JP2508036Y2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

Info

Publication number
JP2508036Y2
JP2508036Y2 JP11180490U JP11180490U JP2508036Y2 JP 2508036 Y2 JP2508036 Y2 JP 2508036Y2 JP 11180490 U JP11180490 U JP 11180490U JP 11180490 U JP11180490 U JP 11180490U JP 2508036 Y2 JP2508036 Y2 JP 2508036Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerating
temperature
refrigerating chamber
chamber
refrigerator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP11180490U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0468976U (ja
Inventor
康博 亀井
Original Assignee
松下冷機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下冷機株式会社 filed Critical 松下冷機株式会社
Priority to JP11180490U priority Critical patent/JP2508036Y2/ja
Publication of JPH0468976U publication Critical patent/JPH0468976U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2508036Y2 publication Critical patent/JP2508036Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、複数の冷蔵室を有し、多種多様な食器に応
じた適切な保存を行なうようにした冷蔵庫に関する。
従来の技術 以下第4図を参照しながら従来例について説明する。
近年、冷蔵庫は食生活の多様化により食品保存温度の
適切化を図るため多室化の傾向にある。このような背景
に於いて松下電器産業株式会社からは1988年3月にNR-E
35A型電気冷凍冷蔵庫が発売されている。即ち、冷蔵庫
本体1は仕切り壁2により上下に区画され、その上部に
は縦仕切り壁3により左右に区画された冷凍室4及び低
温室5が互いに隣接して配置され、下部には第1の冷蔵
室6及び第3の冷蔵室7が上下に隣接して、そしてこの
両室の側方に連通口8−1を備えた縦仕切り板8を介し
て縦長の第2の冷蔵室9が隣接して夫々配置されてい
る。冷凍室4内には冷却器10と送風機11が配置され冷却
器10の側方にはダクト12が形成され、第1の冷蔵室6の
奥上部に配置された温度調節装置13に接続している。さ
らに前記送風機11の後方には通風路(図示せず)が設置
され、前記低温室5の奥上部に設置された低温室用温度
調節装置14に接続している。前記温度調節装置13の前面
及び下面には、前記第1の冷蔵室6及び、前記第3の冷
蔵室7用の冷気吐出口15、側面には前記第2の冷蔵室9
用の冷気吐出口16が設けられており、この側面の冷気吐
出口16の相対向する所に前記第2の冷蔵室9の背面板17
が位置し、この背面板17は冷気吐出口18を有している。
また、前記温度調節装置13の前面下部には温度検知器19
が配置され、前記第1の冷蔵室6の上面の前記仕切り壁
2には第1の吸入口20、前記第2の冷蔵室9の上面の前
記仕切り壁2には第2の吸入口21が備えられている。以
上のような構成において以下その動作を述べる。冷却器
10で生成された冷気の一部は、後方の通風路を通って低
温室用温度調節装置14に入り、ここで低温室用がチルド
(約0℃)又はパーシャル(約−3℃)となるように風
量を調節して室内へ吐出されている。さらに生成された
冷気の一部は、側方のダクト12を通って温度調節装置13
に入り、前面及び下面の吐出口15から第1の冷蔵室6と
第3の冷蔵室7へ吐出される。また側面の吐出口16から
一部は直接、また一部は背面板17の後方を通って吐出口
18から第2の冷蔵室9へと吐出されている。
また、前記第1の冷蔵室6,第2の冷蔵室9,第3の冷蔵
室の温度調節は、前記温度調節装置13の前面下部に配置
された温度検知器19が第1の冷蔵室6の庫内温度を検知
し、温度調節装置13からの吐出冷気量を調節することに
より行なっており、吐出された後第1の冷蔵室6と第3
の冷蔵室7を循環した冷気は第1の吸入口20より、第2
の冷蔵室9を循環した冷気は第2の吸入口21より夫々前
記冷却器10へと戻される。
考案が解決しようとする課題 しかしながら以上のような構成では、第1の冷蔵室6
の庫内温度のみ検知するものであるから、同じ第1の吸
入口20より冷気を戻す第3の冷蔵室7の庫内温度は検知
できても、隣接して設置された第2の冷蔵室9の庫内温
度は検知できないものであった。すなわち、第2の冷蔵
室9の扉の開閉が頻繁であったり、食品を同時に多量に
投入した場合には、庫内温度が上昇したまま再び充分に
冷えるまで時間がかかるという問題があった。また、こ
れを解決するためには別途温度制御装置や温度検知器を
付加しなくてはならず、コストアップや内容積の減等の
課題を抱えていた。
本考案は上記した課題を解消するものであり、左右に
仕切られた冷蔵室の両室共、期待する温度制御を行なう
ものであり、鈍冷,過冷等を防止した冷蔵庫を提供する
ものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本考案は2つの冷蔵室を左
右に分割する縦仕切り板の連通口の近傍に温度検知器を
配置すると共に、一方の冷蔵室にのみ吸入口を配置した
ものである。
作用 本考案は上記した構成により、両空間の対流を向上さ
せ、その対流する空気の温度を検知し、吐出冷気量を制
御することにより、両室を期待する温度に保つことがで
きることとなる。
実施例 以下実施例の第1の実施例を第1図,第2図に従い説
明する。従来と同一構成部分については同一符号を付し
その詳細な説明は省略し異なる部分についてのみ説明す
る。
冷蔵庫本体22は仕切り壁23により上下に区割され、下
部には第1の冷蔵室24及び第3の冷蔵室25が上下に隣接
して、そしてこの両室の側方に連通口26−1を備えた縦
仕切り板26を介して縦長の第2の冷蔵室27が隣接して夫
々配置されている。第1の冷蔵室24の奥上部には温度調
節装置28が配置されており、その前面及び下面には、前
記第1の冷蔵室24及び前記第3の冷蔵室25用の冷気吐出
口29,側面には前記第2の冷蔵室27用の冷気吐出口30が
設けられており、この側面の冷気吐出口30の相対向する
所に前記第2の冷蔵室27の背面板31が位置し、この背面
板31は冷気吐出口32を有している。また、前記縦仕切り
板26の連通口26−1の近傍には縦仕切り板26と一体に形
成された係止片26−2により温度検知器33が配置されて
おり、前記第1の冷蔵室24の上面の前記仕切り壁23にの
み吸入口34が備えられている。
以上のような構成において以下その動作を述べる。冷
却器10で生成された冷気の一部は側方のダクト12を通っ
て温度調節装置28に入り、前面及び下面の吐出口29から
第1の冷蔵室24と第3の冷蔵室25へ吐出される。また側
面の吐出口30から一部は直接、また一部は背面板31の後
方を通って吐出口32から第2の冷蔵室27へと吐出され
る。
また、前記第1の冷蔵室24,第2の冷蔵室27,第3の冷
蔵室25の温度調節は、前記縦仕切り板26の連通口26−1
部に係止片26−2により係止された温度検知器33が周囲
の温度を検知し、温度調節装置28からの吐出冷気量を調
節することにより行なっており、吐出された後、第1の
冷蔵室24と第3の冷蔵室25を循環した冷気は従来例と同
様に第1の冷蔵室24の上部に配置された吸入口34より冷
却器10へと戻されるが、第2の冷蔵室27に吐出された冷
気も縦仕切り板26の連通口26−1より第1の冷蔵室24を
経由して前記吸入口34より冷却器へ戻される。
以上の様に構成された冷蔵庫で、第2の冷蔵庫27への
負荷が増大した場合でも、上昇した庫内冷気が必ず連通
口26−1を通過するため、この温度を温度検知器33が検
知することができ、即座に温度調節装置28からの冷気量
を増加調節することができるため、素早く期待する温度
に食品を冷却できるものである。
次に第2の実施例を第3図に従い説明する。
冷蔵庫本体35を仕切り壁36により上下に区割し、下部
には第1の冷蔵室37及び第3の冷蔵室38を上下に隣接し
て、そしてこの両室の側方に縦仕切り板39を介して上部
に第2の低温室40及び下部に第2の冷蔵室41が隣接して
夫々配置されている。また、前記第1の冷蔵室37と第2
の冷蔵室41間の縦仕切り板41には連通口41−1が設けら
れており、この連通口41−1の近傍には第1,第2,第3の
冷蔵室の温度を検知する温度検知器42が配設されてい
る。
第1の冷蔵室37の奥上部には温度調節装置43が配置さ
れており、その左側に前記縦仕切り板39に沿って吐出ダ
クト44が備えられており、この吐出ダクト44には第1の
冷蔵室37及び第3の冷蔵室38用の第1の吐出口45,第2
の冷蔵室41用の第2の吐出口46が設けられている。この
第2の吐出口46の相対向する所に前記第2の冷蔵室41の
背面板47が位置し、この背面板47は冷気吐出口48を有し
ている。
また、前記第1の冷蔵室37の上部には第1の吸入口49
が配置されている。
また、前記第2の低温室40の上奥部には第2の低温室
40への吐出冷気量を調節する第2の温度調節装置50が配
置されており、上手前部には第2の吸入口51が配置され
ており、この第2の低温室40と前記第2の冷蔵室41の間
は断熱壁52により断熱区画されている。
以上のような構成において以下その動作を述べる。
第1の実施例とは上部に第2の低温室40が付加された
ものであり、第2の低温室40へは第2の温度調節装置50
から所定の温度に調節すべく冷気が吐出され、第2の吸
入口51により冷却器10へと戻される。
また、温度調節装置43からは吐出ダクト44の第1の吐
出口45により第1の冷蔵室37及び第3の冷蔵室38へと吐
出されると共に、第2の吐出口46からは一部が第2の冷
蔵室41へ直接、一部が背面板47の後方より冷気吐出口48
を通って第2の冷蔵室41の吐出される。
また、前記第1の冷蔵室37,第2の冷蔵室41,第3の冷
蔵室38の温度調節は、前記縦仕切り板39の連通口39−1
部に配置された温度検知器42が周囲の温度を検知し、温
度調節装置43からの吐出冷気量を調節することにより行
なっており、第1の冷蔵室37と第3の冷蔵室38を循環し
た冷気は第1の吸入口49より冷却器10へと戻るが、第2
の冷蔵室41に吐出された冷気も縦仕切り板39の連通口39
−1より第1の冷蔵室37を経由して第1の吸入口40より
冷却器に戻る。
以上の様に構成された冷蔵庫でも、第1の実施例と同
様、第2の冷蔵室41への負荷が増大した場合、即座に温
度制御装置43からの冷気量を増加調節することができる
ため、素早く期待する温度に食品を冷却できるばかりで
なく、従来例の様に第2の冷蔵室41からの吸入口を仕切
り壁に設ける場合には、本実施例の様に第2の冷蔵室41
の上部に隣接して第2の低温室40がある場合には別途戻
りダクトを第2の低温室40内に設置しなくてはならない
が第1の冷蔵室37内へ経由させるため、部品点数を減ら
すことができ、内容積の減少も防止でき、また、戻りダ
クトによる第2の低温室40への熱的影響も防止すること
ができる。
考案の効果 以上の様に本考案は縦仕切り板により左右に分割され
た冷蔵室の一方に戻り冷気用の吸入口を設けると共に、
両冷蔵室間の縦仕切り板に連通口を設け、この連通口近
傍に温度検知器を配設したものであり、吸入口のない側
の冷蔵室からの戻りが必ず連通口を通りその温度を検知
するものであるから、扉の開閉が頻繁であったり、庫内
へ多量の食品が投入された場合でも、即座に温度を検知
することが出来、素早く所望の温度へと冷却できるもの
である。
また、別途温度制御装置や温度検知器や、戻りダクト
を付加するものでないから、低コストであり内容積の減
少や他の部屋への熱的影響を防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す冷蔵庫の斜視図、第2
図は同冷蔵庫の要部断面図、第3図は本考案の他の実施
例を示す冷蔵庫の要部斜視図、第4図は従来の冷蔵庫の
斜視図である。 22,35……冷蔵庫本体、23,36……仕切り壁、24,37……
第1の冷蔵室、26,39……縦仕切り板、26−1,39−1…
…連通口、27,41……第2の冷蔵室、28,43……温度調節
装置、33,42……温度検知器、34,49……吸入口。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】仕切り壁により上下に分割された本体内部
    の下部を、縦仕切り板により更に左右に2分割し、少な
    くとも一方に第1の冷蔵室、他方に第2の冷蔵室を配置
    すると共に、 一方の冷蔵室にのみ配置された両冷蔵室への冷気循環量
    を調節する温度制御装置と、前記温度制御装置の位置に
    関係なく前記仕切り壁下面の一方の冷蔵室側にのみ配置
    された吸入口と、前記縦仕切りに備えられた両冷蔵室間
    の連通口と、該連通口の近傍に配置された温度検知器と
    より成る冷蔵庫。
JP11180490U 1990-10-24 1990-10-24 冷蔵庫 Expired - Lifetime JP2508036Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11180490U JP2508036Y2 (ja) 1990-10-24 1990-10-24 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11180490U JP2508036Y2 (ja) 1990-10-24 1990-10-24 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0468976U JPH0468976U (ja) 1992-06-18
JP2508036Y2 true JP2508036Y2 (ja) 1996-08-21

Family

ID=31859282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11180490U Expired - Lifetime JP2508036Y2 (ja) 1990-10-24 1990-10-24 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2508036Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003294358A (ja) * 2002-04-01 2003-10-15 Hitachi Ltd 冷蔵庫
JP5607890B2 (ja) * 2009-03-26 2014-10-15 ハイアールアジアインターナショナル株式会社 冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0468976U (ja) 1992-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5546759A (en) Refrigerator having a vegetable compartment and a separate kimchi chamber
JP2771125B2 (ja) 冷気誘導路を設けた冷蔵庫
CN111609606B (zh) 一种具有双送风风机的冰箱及其送风控制方法
JPS6246126Y2 (ja)
JP2508036Y2 (ja) 冷蔵庫
JP3439981B2 (ja) 冷蔵庫
JPS62288468A (ja) 5温度式冷蔵庫
JP3226420B2 (ja) 冷却貯蔵庫
JP2575915B2 (ja) 冷蔵庫
JPH0552459A (ja) 冷蔵庫
JPH0571850A (ja) 冷凍冷蔵庫
JPH0341264Y2 (ja)
JPH0749338Y2 (ja) 冷蔵庫
CN217031762U (zh) 用于冰箱的风道盖板和冰箱
JP2836627B2 (ja) 冷蔵庫
JP2781424B2 (ja) 冷蔵庫
JPH08105679A (ja) 冷蔵庫
JP2003294358A (ja) 冷蔵庫
JPS6146379Y2 (ja)
JPH0247426Y2 (ja)
JPS6115492Y2 (ja)
JPH11337246A (ja) 冷凍冷蔵庫
JPS63113277A (ja) 冷蔵庫
JPS62200169A (ja) 冷蔵庫
JPH0733953B2 (ja) 低温貯蔵庫