JP2508219B2 - 半導体レ―ザモジュ―ル - Google Patents

半導体レ―ザモジュ―ル

Info

Publication number
JP2508219B2
JP2508219B2 JP63253855A JP25385588A JP2508219B2 JP 2508219 B2 JP2508219 B2 JP 2508219B2 JP 63253855 A JP63253855 A JP 63253855A JP 25385588 A JP25385588 A JP 25385588A JP 2508219 B2 JP2508219 B2 JP 2508219B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
optical fiber
semiconductor laser
module
optical axis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63253855A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02101405A (ja
Inventor
重太 石川
規矩夫 土肥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP63253855A priority Critical patent/JP2508219B2/ja
Publication of JPH02101405A publication Critical patent/JPH02101405A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2508219B2 publication Critical patent/JP2508219B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Led Device Packages (AREA)
  • Semiconductor Lasers (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光通信用光源に用いられる半導体レーザ(L
D)モジュールに関し,特に半導体レーザ(LD)と光フ
ァイバとを効率良く結合させたLDモジュールに関する。
〔従来の技術〕
光通信用の光ファイバとして多モードファイバ及び単
一モードファイバが知られている。ところで,幹線系に
おける大量需要による低価格化,将来の大容量化に対す
る自由度が大である等の理由から支線系,加入者系にお
いても単一モードファイバが用いられる傾向にある。
支線系,加入者系においては幹線系と異なり,通常中
継が行われず,しかも,支線系,加入者系はネットワー
クの末端に位置するため,伝送距離が比較的短く,偏差
が大である。一方,支線系,加入者系では回線の多重度
が低いため,低価格の要求が大である。このため,支線
系,加入者系伝送方式では長区間,短区間の2方式に分
離してコスト的に最適設計される。
短区間方式用光源としては,高速で,しかも単一モー
ドファイバへの結合特性が良く,将来的に低コストが予
測されるLDが主流となりつつある。短区間方式用LDモジ
ュールの光出力は長区間用に比べて,10dB以上低くても
良く,従来この種のLDモジュールには,第5図に示すよ
うに低価格な球レンズ2がLDペレット1と光ファイバ3
の結合用に用いられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで,LDペレットは通常気密封止されたカンケー
スの中に実装されるが,現状ではその実装位置誤差はxy
z方向(x,yは光軸に垂直,zは光軸方向)で±100μm程
度あり,球レンズおよび光ファイバの実装位置誤差と比
べて1桁大きい。このため,長区間用高結合LDモジュー
ルではLDペレット及び光ファイバの両方についてx,y,z
方向の計6軸方向の光軸調整が必要である。一方,長区
間用に比べて10dB程結合効率の低くて良い短区間用低結
合LDモジュールでも,LDペレットと光ファイバのいずれ
か一方についてx,y,z方向の3軸方向の光軸調整が必要
である。しかも,短区間用LDモジュールに対しては高出
力の代わりに低価格の要求が厳しい。ところが,上述し
たように,従来の構成では光軸調整が簡略化できず,充
分な低価格化が図れないという問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のLDモジュールはLDと光ファイバの係合手段と
して,光軸上に複数のまたは連続に焦点を有する高収差
(収差の大きい)の1個のレンズか,この様な高収差レ
ンズを少くとも1個含むレンズ群を用いたことを特徴と
している。
ここで,まず本発明の原理について説明する。第1図
には,1つの多焦点レンズ4を用いてLDペレット1と光フ
ァイバ3とを結合させる構成で示されており,第2図に
は,多焦点レンズ4でLDペレット1の放射光をフリメー
トして,このコリメートビームを単一焦点低収差(収差
の小さい)レンズ5により光ファイバ3のコアに集束す
るコリメート系が示されている。
第1図及び第2図に示す構成では,多焦点高収差レン
ズ4の焦点の数と焦点距離に応じて光ファイバ3の端面
を中心にして光軸上に集束スポットが分布する。
第1図及び第2図に示すように、光ファイバ3の端面
は平坦であり、光ファイバ3の端面は複数の焦点の間に
位置していることがわかる。つまり、光ファイバ3の端
面は平坦であり焦点で規定された区間内に位置すること
がわかる。
第3図にLDペレット1と多焦点レンズ4との間隔zに
対するLDと光ファイバとの結合損失Lの関係を示す。L1
は低収差レンズだけで構成した場合のL曲線で,L2は多
焦点高収差レンズを含んで構成した場合のL曲線であ
る。結合損失が最低値からΔL増加するまでのz方向
(光軸方向)の許容範囲Δzは,多焦点高収差レンズを
備える系で構成した方が大きく(Δz2>Δz1)なる。こ
れは多焦点の各々の焦点についてのL曲線が,z方向で焦
点距離に応じて曲線L21,L22の様にずれるため,これら
を相加すると最低値は大きくなるが,底が平坦な曲線と
なるためである。
このような特性は一定の低い光出力で良いから光軸調
整を簡略化したい短区間用LDモジュールの結合系として
適している。即ちz方向の感度が緩和されるため,xy方
向だけの光軸調整となり,調整が簡略化されるととも
に,構成部品も簡素化される。従って格段の低価格化が
可能となる。
〔実施例〕
以下本発明について実施例によって具体的に説明す
る。
第4図を参照して,双焦点レン7ズ7は,平凸レンズ
の凸側の曲率を中心と周辺で変えたものでガラスモール
ド技術等で作成される。LDペレット1はLDパッケージ6
の中に気密封止されており,光ファイバの端面は,光フ
ァイバ芯線8をフェルール9内に挿入して接着,研磨す
ることによりフェルール9の端面に位置している。フェ
ルール9はネジ11によりホルダ10の貫通穴に機械的に固
定され,双焦点レンズ7はホルダ内に半田,圧入等によ
り無調整で固定される。
光軸調整はLDパッケージ6のツバ6aをホルダ10の端面
に突当てた後xy方向のみについて行い,そしてツバ6aを
ホルダ端面にYAGレーザ・スポット溶接等で固定して組
立が完了する。
なお,波長1.31μmのLDとコア径10μmの単一モード
ファイバで実験した結果,10個のサンプルで最低結合損
失が18dBでその幅が3dBと短区間用LDモジュールとして
は充分な特性であることが確認された。また,上述の実
施例では,双焦点レンズを1つ用いた場合について説明
したけれども双焦点レンズを少なくとも1つ備えるレン
ズ群を用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明のLDモジュールでは,LDと
光ファイバとの結合手段として光軸上に複数のまたは連
続に焦点を有する高収差のレンズを用い、光ファイバの
端面を平坦としてしかも光ファイバの端面を焦点で規定
された区間内に位置させるようにしたから、LDペレット
の光軸方向の調整を無調整化しても,低出力だが製造ば
らつきの少ないLDモジュールが実現できるという効果が
ある。また,光軸調整が簡略化されると共に,構成部品
が簡素化されるため,従来に比べて格段の低コスト化が
できる。従って本発明を低出力で低価格の要求の厳しい
支線,加入者系の短区間用LDモジュールに適用すれば,
その低価格化が実現され,LDモジュールひいては光通信
装置の大量需要が生まれるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を説明するための第1の構成図,
第2図は本発明の原理を説明するための第2の構成図,
第3図はLDペレットとレンズとの間隔zに対する結合損
失Lの関係を示す図,第4図は本発明の一実施例の縦断
面図,第5図は従来例の構成図である。 1……LDペレット,2……球レンズ,3……光ファイバ,4…
…多焦点高収差レンズ,5……単一焦点低収差レンズ,6…
…LDパッケージ,7……双焦点レンズ,8……光ファイバ芯
線,9……フェルール,10……ホルダ,11……ネジ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体レーザを備え、該半導体レーザが結
    合手段によって光ファイバに結合される半導体レーザモ
    ジュールにおいて、前記結合手段は光軸上に複数の焦点
    又は連続して焦点を形成する高収差のレンズを備えてお
    り、前記光ファイバの端面は平坦でありしかも前記焦点
    で規定された区間内に位置することを特徴とする半導体
    レーザモジュール。
JP63253855A 1988-10-11 1988-10-11 半導体レ―ザモジュ―ル Expired - Lifetime JP2508219B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63253855A JP2508219B2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11 半導体レ―ザモジュ―ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63253855A JP2508219B2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11 半導体レ―ザモジュ―ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02101405A JPH02101405A (ja) 1990-04-13
JP2508219B2 true JP2508219B2 (ja) 1996-06-19

Family

ID=17257073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63253855A Expired - Lifetime JP2508219B2 (ja) 1988-10-11 1988-10-11 半導体レ―ザモジュ―ル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2508219B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0486711A (ja) * 1990-07-31 1992-03-19 Nec Corp 半導体レーザモジユール
JP2839807B2 (ja) * 1992-10-02 1998-12-16 アルプス電気株式会社 光結合装置の組立て方法
US6956992B2 (en) * 2002-07-31 2005-10-18 Agilent Technologies, Inc. Optical fiber coupler having a relaxed alignment tolerance
JP4022498B2 (ja) 2003-04-18 2007-12-19 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 光リンク・モジュール、光接続方法、該光リンク・モジュールを含む情報処理装置、信号転送方法、プリズム、およびその製造方法
JP2009258154A (ja) * 2008-04-11 2009-11-05 Sumitomo Electric Ind Ltd 光送信モジュールとその製造方法
JP5040842B2 (ja) * 2008-07-24 2012-10-03 富士通株式会社 波長選択スイッチ
WO2017068683A1 (ja) 2015-10-22 2017-04-27 ナルックス株式会社 光学素子

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6225711A (ja) * 1985-07-27 1987-02-03 Agency Of Ind Science & Technol 集光装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02101405A (ja) 1990-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5293438A (en) Microlensed optical terminals and optical system equipped therewith, and methods for their manufacture, especially an optical coupling method and optical coupler for use therewith
US6014483A (en) Method of fabricating a collective optical coupling device and device obtained by such a method
EP0872747B1 (en) Optical module
US5940564A (en) Device for coupling a light source or receiver to an optical waveguide
US5446816A (en) Optical fiber having a lens formed at an end thereof
JP3434895B2 (ja) 双方向伝送用光モジュール
JPH04333808A (ja) 光半導体モジュール
JPH09189826A (ja) ボールレンズを用いた光結合系装置及び光結合系製造方法
EP1385032A1 (en) Lensed optical fiber
JPS61260207A (ja) 光結合器を形成する双方向オプトエレクトロニクス構成部品
WO2007047086A2 (en) Diode laser array coupling optic and system
JP2002055276A (ja) 微小非球面コリメータレンズ
JP2000121883A (ja) 光通信装置およびネットワーク装置
JP2508219B2 (ja) 半導体レ―ザモジュ―ル
EP1369719A1 (en) Integrated optical module featuring three wavelengths and three optical fibers
CN1742220A (zh) 小型化的光纤透镜及其制造方法
JPH11160569A (ja) 光結合回路
JPH0961678A (ja) 半導体受光素子
CN110447150A (zh) 波分复用光发送模块及其制造方法
JPH0515316B2 (ja)
JPH1010374A (ja) 受発光機構素子および光通信素子とその製造方法
JPS6251515B2 (ja)
JPS5853322B2 (ja) 小形集光器
JP3821576B2 (ja) 光モジュール
JPS6320392B2 (ja)