JP2506902Y2 - 米飯冷却装置 - Google Patents

米飯冷却装置

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JP2506902Y2 JP1992061174U JP6117492U JP2506902Y2 JP 2506902 Y2 JP2506902 Y2 JP 2506902Y2 JP 1992061174 U JP1992061174 U JP 1992061174U JP 6117492 U JP6117492 U JP 6117492U JP 2506902 Y2 JP2506902 Y2 JP 2506902Y2
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義弘 是澤
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば連続自動炊飯器
によって炊き上げられた米飯を、所定の温度に冷却する
ための米飯冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来の米飯冷却装置として
は、米飯移送コンベア上に炊きたての米飯を載せて移送
しながら、このコンベア上に冷風機により例えば摂氏2
0度前後の冷風を吹き付けて、米飯を冷却するようにし
た装置が知られている。
【0003】しかしながら、従来の米飯冷却装置におい
ては、米飯移送コンベアの一端側から他端側に亘る全体
に冷風を吹き付けるようにしているため、大型の冷却機
が必要となって電力の消費量が非常に多くなり、しかも
90度近い高温の炊きたて米飯がコンベアの供給端側か
ら20度前後の冷風によってに急激に冷却されるため、
米飯が不自然に硬くなり、うま味も損なわれるという問
題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本考案が講じた手段としての請求項1は、略トンネ
ル状の一つの冷却胴1内に、炊きたての米飯Rを前記冷
却胴1の一端側から他端側へ移送する米飯移送用通気
ンベア4を設け、前記一つの冷却胴1内の米飯移送方向
手前側を常温冷却領域Aとし、先方側を低温冷却領域B
として、常温冷却領域Aには前記コンベア4上の米飯R
に常温風を吹き付ける常温風吹き出し口5を、低温冷却
領域Bには前記コンベア4上の米飯Rに冷風を吹き付け
る冷風吹き出し口6をそれぞれコンベア4上方に設ける
と共に、コンベア4下方には常温風吹き出し口5及び冷
風吹き出し口6からの常温風及び冷風をコンベア4の通
気孔を介してそれぞれ集風する集風室13,14を互い
に独立させて設け、各集風室13,14にはコンベア4
移送方向と直交する方向の両側対向位置に吸引排風口1
5,15、16,16を設けてなるものである。
【0005】請求項2においては、前記各集風室13,
14の両吸引排風口15,15、16,16を、前記冷
却胴1の胴周りに沿って配設された中空枠状排風ダクト
20の下部両端に接続してなるものである。請求項3に
おいては、前記中空枠状排風ダクト20が前記冷却胴1
の支持骨枠を兼ねてなるものである。
【0006】
【実施例】実施例について図面を参照して説明すると、
図1及び図2において、1は装置基台部2上に設けられ
た略トンネル状の冷却胴で、この冷却胴1内には、自動
炊飯器(図示省略)により炊き上げられて米飯供給コン
ベア3で連続的に供給されてくる米飯Rを一端側から他
端側へ移送する米飯移送用通気コンベア4が水平状に設
けられている。この一つの冷却胴1の内部は、その米飯
移送方向手前側を常温冷却領域Aとし、先方側を低温冷
却領域Bとしたもので、常温冷却領域Aには、米飯移送
コンベア4上の米飯に例えば摂氏27〜28度の常温風
を吹き付ける常温風吹き出し口5が、冷却胴1を形成す
るU字形ケーシング1aの幅方向中央上部に設けられ、
また低温冷却領域Bには米飯移送用通気コンベア4上の
米飯に例えば18〜20度の冷風を吹き付ける冷風吹き
出し口6が上記常温風吹き出し口5と同様な位置に設け
られている。
【0007】前記米飯移送用通気コンベア4は、両側一
対のプーリ7,8間にメッシュ状ベルト等の通気可能な
無端ベルト9を張架する共に、両プーリ7,8の間には
上側ベルト部9aの下面に沿って複数の支持ローラ10
を配設し、下側ベルト部9bに介装させた駆動プーリ1
1をモーター12に連動連結して、前記上側ベルト部9
aを図1の左方向に走行させるようにしたものである。
【0008】前記常温冷却領域A及び低温冷却領域Bに
はそれぞれ前記米飯移送コンベア4における上側ベルト
部9aの下方に、集風室13,14が互いに独立して設
けられ、これら集風室13,14にはそれぞれ、図2か
ら明らかなようにコンベア移送方向と直交する両側対向
位置に吸引排風口15,15及び16,16が設けてあ
る。しかして、常温冷却領域A側の集風室13には、常
温風吹き出し口5から吹き出されて前記米飯移送コンベ
ア4上の米飯Rを通過したエアが集風されると共に、こ
のエアは、集風室13内の両側に対向する吸引排風口1
5,15に吸引されるため、米飯移送コンベア4上の米
飯Rをコンベア4幅方向全域に亘って均一に冷却するこ
とができ、また低温冷却領域B側の集風室14には、冷
風吹き出し口6から吹き出されて前記米飯移送コンベア
4上の米飯Rを通過したエアが集風されると共に、この
エアは、集風室14内の両側に対向する吸引排風口1
6,16に吸引されるため、米飯移送コンベア4上の米
飯Rをその幅方向全域に亘って均一に冷却することがで
きる。この現象を更に詳しく図2を参照して説明する
と、常温風および冷風吹き出し口より吹き出された常温
風および冷風がコンベア4上の米飯Rおよびコンベア4
の通気孔を通ってそれぞれの集風室13,14に集風さ
れると、これら集風された常温風および冷風は、矢印で
示すように集風室13,14の左右両側の吸引排風口1
6,16に左右に分かれて強制的に吸引されることにな
り、これに伴って集風室13,14の幅方向中央部が希
薄となり負圧現象を生起することになる。この集風室中
央部の負圧現象によって集風室中央部にも強力に集風さ
れることになり、これがためにコンベア4の幅方向両側
付近のみならず中央部付近上の米飯Rにも常温風および
冷風が通過し、結局コンベア4上の幅方向全域にわたっ
て米飯Rに均一に風が吹きつけられ冷却されることにな
るのである。
【0009】前記常温風吹き出し口5には、送風機(図
示せず)よりダクト17を介して27〜28度の常温風
が供給され、また冷風吹き出し口6には冷却機(図示せ
ず)よりダクト18を介して18〜20度の冷風が供給
されるようになっている。なお、常温風吹き出し口5及
び冷風吹き出し口6には、図1に示すように、当該吹き
出し口5,6からの常温風及び冷風を集風室13,14
にそれぞれ向かわせるための風向ガイド板19が配設し
てある。
【0010】前記常温冷却領域A側集風室13の両吸引
排風口15,15は、図2に示すように、前記冷却胴1
の胴回りに沿って配設された中空枠状排風ダクト20の
下部両端に接続され、この排風ダクト20の上部中央か
ら排風ファン装置21を介して別の排風ダクト22が延
出されている。低温冷却領域B側集風室14の両吸引排
風口16,16も全く同様で、冷却胴1の胴回りに沿っ
て配設された中空枠状排風ダクト20の下部両端に接続
され、その上部中央から排風ファン装置21を介して排
風ダクト22が延出されている。この場合、各集風室1
3,14の両吸引排風口15,15を接続する中空枠状
排風ダクト20が冷却胴1の胴回りに沿って配設された
構造であるから、ダクト配管がコンパクトとなって、嵩
張ったり出っ張ったりせず、外観上の体裁も良い。
【0011】前記冷却胴1は、前記装置基台部2上に配
設された断面略下向きU字形の金属板製ケーシング1a
と、このU字形ケーシング1aを支持する支持骨枠を兼
ねた前記両中空枠状排風ダクト20,20とからなるも
ので、これらの中空枠状排風ダクト20,20は排風機
能と当該冷却胴1を支持する支持骨枠としての機能とを
有する。したがって、冷却胴1の製作にあたっては、前
記U字形ケーシング1aを支持するための支持骨枠を特
別に設ける必要がなく、構造が簡単で製作コストを安く
できる利点がある。
【0012】前記装置基台2内には、米飯移送用通気
ンベア4のコンベアベルト9を洗浄するためのベルト洗
浄装置23が設けてある。この洗浄装置23は、下部ベ
ルト部9bを洗浄槽24内に通し入れ、ポンプ25から
送水管26を通じて圧送される水を、ノズルパイプ27
により前記下部ベルト部9bにそのの両面側から噴射し
て洗浄するように構成されている。
【0013】図1に示すように、前記米飯移送用通気
ンベア4の一端側(送入端側)には、米飯ほぐし装置2
8が設けられ、この米飯ほぐし装置28は、モーター2
9により回転駆動される回転支軸30を当該コンベア4
上に軸架し、この回転支軸30にほぐし用の回転羽板3
1を放射状に突設してなるものである。また、前記米飯
供給コンベア3の送出端及び米飯移送用通気コンベア4
の送出端には、各コンベア3,4の移送面に付着した米
飯を掻き落とすスクレーパ32,33が設けてある。
【0014】上述したような構成を有する米飯冷却装置
の作用について説明すると、自動炊飯器(図示省略)に
より炊き上げられた米飯Rは、米飯供給コンベア3で連
続的に送られ、摂氏約85度の高温状態で米飯移送用通
コンベア4上の一端に連続的に供給載置される。この
米飯移送用通気コンベア4の一端に供給された米飯R
は、冷却胴1の入口部でほぐし装置28によりほぐされ
て、当該冷却胴1内の常温冷却領域Aへ移送されてゆ
く。この常温冷却領域Aを通過する間(通過時間は約1
分間)に米飯Rは、常温風吹き出し口5から吹き付けら
れる27〜28度の常温風によって、冷却胴1に入る前
の85度から45度位にまで冷却される、即ち一次冷却
されることになる。
【0015】この常温風吹き出し口5から吹き出される
常温風は、図1の矢印で示すように、米飯移送用通気
ンベア4上の米飯Rを冷やしながらその飯粒間の隙間を
通過して常温冷却領域A側の集風室13に集風されると
共に、この集風室13の両側吸引排風口15,15より
中空枠状排風ダクト20に吸引されて、この排風ダクト
20から上方の排風ダクト22を介して外部に排出され
る。
【0016】上記のように常温冷却領域Aを通過して約
45度にまで一次冷却された米飯Rは、前記常温冷却領
域Aの先方側の低温冷却領域Bへと移送され、この低温
冷却領域Bを通過する間(通過時間は約1分間)に、冷
風吹き出し口6から吹き付けられる18〜20度の冷風
によって、所定の冷却温度、即ち約25度に二次冷却さ
れ、そして米飯移送用通気コンベア4の他端からその下
方の米飯受け用コンベア等(図示せず)に受けられるよ
うになっている。
【0017】冷風吹き出し口6から吹き出される冷風
は、前記常温風の場合と同じように、米飯移送用通気
ンベア4上の米飯Rを冷やしながらその飯粒間の隙間を
通過して低温冷却領域B側の集風室14に集風室される
と共に、この集風室14の両側吸引排風口16,16よ
り中空枠状排風ダクト20に吸引されて、この排風ダク
ト20から上方の排風ダクト22を介して外部に排出さ
れる。
【0018】以上説明したように、この米飯冷却装置に
よれば、冷却胴1内を移動する米飯移送用通気コンベア
4上に供給された約85度の炊き立て米飯Rが、当該冷
却胴1内の米飯移送方向手前側の常温冷却領域Aにおい
て27〜28度の常温風により一次冷却された後、引続
きその先方側の低温冷却領域Bにおいて18〜20度の
冷風によって二次的に冷却されることから、こうして二
段階で冷却された約25度の米飯Rは、不自然に硬くな
らず、ふんわりと柔らかな状態となり、うま味も損なわ
れることがない。
【0019】また、米飯移送用通気コンベア4が一つの
冷却胴1内に設けられていて、この冷却胴1内に常温冷
却領域A及び低温冷却領域Bが形成されるため、各領域
A,Bでの冷却を効率良く行うことができる。そして、
これら常温冷却領域A及び低温冷却領域Bにおけるそれ
ぞれ米飯移送用通気コンベア4の下方に集風室13,1
4が互いに独立して設けられているため、常温風吹き出
し口5から吹き出される常温風は、常温冷却領域A側の
集風室13に向かって吸引されて、当該常温冷却領域A
内でコンベア4上の米飯Rを確実に冷却し、また冷風吹
き出し口6から吹き出される冷風は、低温冷却領域B側
の集風室14に向かって吸引されて、当該常温冷却領域
A内でコンベア4上の米飯Rを確実に冷却することがで
きると共に、両吹き出し口5,6から吹き出される常温
風と冷風とが冷却胴1内で不都合に混じり合うことがな
いため常温風による常温冷却及び低温風による低温冷却
をそれぞれ効率良く行うことができる。しかもこの場
合、各集風室13,14にはコンベア移送方向と直交す
る方向の両側対向位置に吸引排風口15,15、16,
16がそれぞれ設けられているため、各吹き出し口5,
6から米飯移送用通気コンベア4上の米飯Rを通過しよ
うとするエアは、前記両吸引排風口15,15、16,
16に吸引されることにより、前述のように集風室1
3,14に生起する負圧作用と相まって、コンベア4幅
方向に広がってコンベア4上の米飯Rを通過することに
なり、したがってコンベア4上の米飯Rはコンベア4幅
方向全域に亘って均一に冷却される。
【0020】更に、各集風室13,14内のそれぞれ両
側対向位置に設けられた吸引排風口15,16が、冷却
胴1の胴周りに沿って配設された中空枠状排風ダクト2
0の下部両端に接続されていることから、各集風室1
3,14内に集風されたエアの当該吸引排風口15,1
6からの吸引排出作用がきわめて有効に行われると共
に、ダクト配管がコンパクトとなって、嵩張ったり出っ
張ったりせず、外観上の体裁も良い。
【0021】
【考案の作用及び効果】本考案の請求項1による米飯冷
却装置によれば、米飯移送コンベアの一端に供給された
炊き立ての米飯は、冷却胴内の常温冷却領域へ移送され
て、この常温冷却領域を通過する間に、常温風吹き出し
口から吹き付けられる常温風により一次冷却される。こ
うして一次冷却された米飯は、引続きその先方側の低温
冷却領域へ移送されて、この低温冷却領域を通過する間
に、冷風吹き出し口からの冷風の吹き付けによる二次冷
却によって、所定の冷却温度に冷却される。
【0022】特に本考案の米飯冷却装置では、冷風が、
冷却胴内の先方側にある低温冷却領域のみにおいてその
上部から下部へコンベアを通過するように吹き付けられ
るから、より少ない流量でコンベア上の米飯を効率良く
冷却することができ、したがって冷風発生用の冷却機と
しては小型の冷却機を使用することができる。また、一
つの冷却胴内に常温冷却領域と低温冷却領域とを設ける
と共に、この冷却胴をその長手方向に貫通する両冷却領
域に共通の米飯移送用通気コンベアを設けているため、
構造の簡素化を図ることができると共に、上記冷却機の
小型化と相まって装置全体の小型化が可能となる。これ
によって、電力消費量も少なくなり、省スペース化及び
省エネ化を図ることができる。また、上記のように常温
冷却と冷風冷却との二段階で冷却された米飯は、不自然
に硬くならず、ふんわりと柔らかな状態となり、うま味
も損なわれることがない。
【0023】また、常温冷却領域及び低温冷却領域のそ
れぞれコンベア上方に常温風吹き出し口、冷風吹き出し
口を設け、それぞれコンベア下方に互いに独立した集風
室を設けたことにより、常温風吹き出し口から吹き出さ
れる常温風は、下方の常温冷却領域側集風室に吸引さ
れ、また冷風吹き出し口から吹き出される冷風も同様
に、下方の低温冷却領域側集風室に吸引されるから、一
つの冷却胴内に常温冷却領域と低温冷却領域との二つの
冷却領域を設けたにもかかわらず、両吹き出し口から吹
き出される常温風と冷風とが冷却胴内で不都合に混合す
ることがなく、したがって、常温風による常温冷却及び
冷風による低温冷却をそれぞれ効率良く行うことができ
る。
【0024】更に、本考案は、各集風室にはコンベア移
送方向と直交する方向の両側対向位置に吸引排風口をそ
れぞれ設けていることを特徴とする。即ち、常温風およ
び冷風吹き出し口より吹き出された常温風および冷風が
コンベア上の米飯およびコンベアの通気孔を通ってそれ
ぞれの集風室に集風されると、これら集風された常温風
および冷風は、集風室の左右両側の吸引排風口に左右に
分かれて強制的に吸引されることになり、これに伴って
集風室の幅方向中央部が希薄となり負圧現象を生起する
ことになる。この集風室中央部の負圧現象によって集風
室中央部にも強力に集風されることになり、これがため
にコンベアの幅方向両側付近のみならず中央部付近上の
米飯にも常温風および冷風が通過し、このことから、各
吹き出し口から米飯移送コンベア上の米飯を通過しよう
とするエアは、上記両吸引排風口に吸引されることによ
りコンベア幅方向に広がってコンベア上の米飯を通過す
ることになり、したがってコンベア上の米飯をコンベア
幅方向全域に亘って均一に冷却することができ、常温風
による常温冷却及び冷風による低温冷却をそれぞれより
一層効率良く行うことができる。
【0025】また、請求項2によれば、各集風室の両吸
引排風口を、前記冷却胴の胴周りに沿って配設された中
空枠状排風ダクトの下部両端に接続しているため、ダク
ト配管がコンパクトとなり、嵩張ったり出っ張ったりせ
ず、外観上の体裁も良い。
【0026】更に、請求項3によれば、前記各中空枠状
排風ダクトが、各集風室に吸引されたエアを排出させる
排風機能と、冷却胴を支持する支持骨枠としての機能と
を兼ねるため、冷却胴の製作にあたっては、胴体板部を
支持するための特別な骨枠を設ける必要がなく、構造が
簡単となって、製作コストの低廉化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す米飯冷却装置の縦断面
図である。
【図2】図1のX−X線断面図である。
【符号の説明】
1 冷却胴 A 常温冷却領域 B 低温冷却領域 4 米飯移送コンベア 5 常温風吹き出し口 6 冷風吹き出し口 13 集風室 14 集風室 15 吸引排風口 16 吸引排風口 20 中空枠状排風ダクト

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】略トンネル状の一つの冷却胴内に、炊きた
    ての米飯を前記冷却胴の一端側から他端側へ移送する米
    飯移送用通気コンベアを設け、前記一つの冷却胴内の米
    飯移送方向手前側を常温冷却領域とし、先方側を低温冷
    却領域として、常温冷却領域には前記コンベア上の米飯
    に常温風を吹き付ける常温風吹き出し口を、低温冷却領
    域には前記コンベア上の米飯に冷風を吹き付ける冷風吹
    き出し口をそれぞれコンベア上方に設けると共に、コン
    ベア下方には常温風吹き出し口及び冷風吹き出し口から
    の常温風及び冷風をコンベアの通気孔を介してそれぞれ
    集風する集風室を互いに独立させて設け、各集風室には
    コンベア移送方向と直交する方向の両側対向位置に吸引
    排風口を設けてなる米飯冷却装置。
  2. 【請求項2】前記各集風室の両吸引排風口を、前記冷却
    胴の胴周りに沿って配設された中空枠状排風ダクトの下
    部両端に接続してなる請求項1に記載の米飯冷却装置。
  3. 【請求項3】前記中空枠状排風ダクトは、前記冷却胴の
    支持骨枠を兼ねてなる請求項2に記載の米飯冷却装置。
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