JPH0442339Y2 - - Google Patents

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JPH0442339Y2
JPH0442339Y2 JP1986106288U JP10628886U JPH0442339Y2 JP H0442339 Y2 JPH0442339 Y2 JP H0442339Y2 JP 1986106288 U JP1986106288 U JP 1986106288U JP 10628886 U JP10628886 U JP 10628886U JP H0442339 Y2 JPH0442339 Y2 JP H0442339Y2
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column
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cylindrical
sheath
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、折曲式標式等、直立する柱状体の折
曲部に使用される遊嵌式筒状の継手に関する。
〔従来の技術〕
従来、折曲式の柱状体においては、例えば実願
昭60−5474号に開示されるように、筒状基台と、
これに支持棹により回動可能に結合された鞘体
と、この鞘体に遊嵌された柱体とを有し、伸展時
には柱体下端部が筒状基台内に挿入され、折曲げ
時には柱体下端が基台から抜け出して倒されるよ
うに構成されていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来の折曲げ式柱状体においては、筒状基
台から柱体下端部を引き抜き、柱体下端部を鞘体
内に一定位置に保持しつつ折曲げ操作に移行す
る。柱体はその自重等の関係で折曲げ時にはこれ
を保持するのに、大なる力を必要とし、折曲げる
際、この力を加減しながら折曲げなければなら
ず、操作上の問題があつた。また、折曲げを復帰
して伸展する際、筒状基台の柱状入口に柱体下端
部を合致させる必要があり、この部分は鞘体によ
り一部隠蔽されているので、この操作は煩雑であ
り、特に柱体に垂直力(自重等)が加わつている
時は、さらに操作力が劣るという問題点があつ
た。
本考案は、折曲げ時および復帰時いずれもおい
ても継手の操作性の良好な遊嵌式筒状継手を提供
することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決する本考案の手段は、筒状の
基体と、該基体に支持桿により結合された鞘体
と、該基体および該鞘体に遊嵌された柱体とを有
し、伸展時には該柱体は該基体および該鞘体両者
に遊嵌され、折曲時には該柱体は該基体から抜出
される遊嵌式筒状継手において、該基体の上端部
の一部に配設され、該柱体下端と摺動する摺動面
を有する柱体保持部材と、該保持部材と基体の軸
線に関し対称の位置の基体上端部に配設された柱
体位置決め部材とを備えたことを特徴とする遊嵌
式筒状継手である。
〔作用〕
本考案では、柱状体を直立状態から折曲げる場
合、柱体下端部を柱体保持部材の摺動面に摺動さ
せながら折曲げ、折曲げ状態から伸展状態への復
帰時にも同様に摺動させ、復帰終了時には柱体下
端部と柱体位置決め部材とが当接し、復帰終了点
を自動的に決めることができる。
〔実施例〕
つぎに、本考案を実施例により図面を参照して
説明する。第1図は本考案の一実施例の部分断面
正面図、第2図は第1図の側面図である。これら
の図において、本考案の筒状継手1は、例えば地
盤8等に直立して設置される筒状基体2、これの
上端部に支持桿4,4により回動自在に結合され
た鞘体3、鞘体3に嵌挿された柱体5を有し、鞘
体5の内面に段部3a、柱体5の外面にも段部5
aがそれぞれ形成され、両段部3a,5aは互い
に当接し柱体5を筒状基体2および鞘体3内で支
持する。筒状基体2の上端外周の一部に柱体保持
部材6と、これと基体の軸線に関して対称の位置
に柱体位置決め部材7とが配設される。柱体保持
部材6の内側には円弧状の摺動面6aが形成され
る。第1図および第2図に示す柱体5が伸展した
状態から第3図に示す柱体5が倒された状態、す
なわち継手1が折曲げられた状態にするには、柱
5をその下端5bが基体2の上端位置に来る迄持
ち上げ矢印A(第3図)の方向に鞘体3と共に回
動させて筒状継手1を折曲げる。この際、柱体5
の下端部5aは、折曲げ(回動)操作中、柱体保
持部材6の摺動面6aに当接し摺動する。従つ
て、保持部材6は柱体5の自重等の荷重を常にさ
さえる役割を果す。第3図に示す折曲げられた継
手1を伸展状態に復帰させるには、第4図に示す
矢印Bの方向に柱体5を回動させる。この時も柱
体5の下端部5bは保持部材6の摺動面6a上を
摺動するので、柱体5の自重はささえられ、下端
部5bが保持部材6から外れ、柱体位置決め部材
7に当接すると自動的に柱体5は筒状基体2内に
入る。その後段部3a,5aが互いに当接し、柱
体5は所定位置に保持される。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案は筒状の基体上端
部に摺動面を有する柱体保持部材と柱位置決め部
材とを配設することにより、継手の折曲げおよび
それからの復帰の操作性が著しく改善され、従つ
て、その操作が極めて簡単かつ容易に実施でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の部分断面正面図、
第2図は第1図の側面図、第3図は第1図の実施
例の折曲時の側面図、第4図は第3図の復帰時の
側面図である。 1……筒状継手、2……筒状基体、3……鞘
体、4……支持桿、5……柱体、6……柱体保持
部材、6a……摺動面、7……柱体位置決め部
材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状の基体と、該基体に支持棹により結合され
    た鞘体と、該基体および該鞘体に遊嵌された柱体
    とを有し、伸展時には該柱体は該基体および該鞘
    体両者に遊嵌され、折曲時には該柱体は該基体か
    ら抜出される遊嵌式筒状継手において、該基体の
    上端部の一部に配設され、該柱体下端と回動操作
    中に摺動する摺動面を有する柱体保持部材と、該
    保持部材と基体の軸線に関し対称の位置の基体上
    端部に配設された柱体位置決め部材とを備えたこ
    とを特徴とする遊嵌式筒状継手。
JP1986106288U 1986-07-12 1986-07-12 Expired JPH0442339Y2 (ja)

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JPS6314614U JPS6314614U (ja) 1988-01-30
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JPS6314614U (ja) 1988-01-30

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