JP2506902B2 - 侵入者警報システム - Google Patents

侵入者警報システム

Info

Publication number
JP2506902B2
JP2506902B2 JP4709588A JP4709588A JP2506902B2 JP 2506902 B2 JP2506902 B2 JP 2506902B2 JP 4709588 A JP4709588 A JP 4709588A JP 4709588 A JP4709588 A JP 4709588A JP 2506902 B2 JP2506902 B2 JP 2506902B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mode
human body
transistor
output
receiver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4709588A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01220092A (ja
Inventor
愼二 小林
光一 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hochiki Corp
Original Assignee
Hochiki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hochiki Corp filed Critical Hochiki Corp
Priority to JP4709588A priority Critical patent/JP2506902B2/ja
Publication of JPH01220092A publication Critical patent/JPH01220092A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2506902B2 publication Critical patent/JP2506902B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、受信機に複数の人体検出器を接続して盗難
監視する侵入者警報システムに関する。
[従来の技術] 従来、この種の侵入者警報システムとしては、例えば
第3図のものが知られている。
第3図において、1は受信機、2a〜2eは警報区域例えば
部屋毎に設置された人体検出器であり、受信機1に内蔵
した電源部より電源線3a,3bによって人体検出器2a〜2e
に電源を供給している。
人体検出器2a〜2eのそれぞれは、例えば人体から発せ
られる熱線(赤外線)を検出するセンサを備えており、
侵入者を検知すると警報リレーを作動して常閉リレー接
点4a〜4eを開くようにしている。
受信機1からは電源線3a,3bの他の信号線5a,5bが引き
出されており、この信号線5a,5b間に人体検出器2a〜2e
に設けた警報リレーの常閉リレー接点4a〜4eを直列接続
し、定常監視状態で信号線5a,5bによる監視ループを形
成している。このため、人体検出器2a〜2eのいずれかで
侵入者を検出すると、対応する常閉リレー接点の開成で
信号線ループが開かれ、このループの開放を受信機1で
検知して盗難警報を出す。また侵入者により電源線3a,3
b又は信号線5a,5bが切断された場合にも、信号線5a,5b
の断線又は人体検出器の作動停止による常閉リレー接点
の開放でループが切られるため、同様にループ開放を受
信機1で検知して盗難警報を出すことができる。
更に、人体検出器2a〜2eには動作表示灯が設けられ、
侵入者検出で動作表示灯を点灯し、受信機からの盗難警
報を受けたオペレータが現場を見回った際にどの人体検
出器が動作したかが分かるようにしている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の侵入者監視システム
にあっては、盗難警報が受信機から出された際に現場を
見回って人体検出器が動作したかを動作表示灯の点灯状
態から確認する場合、それまで動作していなかった検出
器も見回りによる人体検出で動作表示灯を点灯するよう
になり、最初に動作した検出器を判別することができな
いという問題があった。
この問題を解決するためには、侵入者検出で動作表示
部材を機械的に反転した後にマグネットにより吸着保持
する動作表示機構を設け、見回り時には受信機からの電
源を切って人体検出器の動作を停止させることも考えら
れるが、動作表示機構が複雑でコストアップとなり、ま
た薄暗い中では表示色の反転状態を確認しずらいという
問題があった。
更に、この種の侵入者警報シテムにあっては、人体検
出で動作表示灯を点灯するようにしているが、これは保
守点検時に動作確認を行なうためだけに必要であるため
通常時は、人体検出器に設けている動作表示灯の点灯・
消灯を制御するスイッチをオフにして消灯状態としてい
た。しかし、また保守点検時には人体検出器毎にスイッ
チをオンにして点灯可能状態としなければならず繁雑に
なる問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、人体検出器に要求される警戒時、動作確認時、
更に保守点検時の動作状態の切換えを全て受信機側の操
作で簡単且つ容易にできるようにした侵入者警報システ
ムを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため本発明にあっては、受信機か
ら引き出された電源線に複数の人体検出器を接続すると
共に、前記受信機からの信号線間に人体検出時に動作す
る各人体検出器に設けた警報リレーの常閉リレー接点を
直列接続してなり、前記人体検出器のそれぞれは、侵入
者を検出する検出回路と、該検出回路の検出出力が所定
レベル以上のとき出力する比較回路と、該比較回路の比
較出力で動作表示灯を点灯すると共に前記警報リレーを
作動させる警報駆動回路とを備えた侵入者警報システム
に於いて、受信機と各人体検出器を次のように構成す
る。
まず受信機には、保守点検モード、警戒モード及び動
作確認モードの3つのモードを切換えるモード切換手段
と;該モード切換手段によるモード切換えに対応して前
記人体検出器のそれぞれに各モード信号を出力するモー
ド信号出力手段と;を設ける。
一方、このような構成の受信機に対応して前記人体検
出器しのそれぞれには、前記比較回路の比較出力を保持
し前記動作表示灯の点灯を続ける保持手段と;前記モー
ド信号出力手段から出力される各モード信号を検出する
モード検出手段と;該モード検出手段が前記保守点検モ
ードを検出した時には前記保持手段を非保持状態にする
と共に前記動作表示灯を点灯可能状態とし、前記警戒モ
ードを検出した時には前記保持手段を保持状態にすると
共に前記動作表示灯を消灯状態とし、更に前記動作確認
モードを検出した時には前記保持手段を保持状態にする
と共に動作表示灯を点灯可能状態として且つ通常の検出
機能を停止させる制御手段と;を設ける。
[作用] このような構成を備えた本発明の侵入者警報システム
にあっては、受信機側でのモード切換操作により人体検
出器のそれぞれを予め設定した保守点検モード,警戒モ
ード又は動作確認モードのいずれかの動作状態に制御す
ることができる。
特に受信機から盗難警報が出された際には、受信機動
作確認モードを設定すると、人体検出器側で動作確認モ
ードが検出され、全ての人体検出器で通常の検出機能が
解除されると共に、動作した人体検出器にあっては検出
動作に応じた保持手段の保持状態及び動作表示灯の点灯
状態が維持され、そのため、動作していない人体検出器
の警戒区域に入っても動作表示灯の点灯せず、実際に動
作した人体検出器の動作表示灯のみが点灯していること
から、盗難発生場所を直ちに確認することができる。
更に、警戒時、保守点検時における動作表示灯の消
灯、点灯可能状態の制御を受信機でのモード設定により
容易にできる。
[実施例] 第1図は本発明のシステム構成の一実施例を示したブ
ロック図である。
第1図において、1は受信機であり、警戒区域に設置
された人体検出器2a,2b,…2nに対し電源線3a,3bによっ
て電源電圧を供給しており、人体検出器2a〜2nに設けら
れた常閉リレー接点4a〜4nを信号線5a,5bによりループ
接続している。
受信機1にはモード切換手段としてモード切換スイッ
チ6が設けられ、図示の切換位置「1」で保守点検モー
ドを設定し、切換位置「2」で警戒モードを設定し、更
に切換位置「3」で動作確認モードを設定する。モード
切換スイッチ6は可変電源供給回路7による人体検出器
2a〜2nに対する電源電圧を各モードに対応して可変す
る。すなわち、可変電源供給手段7はモード切換スイッ
チ6による切換モードに応じて異なる電源電圧を出力す
るモード信号出力手段としての機能を有する。
この実施例において、可変電源供給回路7は保守点検
モードの設定で12V、警戒モードの設定で18V、更に動作
確認モードの設定で24Vを人体検出器2a〜2nに供給す
る。
更に、人体検出器2a〜2nに設けた常閉リレー接点4a〜
4nをループ接続した信号線5a,5bは受信回路8に接続さ
れ、受信回路8は常閉リレー接点4a〜4nのいずれかが開
いたとき、あるいは信号線5a,5bの侵入者が切断した時
のループ開放を検知して盗難警報のための受信出力を生
ずる。
第2図は第1図のモード切換スイッチ6及びモード信
号出力手段としての可変電源供給回路7を有する受信機
1に接続される人体検出器2a〜2nのそれぞれに設けられ
る検出器側回路の一実施例を示した回路ブロック図であ
る。
第2図において、人体検出器2の端子A,Bに対する受
信機からの電源供給を受けて動作する検出回路部とし
て、侵入者を検出する検出回路9が設けられ、検出回路
9としては、人体から発っせられる熱線(赤外線)を検
知するセンサーを備えた回路あるいは超音波の送受信に
より人体を検出する回路等が用いられる。検出回路9の
検出出力は増幅回路10で増幅された後、侵入者判別のた
めの比較回路11に入力される。比較回路11には所定の閾
値レベルが基準値として設定されており、増幅出力が基
準レベルを越えたときHレベルとなる比較出力を生ず
る。比較回路11の出力は抵抗R1を介してトランジスタ21
のベースに接続され、トランジスタ21のコレクタ側には
常閉リレー接点4を有するリレー22が接続される。この
ため比較回路11から盗難検出によるHレベル出力が得ら
れると、トランジスタ21がオフし、リレー22を復旧して
常閉リレー接点4を開くようになる。
更に比較回路11の出力は抵抗R2、ダイオードD1を介し
て保持手段を構成するバッファアンプ12に入力される。
バッファアンプ12は出力から入力に抵抗R3とダイオード
D2を直列接続した帰還回路を有し、更に入力段には入力
抵抗R4が接続されている。帰還回路を構成する抵抗R3ト
ダイオードD2の間にはトランジスタ15のコレクタが接続
され、トランジスタ15のオフ状態で帰還ループが形成さ
れて保持動作を行ない、トランジスタ15がオンすると、
帰還ループが解除されて、保持動作が解除されるように
なる。
バッファアンプ12の出力は抵抗R5を介してトランジス
タ13のベースに接続され、トランジスタ13のコレクタに
は電流制限用の抵抗R6を介してLEDでなる動作表示灯24
が接続される。
一方、人体検出器2に設けられた定電圧回路20の入力
側には、第1図に示した受信機1より出力される各モー
ド信号を検出するモード検出手段として、ツェナダイオ
ードZD1とZD2が設けられる。ツェナダイオードZD1は例
えばツェナ電圧Vz1=15Vを有し、また、ツェナダイオー
ドZD2は例えばツェナ電圧Vz2=21Vを有する。ツェナダ
イオードZD1は抵抗R6を介して電源電圧を受ける端子A,B
間に接続され、またツェナダイオードZD2は抵抗R7を介
して端子A,B間に接続されている。
ここで、受信機1で保守点検モードを設定したときに
は電源電圧12Vが印加されることから、ツェナダイオー
ドZD1,ZD2は共にオフにある。また、受信機で警戒モー
ドを設定したときには18Vの電源電圧が供給されること
から、ツェナダイオードZD1のみがオンする。更に受信
機で動作確認モードを設定したときには24Vの電源電圧
が供給されることから、ツェナダイオードZD1,ZD2が共
にオンとなる。
ツェナダイオードZD1と抵抗Rとの接続点はトランジ
スタ14のベースに接続される。トランジスタ14し定電圧
回路20の出力側に接続したトランジスタ16をオン、オフ
制御する。すなわち、トランジスタ16のベース回路とし
て抵抗R8,R9及びトランジスタ14が直列接続され、トラ
ンジスタ14がオフのとき、トランジスタ16はオフにおか
れる。一方、トランジスタ14がオンするとトランジスタ
16にベース電流が流れてオンするようになる。トランジ
スタ14のコレクタ出力は保持手段としてのバッファアン
プ12の帰還回路に設けたトランジスタ15のベースに接続
され、トランジスタ14のオンによりトランジスタ15をカ
ットオフし、トランジスタ14のオフ時にはトランジスタ
15をオンにするようになる。
トランジスタ16のコレクタには抵抗R10とR11が接続さ
れ、両者の接続点をトランジスタ18のベースに接続して
おり、トランジスタ18のコレクタは動作表示灯24を駆動
するトランジスタ13のベースに接続される。更に、トラ
ンジスタ14のコレクタ出力はダイオードD3を介して人体
検出器2の検出機能を停止させるためのバッファアンプ
19に入力される。
一方、ツェナダイオードZD2と抵抗R7との接続点トラ
ンジスタ17のベースに接続され、トランジスタ17のコレ
クタはトランジスタ18のベースに接続されている。更
に、トランジスタ17のコレクタ出力はダイオードD4を介
して人体検出器2の検出機能を停止させるためのバッフ
ァアンプ19に入力される。バッファアンプ19のダイオー
ドD3,D4の共通接続側は抵抗R12を介して端子B側のアー
スラインに接続される。バッファアンプ19の出力はダイ
オードD5を介して比較回路11の出力に設けた抵抗R2とダ
イオードD1の間に接続されている。
ここで、第1,2図に示した実施例における保守点検モ
ード、警戒モード及び動作確認モードにおける人体検出
器に対するモード信号(電源電圧)、人体検出器2にお
けるバッファアンプ12を備えた保守回路の保持、非保
持、動作表示灯24の点灯、消灯、更に検出部の機能又は
機能停止は次表−1のように定められる。
更に、第2図の人体検出器2におけるトランジスタ14
のコレクタ出力となる点と、トランジスタ17のコレク
タ出力となる点電位に応じた論理レベルH,Lの関係
は、保守点検モード、警戒モード及び動作確認モードに
ついて次表−2に示すようになる。
次に、第2図の人体検出器における動作を説明する。
[警戒モード設定時] 受信機1で警戒モードを設定したときには、前記表−
1に示すように人体検出器2に対し18Vの電源電圧が供
給される。この18Vの電源電圧の供給を受けて、ツェナ
ダイオードZD1が導通し、トランジスタ14をオンする。
トランジスタ14がオンすると、トランジスタ16にベース
電流が流れ、トランジスタ16もオンする。トランジスタ
16がオンすると、ツェナダイオードZ2の非導通によりト
ランジスタ17がオフ状態にあるため、トランジスタ18が
オンし、トランジスタ13がカットオフ状態に置かれるこ
とでバッファアンプ12を介して盗難検出出力が得られて
も動作表示灯24は常に消灯状態に置かれ、侵入者を検出
しても動作表示灯24が点灯しないことから侵入者検出器
2による検出動作が侵入者にわからないようにしてい
る。
このような警戒モードの電源電圧18Vに基づく動作状
態で、トランジスタ14のコレクタ出力は前記表−2に
示したように、Lレベル、トランジスタ17のコレクタ出
力はHレベルにあり、この点と点の電圧はダイオ
ードD3,D4でなるオア回路を介してバッファアンプ19に
入力されるため、バッファアンプ19の出力はHレベにあ
り、ダイオードD5がカットオフ状態に置かれるため、比
較回路11の比較出力はそのままバッファアンプ12に与え
ることができ、人体検出器2の検出機能は有効な状態と
なっている。また、トランジスタ14のオンにより点が
Lレベルにあるため、トランジスタ15はオフ状態にあ
り、バッファアンプ12の帰還回路が形成されて保持動作
可能状態に置かれている。
このような警戒モードの設定状態で検出回路9からの
人体検出出力に基づいて比較回路11がHレベル出力を生
ずると、トランジスタ21のオフによりリレー22を復旧し
て常閉リレー接点4を開く。同時に抵抗R2及びダイオー
ドD1を介して比較回路11のHレベル出力がバッファアン
プ12に入力され、バッファアンプ12の出力がHレベルと
なるが、トランジスタ13はトランジスタ18のオンにより
カットオフされているため、動作表示灯24は点灯しな
い。一方、バッファアンプ12のHレベル出力はトランジ
スタ15がオフ状態にあることから抵抗R3,D2及び抵抗R4
を通じて流れる電流によりHレベル出力を入力に帰還
し、このHレベル出力の帰還状態で比較回路11のHレベ
ル状態が断たれても帰還ループによりバッファアンプ12
の入力はHレベルに固定されるため、Hレベル出力を保
持する。
勿論、リレー22の復旧により常閉リレー接点4が開か
れると、第1図に示したように、信号線5a,5bのループ
開放が受信機1の受信回路8で検出され、受信機1側で
盗難警報が出される。
[動作確認モード設定時] 人体検出器2による侵入者検知で盗難警報が出された
場合、盗難発生場所に出向いて動作した人体検出器2を
確認するため、受信機1のモード切換スイッチ6により
切換位置「2」で与えられる動作確認モードを設定す
る。このように動作確認モードを設定すると、人体検出
器2に対して前記表−1に示したように24Vの電源電圧
が供給される。
動作確認モードの設定で24Vの電源電圧の供給を受け
た第2図の人体検出器2にあっては、ツェナダイオード
ZD1及びZD2の両方が導通する。ツェナダイオードZD2が
導通するとトランジスタ17がオンしてトランジスタ18が
カットオフし、盗難検出状態てバッファアンプ12の出力
はHレベルに保持されているため、トランジスタ18のオ
フによりトランジスタ13がオンし、動作表示灯24が点灯
状態となる。このとき、トランジスタ14のオン状態にあ
ることから点と点の論理レベルは、前記表−2に示
したように(L,L)にあり、点と点の電位をダイオ
ードD3,D4を介して入力したバッファアンプ19の出力は
Lレベルとなり、ダイオードD5が導通して抵抗R2とダイ
オードD1の接続点をLレベルに引き込み、侵入者検出機
能を停止させる。すなわち、盗難発生場所を確認するた
めに監視員が人体検出器2の警戒地区に入って比較回路
11よりHレベルとなる比較出力が得られても、バッファ
アンプ19のLレベル出力によりバッファアンプ12に対す
る比較出力が阻止されるため、盗難検出が行われていな
い人体検出器2の警戒区域に入っても動作表示灯24が点
灯することはない。一方、盗難検出が行われた人体検出
器2にあっては、比較回路11の出力とは無関係にバッフ
ァアンプ12の保持出力による動作表示灯24の点灯状態が
作り出されており、この結果、侵入者検出が行われた人
体検出器の動作表示灯24のみが点灯状態にあり、監視員
は動作表示灯24の点灯状態を調べることで盗難発生場所
を確認することができる。
尚、動作確認モードにおいて、盗難検出が行われてい
ない人体検出器2の警戒区域に入ったときの比較回路11
の比較出力でトランジスタ21がオフし、リレー22の復旧
により常閉リレー接点4が開かれるが、受信機側にあっ
ては既に監視ループの開放に基づいて警報受信のラッチ
状態が作り出されているため、リレー22が復旧したとし
ても問題はない。
[保守点検モード設定時] 受信機1に設けたモード切換スイッチ6により保守点
検モードを設定すると、前記表−1に示したように、第
2図の人体検出器2に対し12Vの電源電圧が供給され
る。この保守点検モードの設定による12Vの電源電圧の
供給を受けた人体検出器2にあっては、ツェナダイオー
ドZD1,ZD2が共に非導通となり、トランジスタ14,16,17,
18はすべてオフとなり、点及び点の電位による論理
レベルは前記表−2に示したように(H,L)となる。ま
た、定電圧回路20の出力は抵抗R8,R9を介してトランジ
スタ15のベースに供給されるため、トランジスタ15がオ
ンしてバッファアンプ12の帰還ループを遮断し、バッフ
ァアンプ12による保持機能が解除された非保持状態とな
る。勿論、点の電位がHレベルにあるため、バッファ
アンプ19の出力はHレベルなり、ダイオードD5が非導通
となって比較回路11に基づく検出機能は有効となってい
る。
このような保守点検モードの設定に基づく人体検出器
2の動作状態で、人体検出器2の設置地区において、警
戒エリアに入ることで擬似的に検出動作を行わせたとす
ると、比較回路11のHレベル出力が得られている間、バ
ッファアンプ12はHレベル出力を生じてトランジスタ13
をオンすることにより動作表示灯24を点灯する。同時に
トランジスタ21のオフによるリレー22の復旧で常閉リレ
ー接点4を開き、受信機1側で保守点検による盗難警報
が出される。そして、保守点検が終了した後に警戒モー
ドに切換えれば、人体検出器2側で特別な復旧操作を必
要とすることなく警戒モードに入ることができる。
尚、上記の実施例にあっては、受信機1に設けたモー
ド切換スイッチ6により各モードに応じて12V,18V,24V
の異なる電源電圧を人体検出器2に供給して各モードの
制御状態を作り出すようにしているが、他の実施例とし
て受信機1より各モードに対応したコード記号を電源電
圧に重畳して伝送し、このコード信号を人体検出器2側
で解読して解読モードに対応した制御状態を作り出すよ
うにしても良い。
また、第2図の人体検出器にあっては各モードに応じ
た電源電圧をツェナダイオードZD1,ZD2を使用して検出
しているが、ツェナダイオードの代わりにコンパレータ
を使用してモード検出を行なうようにしても良い。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、侵入者検出
システムに要求される保守点検モード、警戒モード及び
動作確認モードのすべてを受信機側に設けたモード切換
手段によるモード設定を行うだけで自動的に人体検出器
側を各モードに対応した動作状態とすることができる。
このため、盗難警報が受信機で出されたときの監視員
による盗難発生場所の確認を迅速且つ確実にでき、更
に、警戒時、保守点検時における動作表示灯の消灯、点
灯可能状態の制御を受信機でのモード設定により容易に
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のシステム構成を示したブロック図; 第2図は第1図の人体検出器の一実施例を示した回路ブ
ロック図; 第3図は従来システムの説明図である。 1:受信機 2:人体検出器 3a,3b:電源線 4,4a〜4n:常閉リレー接点 5a,5b:信号線 6:モード切換スイッチ 7:可変電源供給回路(モード信号出力手段) 8:受信回路 9:検出回路 10:増幅回路 11:比較回路 12,19:バッファアンプ 13〜18,21:トランジスタ 20:定電圧回路 22:リレー 24:動作表示灯(LED) ZD1,ZD2:ツェナダイオード(モード検出手段)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信機から引き出された電源線に複数の人
    体検出器を接続すると共に、前記受信機からの信号線に
    人体検出時にオフする前記人体検出器のそれぞれに設け
    た警報リレーの常閉接点を直列接続して成り、前記人体
    検出器のそれぞれは、侵入者を検出する検出回路と、該
    検出回路の出力が所定のレベル以上のとき出力する比較
    回路と、該比較回路の比較出力で動作して動作表示灯を
    点灯すると共に前記警報リレーを作動させる警報駆動回
    路とを備えた侵入者警報システムに於いて、 前記受信機に、 保守点検モード、警報モード及び動作確認モードの3つ
    のモードを切換えるモード切換手段と; 該モード切換手段によるモード切換えに対応して前記人
    体検出器のそれぞれに各モード信号を出力するモード信
    号出力手段と; を設け、 前記人体検出器のそれぞれには、前記比較回路の比較出
    力を保持し前記動作表示灯の点灯を続ける保持手段と; 前記モード信号出力手段から出力される各モード信号を
    検出するモード検出手段と; 該モード検出手段が前記保守点検モードを検出した時に
    は前記保持手段を非保持状態にすると共に前記動作表示
    灯を点灯可能状態とし、前記警戒モードを検出した時に
    は前記保持手段を保持状態にすると共に前記動作表示灯
    を消灯状態とし、更に前記動作確認モードを検出した時
    には前記保持手段を保持状態にすると共に前記動作表示
    灯を点灯可能状態として且つ通常検出機能を停止させる
    制御手段と; を設けたことを特徴とする侵入者警報システム。
JP4709588A 1988-02-29 1988-02-29 侵入者警報システム Expired - Fee Related JP2506902B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4709588A JP2506902B2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29 侵入者警報システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4709588A JP2506902B2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29 侵入者警報システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01220092A JPH01220092A (ja) 1989-09-01
JP2506902B2 true JP2506902B2 (ja) 1996-06-12

Family

ID=12765627

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4709588A Expired - Fee Related JP2506902B2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29 侵入者警報システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2506902B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5449066B2 (ja) * 2010-07-16 2014-03-19 セコム株式会社 物体検出センサ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01220092A (ja) 1989-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5640141A (en) Surveillance and alarm device for room spaces
US5790019A (en) Emergency alarm system
US6040769A (en) Detecting device and an alarm system
JP2506902B2 (ja) 侵入者警報システム
JPS6159596A (ja) 警報装置
GB2276264A (en) Method and apparatus for control of a fire alarm device
JP3440384B2 (ja) 防犯受信システム
KR930004170B1 (ko) 비상연락 경보시스템
JPS5940709Y2 (ja) 通報回路
JP3524330B2 (ja) 防犯・防災システム
US4091384A (en) Monitoring alarm system
US5349241A (en) Multiple point controlled flashing locator system
JPS6318928Y2 (ja)
JP3065339B2 (ja) 火災報知設備における端末機器
JP2562271B2 (ja) 人体検出器
JPH07152979A (ja) 防犯警報装置
JPS639039Y2 (ja)
JPS5938898A (ja) インタ−ホン設備を利用した住戸外警報装置
JP3265370B2 (ja) 防犯システム
JP2745185B2 (ja) 防犯監視システム
JP3393346B2 (ja) 火災感知器及び火災感知器の試験方法
JPH0827874B2 (ja) 火災報知装置
CA1197914A (en) Fire alarm control system
JP3012394B2 (ja) 警報装置
JPS6339824Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees