JP2506609Y2 - 液体運搬船用ガスタンクの支持装置 - Google Patents
液体運搬船用ガスタンクの支持装置Info
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- JP2506609Y2 JP2506609Y2 JP10009790U JP10009790U JP2506609Y2 JP 2506609 Y2 JP2506609 Y2 JP 2506609Y2 JP 10009790 U JP10009790 U JP 10009790U JP 10009790 U JP10009790 U JP 10009790U JP 2506609 Y2 JP2506609 Y2 JP 2506609Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulating
- insulating block
- tank
- restraint
- bottom plate
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- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、液体運搬船用ガスタンクの支持装置に係
り、特に、断熱性ブロックの支持強度を向上させるもの
である。
り、特に、断熱性ブロックの支持強度を向上させるもの
である。
「従来技術」 第3図及び第4図は、LPGやLNG等の低温液化ガスを運
搬するための液体運搬船の従来例を示すものである。該
液体運搬船では、船穀1の内部に上述の低温液体を収納
するための独立タンク2が収容され、該独立タンク2
は、船穀1の内底部1aとの間に、合板製断熱性ブロック
からなる支持装置3を複数介在させることにより、重量
を支持する構造である。そして、独立タンク2の表面
は、発泡ポリウレタンフォーム材等の保冷構造物4によ
って覆われており、該保冷構造物4と船穀1との間がボ
イドスペース(アクセスペース)5とされ、該ボイドス
ペース5にN2ガスあるいは乾燥状態の空気(ドライエ
ア)を封入した構造とされている。
搬するための液体運搬船の従来例を示すものである。該
液体運搬船では、船穀1の内部に上述の低温液体を収納
するための独立タンク2が収容され、該独立タンク2
は、船穀1の内底部1aとの間に、合板製断熱性ブロック
からなる支持装置3を複数介在させることにより、重量
を支持する構造である。そして、独立タンク2の表面
は、発泡ポリウレタンフォーム材等の保冷構造物4によ
って覆われており、該保冷構造物4と船穀1との間がボ
イドスペース(アクセスペース)5とされ、該ボイドス
ペース5にN2ガスあるいは乾燥状態の空気(ドライエ
ア)を封入した構造とされている。
そして、支持装置3は、例えば第5図ないし第7図に
示すように、独立タンク2の底板2aのと船穀1の内底部
1aとの相対的な水平方向の移動を抑制する機能または荷
重(垂直荷重)を支持する機能を有している。
示すように、独立タンク2の底板2aのと船穀1の内底部
1aとの相対的な水平方向の移動を抑制する機能または荷
重(垂直荷重)を支持する機能を有している。
第5図例では、内底部1aと一体の支持台6の上に断熱
性ブロック7が載置され、該断熱性ブロック7の上下側
部を上部ストッパ8と下部ストッパ9とによって挾持す
るようにして、断熱性ブロック7の水平方向の移動を抑
制し、かつ、断熱性ブロック7で底板2aを受けることに
より、垂直荷重を支持するようにしている。
性ブロック7が載置され、該断熱性ブロック7の上下側
部を上部ストッパ8と下部ストッパ9とによって挾持す
るようにして、断熱性ブロック7の水平方向の移動を抑
制し、かつ、断熱性ブロック7で底板2aを受けることに
より、垂直荷重を支持するようにしている。
第6図例では、一対をなす下部ストッパ9の高さが底
板2aとの対向距離の半分程度とされ、該一対の下部スト
ッパ9の間まで突出した状態の金属ブロック10が、底板
2aに一体に設けられ、下部ストッパ9と金属ブロック10
との間に断熱性ブロック7が挾持状態に介在させられ
て、主として断熱性ブロック7を圧縮することによっ
て、水平移動を抑制するようにしている。
板2aとの対向距離の半分程度とされ、該一対の下部スト
ッパ9の間まで突出した状態の金属ブロック10が、底板
2aに一体に設けられ、下部ストッパ9と金属ブロック10
との間に断熱性ブロック7が挾持状態に介在させられ
て、主として断熱性ブロック7を圧縮することによっ
て、水平移動を抑制するようにしている。
第7図例では、第6図例と上下反対の関係となり、上
部ストッパ8と、上方に突出した状態の金属ブロック10
と、断熱性ブロック7とによって水平移動を抑制するも
のとしている。
部ストッパ8と、上方に突出した状態の金属ブロック10
と、断熱性ブロック7とによって水平移動を抑制するも
のとしている。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、第5図例の支持装置3であると、両ス
トッパ8・9の間に上下間隔Hが形成されて、断熱性ブ
ロック7に水平方向の剪断力が加わるため、強度的に十
分な断熱性ブロック7とする必要があって大型化し易
く、かつ、断熱性ブロック7が剪断破壊した場合には、
水平荷重の支持機能がすべて失われることになる。
トッパ8・9の間に上下間隔Hが形成されて、断熱性ブ
ロック7に水平方向の剪断力が加わるため、強度的に十
分な断熱性ブロック7とする必要があって大型化し易
く、かつ、断熱性ブロック7が剪断破壊した場合には、
水平荷重の支持機能がすべて失われることになる。
また、第6図例及び第7図例の支持装置3であると、
剪断力に対する強度を高めることができるものの、保冷
構造物4を鎖線で示すように配する必要があるため保冷
工事が困難となり、断熱性が低下する傾向がある。
剪断力に対する強度を高めることができるものの、保冷
構造物4を鎖線で示すように配する必要があるため保冷
工事が困難となり、断熱性が低下する傾向がある。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたもので、 独立タンクの水平荷重の支持を断熱性ブロックの圧
縮によって行ない、支持強度を高めること、 垂直及び水平両荷重の支持を兼用すること等を目的
とするものである。
縮によって行ない、支持強度を高めること、 垂直及び水平両荷重の支持を兼用すること等を目的
とするものである。
「課題を解決するための手段」 これらの課題を解決するために、本考案に係る液体運
搬船用ガスタンクの支持装置にあっては、船穀の内底部
に突設した支持台と液体収納用独立タンクの底板との間
に複数の断熱性ブロックを介在させることにより独立タ
ンクの重量を支持する装置に、前記支持台に一体に取り
付けられ断熱性ブロックの一方の側面に近接させられる
船体側ストッパと、前記底板に一体に取り付けられ断熱
性ブロックの他方の側面に近接させられるタンク側スト
ッパと、両ストッパの間に介在状態に配設され断熱性ブ
ロックの部分が左右方向に圧縮されることにより一方向
のみの移動を抑制するオーバーラップ部とからなる一方
向拘束部を複数具備するとともに、該一方向拘束部と同
一構造で反対向きの移動抑制をする他方向拘束部を複数
具備し、これら一方向拘束部と他方向拘束部とが、拘束
方向を左右方向に合わせた状態で船穀の前後方向に沿っ
て交互に配設される技術や、拘束方向を前後方向に合わ
せた状態で船穀の左右方向に沿って交互に配設される技
術を採用している。
搬船用ガスタンクの支持装置にあっては、船穀の内底部
に突設した支持台と液体収納用独立タンクの底板との間
に複数の断熱性ブロックを介在させることにより独立タ
ンクの重量を支持する装置に、前記支持台に一体に取り
付けられ断熱性ブロックの一方の側面に近接させられる
船体側ストッパと、前記底板に一体に取り付けられ断熱
性ブロックの他方の側面に近接させられるタンク側スト
ッパと、両ストッパの間に介在状態に配設され断熱性ブ
ロックの部分が左右方向に圧縮されることにより一方向
のみの移動を抑制するオーバーラップ部とからなる一方
向拘束部を複数具備するとともに、該一方向拘束部と同
一構造で反対向きの移動抑制をする他方向拘束部を複数
具備し、これら一方向拘束部と他方向拘束部とが、拘束
方向を左右方向に合わせた状態で船穀の前後方向に沿っ
て交互に配設される技術や、拘束方向を前後方向に合わ
せた状態で船穀の左右方向に沿って交互に配設される技
術を採用している。
「作用」 独立タンクの重量は、底板から断熱性ブロックの上面
に伝達されることにより支持される。
に伝達されることにより支持される。
そして、水平荷重が加わった場合には、その水平荷重
の力の方向が一方向拘束部または他方向拘束部における
移動抑制と一致した場合に水平荷重の支持が行なわれ、
結果的に両方向の移動抑制を行なう。
の力の方向が一方向拘束部または他方向拘束部における
移動抑制と一致した場合に水平荷重の支持が行なわれ、
結果的に両方向の移動抑制を行なう。
つまり、左右方向の移動抑制は、一方向拘束部と他方
向拘束部との一方のオーバーラップ部が左右方向に圧縮
されることによってなされ、同様に、前後方向の移動抑
制にあっても、一方向拘束部と他方向拘束部との一方の
オーバーラップ部が前後方向に圧縮されることによって
なされる。
向拘束部との一方のオーバーラップ部が左右方向に圧縮
されることによってなされ、同様に、前後方向の移動抑
制にあっても、一方向拘束部と他方向拘束部との一方の
オーバーラップ部が前後方向に圧縮されることによって
なされる。
また、オーバーラップ部にあっては、断熱性ブロック
における圧縮強度が著しく大きいことに基づいて、移動
抑制時の水平荷重の支持が断熱性ブロックの圧縮によっ
て行なわれる。
における圧縮強度が著しく大きいことに基づいて、移動
抑制時の水平荷重の支持が断熱性ブロックの圧縮によっ
て行なわれる。
「実施例」 以下、第1図及び第2図を参照して、本考案に係る液
体運搬船用ガスタンクの支持装置一実施例を説明する。
体運搬船用ガスタンクの支持装置一実施例を説明する。
船穀1の内底部1aに突設した支持台6と液体収納用独
立タンク(独立タンク)2との間に、複数の支持装置3
を配置して荷重を支持する点、支持装置3における荷重
支持が断熱性ブロック7によって行なわれる点、内底部
1aと独立タンク2との間がボイドスペース(アクセスス
ペース)5とされる点等は、従来技術例に準ずるもので
あるが、これらの技術に加えて、支持装置3は、一方向
拘束部11と他方向拘束部12とが勝手違い状とされるとと
もに、相互の近傍位置に、勝手違い状をなす同型のもの
が同数配設されるものである。
立タンク(独立タンク)2との間に、複数の支持装置3
を配置して荷重を支持する点、支持装置3における荷重
支持が断熱性ブロック7によって行なわれる点、内底部
1aと独立タンク2との間がボイドスペース(アクセスス
ペース)5とされる点等は、従来技術例に準ずるもので
あるが、これらの技術に加えて、支持装置3は、一方向
拘束部11と他方向拘束部12とが勝手違い状とされるとと
もに、相互の近傍位置に、勝手違い状をなす同型のもの
が同数配設されるものである。
さらに詳しくは、第1図に示すように、一方向拘束部
(または他方向拘束部)11には、前記支持台6に一体に
取り付けられかつ断熱性ブロック7の一方の側面(第1
図において右側面)に近接させられた状態に配される船
体側ストッパ13と、独立タンク2の底板2aに一体に取り
付けれかつ断熱性ブロック7の他方の側面(第1図にお
いて左側面)に近接させられた状態に配されるタンク側
ストッパ14と、両ストッパ13・14にその上下方向の突出
距離を大きくすることによって配設され断熱性ブロック
7を挾持して一方向(第1図において右方向)の移動を
抑制するオーバーラップ部15と、底板2aに一体に取り付
けられかつ断熱性ブロック7の他方の側面に近接させら
れてタンク側ストッパ14とで断熱性ブロック7を挾持し
て底板2aに対する移動を抑制し船体側ストッパ13に対し
ては間隔を有している補助ストッパ16と、底板2aと断熱
性ブロック7との間に介在させられかつ底板2aと同材質
等の支持シート17とが設けられる。
(または他方向拘束部)11には、前記支持台6に一体に
取り付けられかつ断熱性ブロック7の一方の側面(第1
図において右側面)に近接させられた状態に配される船
体側ストッパ13と、独立タンク2の底板2aに一体に取り
付けれかつ断熱性ブロック7の他方の側面(第1図にお
いて左側面)に近接させられた状態に配されるタンク側
ストッパ14と、両ストッパ13・14にその上下方向の突出
距離を大きくすることによって配設され断熱性ブロック
7を挾持して一方向(第1図において右方向)の移動を
抑制するオーバーラップ部15と、底板2aに一体に取り付
けられかつ断熱性ブロック7の他方の側面に近接させら
れてタンク側ストッパ14とで断熱性ブロック7を挾持し
て底板2aに対する移動を抑制し船体側ストッパ13に対し
ては間隔を有している補助ストッパ16と、底板2aと断熱
性ブロック7との間に介在させられかつ底板2aと同材質
等の支持シート17とが設けられる。
また、他方向拘束部12は、第1図における一方向拘束
部11と左右が反対となる勝手違い状となる。
部11と左右が反対となる勝手違い状となる。
なお、第2図は、拘束方向が反対である様子を模式的
に記載している。
に記載している。
そして、一方向拘束部11と他方向拘束部12とは、第2
図に示すように、例えば船穀1の中心位置に、前後方向
に沿って複数対が交互に配される(拘束方向を前後方向
とする場合には、第4図例のように船穀1の左右方向に
沿って配される)。
図に示すように、例えば船穀1の中心位置に、前後方向
に沿って複数対が交互に配される(拘束方向を前後方向
とする場合には、第4図例のように船穀1の左右方向に
沿って配される)。
なお、支持台6の上面には、断熱性ブロック7を移動
可能に支持するための摺動面6aが形成され、保冷構造物
4は、タンク側ストッパ14と補助ストッパ16の下方への
突出量に合わせて、両側の一部の高さが段違い状に設定
されている。
可能に支持するための摺動面6aが形成され、保冷構造物
4は、タンク側ストッパ14と補助ストッパ16の下方への
突出量に合わせて、両側の一部の高さが段違い状に設定
されている。
しかして、独立タンク2の重量は、独立タンク2の底
板2aから、複数箇所の一方向拘束部11及び他方向拘束部
12において、第1図の矢印Pで示すように、支持シート
17を介して断熱性ブロック7及び支持台6に伝達される
ことにより支持されるものとなる。
板2aから、複数箇所の一方向拘束部11及び他方向拘束部
12において、第1図の矢印Pで示すように、支持シート
17を介して断熱性ブロック7及び支持台6に伝達される
ことにより支持されるものとなる。
一方、第1図の矢印Fで示すように、一方向拘束部11
に水平荷重が加わった場合には、その水平荷重の力の方
向が、一方向拘束部11による移動抑制方向と一致するた
めに、オーバーラップ部15に挾持されている断熱性ブロ
ック7が圧縮された状態となって水平荷重を支持する。
オーバーラップ部15の範囲は、断熱性ブロック7の全体
よりも小さいものの、断熱性ブロック7における圧縮強
度が著しく大きい(同部分の剪断強度より大きい)ため
に、水平荷重に対して十分な支持強度が得られる。
に水平荷重が加わった場合には、その水平荷重の力の方
向が、一方向拘束部11による移動抑制方向と一致するた
めに、オーバーラップ部15に挾持されている断熱性ブロ
ック7が圧縮された状態となって水平荷重を支持する。
オーバーラップ部15の範囲は、断熱性ブロック7の全体
よりも小さいものの、断熱性ブロック7における圧縮強
度が著しく大きい(同部分の剪断強度より大きい)ため
に、水平荷重に対して十分な支持強度が得られる。
また、第1図の矢印Fと反対の向きの水平荷重が加わ
った場合には、第1図の一方向拘束部11にあっては、支
持台6の摺動面6aを断熱性ブロック7が滑ることによ
り、移動を許容するものとなるが、他方向拘束部12によ
る移動抑制が実施されることになる。
った場合には、第1図の一方向拘束部11にあっては、支
持台6の摺動面6aを断熱性ブロック7が滑ることによ
り、移動を許容するものとなるが、他方向拘束部12によ
る移動抑制が実施されることになる。
「考案の効果」 以上説明したように、本考案に係る液体運搬船用ガス
タンクの支持装置によれば、以下のような優れた効果を
奏する。
タンクの支持装置によれば、以下のような優れた効果を
奏する。
(i) 一方向拘束部と他方向拘束部とによって構成さ
れ、かつ、船体側ストッパとタンク側ストッパとを断熱
性ブロックの両側にオーバーラップ部を形成するように
段違い状に配してなるものであるから、垂直及び水平荷
重の支持を同時に行なうことができ、軽量化及び小型化
を図ることができる。
れ、かつ、船体側ストッパとタンク側ストッパとを断熱
性ブロックの両側にオーバーラップ部を形成するように
段違い状に配してなるものであるから、垂直及び水平荷
重の支持を同時に行なうことができ、軽量化及び小型化
を図ることができる。
(ii) オーバーラップ部の断熱性ブロックを圧縮して
水平荷重を支持するものであるから、水平荷重の支持強
度が高くなり、信頼性を向上させることができる。
水平荷重を支持するものであるから、水平荷重の支持強
度が高くなり、信頼性を向上させることができる。
(iii) 水平荷重の支持が断熱性ブロックを圧縮させ
ることにより行なわれるので、断熱性ブロックが破壊に
至る可能性が少なく、かつ、破壊に至った場合にあって
も支持機能が残され安全性を向上させることができる。
ることにより行なわれるので、断熱性ブロックが破壊に
至る可能性が少なく、かつ、破壊に至った場合にあって
も支持機能が残され安全性を向上させることができる。
第1図及び第2図は本考案に係る液体運搬船用ガスタン
クの支持装置の一実施例を示すもので、第1図は要部の
正断面図、第2図は一方向拘束部及び他方向拘束部の配
置状態を示す平面図、第3図は液体運搬船の従来例を示
す全体の側面図、第4図は第3図のIV-IV線矢視図、第
5図ないし第7図は液体運搬船用ガスタンクの支持装置
の各従来例を示す要部の正断面図である。 1……船穀、1a……内底部、2……液体収納用独立タン
ク(独立タンク)、2a……底板、3……支持装置、4…
…保冷構造物、5……ボイドスペース(アクセススペー
ス)、6……支持台、6a……摺動面、7……断熱性ブロ
ック、8……上部ストッパ、9……下部ストッパ、10…
…金属ブロック、11……一方向拘束部、12……他方向拘
束部、13……船体側ストッパ、14……タンク側ストッ
パ、15……オーバーラップ部、16……補助ストッパ、17
……支持シート、H……上下間隔。
クの支持装置の一実施例を示すもので、第1図は要部の
正断面図、第2図は一方向拘束部及び他方向拘束部の配
置状態を示す平面図、第3図は液体運搬船の従来例を示
す全体の側面図、第4図は第3図のIV-IV線矢視図、第
5図ないし第7図は液体運搬船用ガスタンクの支持装置
の各従来例を示す要部の正断面図である。 1……船穀、1a……内底部、2……液体収納用独立タン
ク(独立タンク)、2a……底板、3……支持装置、4…
…保冷構造物、5……ボイドスペース(アクセススペー
ス)、6……支持台、6a……摺動面、7……断熱性ブロ
ック、8……上部ストッパ、9……下部ストッパ、10…
…金属ブロック、11……一方向拘束部、12……他方向拘
束部、13……船体側ストッパ、14……タンク側ストッ
パ、15……オーバーラップ部、16……補助ストッパ、17
……支持シート、H……上下間隔。
Claims (2)
- 【請求項1】船穀(1)の内底部(1a)に突設した支持
台(6)と液体収納用独立タンク(2)の底板(2a)と
の間に複数の断熱性ブロック(7)を介在させることに
より独立タンクの重量を支持する装置であって、 前記支持台に一体に取り付けられ断熱性ブロックの一方
の側面に近接させられる船体側ストッパ(13)と、 前記底板に一体に取り付けられ断熱性ブロックの他方の
側面に近接させられるタンク側ストッパ(14)と、 両ストッパの間に介在状態に配設され断熱性ブロックの
部分が左右方向に圧縮されることにより一方向のみの移
動を抑制するオーバーラップ部(15)と からなる一方向拘束部(11)を複数具備するとともに、 該一方向拘束部と同一構造で反対向きの移動抑制をする
他方向拘束部(12)を複数具備し、 これら一方向拘束部と他方向拘束部とが、拘束方向を左
右方向に合わせた状態で船穀の前後方向に沿って交互に
配設される ことを特徴とする液体運搬船用ガスタンクの支持装置。 - 【請求項2】船穀(1)の内底部(1a)に突設した支持
台(6)と液体収納用独立タンク(2)の底板(2a)と
の間に複数の断熱性ブロック(7)を介在させることに
より独立タンクの重量を支持する装置であって、 前記支持台に一体に取り付けられ断熱性ブロックの一方
の側面に近接させられる船体側ストッパ(13)と、 前記底板に一体に取り付けられ断熱性ブロックの他方の
側面に近接させられるタンク側ストッパ(14)と、 両ストッパの間に介在状態に配設され断熱性ブロックの
部分が前後方向に圧縮されることにより一方向のみの移
動を抑制するオーバーラップ部(15)と からなる一方向拘束部(11)を複数具備するとともに、 該一方向拘束部と同一構造で反対向きの移動抑制をする
他方向拘束部(12)を複数具備し、 これら一方向拘束部と他方向拘束部とが、拘束方向を前
後方向に合わせた状態で船穀の左右方向に沿って交互に
配設される ことを特徴とする液体運搬船用ガスタンクの支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10009790U JP2506609Y2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 液体運搬船用ガスタンクの支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10009790U JP2506609Y2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 液体運搬船用ガスタンクの支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0456599U JPH0456599U (ja) | 1992-05-14 |
JP2506609Y2 true JP2506609Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=31842498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10009790U Expired - Lifetime JP2506609Y2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | 液体運搬船用ガスタンクの支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2506609Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20100106891A (ko) * | 2009-03-24 | 2010-10-04 | 대우조선해양 주식회사 | 독립형 카고탱크의 구속장치 및 그것의 절연방법 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005057451A1 (de) * | 2005-12-01 | 2007-06-14 | Tge Gas Engineering Gmbh | Vorrichtung zur Lagerung eines Tankes in einem Schiff |
NO332483B1 (no) * | 2009-10-29 | 2012-10-01 | Aker Engineering And Technology As | Stotter forankret med ribber |
WO2011159170A1 (en) * | 2010-06-18 | 2011-12-22 | Brevik Partners As | Support of tanks in vessels |
-
1990
- 1990-09-25 JP JP10009790U patent/JP2506609Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20100106891A (ko) * | 2009-03-24 | 2010-10-04 | 대우조선해양 주식회사 | 독립형 카고탱크의 구속장치 및 그것의 절연방법 |
KR101584558B1 (ko) | 2009-03-24 | 2016-01-15 | 대우조선해양 주식회사 | 독립형 카고탱크의 구속장치 및 그것의 절연방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0456599U (ja) | 1992-05-14 |
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