JP2508998Y2 - 洞道におけるケ―ブル延線用ハンガ―の取付金具 - Google Patents

洞道におけるケ―ブル延線用ハンガ―の取付金具

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JP2508998Y2 JP2508593U JP2508593U JP2508998Y2 JP 2508998 Y2 JP2508998 Y2 JP 2508998Y2 JP 2508593 U JP2508593 U JP 2508593U JP 2508593 U JP2508593 U JP 2508593U JP 2508998 Y2 JP2508998 Y2 JP 2508998Y2
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野村俊朗
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】金属杆を屈曲して取付杆部と受環
部から成る主体杆を構成し、該主体杆の受環部にケーブ
ルを載置するローラを回動自在に組付けたケーブル延線
用ハンガーは、実開平3−7607号公報所載の通り公
知であるが、本考案は、例えば、斯様なハンガーを洞道
内に装置した既設のケーブル受金物に取付けて延線作業
に用いるための取付金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記公報所載のようなケーブル延線用ハ
ンガーを洞道内のケーブル延線用として用いている例は
考案者の知る限りない。従って、この意味での従来例は
ない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】例えば、前記のケーブ
ル延線用ハンガーは、軽量で取扱い上の便利さからケー
ブル延線作業に用いられるようになっているが、構造
上、洞道内に設置してある既設のケーブル受金物に取付
けることが不可能である。
【0004】本考案は斯様な点に着目して案出したもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】縦部片の一端に洞道内に
装置したケーブル受金物に圧接する緊締部片を、他の一
端に受圧部片をそれぞれ連設して構成した断面ほぼコ形
体で成る第一支持枠の緊締部片と受圧部片の間に、ケー
ブル延線用ハンガーを装置した第二支持枠の受圧部片を
縦方向移動自在に介在させ、弾性体によって互いに離開
方向に付勢させた第一、第二の支持枠の前記受圧部片
に、締付ボルトを貫通させて組付け、第二支持枠の受圧
部片より突出して第一支持枠の前記緊締部片に先端が接
触する該締付ボルトにナットを螺合すると共に、第二支
持枠には、前記緊締部片がケーブル受金物に圧接する方
向と反対方向にしてケーブル受金物に圧接する係止部片
を備えた構成とするのである。
【0006】
【実施例】図面は本考案に係る洞道におけるケーブル延
線用ハンガーの取付金具の実施例を示し、図1は第一実
施例の縦断面図、図2は同じく正面図、図3は第二実施
例の縦断面図、図4は同じく正面図である。
【0007】なお、洞道内には図1および図2で示すよ
うなケーブル受金物や図3および図4で示すようなケー
ブル受金物が設置されているが、前者を第一受金物B1
と後者を第二受金物B2と指称することとし、第一実施
例はケーブル延線用ハンガーCを第一受金物B1に、第
二実施例は第二受金物B2に取付けるための取付金具A
を示している。
【0008】ケーブル延線用ハンガーCは、金属杆を屈
曲して取付杆部1,1と受環部2とから成る主体杆3を
構成し、この主体杆3の受環部2に第一、第二のローラ
4a,4bを回動自在に支持させ、取付杆部1,1を取
付金具Aに着脱自在に組付けるようにしたものである。
【0009】図1および図2で示す第一実施例の取付金
具Aは、第一支持枠5と第二支持枠6を互いに組付けて
構成し、第一支持枠5は、縦部片7の上側の一端に受圧
部片8を、下側の一端に緊締部片9をそれぞれ連設して
構成した断面ほぼコ形体で成り、緊締部片9の自由端に
は前記縦部片7と平行するようにして起立部片10を突
設したものである。
【0010】第二支持枠6は水平方向に配した受圧部片
11の先端を直角に屈曲して挾持部片12を設け、この
挾持部片12を支持杆13の中央部に巻き付けるように
して該挾持部片12に支持杆13を組付け、前記受圧部
片11の左右両側をL字形に屈曲して係止部片14,1
4を設けたものである。
【0011】そして、第一支持枠5の受圧部片8と緊締
部片9との間に第二支持枠6の受圧部片11を縦方向移
動自在に介在させ、第一支持枠5の受圧部片8と第二支
持枠6の受圧部片11との間に両部片8,11を互いに
離開方向に付勢するコイルスプリング15を介在させ、
締付ボルト16を第一支持枠5の受圧部片8、コイルス
プリング15および第二支持枠6の受圧部片11に貫通
させ、受圧部片11より突出するボルト先端16a側に
四角ナット17を螺合してボルト先端16aを第一支持
枠5の緊締部片9に接触させるようにして各部材を組付
けて取付金具Aとしたものである。
【0012】しかして、第一受金物B1に備えた溝部8
0に第一支持枠5を係合させる一方、第一受金物B1の
鍔部片81,81を係止部片14,14が構成する溝部
14a,14aに係合させるようにして取付金具Aを第
一受金物B1の先端に摺嵌せしめて、締付ボルト16を
回動すると、ナット17は第一受金物B1の溝部80と
の係合関係および起立部片10の存在によって定位置を
確保する結果、締付ボルト16は降下して第一支持枠5
の緊締部片9を押圧し、コイルスプリング15に抗して
第一支持枠5全体が降下し、該緊締部片9は前記溝部8
0の傾斜底80aに圧接する。他方、締付ボルト16の
回動操作の継続によってナット17はボルト16に沿っ
て上昇し、この結果、第二支持枠6の受圧部片11は押
し上げられ、これに伴って前記緊締部片9が第一受金物
B1に圧接する方向に対して反対方向に圧接するように
して係止部片14は第一受金物B1の鍔部片81に圧接
して取付金具Aは第一受金物B1に固定される。
【0013】前記のケーブル延線用ハンガーCは取付金
具Aを第一受金物B1に固定せしめた後、又は、取付け
作業の前作業として支持杆13に取付杆部1,1におい
て組付け吊下せしめるのである。
【0014】図3および図4で示す第二実施例の取付金
具Aは、第一支持枠5を緊締部片9等が上側か下側かの
相違があるが、第一実施例のものとほぼ同様に構成する
一方(同一符号を付す)、第二支持枠6は、第一実施例
と同様に受圧部片11の先端を直角に屈曲して挾持部片
12を設け、該挾持部片12を支持杆13の中央部に巻
き付けるようにし挾持部片12に支持杆13を組付ける
と共に、受圧部片11の先端側に屈曲状片の基端を固着
して係止部片14を構成せしめ、この係止部片14を緊
締部片9の直上に位置させるようにして第一実施例とほ
ぼ同様に第一、第二の支持枠5,6を組付けて構成した
ものである。
【0015】しかして、第二実施例の取付金具Aは、第
二受金物B2の断面方形状の主体部83の底板84を緊
締部片9と係止部片14との間に介在させ、締付ボルト
16を操作してこれら両部片9,14で前記底板84を
挾持するようにして第二受金物B2に固定するのであっ
て残余は第一実施例とほぼ同様である。
【0016】なお、延線用ハンガーは図示の構造のもの
に限定する必要はない。
【0017】
【考案の効果】本考案は前記の通りの構成であるから、
延線用ハンガーを洞道内に設置したケーブル受金物に簡
単に取付けることができ、実用的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の縦断面図。
【図2】第一実施例の正面図。
【図3】第二実施例の縦断面図。
【図4】第二実施例の正面図。
【符号の説明】
A 取付金具 B1 第一受金物 B2 第二受金物 C ケーブル延線用ハンガー 5 第一支持枠 6 第二支持枠 7 縦部片 8 受圧部片 9 緊締部片 11 受圧部片 14 係止部片 15 コイルスプリング 16 締付ボルト 17 四角ナット

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦部片の一端に洞道内に装置したケーブ
    ル受金物に圧接する緊締部片を、他の一端に受圧部片を
    それぞれ連設して構成した断面ほぼコ形体で成る第一支
    持枠の緊締部片と受圧部片の間に、ケーブル延線用ハン
    ガーを装置した第二支持枠の受圧部片を縦方向移動自在
    に介在させ、弾性体によって互いに離開方向に付勢させ
    た第一、第二の支持枠の前記受圧部片に、締付ボルトを
    貫通させて組付け、第二支持枠の受圧部片より突出して
    第一支持枠の前記緊締部片に先端が接触する該締付ボル
    トにナットを螺合すると共に、第二支持枠には、前記緊
    締部片がケーブル受金物に圧接する方向と反対方向にし
    てケーブル受金物に圧接する係止部片を備えた、洞道に
    おけるケーブル延線用ハンガーの取付金具。
JP2508593U 1993-05-14 1993-05-14 洞道におけるケ―ブル延線用ハンガ―の取付金具 Expired - Fee Related JP2508998Y2 (ja)

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