JP2506981Y2 - カレンダ―用フック - Google Patents
カレンダ―用フックInfo
- Publication number
- JP2506981Y2 JP2506981Y2 JP2695093U JP2695093U JP2506981Y2 JP 2506981 Y2 JP2506981 Y2 JP 2506981Y2 JP 2695093 U JP2695093 U JP 2695093U JP 2695093 U JP2695093 U JP 2695093U JP 2506981 Y2 JP2506981 Y2 JP 2506981Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook
- hanging
- calendar
- horizontal member
- exposed horizontal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Supports Or Holders For Household Use (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、カレンダー用フックに
関する。
関する。
【０００２】カレンダーはどの世帯にも最低ひとつは見
られるものであり、掛架用カレンダーの場合、通常掛架
用円環がカレンダー上縁部に装設される紙綴機構に連設
ないし一体形成されている。この掛架用円環フック等の
鈎機構或いは画鋲等を用い、柱や壁の人目につきやすく
ほどよい位置に掛架されるのが普通である。高度のイン
テリア性を持つことも多い。
られるものであり、掛架用カレンダーの場合、通常掛架
用円環がカレンダー上縁部に装設される紙綴機構に連設
ないし一体形成されている。この掛架用円環フック等の
鈎機構或いは画鋲等を用い、柱や壁の人目につきやすく
ほどよい位置に掛架されるのが普通である。高度のイン
テリア性を持つことも多い。
【０００３】
【従来の技術】カレンダーに付設された掛架用円環を掛
置するフックないし画鋲は、従来より家屋内の壁や柱の
掛置面に尖錐部を穿入ないし螺入させることを前提とし
ていた。
置するフックないし画鋲は、従来より家屋内の壁や柱の
掛置面に尖錐部を穿入ないし螺入させることを前提とし
ていた。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】フックや画鋲を家屋内
の壁や柱の掛置面に尖錐部を穿入ないし螺入させた場
合、掛置面に穿孔や螺孔の生ずることはさけられない。
これらの掛架痕跡孔は室内美観構成部分の損傷にほかな
らず、室内装飾上障害となるばかりでなく、賃貸家屋な
どでは家主が不快感をもち、減価補填の対象となること
も多い。
の壁や柱の掛置面に尖錐部を穿入ないし螺入させた場
合、掛置面に穿孔や螺孔の生ずることはさけられない。
これらの掛架痕跡孔は室内美観構成部分の損傷にほかな
らず、室内装飾上障害となるばかりでなく、賃貸家屋な
どでは家主が不快感をもち、減価補填の対象となること
も多い。
【０００５】特に美観上の配慮を要する客間などに掛架
された場合、掛架痕跡孔による美観の損傷は著しく、家
具の配置によっては掛架痕跡孔を覆蔽する必要も生じが
ちであるため、一般家庭においても嫌厭不快の誘因とな
っている。
された場合、掛架痕跡孔による美観の損傷は著しく、家
具の配置によっては掛架痕跡孔を覆蔽する必要も生じが
ちであるため、一般家庭においても嫌厭不快の誘因とな
っている。
【０００６】上記問題点を解決するものとして相当程度
流通している長押用フックも、衣料掛架用のものはある
にせよ、カレンダー掛架用に開発されたものはなく、ま
た長押の形態によっては使用不可能のものも存在し、し
かも美観上不釣合なものが多い、という課題があった。
流通している長押用フックも、衣料掛架用のものはある
にせよ、カレンダー掛架用に開発されたものはなく、ま
た長押の形態によっては使用不可能のものも存在し、し
かも美観上不釣合なものが多い、という課題があった。
【０００７】本考案はこのような課題にかんがみ、人目
につきやすい掛架面に穿孔や螺孔を生じさせることのな
い、しかも美観上釣合のとれたカレンダー用フックを提
供することを目的とする。
につきやすい掛架面に穿孔や螺孔を生じさせることのな
い、しかも美観上釣合のとれたカレンダー用フックを提
供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本考案カレンダー用フッ
クは、一定幅を有するＬ字型の硬質素材小片、例えばＬ
字型金属小片、或いはＬ字型合成樹脂小片の１辺の端部
に単数ないし複数の尖錐が他辺の延成方向に形成され、
前期他辺の端部に鈎機構が設けられたことを上記課題解
決の手段としている。
クは、一定幅を有するＬ字型の硬質素材小片、例えばＬ
字型金属小片、或いはＬ字型合成樹脂小片の１辺の端部
に単数ないし複数の尖錐が他辺の延成方向に形成され、
前期他辺の端部に鈎機構が設けられたことを上記課題解
決の手段としている。
【０００９】
【作用】上述の構成により、Ｌ字型硬質素材小片の１辺
の端部に形成された単数ないし複数の尖錐は、桟あるい
は長押など屋内の壁面に露出している横架材縁部への穿
着固定手段となる。屋内露出横架材縁部は直角であるこ
とが多く、その場合Ｌ字型硬質素材小片の内側直角部は
横架材縁部に適宜密着する。
の端部に形成された単数ないし複数の尖錐は、桟あるい
は長押など屋内の壁面に露出している横架材縁部への穿
着固定手段となる。屋内露出横架材縁部は直角であるこ
とが多く、その場合Ｌ字型硬質素材小片の内側直角部は
横架材縁部に適宜密着する。
【００１０】また穿着時に下方に延成する他辺の端部に
設けられた鈎機構にカレンダーの掛架用円環、或いはこ
れに結設される紐を掛置した場合、カレンダーの重みで
穿着度が増すため、Ｌ字型硬質素材小片であるフックの
固定度はきわめて高いものとなる。
設けられた鈎機構にカレンダーの掛架用円環、或いはこ
れに結設される紐を掛置した場合、カレンダーの重みで
穿着度が増すため、Ｌ字型硬質素材小片であるフックの
固定度はきわめて高いものとなる。
【００１１】上記屋内露出横架材上における上記硬質素
材小片穿着点は、カレンダー掛架面に直角隣接する面、
即ち上底面上となる。該上底面に穿着痕跡の生ずること
は粘着防護マット等を敷設しない限り不可避であるが、
カレンダーの掛架位置が通常ほぼ人間の目の高さ以上で
あるため、この穿着痕跡が日常人目にふれる機会は少な
く、カレンダー掛架面上に穿孔や螺孔の生ずることは回
避される。
材小片穿着点は、カレンダー掛架面に直角隣接する面、
即ち上底面上となる。該上底面に穿着痕跡の生ずること
は粘着防護マット等を敷設しない限り不可避であるが、
カレンダーの掛架位置が通常ほぼ人間の目の高さ以上で
あるため、この穿着痕跡が日常人目にふれる機会は少な
く、カレンダー掛架面上に穿孔や螺孔の生ずることは回
避される。
【００１２】但し粘着防護マット等を敷設した場合には
上記上底面に穿着痕跡は生ぜず、仮に生じたとしても微
小なものに留まる。また尖錐の形成された１辺の長さに
近い厚さの掛架用粘着マットを壁面に貼設すれば、屋内
露出横架材以外の場所にもカレンダー掛設が可能とな
る。
上記上底面に穿着痕跡は生ぜず、仮に生じたとしても微
小なものに留まる。また尖錐の形成された１辺の長さに
近い厚さの掛架用粘着マットを壁面に貼設すれば、屋内
露出横架材以外の場所にもカレンダー掛設が可能とな
る。
【００１３】さらに硬質素材の成形によっては、カレン
ダーの意匠、部屋の造作等に合わせた美観上釣合のとれ
た多種多様なカレンダー用フックの製造もまた可能であ
る。
ダーの意匠、部屋の造作等に合わせた美観上釣合のとれ
た多種多様なカレンダー用フックの製造もまた可能であ
る。
【実施例】本考案カレンダー用フックの実施例を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【００１４】図１は本考案カレンダー用フックの実施例
物品の斜視図である。この図１において、１は屋内露出
横架材上底面載掛部、２は屋内露出横架材側壁面近接部
である。屋内露出横架材上底面載掛部１と屋内露出横架
材側壁面近接部２とはほぼ垂直に一体形成され、Ｌ字型
をなしている。
物品の斜視図である。この図１において、１は屋内露出
横架材上底面載掛部、２は屋内露出横架材側壁面近接部
である。屋内露出横架材上底面載掛部１と屋内露出横架
材側壁面近接部２とはほぼ垂直に一体形成され、Ｌ字型
をなしている。
【００１５】屋内露出横架材上底面載掛部１の端部に
は、屋内露出横架材側壁面近接部２の延成方向に２本の
尖錐３ａ、３ｂが一体形成されている。
は、屋内露出横架材側壁面近接部２の延成方向に２本の
尖錐３ａ、３ｂが一体形成されている。
【００１６】屋内露出横架材側壁面近接部２の端部に
は、屋内露出横架材側壁面近接面と異なる面に鈎４が一
体形成されている。鈎４は、カレンダーの掛架用円環に
嵌合する大きさ、形状に成形されている。
は、屋内露出横架材側壁面近接面と異なる面に鈎４が一
体形成されている。鈎４は、カレンダーの掛架用円環に
嵌合する大きさ、形状に成形されている。
【００１７】上記一体形成カレンダー用フックの素材
は、金属もしくは合成樹脂である。
は、金属もしくは合成樹脂である。
【００１８】以上のような構成により屋内露出横架材上
底面載掛部１の端部に一体形成された２本の尖錐３ａ、
３ｂは、桟あるいは長押など屋内の壁面に露出している
横架材縁部への穿着固定手段となる。屋内露出横架材縁
部は直角であることが多く、屋内露出横架材上底面載掛
部１と屋内露出横架材側壁面近接部２とはＬ字型に形成
されているため、横架材縁部に適宜密着する。
底面載掛部１の端部に一体形成された２本の尖錐３ａ、
３ｂは、桟あるいは長押など屋内の壁面に露出している
横架材縁部への穿着固定手段となる。屋内露出横架材縁
部は直角であることが多く、屋内露出横架材上底面載掛
部１と屋内露出横架材側壁面近接部２とはＬ字型に形成
されているため、横架材縁部に適宜密着する。
【００１９】また穿着時に鈎４にカレンダーの掛架用円
環、或いはこれに結設される紐を掛置した場合、カレン
ダーの重みで尖錐３ａ、３ｂが屋内露出横架材上底面に
穿入し、穿着度が増すため、本考案実施例物品であるフ
ックの固定度はきわめて高いものとなる。
環、或いはこれに結設される紐を掛置した場合、カレン
ダーの重みで尖錐３ａ、３ｂが屋内露出横架材上底面に
穿入し、穿着度が増すため、本考案実施例物品であるフ
ックの固定度はきわめて高いものとなる。
【００２０】屋内露出横架材Ｒ上における尖錐３ａ，３
ｂの穿着点は、カレンダー掛架面に直角隣接する面、即
ち上底面上となる。該上底面に穿着痕跡の生ずることは
尖錐３ａ，３ｂの長さと同じ厚みかそれ以上の厚みを持
つ粘着防護マットＰを敷設すれば、回避可能である。こ
のような場合の使用例を示したのが図２である。
ｂの穿着点は、カレンダー掛架面に直角隣接する面、即
ち上底面上となる。該上底面に穿着痕跡の生ずることは
尖錐３ａ，３ｂの長さと同じ厚みかそれ以上の厚みを持
つ粘着防護マットＰを敷設すれば、回避可能である。こ
のような場合の使用例を示したのが図２である。
【００２１】またそのような防護マットを使用せずと
も、カレンダーの掛架位置が通常ほぼ人間の目の高さ以
上であるため、この穿着痕跡が日常人目にふれる機会は
少なく、いずれにせよカレンダー掛架面上に穿孔や螺孔
の生ずることは回避される。
も、カレンダーの掛架位置が通常ほぼ人間の目の高さ以
上であるため、この穿着痕跡が日常人目にふれる機会は
少なく、いずれにせよカレンダー掛架面上に穿孔や螺孔
の生ずることは回避される。
【００２２】また屋内露出横架材上底面載掛部１の長さ
に近い厚さの掛架用粘着マットＱを室内側壁Ｓに貼設す
れば、屋内露出横架材以外の場所にもカレンダー掛設が
可能となる。このような場合の使用例を示したのが図３
である。
に近い厚さの掛架用粘着マットＱを室内側壁Ｓに貼設す
れば、屋内露出横架材以外の場所にもカレンダー掛設が
可能となる。このような場合の使用例を示したのが図３
である。
【００２３】硬質素材の成形によっては、カレンダーの
意匠、部屋の造作等に合わせた美観上釣合のとれた多種
多様なカレンダー用フックの製造もまた可能であり、特
に屋内露出横架材側壁面近接部２はデコレーションの付
設可能性に富む。但し本実施例ではシンプルな直線状の
形状となっている。
意匠、部屋の造作等に合わせた美観上釣合のとれた多種
多様なカレンダー用フックの製造もまた可能であり、特
に屋内露出横架材側壁面近接部２はデコレーションの付
設可能性に富む。但し本実施例ではシンプルな直線状の
形状となっている。
【００２４】
【考案の効果】以上詳述したように、本考案カレンダー
用フックによれば、人目につきやすい屋内のカレンダー
掛架面に穿孔や螺孔を生じさせることのない、しかも美
観上釣合のとれたカレンダー用フックが提供される。
用フックによれば、人目につきやすい屋内のカレンダー
掛架面に穿孔や螺孔を生じさせることのない、しかも美
観上釣合のとれたカレンダー用フックが提供される。
【図１】 本考案カレンダー用フックの実施例物品の斜
視図である。
視図である。
【図２】 屋内露出横架材上底面に粘着防護マットを敷
設した時の本考案実施例物品の使用状況を示す断面図で
ある。
設した時の本考案実施例物品の使用状況を示す断面図で
ある。
【図３】 掛架用粘着マットを壁面に貼設した時の本考
案実施例物品の使用状況を示す断面図である。
案実施例物品の使用状況を示す断面図である。
１ 屋内露出横架材上底面載掛部 ２ 屋内露出横架材側壁面近接部 ３ａ 尖錐 ３ｂ 尖錐 ４ 鈎 Ｐ 粘着防護マット Ｑ 掛架用粘着マット Ｒ 屋内露出横架材 Ｓ 室内側壁
Claims (1)
- 【請求項１】 一定幅を有するＬ字型硬質素材小片の１
辺の端部に単数ないし複数の尖錐が他辺の延成方向に形
成され、前記他辺の端部に鈎機構が設けられたことを特
徴とするカレンダー用フック。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2695093U JP2506981Y2 (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | カレンダ―用フック |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2695093U JP2506981Y2 (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | カレンダ―用フック |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0679567U JPH0679567U (ja) | 1994-11-08 |
| JP2506981Y2 true JP2506981Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=12207438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2695093U Expired - Fee Related JP2506981Y2 (ja) | 1993-04-23 | 1993-04-23 | カレンダ―用フック |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2506981Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-23 JP JP2695093U patent/JP2506981Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0679567U (ja) | 1994-11-08 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |