JP2507160Y2 - 水栓の弁軸ハンドル - Google Patents

水栓の弁軸ハンドル

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JP2507160Y2
JP2507160Y2 JP1988165166U JP16516688U JP2507160Y2 JP 2507160 Y2 JP2507160 Y2 JP 2507160Y2 JP 1988165166 U JP1988165166 U JP 1988165166U JP 16516688 U JP16516688 U JP 16516688U JP 2507160 Y2 JP2507160 Y2 JP 2507160Y2
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faucet
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隆男 小島
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隆男 小島
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、水道の蛇口などに用いられている水栓の弁
軸ハンドルに関するものである。
〈従来の技術〉 このような水栓の弁軸ハンドルとしては、現在、丸ハ
ンドル,三角ハンドル,レバーハンドル,あるいは六角
ハンドルなどの種々のものが使用されている。
例えば三角ハンドルを用いた場合について説明すれ
ば、次の通りである。
即ち、第3図に示した通り、水道の蛇口は、その先端
部外周に多数の縦溝(切歯)15が形成された水栓弁軸16
を有する水栓17から構成されている。従来より用いられ
ている三角ハンドル18は、この水栓弁軸16の先端部に係
合するように、その中心部にはこの水栓弁軸16の先端部
の外径と略同じ内径を持ち、また縦方向に延びる透孔19
が形成されており、またこの透孔19の内面には水栓弁軸
16の先端部の縦溝15と係合する縦溝20が形成されてい
る。
そして、この三角ハンドル18の透孔19を水栓弁軸16の
先端部に両者の縦溝15,20を係合させつつ嵌込み、更に
水栓弁軸16の上端に形成されたねじ溝21に抜け防止用の
ビス22を螺合させるといった構造を採っている。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、水栓弁軸の先端部並びにハンドルを除
いた他の水栓部分についてはJIS(日本工業規格)によ
ってその寸法等の規格が定まっているものの、水栓弁軸
の先端部については定まった規格がなく、水栓弁軸の先
端部に形成される縦溝の数や深さあるいは大きさ等はメ
ーカー毎にまちまちで、それぞれ違うのが現状である。
このため、長年の使用により錆が発生したり、あるい
は汚れたりしたハンドルを、例えば新しいものに取替え
ようとする場合、その水栓弁軸の先端部に合った形式の
ハドルを捜すのがいささか面倒である。
このため、各形式に適合させるためのアダプターを付
属させたハンドルも市販されてはいるが、アダプターの
分だけ割高となるし、またアダプターを一緒に組込まな
ければならないのでハンドルの取付け作業が煩雑で手間
がかかるといった欠点がある。
この考案は、このようなアダプターを要することな
く、各形式の水栓弁軸の先端部に取付けることが可能な
水栓の弁軸ハンドルを提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 即ち、この考案の水栓の弁軸ハンドルは、先端部外周
にその全周に亙って多数の縦溝を形成した回転軸を有し
てなる水栓弁軸の前記先端部の直径と略同じ内径の凹部
が縦方向に形成された回転軸部をその一端部に有するレ
ーバー状のハンドルであって、前記回転軸部の側壁に
は、その中心方向に向かって前記凹部までねじ溝が形成
されており、更にこのねじ溝には、先鋭とした先端部が
前記縦溝に挿入されるねじ部材が螺挿されていることを
要旨とする。
〈作用〉 上記回転軸部の凹部を水栓弁軸の先端外周部に嵌める
とともに、回転軸部の側壁に螺挿したねじ部材を回転軸
部の中心方向に捩じ込み、このねじ部材の先鋭とした先
端部を水栓弁軸の先端外周部の縦溝内に挿入してこの縦
溝底面に押し付けるように取り付けることで、水栓弁軸
の先端部に形成される縦溝の数や、深さあるいは大きさ
等が異なる場合においても、容易にハンドルを水栓弁軸
に取付け固着することができる。
〈実施例〉 以下にこの考案の実施例を説明する。尚、以下に説明
する各図において、同一部材は便宜上同じ符号を用い
た。
第1図において、本考案に係るレバーハンドル1はそ
の図中右側部に取手2が、また左側部には回転軸部3が
それぞれ形成されている。
このうち、回転軸部3には、水栓弁軸16の先端部の外
径と略同じ内径を持ち、また図中縦方向(つまり水栓弁
軸の軸線方向)に延びる横断面円形で、更に平面状の天
井面4aを有する凹部4が形成されている。
またこの回転軸部3の側壁には、その中心方向に向か
って凹部4まで至る複数のねじ溝5が、例えば同一円周
上で略等間隔で形成されており、またこのねじ溝5に
は、先鋭とした先端部6a(先端はR状でもよい)が前記
縦溝15に挿入されるねじ部材6がそれぞれ螺挿されてい
る。
このレバーハンドル1を水栓弁軸部に取付けた例を第
2図(A),(B)に示した。即ち、先端外周にその全
周に亙って多数の縦溝15が形成された水栓弁軸16の先端
部に、レバーハンドル1の回転軸部3に形成された凹部
4を、この凹部4の平面状の天井面4aに水栓弁軸16の上
端が当接するまで嵌込む。次いで、回転軸部3のねじ溝
5に螺挿されたねじ部材6を回転軸部3の中心方向に、
その先鋭とした先端部6aが水栓弁軸16の先端部の1つの
縦溝15内に挿入し、且つ、その縦溝15の底部に圧接する
まで捩込んでやるのである。これにより、レバーハンド
ル1の回転軸部3は水栓弁軸16の先端部に固着される。
この際、水栓弁軸16の先端部外周に形成された多数の縦
溝15は、第2図(B)に示すように、その先端部の全周
に亙っているので、レバーハンドル1の回転方向におけ
る取付位置を任意に設定することができる。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案によれば、水栓弁軸の先端
部の全周に亙って形成された縦溝にねじ部材が係合する
ことによって回転軸部が水栓弁軸に固着されるので、ア
ダプターや抜け防止用のビスなどの部品を要することな
しに、極めて簡単な構造で、各形式の水栓弁軸の先端部
に容易に、しかも任意の回転位置に取付けることができ
ると共に、レバー状のハンドルを指一本で開閉できるこ
とから、開閉操作が簡便であるばかりでなく、病人が使
ってもハンドルを介して病原菌が他の人に移りにくい点
で衛生的な弁軸ハンドルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のレバーハンドルを示した説明図、第2
図(A)は水栓弁軸の先端部にレバーハンドルを取付け
た場合の一部縦断正面図、第2図(B)は同じく一部横
断平面図、第3図は従来の弁軸ハンドルを取付けた水栓
の説明図である。 1……レバーハンドル、3,8……回転軸部、4,9……凹
部、5,10……ねじ溝、6……ねじ部材、6a……先鋭とし
た先端部、15……縦溝、16……水栓弁軸、17……水栓、
19……透孔。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部外周にその全周に亙って多数の縦溝
    を形成した回転軸を有してなる水栓弁軸の前記先端部の
    直径と略同じ内径の凹部が縦方向に形成された回転軸部
    をその一端部に有するレバー状のハンドルであって、 前記回転軸部の側壁には、その中心方向に向かって前記
    凹部までねじ溝が形成されており、 更にこのねじ溝には、先鋭とした先端部が前記縦溝に挿
    入されるねじ部材が螺挿されていることを特徴とする水
    栓の弁軸ハンドル。
JP1988165166U 1988-12-21 1988-12-21 水栓の弁軸ハンドル Expired - Lifetime JP2507160Y2 (ja)

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JPH0285083U JPH0285083U (ja) 1990-07-03
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JPS5690558U (ja) * 1979-12-14 1981-07-20
JPS5830085U (ja) * 1981-08-21 1983-02-26 株式会社カクダイ製作所 水栓開閉ハンドル
JPS59175772U (ja) * 1983-05-11 1984-11-24 関口 完二 蛇口開閉器具
JPS6322484U (ja) * 1986-07-28 1988-02-15

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JPH0285083U (ja) 1990-07-03

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