JP2508988Y2 - アンテナ接続切換装置 - Google Patents

アンテナ接続切換装置

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JP2508988Y2
JP2508988Y2 JP1506091U JP1506091U JP2508988Y2 JP 2508988 Y2 JP2508988 Y2 JP 2508988Y2 JP 1506091 U JP1506091 U JP 1506091U JP 1506091 U JP1506091 U JP 1506091U JP 2508988 Y2 JP2508988 Y2 JP 2508988Y2
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antenna
external
external antenna
internal
insulating case
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橋 清 治 高
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Yokowo Co Ltd
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Yokowo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば自動車用携帯電
話において、本体取付の内部アンテナと車外取付の外部
アンテナとを切換えるアンテナ接続切換装置に係り、特
に外部アンテナ接続端子の着脱により切換を行なうアン
テナ接続切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車用携帯電話においては、
電話本体内に内部アンテナが組付けられており、車外で
は、この内部アンテナを使用して通話を行なうが、車内
での通話の際には、車外取付の外部アンテナに切換える
必要がある。このため従来は、電話本体内にアンテナ切
換回路を実装し、回路上において、電気的にアンテナを
切換える方法を採っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来のアンテナ切
換方法においては、電話本来の目的とは別に、アンテナ
切換のためのみの回路を増設しなければならず、回路構
成が複雑となってコスト高となるとともに、機器が大型
となるという問題がある。
【0004】本考案は、かかる現況に鑑みなされたもの
で、構造が簡単で回路の増設もなく、機器の軽薄短小化
を図ることができるアンテナ接続切換装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記目的を達
成する手段として、先端側の外部アンテナ接続部と基端
側の内部アンテナ接続部とを絶縁体を介し連結して構成
され、絶縁ケース内にスライド自在に配置されたアンテ
ナ切換部材と;絶縁ケース内に配置され、前記アンテナ
切換部材を先端側に押圧付勢するスプリングと;絶縁ケ
ースの基端部に設けられ、前記内部アンテナ接続部に常
時接続される内部アンテナ接続用コネクタと;絶縁ケー
スに固設され、通常は前記内部アンテナ接続部の外面に
接触する機器側接続端子と;絶縁ケース内に先端側から
挿入されて前記外部アンテナ接続部の先端を押圧し、ア
ンテナ切換部材をスプリングの付勢力に抗しスライドさ
せて、外部アンテナ接続部の外面を機器側接続端子に接
触させる外部アンテナ接続端子と;を設けたことを特徴
とする。
【0006】
【作用】本考案に係るアンテナ接続切換装置において
は、外部アンテナ接続部と内部アンテナ接続部とを有す
るアンテナ切換部材が、絶縁ケース内にスライド自在に
配置され、このアンテナ切換部材は、通常は、内部アン
テナ接続部が機器側接続端子に接触している。したがっ
て、機器側は、内部アンテナ接続端子を介し内部アンテ
ナに接続されている。
【0007】一方、外部アンテナ接続端子を、絶縁ケー
スにその先端側から挿入すると、外部アンテナ接続部が
外部アンテナ接続端子により押圧され、アンテナ切換部
材が弾性付勢力に抗し基端側にスライドする。そして、
このスライドにより、内部アンテナ接続部に接触してい
た機器側端子が、外部アンテナ接続部に接触することに
なり、機器側は、外部アンテナ接続部および外部アンテ
ナ接続端子を介し外部アンテナに接続される。
【0008】外部アンテナ接続端子を、絶縁ケースから
取外せば、アンテナ切換部は弾性付勢力により元の状態
に戻り、機器側接続端子が内部アンテナ接続部に接触し
た状態となる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0010】図2および図3は、本考案に係るアンテナ
接続切換装置の一例を示すもので、このアンテナ切換装
置1は、電話本体側に組込まれた本体側ホルダ2と、こ
の本体側ホルダ2に着脱可能に連結される外部アンテナ
側ホルダ3とを備えている。本体側ホルダ2には、アン
テナ切換器4が組付けられており、外部アンテナ側ホル
ダ3には、外部アンテナ用コネクタ5が組付けられてい
る。そして、外部アンテナ側ホルダ3に設けられた係止
金具6を、本体側ホルダ2に設けられた係止部7にスナ
ップ係止することにより、両ホルダ2,3が連結される
ようになっている。
【0011】前記アンテナ切換器4は、図1に示すよう
に、金属ブロック8内に組込まれた絶縁ケース9を備え
ており、この絶縁ケース9内には、アンテナ切換部材1
0および内部アンテナ用コネクタ11等が組込まれてい
る。
【0012】アンテナ切換部材10は、先端側の外部ア
ンテナ接続部10aと基端側の内部アンテナ接続部10
bとを、絶縁体10cを介し連結して構成されており、
内部アンテナ接続部10bの基端には、細径部12およ
び太径部13が一体に連設されている。
【0013】一方、内部アンテナ用コネクタ11は、図
1に示すようにチューブ11aとピン11bとから構成
されており、チューブ11aの先端は、前記太径部13
をチューブ11a内に挿入した状態で、先端(図におけ
る上端)側が太径部13よりも小径に縮径加工されてい
る。そして、前記アンテナ切換部材10は、前記細径部
12の長さをストロークとして、絶縁ケース9内でスラ
イド自在となっており、内部アンテナ接続部10bと内
部アンテナ用コネクタ11とは、常時電気的に接続され
るようになっている。
【0014】また、内部アンテナ用コネクタ11のチュ
ーブ11a内には、スプリング14が配されており、こ
のスプリング14は、アンテナ切換部材10を常時先端
側(図で上側)に押圧付勢している。
【0015】前記金属ブロック8内には、また、絶縁ケ
ース9と平行に、絶縁材15で金属ブロック8から絶縁
した電話本体用コネクタ16が組込まれており、この電
話本体用コネクタ16の先端には、絶縁ケース9に直交
するチューブ17が取付けられている。
【0016】このチューブ17内には、抜け止めされた
状態で先端(図の左端)がチューブ17から突出する接
触ピン18およびこの接触ピン18を突出側に常時付勢
するスプリング19がそれぞれ組込まれており、接触ピ
ン18の先端は、アンテナ切換部材10の外部アンテナ
接触部10aまたは内部アンテナ接触部10bの外面に
接触している。
【0017】すなわち、本体側ホルダ2に外部アンテナ
側ホルダ3を連結しない通常の状態においては、前記接
触ピン18は、内部アンテナ接続部10bの外面に接触
し、電話本体に内部アンテナが接続される。また、本体
側ホルダ2に外部アンテナ側ホルダ3を連結した状態に
おいては、接触ピン18は外部アンテナ接続部10aの
外面に接触し、電話本体に外部アンテナが接続されるよ
うになっている。
【0018】外部アンテナ側ホルダ3は、図4および図
5に示すように、両側部に凹溝部20を有する方形ブロ
ック状をなしており、各凹溝部20内には、前記係止金
具6が支点ピン21を介し、内外方向に揺動可能に取付
けられ、かつスプリング22により、本体側ホルダ2の
係止部7に係止される方向に付勢されている。
【0019】この外部アンテナ側ホルダ3には、図2お
よび図4に示すように、外部アンテナ用の同軸ケーブル
23を接続した外部アンテナ用コネクタ5が組付けられ
ており、この外部アンテナ用コネクタ5は、外部アンテ
ナ側ホルダ3を本体側ホルダ2に連結した際に、前記ア
ンテナ切換器4に接続されるようになっている。
【0020】前記外部アンテナ用コネクタ5は、図1,
図2および図4に示すように、軸心部に配された(+)
側の外部押込ピン25と、外部押込ピン25の外周部に
配された絶縁筒26とを備えており、この絶縁筒26と
外ケース27との間の環状空間28内には、筒状をなす
(−)側の端子29が、下方への抜け止め状態で出没可
能に配置され、この端子29は、図4に示すように、前
記環状空間28内に配したスプリング30の付勢力によ
り、先端が外ケース27から突出するようになってい
る。そして、外部アンテナ用コネクタ5をアンテナ切換
器4に接続することにより、図1示すように、端子29
は、金属ブロック8に接触して外ケース27内に没入
し、この金属ブロック8を介して電話本体の(−)側に
接続されるようになっている。すなわち、端子29と金
属ブロック8は外部導体を構成する。
【0021】一方、前記外部押込ピン25は、図4に示
すように、先端(図における下端)が絶縁筒26および
外ケース27から所定寸法突出しており、この突出部分
は、外部アンテナ用コネクタ5をアンテナ切換器4に接
続した際に、前記絶縁ケース9内に挿入されて外部アン
テナ接続部10aを押圧し、アンテナ切換部材10をス
プリング14の付勢力に抗して内部アンテナ用コネクタ
11側にスライドさせるようになっている。そしてこれ
により、前記接触ピン18が外部アンテナ接続部10a
の外面に接触し、電話本体に外部アンテナが接続される
ようになっている。
【0022】外部アンテナ側ホルダ3にはまた、図4お
よび図5に示すように、例えば6本の信号用スプリング
コネクタ31が組込まれており、これら各信号用スプリ
ングコネクタ31は、外部アンテナ側ホルダ3を本体側
ホルダ2に連結した際に、図2に示すように、本体側ホ
ルダ2に組込んだ信号用コネクタ32に接続されるよう
になっている。
【0023】次に、本実施例の作用について説明する。
【0024】本体側ホルダ2に外部アンテナ側ホルダ3
を連結しない状態においては、アンテナ切換部材10
は、スプリング14の付勢力により先端側に押圧され、
接触ピン18が、アンテナ切換部材10の内部アンテナ
接続部10bの外面に接触した状態となっている。
【0025】内部アンテナ接続部10bは、細径部12
および太径部13を介し、内部アンテナ用コネクタ11
に常時接続されており、一方、外部アンテナ接続部10
aとは、絶縁体10cにより完全に絶縁されているの
で、電話本体は、内部アンテナのみに接続された状態と
なっている。
【0026】一方、本体側ホルダ2に外部アンテナ側ホ
ルダ3を連結すると、図1および図2に示すように、外
部アンテナ用コネクタ5の外部押込ピン25が、アンテ
ナ切換器4の絶縁ケース9に挿入されて外部アンテナ接
続部10aを押圧する。すると、アンテナ切換部材10
は、スプリング14の付勢力に抗し、内部アンテナ用コ
ネクタ11側にスライドし、接触ピン18が外部アンテ
ナ接続部10aの外面に接触する。そしてこれにより、
電話本体が、外部アンテナのみに接続された状態とな
る。
【0027】外部アンテナ側ホルダ3を本体側ホルダ2
から取外せば、アンテナ切換部材10は、スプリング1
4の付勢力により先端側にスライドし、接触ピン18
が、内部アンテナ接続部10bの外面に接触して内部ア
ンテナ側に切換えられる。
【0028】このように、両ホルダ2,3を着脱するだ
けで、内部アンテナと外部アンテナとを自動的に切換え
ることができ、しかもアンテナ切換部材10をスライド
させるだけの簡単な構造であるので、作動が確実で装置
を小型化できる。
【0029】なお、前記実施例では、(−)側を、アン
テナ切換器4の金属ブロック8を介し接続するものとし
たが、他の方法で接続するようにしてもよい。また、上
記構造は電話以外のアンテナの切換にも同様に適用でき
る。
【0030】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、外部ア
ンテナ接続部と内部アンテナ接続部とを絶縁体を介し連
結してアンテナ切換部材を構成し、このアンテナ切換部
材を弾性的に付勢するとともに、外部アンテナ接続端子
で押圧してスライドさせ、機器側接続端子が、外部アン
テナ接続部あるいは内部アンテナ接続部のいずれかの外
面に選択的に接触するようにしているので、アンテナの
切換を確実に行なうことができるとともに、構造が簡単
で回路の増設もなく、機器の軽薄短小化を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るアンテナ接続切換装置
を示す要部の拡大断面図である。
【図2】アンテナ接続切換装置の全体構成を示す部分断
面図である。
【図3】図2の部分破断側面図である。
【図4】外部アンテナ側ホルダ3の構成を示す部分断面
図である。
【図5】図4の底面図である。
【符号の説明】
1 アンテナ接続切換装置 2 本体側ホルダ 3 外部アンテナ側ホルダ 4 アンテナ切換器 5 外部アンテナ用コネクタ 8 金属ブロック 9 絶縁ケース 10 アンテナ切換部材 10a 外部アンテナ接続部 10b 内部アンテナ接続部 10c 絶縁体 11 内部アンテナ用コネクタ 14 スプリング 16 電話本体用コネクタ 18 接触ピン 23 同軸ケーブル 25 外部押込ピン 29 端子

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端側の外部アンテナ接続部と基端側の内
    部アンテナ接続部とを絶縁体を介し連結して構成され、
    絶縁ケース内にスライド自在に配置されたアンテナ切換
    部材と、絶縁ケース内に配置され、前記アンテナ切換部
    材を先端側に押圧付勢するスプリングと、絶縁ケースの
    基端部に設けられ、前記内部アンテナ接続部に常時接続
    される内部アンテナ接続用コネクタと、絶縁ケースに固
    設され、通常は前記内部アンテナ接続部の外面に接触す
    る機器側接続端子と、絶縁ケース内に先端側から挿入さ
    れて前記外部アンテナ接続部の先端を押圧し、アンテナ
    切換部材をスプリングの付勢力に抗しスライドさせて、
    外部アンテナ接続部の外面を機器側接続端子に接触させ
    る外部アンテナ接続端子と、を具備することを特徴とす
    るアンテナ接続切換装置。
JP1506091U 1991-02-22 1991-02-22 アンテナ接続切換装置 Expired - Lifetime JP2508988Y2 (ja)

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JPH04105708U JPH04105708U (ja) 1992-09-11
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