JP2508226Y2 - 三脚を備えたピンポ―ル - Google Patents

三脚を備えたピンポ―ル

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JP2508226Y2
JP2508226Y2 JP12461589U JP12461589U JP2508226Y2 JP 2508226 Y2 JP2508226 Y2 JP 2508226Y2 JP 12461589 U JP12461589 U JP 12461589U JP 12461589 U JP12461589 U JP 12461589U JP 2508226 Y2 JP2508226 Y2 JP 2508226Y2
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Inventor
英也 河内
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株式会社ソキア
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は測量に用いられるピンポールに関する。
[従来の技術] 従来から、近い距離で用いられるピンポールは、例え
ば第6図で示すように、折りたたみ式の三脚61と、ピン
ポール62とを別々に用意して、三脚61の中央に形成した
穴63にピンポール62を装着して、測量点にピンポール62
の先端を位置させていた。
[考案が解決しようとする課題] 上記従来例によれば、三脚61とピンポール62が別体と
なっているので、ピンポール62の先端が測点に位置する
ように三脚61を位置させる必要があり、このため三脚61
とピンポール62を測点位置に合わせて別々に調整する必
要があった。また三脚61とピンポール62が別体であるの
で、所持保管が面倒であるという問題があった。
本考案の目的は所持保管が簡便で、且つ測点にスペー
スがない場所においても、測点に合わせて容易にピンポ
ールの先端部を位置させることのできる三脚を備えたピ
ンポールを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案に係る三脚を備えたピンポールは、下端部に石
突を備えた伸縮可能なポールと、該ポールの上方側外周
にポールと一体に形成された少なくとも3つの軸受と、
該軸受間に端部を係合させて開脚可能に取着された三脚
と、からなり、使用時に前記軸受を支点として前記三脚
を開脚すると共にポールを上下に伸張させてなることを
特徴とする。
また三脚の石突と接する面に磁石を配設し、三脚と石
突きを係止させて三脚の先端側を閉じるように構成する
と好適である。
〔作用〕
本考案に係る三脚を備えたピンポールは、下端部に石
突を備えた伸縮可能なポールと、該ポールの上方側外周
にポールと一体に形成された少なくとも3つの軸受と、
該軸受間に端部を係合させて開脚可能に取着された三脚
と、からなり、使用時に前記軸受を支点として前記三脚
を開脚すると共にポールを上下に伸張させてなるので、
使用時にはポールを上下に伸張させ使用時のポールの長
さを確保すると共に、収納時には三脚を閉じると共にポ
ールを短縮させることで、ポールと三脚を一体に且つコ
ンパクトにすることができる。
また三脚が、ポールの上方側外周にポールと一体に形
成された少なくとも3つの軸受と、該軸受間に端部を係
合させて開脚可能に取着された三脚とから構成されてい
るので、使用時には、ポールと一体に形成された軸受を
中心に三脚を開脚し、ポール先端の石突を測点に位置さ
せ、ポールが傾倒しないように三脚位置を調整すること
によりポールを立てることができる。このため、ポール
が測点から移動しないと共に、三脚の開脚範囲を軸受を
支点として調整することで、測点にスペースがない場所
においても測点に合わせて容易にピンポールの先端部を
位置させることができる。
また三脚の石突と接する面に磁石を配設し、三脚と石
突きを係止させて三脚の先端側を閉じるように構成する
と、ポールの先端部の石突きと三脚の先端部が係止され
て一体となり、ポールを三脚が包むようにして、ポール
と三脚を一体に構成できてコンパクトにすることができ
る。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
なお、以下に説明する部材,配置等は本考案を限定する
ものでなく、本考案の趣旨の範囲内で種々改変すること
ができるものである。
第1図乃至第4図は本考案の第1実施例を示すもので
あり、本例の三脚を備えたピンポールPは、伸縮可能な
ポール10と、石突11と、三脚16を主たる構成要素として
いる。
本例のポール10は、第1図で示すように、3つの中空
筒体10a,10b,10Cから構成されており、中間に位置する
固定筒体10aの下方には、この固定筒体10cより径の小さ
い可動筒体10bが、固定筒体10aの中で上下方向(第1図
において左右方向、以下同じ)へ摺動可能に取付けられ
ている。また固定筒体10aの上方には、上記可動筒体10b
と略同一径をした可動筒体10cが固定筒体10aの中で上下
方向へ摺動可能に取付けられている。そして、これらの
可動筒体10b,10cの固定筒体10a内に位置する端部は、若
干膨出して形成されると共に、両端部は固定筒体10aの
中で当接して構成されている。
また固定筒体10aの両端部側には、前記可動筒体10b,1
0cより径が大きく、固定筒体10aより径が小さい係止用
筒体部13,14が形成されており、固定筒体10aと可動筒体
10b,10cの間に、摺動可能な間隙を形成している。上記
係止用筒体部13,14は、固定筒体10aの径を内方側に小さ
くして形成しているが、別体からなる係止用筒体を固定
筒体10aと可動筒体10b,10cとの間に用いて、カシメて構
成することもできる。なおポール10の外周面は、第4図
で示すように、上記可動筒体10b,10cを伸長させたとき
に、固定筒体10a及び可動筒体10b,10cが、赤と白とに、
各3cm毎に色分けされている。
上記可動筒体10bの端部には、逆円錐状の石突11が取
着されている。この石突11の取着は、石突11の上部に係
止突起11aを形成し、この係止突起11aにスペーサ12を介
してカシメその他の手段により可動筒体10bと一体にす
る。そして、本例の可動筒体10bの外周所定位置には、
係止突起17が形成され、可動筒体10bが固定筒体10a内に
完全に嵌入しないように規制している。なお本例の石突
11は、鉄材によって形成されている。
また、上記可動筒体10cの端部には、キャップ19が取
付けられており、このキャップ19が可動筒体10c及び三
脚16の各脚部16a,16b,16cを収納したとき、後述する軸
受15と当接して筒体10cを規制し、見栄えを良好にする
と共に把持部となり可動筒体10cの引伸しを容易にす
る。例えば、キャップ19は変形し易いゴムキャップのよ
うなものにしておくことによって、引出し易くすること
ができる。
そして固定筒体10aの上方側位置には、ボール状の軸
受15がハンダ付等により3つに固着されており、この軸
受15の固着は、固定筒体10aを3等分する位置になされ
ている。これら軸受15の間には、3つの脚部16a,16b,16
cからなる三脚16の端部が、第3図で示すように、各々
軸受15の間に嵌め込まれ、各脚部16a,16b,16cは、軸受1
5の位置を支点として中心に開脚可能に取着されてい
る。
本例の三脚16を構成する3つの脚部16a,16b,16cは、
固定筒体10aの形状に沿うように湾曲して形成されると
共に、該固定筒体10aより大きな径となるように形成さ
れ、前記軸受15と反対側の端部が、ポール10の中心位置
に向けて折り曲げて構成されている。そして三脚16の収
納は、各脚部16a,16b,16cの先端で石突11側に磁石18を
配設し、この磁石18により前記石突11に固定されて、第
1図及び第2図で示すように、三脚16はポール10の外周
側を覆うようにして、ポール10と三脚16は一体にするこ
とができる。
上記構成からなる実施例の使用は、次のように行なう
ことができる。即ち、常時には、第1図及び第2図に示
すように、三脚16の脚部16a,16b,16cが閉じられている
が、使用時には、各脚部16a,16b,16cの間隙に指を入れ
て、所定位置まで開脚するように広げると、各脚部16a,
16b,16cは軸受15を支点として広がる。次に、可動筒体1
0b,10cを伸長させる。このとき、可動筒体10bの端部
(固定筒体10a内に位置する膨出部)が係止用筒体部14
により脱落が防止され、可動筒体10cは係止用筒体部13
により脱落が防止される。そして第4図で示すように、
可動筒部10bの端部に配設された石突11を測点に位置さ
せる。このようにすると、石突11を測点に合わせて配設
するだけで、ポール10を立てることができるだけでな
く、各脚部を個別に開脚させることができるので、測点
が、傾斜地等の荒れ地であっても、追従させることがで
き、容易にポールを立てることができる。
第5図は本考案の第2実施例であり、三脚を構成する
脚部の1つの上方寄りに、ペン金具様の係止クリップ21
を取付けたものであり、他の構成は上記第1実施例と同
様である。
なお、上記各実施例において、三脚を構成する脚部間
に、球状の軸受に相当する間隙が形成されて、固定脚部
が露見しているが、脚部の形状を変えることによって、
固定筒体を隠蔽することも可能である。
[考案の効果] 本考案は上記にように構成されているので、ポールと
一体に形成された少なくとも3つの軸受と、該軸受間に
端部を係合させて開脚可能に取着された三脚と、からな
り、使用時に前記軸受を支点として前記三脚を開脚する
と共にポールを上下に伸長させてなるので、使用時には
上下に伸長させたポールにより使用時のポールの長さを
確保すると共に、収納時には三脚を閉じると共にポール
を短縮させることで、ポールと三脚を一体に且つコンパ
クトにすることができる。
また三脚が、ポールの上下側外周にポールと一体に形
成された少なくとも3つの軸受と、該軸受間に端部を係
合させて開脚可能に取着された三脚とから構成されてい
るので、使用時には、ポールと一体に形成された軸受を
中心に三脚を開脚し、ポール先端の石突を測点に位置さ
せ、ポールが傾斜しないように三脚位置を調整すること
によりポールを立てることができる。このため、ポール
が測点から移動しないと共に、三脚の開脚範囲を軸受を
支点として調整することで、測点にスペースがない場合
においても測点に合わせて容易にピンポールの先端部を
位置させることができる。
また三脚の石突と接する面に磁石を配設し、三脚と石
突きを係止させて三脚の先端側を閉じるように構成する
と、ポールの先端部の石突きと三脚の先端部が係止され
て一体となり、ポールを三脚が包むようにして、ポール
と三脚を一体に構成できてコンパクトにすることができ
る。
このように測点にポールを立てるのがきわめて容易と
なるので、多くの測点にポールを立てるのに非常に簡便
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の第1実施例を示し、第1図
は断面図、第2図は一部断面を有する側面図、第3図は
固定筒体と軸受との関係を示す説明断面図、第4図は使
用状態を示す斜視図、第5図は第2実施例を示す一部断
面を有する側面図、第6図は従来例を示す説明図であ
る。 10……ポール、10a……ポール(固定筒体)、10b,10c…
…ポール(可動筒体)、11……石突、15……軸受、16…
…三脚、16a,16b,16c……三脚(脚部)、18……磁石、1
9……キャップ、P……三脚を備えたピンポール。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下端部に石突を備えた伸縮可能なポール
    と、該ポールの上方側外周にポールと一体に形成された
    少なくとも3つの軸受と、該軸受間に端部を係合させて
    開脚可能に取着された三脚と、からなり、使用時に前記
    軸受を支点として前記三脚を開脚すると共にポールを上
    下に伸張させてなることを特徴とする三脚を備えたピン
    ポール。
  2. 【請求項2】前記三脚の石突と接する面に磁石を配設
    し、前記三脚と石突きを係止させて三脚の先端側を閉じ
    てなることを特徴とする請求項1記載の三脚を備えたピ
    ンポール。
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