JP2506936B2 - メモリの誤り検査方式 - Google Patents

メモリの誤り検査方式

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JP2506936B2 JP63122247A JP12224788A JP2506936B2 JP 2506936 B2 JP2506936 B2 JP 2506936B2 JP 63122247 A JP63122247 A JP 63122247A JP 12224788 A JP12224788 A JP 12224788A JP 2506936 B2 JP2506936 B2 JP 2506936B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明はメモリの誤りの検出方式に関し、具体的には
メモリの記号誤り方式に関する。記号とはデータ・ワー
ド中の隣接するビットの部分集合であり、パッケージ誤
り検出/訂正という言葉を使うこともある。更に具体的
には本発明はチップ当たりbビット(bは記号のサイ
ズ)で編成されたメモリに特に適用される冗長性が減少
した記号誤り検出訂正コードを用いた記号誤り検出訂正
方式に関する。
B.従来技術 本発明者等の米国特許第4464753号にはパッケージ誤
り訂正の一般的方式及び記号サイズ2への適用が記載さ
れている。
米国特許第3634821号にもb隣接コードが記載されて
いる。
本発明者等の米国特許第4509172号には冗長性が減少
したパッケージ誤り検出用のコードが記載されている。
しかし、この特許はパッケージ誤り訂正を示さず本発明
とは異なっている。
パッケージ・メモリ当り4ビッとのパッケージ誤り検
出システムは米国特許第4617664号に記載されている。
しかし、この特許は2つの記号の誤り検出を示していな
い。さらに、本発明はこの特許に記載されているシステ
ムに比べて冗長性が減少している。
本出願人の知る限りのその他の従来技術の米国特許は
第3755779号、第3745525号、第3623155号及び第3629834
号であるが、そのどれも本発明を示唆するものではな
い。
米国特許第4661955号はパッケージ誤り訂正コードの
ソフト誤りを検出し削除するシステムを記載している。
IBMテクニカル・ディスクロージャ・ブルテンにもパ
ッケージ誤り検出または訂正を取り扱う論文が載ってい
る。具体的に言うと、「パッケージ誤り検出能力をもつ
SEC−DECコード(SEC−DEC Codes With Package Error
Detection Ability)」、1979年11月、2356−2359頁;
「1ずつ以外の形で編成されたチップの最適化された誤
り訂正/検出(Optimized Error Correction/Detection
For Chips Organized Other Than By−1」、1982年3
月、5275−5276頁;及び「二重方式誤り訂正及び誤り検
出(Dual−Mode Error Correction and Error Detectio
n)」1985年6月、55−58頁は類似の技術を例示してい
るが、本発明を示唆するものではない。
メモリなどシステムのコストは誤りの検出及び訂正に
必要なビット数に左右されるので、システムに必要な資
源を減らすとコストが節減できる。
したがって、本発明はメモリなどシステムのコストを
節減するように冗長性を減少させた改良型の誤り訂正検
出方式を得ることを目的としている。
C.問題点を解決するための手段 この目的を達成するため、パッケージ当たりbビット
で構成されたメモリに対してECCコードを用いて誤り検
査を行う本発明の方式は、 (a) 記号サイズがb′(但しb′>b)、コード長
がb′・N(但しNはパッケージの数)、検査ビット数
がrであるSSC−DSDコードの一般形の検査行列Hを生成
するステップと、 (b) 上記検査行列Hを行列のN個のb′列群の各々
の最初の非零b′×b′部分行列がb′×b′単位行列
である標準形行列H(s)に変換するステップと、 (c) H(s)行列の各b′列群からe個の列(eは
一般形行列HのSSC−DSDコードから減少されるビット
数)よりなる同じ集合を除去し、ついでこのように形成
された行列からe個の全零行を除去して記号サイズが
b′−e=b、コード長が(b′−e)・N、検査ビッ
ト数がr−eである行列H(r)を生成することにより
新しいECCコードを構成するステップと、 (d) このように構成された新しいECCコードを用い
て前記メモリの誤りを検査するステップと、 を含むことを特徴とする。
D.実施例 はじめに本実施例を概説する。本実施例は冗長性が減
少した記号またはパッケージ誤り訂正/検出コードを用
いた記号誤り訂正方式である。ここではチップ当たり4
ビットのメモリに関するコードの実施例を示し、66デー
タ・ビットと追加の14ビットで80ビットのコード・ワー
ドを形成するSSC−DSD(単一記号訂正−二重記号検出:S
ingle symbol correction−double symbol detection)
コードを示す。これは従来技術と比べて冗長ビットが2
個節約される。即ち80ビットのコード・ワード中でデー
タ・ビットヲ2個多く使用できる。
本発明によるコードを形成するには、まず記号サイズ
がbでコードの長さがb・N(但しNはパッケージ数で
あり検査ビット数はrである)である従来技術によるパ
ッケージ当たりbビットのSSC−DSDコードに対する一般
形のH行列を作成する。次いで、この一般形のH行列を
その行列のN個のb列グループそれぞれの最初の非零b
×b部分行列がb×b単位行列となるような標準形のH
(s)行列に変換する。
新しいコードをH(s)から構成するには、H(s)
行列の各b列グループから同じe個の列の集合を除去し
て中間行列H(l)を形成する。但しeは一般形H行列
SSC−DSDコードから減少されるビット数である。最後に
今形成した行列H(l)からe個の全零の行を除去して
記号サイズがb−e、コード長が(b−e)・N、検査
ビット数がr−eに等しい行列H(r)を得る。
以下本実施例を詳細に説明する。
誤り訂正コード(ECC)付きで設計されたコンピュー
タ・メモリはこれまでECCコードに関してチップ当たり
1ビットで編成されてきた。この編成はECCワードのせ
いぜい1個にビットしかチップ障害で失われないことを
保証する。SEC−DED(単一誤り訂正及び二重誤り検出)
クラスのコードは通常チップ当たり1ビットのメモリ・
システム中の誤りを制御するのに使用されている。
メモリ・チップの設計は高集積化及び大容量化に向か
って進んできた。4メガバイトや16メガバイトを記憶す
るメモリ・チップの設計が、すでに報告されている。4
メガビット・チップを使って帯域幅が8データ・バイト
のチップ当たり1ビットのメモリ・システムを設計する
場合、最小のシステム容量は32メガバイトになる。しか
し、多くのシステムでは32メガバイトもの記憶容量は必
要でない。その結果、システム設計者は同じメモリ・チ
ップに同じECCワードの複数ビットを記憶させざるを得
なくなる。チップ当たり複数ビットのメモリ編成のもう
一つの利点は同時に給電しなければならないチップの数
が少なくなることである。将来はメモリ・システムをチ
ップ当たりbビット(但しbは1より大)で編成するの
が普通になると思われる。
チップ当たりbビットのメモリ編成では、チップの障
害はデータ・ワード中に記号誤り、即ち1乃至b個の誤
りから成る誤りパターンを生成することになる。従来の
SSC−DSDコードでは、記号誤りを効果的に制御できな
い。また、bが2より大きい場合、記号誤りがSSC−DSD
コードによって誤って訂正されることがあり得る。即
ち、データの保全性を喪失する可能性がある。
チップ当たりbビットのメモリ設計に適したECCがSSC
−DSDクラスのコードである。このクラスのコードはECC
ワード中のすべての単一記号誤りを訂正し、その中のす
べての二重記号誤りを検出することができる。但し記号
誤りはチップ障害から生じるbビットの誤りパターンで
ある。SSC−DSDコードは任意の単一チップ障害から生じ
るすべての誤りを訂正し、2つのチップの障害から生じ
るすべての誤りを検出することができる。以前から知ら
れているコードより一層効率のよいSSC−DSDを構成する
技法をここに記載する。即ち、新しいコードでは、同じ
量のデータ・ビットに必要な検査ビットは少なくなる。
言い換えれば新しいコードは、同じ数の検査ビットでこ
れまでのSSC−DSDコードに比べてより多くのデータ・ビ
ットを保護することができる。たとえば、これまでの64
データ・ビットでb=4の場合のSSC−DSDコードでは、
16個の検査ビットが必要である。それに対応する本発明
の新しいコードでは、検査ビットが14個しか必要でな
い。別の例として、b=4ビット及び20検査ビットの場
合、これまでの最も効率のよいSSC−DSDコードは2036デ
ータ・ビットを保護できるか、本発明による新しいコー
ドは19個の検査ビット4081データ・ビットを保護でき
る。
SSC−DSDコードのコード・ワードはN個のbビット記
号、即ちb・Nビットから構成される。コード・ワード
をC=(C1,C2,・・・,CN)と置く。但しCの各成分C
(1≦i≦N)はbビット・パターンの記号である。コ
ード・ワードは以下のように表現できる1組の線形方程
式を満足しなければならない。
H・Ct=0mod2 (1) 但しCtはCの転置行列であり、行列H、即ちコードの
パリティ検査行列はb・N個の列をもつ2値行列であ
る。行列Hの列はN個のb列グループに分割できる。H
の階数がrである場合、コードはr個の検査ビット及び
b・N−r個のデータ・ビットをもつ。そのコードは通
常(b・N,b・H−r)コードと表わされる。但しb・
Nはコード長で、b・N−rはデータ・ビット数であ
る。
ベクトルの記号重みとはベクトル中の非零記号の数で
ある。2つのベクトルの記号間隔とは2つの異なるベク
トルにおける記号位置の数である。コードの最小記号間
隔とはそのコードの任意の2つのコード・ワード間の記
号間隔の最小値である。コードの最小記号間隔が4以上
である場合、そのコードはSSC−DSDコードである。
従来技術に基づいて構成された周知のコードのパリテ
ィ検査行列は以下に示す一般式で表わされる。
|T11T12・・・TIN 但しb×bの部分行列Tijはそれぞれ全零の行列であ
るかまたは次数bの原始多項式のコンパニオン行列の累
乗である。たとえば、原始多項式1+x+x4のコンパニ
オン行列は次のようになる。
このコンパニオン行列の15種の異なる累乗のすべてを
第1表に示してある。
T0は単位行列であり、Tは全零の行列を表わすのに
使用される。また、Tの逆行列はT-1=T14及びT-i=T
15-iである。
第2表の(A)は記号サイズがb=4である(44,3
2)SSC−DSDコードについて第1表のTを用いて表わし
た一般性のパリティ検査行列を示す。第2表の(B)は
後で説明する標準形のパリティ検査行列を示す。
メモリの特定の位置から読み取ったワードWは同じ位
置に元々書き込まれていたコード・ワードCと同じでな
いことがある。これは物理的な障害から誤りが生じうる
からである。WとCの差を誤りパターンEと定義する。
W=(W1,W2,…,WN)及びE=(E1,E2,…,EN)と置く
と、W=C+E及びEi=Wi−Ciである。但し1≦i≦N
である。(1)から次式が得られる。
S=H・Wt =H・(Ct+Et) =H・Et (3) ベクトルSは誤りシンドロームと呼ばれる。ベクトル
Sはパリティ検査行列Hとメモリから読み取ったワード
Wから計算され、メモリに記憶された元のコード・ワー
ドCから独立している。Wに誤りがない場合、即ちE=
0の場合、Sは全零のベクトルである。他方、Sが全零
のベクトルでない場合、Wの誤りが検出される。この場
合の誤り検出プロセスはまず誤りパターンEを決定し、
次いでWとEのビットごとに排他的論理和(XOR)演
算、即ちC=W−Eによって元のコード・ワードCを回
復することである。
記号サイズがbでコード長がb・NのSSC−DSDコード
のパリティ検査行列はその行列のN個のb列グループの
各々の最初の非零b×b部分行列がb×bの単位行列で
ある場合、標準形であると言う。パリティ検査行列Hが
まず上記の式(2)の一般形で生成される場合、以下に
示すアルゴリズムを用いてその行列を標準形に変形する
ことができる。
1.j=0と置く。
2.j=j+1と置く。j>Nならばアルゴリズムを終了
する。
3.Tijが非零行列になる最小の整数i(但し1≦i≦
R)をkと置く。k≦i≦RについてTijをTij
(Tki-1mod2で置換する。但し(T)-1は行列Tの逆
行列を示す。
4.ステップ2に戻る。
このアルゴリズムを適用すると、第2表(A)のパリ
ティ行列を第2表(B)に示した標準形に変形すること
ができる。元のパリティ検査行列がSSC−DSDコードを定
義する場合、変形された標準形の行列も同じ数の検査ビ
ットをもつSSC−DSDコードを定義する。
新しいコードが既知のコードから構成される。記号サ
イズがb′の既知の(b′・N,b′。N−r)SSC−DSD
コードのパリティ検査行列をHと置く。このコードの検
査ビットの数はrに等しい。記号サイズが(b′−e)
=bの新しいSSC−DSDコードを構成する手順は以下の通
りである。
1.行列Hを標準形の行列H(s)に変形する。
2.標準形の行列H(s)の各b′列グループから同じe
個の列の集合を一貫して除去する。次いで、作成された
行列からe個の全零行を除去する。得られる最終行列を
H(r)と置く。H(r)は記号のサイズが(b′−
e)=b、コード長が(b′−e)・NのSSC−DSDコー
ドのパリティ検査行列である。検査ビットの数はr−e
に等しい。一般に、eは1以上である。
第2表(B)の行列の11個の列グループの各々の4番
目の列を除去し、且つその行列の4番目の行を除去する
と、その行列は第3表に示す形になる。
この新しい行列は記号サイズがb=3の(33,22)SSC
−DSDコードを定義する。
第4表にここで説明した手法から構成できるいくつか
の新しいより効率的なSSC−DSDコードのパラメータを示
す。
メモリ・システムをチップ当たり4ビットで構成し、
SSC−DSDコードを使って66データ・ビットを保護する。
以前から知られているコードでは、16個の検査ビットが
必要である。第4表から14個の検査ビットを備えた長さ
136ビットの新しいコードが構成できる。このコードは6
6データ・ビットを保護するように短縮でき、その結
果、従来の最良のコードに比べて検査ビットが2個節約
された(80,66)コードが作成できる。また、80ビット
・コード・ワードの場合、データ・ビットが2個多く使
用できる。b=4である(80,66)SSC−DSDコードの構
成について以下に説明する。
原始多項式1+x2+x5をそのコンパニオン行列と一緒
に使用する。
b′=5、R=3、N=34と置く。記号サイズが5の
SSC−DSDコードを定義するように式(2)のパリティ検
査行列を設計することができる。パリティ検査行列の項
目はTの累乗または5×5の全零の行列である。34個の
列グループのうちから20個だけを選んで以下に示す行列
を形成する。
以下に示す規則に従って上記の行列のマッピングから
得られた15×100の2値行列をHと置く。即ち5×5の
全零の行列にをマップし、Tiにiをマップした。但し
0≦i≦30でTは式(4)の行列である。行列Hはb′
=5である(100,85)SSC−DSDコードを定義する。次
に、Hの4番目の行を削除しまたHの5番目ごとの列も
削除する。その結果得られる行列H2を第5表に示す。こ
の14×80行列がb=4である(80,66)SSC−DSDコード
のパリティ検査行列である。
メモリ・システム設計では、バイト・パリティを迅速
に検査することが望ましい。この場合には、ECC検査ビ
ットの生成の際の中間結果としていくつかのバイト・パ
リティを含めることができることが望ましい。データを
転送するためにバイト・パリティを生成する必要はな
い。このために第5表の行を変更して第6表行列H1を得
る。行列H1はECC検査ビットを生成するために使用す
る。
行列H1に関して、H1の対応する14列が正則行列を形成
する限り、即ち、これらの14列が線形独立である限り、
14ビット位置の任意の集合を検査ビットの位置に指定す
ることができる。位置1−12、21及び30をECC検査ビッ
ト位置に指定する。最初の4つのECC検査ビットはそれ
ぞれ2つのデータ・バイトのパリティから得ることがで
きる(H1の垂直線がデータ・バイトの境界線を定め
る)。たとえば、ECCビット4はビット40−48のバイト
・パリティとビット73−80のバイト・パリティのXORで
ある。
行列H1は14個のECC検査ビットを生成するための規則
をもたらす。式(1)からH1の各行中の1によって示さ
れる位置にあるコード・ワードのXORが0に等しくなけ
ればならない。即ち、H1の各行がコード・ワードが満足
しなければならない14個の方程式を定義する。ECC検査
ビットはこれらの方程式から導かれる。たとえば、検査
ビット5は位置15、17、19、20、23、26−28、35、38−
40、43、46、48、51、52、55、56、58、61、66、68、7
2、78及び79にあるデータ・ビットのXORである。
メモリから読み取ったコード・ワードのシンドローム
はメモリから直接読み取ったECCビットとメモリから読
み取ったデータから生成されたECCビットのXORである。
すべての単一チップの誤りシンドロームが非零であり、
すべての二重チップの誤りシンドロームが訂正可能など
の誤りシンドロームとも同じでないことが確認できる。
14個のシンドローム・ビットが全零の場合、誤りはな
いと考えられる。シンドロームが非零の場合、コード・
ワードに誤りがある。この場合、誤りのチップ位置とビ
ット位置を識別しなければならない。すべての二重チッ
プ誤りと一部の複数チップ誤りはUE(訂正不能誤り)と
して検出される。以下に示す説明では、シンドロームの
最初の4ビットをS1と呼び、シンドロームの最後の10ビ
ットをS2と呼ぶ。
誤り訂正のシンドロームを処理について、例として第
5表の行列を使用する。この行列を各チップに1つずつ
20個の4列部分行列に分割する。各部分行列は4×4の
単位行列と10×4の行列H(i)(i=1,2,…,20)か
ら構成される。チップiに誤りがあるかどうかを検査す
るには、H(i)にS1を乗じその結果得られる10ビット
・パターンをS2と比較する。完全に一致した場合、チッ
プiに誤りがあり、S1はチップi内の4ビット誤りパタ
ーンでる。一致しない場合、チップiには誤りがない。
第7表にこの実施例のチップへのコード・ワード・ビッ
ト位置の割当てを示す。
第1図の構成図はi=1及び4−20の場合にチップi
の誤りを識別する論理回路を示している。第2図はチッ
プ2と3用の論理回路を示している。シンドロームが非
零であり、20個のチップのどれにも誤り標識がない場
合、訂正不能な誤りを示すUE信号がオンになる。
S1とH(i)の乗算はXORツリーで実施できる。第3
図にi=20の場合の乗算の例を示す。H(i=20)を第
8表に示す。1乃至10の個々の出力ビットをXORブロッ
クの下端に示し、1乃至4個の入力ビットをその上端に
示す。
E.発明の効果 以上説明したように、本発明によればパッケージ当た
りbビットで構成されたメモリに対してECCコードを用
いて誤り検査を行うにあたり、 (a) 一般形の検査行列Hを生成し、 (b) これを標準形の行列H(s)に変換し、 (c) H(s)から検査ビット数rがr−eに減った
行列を生成し、これに基づいて新しいECCコードを構成
し、 (d) この新しいECCコードを用いてパッケージ当た
りbビットで構成されたメモリに対して誤り検査を行う ようにしたので、従来技術と比べて冗長ビットがe個節
約出来る。即ち同数のコード・ワード中でデータ・ビッ
トをe個多く使用できる。即ち、本発明の方式によれ
ば、同じ量のデータ・ビットに必要な検査ビットは少な
くなる。言い換えれば本方式によるコードは、同じ数の
検査ビットでこれまでのSSC−DSDコードに比べてより多
くのデータ・ビットを保護することができる。たとえ
ば、これまでの64データ・ビットでb=4のSSC−DSDコ
ードでは、16個の検査ビットが必要であったのに対し、
本方式によれば、検査ビットが14個しか必要でない。別
の例として、b=4ビット及び20検査ビットの場合、こ
れまでの最も効率のよいSSC−DSDコードは2036データ・
ビットを保護できるが、本方式によれば19個の検査ビッ
トで4081データ・ビットを保護できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第9表に示すように編成された第5表及び第6
表に示す本発明の実施例に基づくシステム中のあるコー
ドについて誤り信号を生成し訂正不能な誤り(UE)を識
別するi記号(i=1または4乃至20)用の回路の部分
構成図である。 第2図は本発明に基づく第1図に示したi信号(i=2
及び3)用の回路の残りの部分の構成図である。 第3図は本発明に基づく、第10表に示した行列と第1図
に示したS1信号の乗算を実行するのに必要な論理回路で
ある。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パッケージ当たりbビットで構成されたメ
    モリに対してECCコードを用いて誤り検査を行う方式で
    あって、 (a) 記号サイズがb′(但しb′>b)、コード長
    がb′・N(但しNはパッケージの数)、検査ビット数
    がrであるSSC−DSDコードの一般形の検査行列Hを生成
    するステップと、 (b) 上記検査行列Hを行列のN個のb′列群の各々
    の最初の非零b′×b′部分行列がb′×b′単位行列
    である標準形行列H(s)に変換するステップと、 (c) H(s)行列の各b′列群からe個の列(eは
    一般形行列HのSSC−DSDコードから減少されるビット
    数)よりなる同じ集合を除去し、ついでこのように形成
    された行列からe個の全零行を除去して記号サイズが
    b′−e=b、コード長が(b′−e)・N、検査ビッ
    ト数がr−eである行列H(r)を生成することにより
    新しいECCコードを構成するステップと、 (d) このように構成された新しいECCコードを用い
    て前記メモリの誤りを検査するステップと、 を含むメモリの誤り検査方式。
JP63122247A 1987-07-20 1988-05-20 メモリの誤り検査方式 Expired - Lifetime JP2506936B2 (ja)

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