02-13 路面表示塗布装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1198690U JP2509093Y2 (ja) 1990-02-13 1990-02-13 路面表示塗布装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03103310U JPH03103310U (ja) 1991-10-28
JP2509093Y2 true JP2509093Y2 (ja) 1996-08-28

Family

ID=31515487

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1198690U Expired - Lifetime JP2509093Y2 (ja) 1990-02-13 1990-02-13 路面表示塗布装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2509093Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03103310U (ja) 1991-10-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2857750B2 (ja) 開閉式溝蓋
US4044706A (en) Trailer direction indicator
JP2509093Y2 (ja) 路面表示塗布装置
US4811173A (en) Refractive apparatus for vehicles
EP0878352A3 (de) Verriegelung für Container an einem Fahrzeugchassis
US3961596A (en) Bicycle directional signal
JP2844556B2 (ja) 自動二輪用雨よけ
JPH10194689A (ja) オーダピッキング車の簡易キャビン
JP2511947Y2 (ja) ガラスビ―ズ散布制御装置を有する路面標示施工機
FR2637104A1 (fr) Verbalisateur automatique de l'exces de vitesse par perforation d'un timbre fiscal
DE19910153A1 (de) Multisicherheitssystem für PKW-LKW-Caravans u. Anhänger durch optische Erfassung d. Nachfolge- u. Überholverkehrs auf Innenbildschirme
US20030127879A1 (en) Articulated license plate mount for a drop-gate
CN205075859U (zh) 一种设有助力装置的手动托盘搬运车
JPS5924466Y2 (ja) タイヤチェ−ン保持台
JPH0661679U (ja) 自転車用発電機の起倒遠隔操作装置
JPS5876349A (ja) 駐車禁止用固定装置
JPH062311A (ja) 新規・再生両用道路標示塗布方法およびその装置
DE4340468C1 (de) Rückstrahlvorrichtung
JPH07197692A (ja) 駐車違反用車輪止め装置
DE3737508A1 (de) Lichtsignaleinrichtung fuer zweiradfahrzeuge
JPS6240860Y2 (ja)
JP2552644Y2 (ja) エンジンカバーのロック機構
FR2697490B1 (fr) Train d'entrainement utilise dans un dispositif de direction pour roues arriere de vehicule.
JP2000135994A (ja) ペダルの固定による自転車駐輪及び盗難防止装置
HRP970376A2 (en) A warning device put on a vehicle used on a construction site

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term