JP2506545Y2 - 搬送用パレット - Google Patents
搬送用パレットInfo
- Publication number
- JP2506545Y2 JP2506545Y2 JP1990130227U JP13022790U JP2506545Y2 JP 2506545 Y2 JP2506545 Y2 JP 2506545Y2 JP 1990130227 U JP1990130227 U JP 1990130227U JP 13022790 U JP13022790 U JP 13022790U JP 2506545 Y2 JP2506545 Y2 JP 2506545Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- pallet
- corner
- processed
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Pallets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、木質の板、合板、樹脂、パーチクルボー
ド、スターウッド、MDF、軽金属の平板等の被加工板ま
たは捨板を搬送するための搬送用パレットに関するもの
である。
ド、スターウッド、MDF、軽金属の平板等の被加工板ま
たは捨板を搬送するための搬送用パレットに関するもの
である。
［従来の技術］ 従来の搬送用パレットは、第５図及び第６図に示すよ
うに、２個の角材からなる支持部材1a、1bを２枚の板材
2a、2bの端部で挟持して固着することにより構成されて
いる。
うに、２個の角材からなる支持部材1a、1bを２枚の板材
2a、2bの端部で挟持して固着することにより構成されて
いる。
このように構成された搬送用パレット３の平らな載置
面４の上に多数の被加工板５が載置され、倉庫の棚に保
管されている。
面４の上に多数の被加工板５が載置され、倉庫の棚に保
管されている。
そして、搬送用パレット３を搬送するときは、倉庫に
設けたトラバーサの腕を搬送用パレット３の板材2bの下
に入れ、搬送用パレット３と被加工板５を持ち上げて搬
出用コンベアの指定位置へ送ると、搬送用パレット３は
被加工板５を載せたまま搬出用コンベアで送指定位置ま
で送られ、その位置で被加工板５が人手またはロボット
等でNCルータのテーブル上へ送られ、位置決めされた
後、加工される。そして、加工された被加工板５はロボ
ットまたは人手で搬出用コンベアの指定位置に置かれた
搬送用パレット上に載せられて搬出されか、再び倉庫の
棚に保管される。
設けたトラバーサの腕を搬送用パレット３の板材2bの下
に入れ、搬送用パレット３と被加工板５を持ち上げて搬
出用コンベアの指定位置へ送ると、搬送用パレット３は
被加工板５を載せたまま搬出用コンベアで送指定位置ま
で送られ、その位置で被加工板５が人手またはロボット
等でNCルータのテーブル上へ送られ、位置決めされた
後、加工される。そして、加工された被加工板５はロボ
ットまたは人手で搬出用コンベアの指定位置に置かれた
搬送用パレット上に載せられて搬出されか、再び倉庫の
棚に保管される。
［考案が解決しようとする課題］ ところで、このように構成された搬送用パレット３で
は、載置面４が平らであるので、倉庫から搬出する時、
トラバーサの移動、停止時に被加工板５に急激な荷重が
加わり、それによって、被加工板５のずれが生じるとい
う問題がある。このずれが生じると、搬送用パレット３
が搬出用コンベアの指定位置に搬送された時、ロボット
の腕で被加工板５を持ち上げるときに、傾むいたり、ま
がったりするため、NCルータのテーブル上の決められた
位置に位置決めすることが困難になるという問題があ
る。また、加工が終った被加工板５を搬出するときにも
ずれが生じた場合には、倉庫の棚に収納する時、被加工
板５を人手によって積み替えなければ、倉庫に収納でき
ない場合があるという問題があった。
は、載置面４が平らであるので、倉庫から搬出する時、
トラバーサの移動、停止時に被加工板５に急激な荷重が
加わり、それによって、被加工板５のずれが生じるとい
う問題がある。このずれが生じると、搬送用パレット３
が搬出用コンベアの指定位置に搬送された時、ロボット
の腕で被加工板５を持ち上げるときに、傾むいたり、ま
がったりするため、NCルータのテーブル上の決められた
位置に位置決めすることが困難になるという問題があ
る。また、加工が終った被加工板５を搬出するときにも
ずれが生じた場合には、倉庫の棚に収納する時、被加工
板５を人手によって積み替えなければ、倉庫に収納でき
ない場合があるという問題があった。
本考案は、被加工板の平らな載置面に傾斜台を置き、
傾斜した下がった方の隅から２辺の方向に、棒状または
板状のストッパを固着するか、着脱自在に装着した搬送
用パレットを提供することを目的とするものである。
傾斜した下がった方の隅から２辺の方向に、棒状または
板状のストッパを固着するか、着脱自在に装着した搬送
用パレットを提供することを目的とするものである。
［課題を解決するための手段］ 本考案は、上記目的を達成するために、多数の被加工
板又は捨板を積込んでNCルータへ搬送し、又NCルータか
ら被加工板又は捨板を搬出する搬出用パレットにおい
て、平らな載置面を有する搬送用パレット本体と、該搬
送用パレット本体の載置面の１つの隅から２つの辺に着
脱自在に装着された棒状又は板状のストッパと、前記載
置面の上に装着され、かつ前記載置面の１つの隅の２つ
の辺に装着された前記棒状又は板状ストッパで受けるよ
うに載置するものである。
板又は捨板を積込んでNCルータへ搬送し、又NCルータか
ら被加工板又は捨板を搬出する搬出用パレットにおい
て、平らな載置面を有する搬送用パレット本体と、該搬
送用パレット本体の載置面の１つの隅から２つの辺に着
脱自在に装着された棒状又は板状のストッパと、前記載
置面の上に装着され、かつ前記載置面の１つの隅の２つ
の辺に装着された前記棒状又は板状ストッパで受けるよ
うに載置するものである。
［作用］ 本考案によれば、平らな載置面に傾斜台を置くことに
より、被加工板は常に載置面の下がった方向に付勢され
ているので、トラバーサやコンベアの停止または移動に
よる振動で常に一方の角に滑る傾向にある。従って、そ
の下がった角から２辺の方向にストッパを設けることに
より、振動で滑った被加工板はこのストッパで支持さ
れ、常に搬送用パレット上の同じ位置に載置される。
より、被加工板は常に載置面の下がった方向に付勢され
ているので、トラバーサやコンベアの停止または移動に
よる振動で常に一方の角に滑る傾向にある。従って、そ
の下がった角から２辺の方向にストッパを設けることに
より、振動で滑った被加工板はこのストッパで支持さ
れ、常に搬送用パレット上の同じ位置に載置される。
［実施例］ 第１図〜第３図を参照すると、本考案の実例の搬送用
パレットにおいて、1a、1bは支持部材、2a、2bは板材、
３はパレット本体であり、これらの構成は上記従来例の
パレットと同じであるので説明は省略するが、本実施例
では、パレット本体３の載置面４に３つの傾斜台6a、6
b、6cが装着され、また、載置面４の角部4aから２辺に
それぞれ３つの棒状ストッパ7a、7b、7c、8a、8b、8cが
固着または着脱自在に装着されている。
パレットにおいて、1a、1bは支持部材、2a、2bは板材、
３はパレット本体であり、これらの構成は上記従来例の
パレットと同じであるので説明は省略するが、本実施例
では、パレット本体３の載置面４に３つの傾斜台6a、6
b、6cが装着され、また、載置面４の角部4aから２辺に
それぞれ３つの棒状ストッパ7a、7b、7c、8a、8b、8cが
固着または着脱自在に装着されている。
このように構成した本実施例の搬送用パレットでは、
パレット本体３の載置面４上の傾斜台6a、6b、6cの上に
被加工板５を載置すると、被加工板５は載置面４の１隅
4aの方向に移動される。従って、これをそれぞれ３つの
棒状ストッパ7a、7b、7c、8a、8b、8cで受けることによ
り、被加工板５は常に搬送用パレットの載置面４の同じ
位置に載置される。
パレット本体３の載置面４上の傾斜台6a、6b、6cの上に
被加工板５を載置すると、被加工板５は載置面４の１隅
4aの方向に移動される。従って、これをそれぞれ３つの
棒状ストッパ7a、7b、7c、8a、8b、8cで受けることによ
り、被加工板５は常に搬送用パレットの載置面４の同じ
位置に載置される。
従って、本実施例の搬送用パレットで被加工板５を搬
送した場合は、トラバーサやコンベアで振動を加えても
荷くずれがしないばかりでなく、逆に振動を与えること
によって、積み方がばらばらでも、被加工板５は所定の
位置に集まり、ロボット等による位置決めが容易にな
る。
送した場合は、トラバーサやコンベアで振動を加えても
荷くずれがしないばかりでなく、逆に振動を与えること
によって、積み方がばらばらでも、被加工板５は所定の
位置に集まり、ロボット等による位置決めが容易にな
る。
第４図を参照すると、本考案の他の実施例の搬送用パ
レットにおいて、2aは板材、３はパレット本体、４は載
置面、５は被加工板、6a、6b、6cは傾斜台でありこれら
の構成は上記実施例と同じであるので、説明は省略する
が、本実施例では、棒状ストッパの代りに板状ストッパ
９が固着されるか、または着脱自在に装着されている。
レットにおいて、2aは板材、３はパレット本体、４は載
置面、５は被加工板、6a、6b、6cは傾斜台でありこれら
の構成は上記実施例と同じであるので、説明は省略する
が、本実施例では、棒状ストッパの代りに板状ストッパ
９が固着されるか、または着脱自在に装着されている。
このように構成した本実施例においても、前述の実施
例と同様の効果がある。
例と同様の効果がある。
なお、第４図の実施例において、板状ストッパ９をＬ
字状に構成したが、１隅4aの部分で２つに分割してもよ
い。また、上記実施例において、パレット本体３の載置
面４に３つの傾斜台6a、6b、6cを載置したが、１つの傾
斜台を載置してもよい。
字状に構成したが、１隅4aの部分で２つに分割してもよ
い。また、上記実施例において、パレット本体３の載置
面４に３つの傾斜台6a、6b、6cを載置したが、１つの傾
斜台を載置してもよい。
［考案の効果］ 本考案は、以上のように構成されているので、被加工
板は搬送用パレットのストッパに常に当り、従って、搬
送用パレット上でずれが生じることがなく、NCルータの
テーブルへの位置決めの際に、被加工板の位置ずれを矯
正する必要がなく、さらに、捨板の基準面をストッパに
合わせて置くことができるので、捨板の置き方に間違い
がなくなるなどの利点がある。
板は搬送用パレットのストッパに常に当り、従って、搬
送用パレット上でずれが生じることがなく、NCルータの
テーブルへの位置決めの際に、被加工板の位置ずれを矯
正する必要がなく、さらに、捨板の基準面をストッパに
合わせて置くことができるので、捨板の置き方に間違い
がなくなるなどの利点がある。
第１図は本考案の実施例の搬送用パレットの正面図、第
２図は第１図の搬送用パレットの平面図、第３図は第１
図の搬送用パレットの右側面図、第４図は本考案の他の
実施例の搬送用パレットの平面図、第５図は従来の搬送
用パレットの正面図、第６図は第５図の搬送用パレット
の右側面図である。 1a、1b……支持部材、2a、2b……板材、３……搬送用パ
レット本体、４……載置面、4a……１隅、５……被加工
板、6a、6b、6c……傾斜台、7a、7b、7c、8a、8b、8c…
…棒状ストッパ、９……板状ストッパ。
２図は第１図の搬送用パレットの平面図、第３図は第１
図の搬送用パレットの右側面図、第４図は本考案の他の
実施例の搬送用パレットの平面図、第５図は従来の搬送
用パレットの正面図、第６図は第５図の搬送用パレット
の右側面図である。 1a、1b……支持部材、2a、2b……板材、３……搬送用パ
レット本体、４……載置面、4a……１隅、５……被加工
板、6a、6b、6c……傾斜台、7a、7b、7c、8a、8b、8c…
…棒状ストッパ、９……板状ストッパ。
Claims (1)
- 【請求項１】多数の被加工板または捨板を積込んでNCル
ータへ搬送し、又NCルータから被加工板又は捨板を搬出
する搬送用パレットにおいて、平らな載置面を有する搬
送用パレット本体と、該搬送用パレット本体の載置面の
１つの隅から２つの辺に着脱自在に装着された棒状又は
板状のストッパと、前記載置面の上に装着され、かつ前
記載置面の１つの隅の方向に傾斜した傾斜台とからな
り、前記被加工板又は捨板を前記載置面の１つの隅から
２つの辺に装着された前記棒状又は板状ストッパで受け
るように載置することを特徴とする搬送用パレット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990130227U JP2506545Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 搬送用パレット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990130227U JP2506545Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 搬送用パレット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0486727U JPH0486727U (ja) | 1992-07-28 |
| JP2506545Y2 true JP2506545Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=31877584
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990130227U Expired - Lifetime JP2506545Y2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | 搬送用パレット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2506545Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5827933U (ja) * | 1981-08-17 | 1983-02-23 | 松下電器産業株式会社 | チツプ状電子部品 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP1990130227U patent/JP2506545Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0486727U (ja) | 1992-07-28 |
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