JP2506386B2 - 自動車排ガス用触媒からの白金族金属回収方法 - Google Patents
自動車排ガス用触媒からの白金族金属回収方法Info
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- JP2506386B2 JP2506386B2 JP25240387A JP25240387A JP2506386B2 JP 2506386 B2 JP2506386 B2 JP 2506386B2 JP 25240387 A JP25240387 A JP 25240387A JP 25240387 A JP25240387 A JP 25240387A JP 2506386 B2 JP2506386 B2 JP 2506386B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
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- Catalysts (AREA)
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車排気ガス用触媒から白金族金属を回収
する方法に関する。
する方法に関する。
[従来の技術及び問題点] 自動車排気ガス浄化用触媒は、今日その大多数がセラ
ミック製ハニカム構造体にアルミナをウォッシュコート
しこれに活性成分として白金族金属を担持させたもの
(以下、モノリス触媒という)である。近年、これらモ
ノリス触媒を搭載した車から取出された使用済みモノリ
ス触媒から白金族金属を回収し、再利用をはかる技術が
研究報告されている。
ミック製ハニカム構造体にアルミナをウォッシュコート
しこれに活性成分として白金族金属を担持させたもの
(以下、モノリス触媒という)である。近年、これらモ
ノリス触媒を搭載した車から取出された使用済みモノリ
ス触媒から白金族金属を回収し、再利用をはかる技術が
研究報告されている。
従来、使用済みのセラミック製多孔質一体構造型触媒
からの白金族金属の回収方法として一般的に触媒を王水
または塩酸と過酸化水素の混合のような貴金属を溶解
し、酸化性を有する酸性溶液中に浸漬して白金族金属を
溶解抽出する方法が行われている。この溶解抽出時の触
媒はそのままの形状か小片に破砕するか、または粉末状
等に加工されている。しかしながら、モノリス触媒をそ
のままの形状や小片にした場合、かさ密度は0.2ないし
0.4g/ccと低く、体積が大きくなることから触媒1Kg当り
の溶解抽出用酸性溶液の使用量は2.5ないし5必要と
なる。このように酸性溶液の使用量が多いと抽出液から
白金族金属を分離する際、pH調整に使用するアルカリ溶
液の使用量や排水処理の薬品使用量等が増量し、非常に
コスト高となる。
からの白金族金属の回収方法として一般的に触媒を王水
または塩酸と過酸化水素の混合のような貴金属を溶解
し、酸化性を有する酸性溶液中に浸漬して白金族金属を
溶解抽出する方法が行われている。この溶解抽出時の触
媒はそのままの形状か小片に破砕するか、または粉末状
等に加工されている。しかしながら、モノリス触媒をそ
のままの形状や小片にした場合、かさ密度は0.2ないし
0.4g/ccと低く、体積が大きくなることから触媒1Kg当り
の溶解抽出用酸性溶液の使用量は2.5ないし5必要と
なる。このように酸性溶液の使用量が多いと抽出液から
白金族金属を分離する際、pH調整に使用するアルカリ溶
液の使用量や排水処理の薬品使用量等が増量し、非常に
コスト高となる。
一方、かさ密度を小さくするために粉末状に粉砕して
溶解抽出を行うと、抽出液と粉末の分離が困難となり液
抜けが悪くなる。したがって、抽出液回収には大型ジグ
ナーか加工型濾過機が使用され、抽出液回収効率を上げ
るため膨大な洗浄液が必要となる。液量が増すと最終的
な白金族金属の回収効率が下がり、コスト高を招く。
溶解抽出を行うと、抽出液と粉末の分離が困難となり液
抜けが悪くなる。したがって、抽出液回収には大型ジグ
ナーか加工型濾過機が使用され、抽出液回収効率を上げ
るため膨大な洗浄液が必要となる。液量が増すと最終的
な白金族金属の回収効率が下がり、コスト高を招く。
従って本発明の目的は自動車排気ガス浄化用触媒から
効率よくしかも低コストで白金族金属を回収することの
できる方法を提供することにある。
効率よくしかも低コストで白金族金属を回収することの
できる方法を提供することにある。
[問題を解決するための手段] 本発明においては、使用済みモノリス触媒を粉砕し、
造粒し、その得られた造粒物を焼成した後、その焼成体
を溶解抽出処理に供する。
造粒し、その得られた造粒物を焼成した後、その焼成体
を溶解抽出処理に供する。
本発明の方法においてはまず使用済みモノリス触媒を
粉砕する。得られる粉末は、平均粒径が50μm以下好ま
しくは10ないし20μmであることが望ましい。
粉砕する。得られる粉末は、平均粒径が50μm以下好ま
しくは10ないし20μmであることが望ましい。
次に上記触媒粉末を造粒する。この造粒に際しては、
触媒粉末に水と共に造粒剤を加え、転動造粒、押出し造
粒、圧縮造粒等の手段により造粒する。造粒によって成
形された造粒物の大きさは2ないし5mmであることが好
ましい。造粒に際して加える造粒剤としては粘土系、ガ
ラス系、水溶性アルミナ等の無機系のものと、でんぷ
ん、セルロース系、ポリビニル系など有機系のものを組
合わせて用いる。造粒剤は、触媒粉末重量の5ないし20
%の割合で用いることが好ましい。また、通常、造粒剤
中に占める有機系造粒剤の割合は2ないし10%である。
触媒粉末に水と共に造粒剤を加え、転動造粒、押出し造
粒、圧縮造粒等の手段により造粒する。造粒によって成
形された造粒物の大きさは2ないし5mmであることが好
ましい。造粒に際して加える造粒剤としては粘土系、ガ
ラス系、水溶性アルミナ等の無機系のものと、でんぷ
ん、セルロース系、ポリビニル系など有機系のものを組
合わせて用いる。造粒剤は、触媒粉末重量の5ないし20
%の割合で用いることが好ましい。また、通常、造粒剤
中に占める有機系造粒剤の割合は2ないし10%である。
しかる後、得られた造粒物を焼成する。この焼成は10
00℃以上の温度で行ない、有機系造粒剤を焼却する。有
機系造粒剤の焼却により得られた焼成体中には細孔が生
じ、溶解抽出剤に対する浸透性が向上する。なお、焼成
体の気孔率は20ないし40%(かさ密度0.9ないし1.0g/c
c)であることが好ましい。
00℃以上の温度で行ない、有機系造粒剤を焼却する。有
機系造粒剤の焼却により得られた焼成体中には細孔が生
じ、溶解抽出剤に対する浸透性が向上する。なお、焼成
体の気孔率は20ないし40%(かさ密度0.9ないし1.0g/c
c)であることが好ましい。
こうして得られた焼成体を、酸化性の溶解抽出剤によ
る処理に供する。用いる溶解抽出剤は、従来使用されて
いる酸でよく、例えば王水、塩酸と過酸化水素水との混
合液、塩酸と塩素ガスとの組合わせがある。溶解抽出剤
の量は焼成体が十分浸漬する量であれば少量でも良い。
なお、焼成体を水素ガスを用いた還元処理に供し、酸化
状態にある白金族金属を還元すると、溶解抽出を更に効
率よく行うことができる。溶解抽出した溶液は従来の方
法に従ってアルカリ溶液でpHを調整し、白金族金属を
(白金、パラジウム等)を分離する。
る処理に供する。用いる溶解抽出剤は、従来使用されて
いる酸でよく、例えば王水、塩酸と過酸化水素水との混
合液、塩酸と塩素ガスとの組合わせがある。溶解抽出剤
の量は焼成体が十分浸漬する量であれば少量でも良い。
なお、焼成体を水素ガスを用いた還元処理に供し、酸化
状態にある白金族金属を還元すると、溶解抽出を更に効
率よく行うことができる。溶解抽出した溶液は従来の方
法に従ってアルカリ溶液でpHを調整し、白金族金属を
(白金、パラジウム等)を分離する。
従来の技術では、モノリス触媒から色金族金属を抽出
する際に酸性溶液を多量に使用しなくてはならない。し
かし、本発明の回収方法では、モノリス触媒を粉砕・造
粒し焼成してかさ密度を0.9ないし1.0g/cc程度にするこ
とができるので酸性溶液の使用量を従来の1/2.5ないし1
/7程度に低減することができる。さらに造粒物中に有機
物系造粒剤を含有させ、焼成すると焼成体中に細孔が生
じ、溶解抽出時に溶解抽出剤が焼成体内部まで十分に浸
漬するので高抽出率が得られる。
する際に酸性溶液を多量に使用しなくてはならない。し
かし、本発明の回収方法では、モノリス触媒を粉砕・造
粒し焼成してかさ密度を0.9ないし1.0g/cc程度にするこ
とができるので酸性溶液の使用量を従来の1/2.5ないし1
/7程度に低減することができる。さらに造粒物中に有機
物系造粒剤を含有させ、焼成すると焼成体中に細孔が生
じ、溶解抽出時に溶解抽出剤が焼成体内部まで十分に浸
漬するので高抽出率が得られる。
[実施例] 実施例1 使用済みのモノリス触媒をハンマーミル(ヤリヤ機械
製作所製)にて粗砕後、高速ハンマーミル(ホソカワミ
クロン製サンプルミル)にて平均粒径10ないし20μm程
度に微粉砕した。その粉体に無定形アルミナゾルとポリ
ビニルアルコール5重量%溶液を各々粉体の10重量%ず
つ添加し、更に水を加えてバッチニーダーで混練した。
この時混練物の水分は200℃で18.2%であった。続いて
上記混練物を低水分押出し造粒機(不二パウダル製ディ
スクペレッタF−5)によって造粒した。この造粒物の
大きさは直径3mm長さ5mm程度であった。ここで得られた
造粒物を100℃で3時間乾燥後500℃の電気炉で2時間焼
成し更にH2ガス中にて1100℃で1時間焼成し、サンプル
Aを得た。
製作所製)にて粗砕後、高速ハンマーミル(ホソカワミ
クロン製サンプルミル)にて平均粒径10ないし20μm程
度に微粉砕した。その粉体に無定形アルミナゾルとポリ
ビニルアルコール5重量%溶液を各々粉体の10重量%ず
つ添加し、更に水を加えてバッチニーダーで混練した。
この時混練物の水分は200℃で18.2%であった。続いて
上記混練物を低水分押出し造粒機(不二パウダル製ディ
スクペレッタF−5)によって造粒した。この造粒物の
大きさは直径3mm長さ5mm程度であった。ここで得られた
造粒物を100℃で3時間乾燥後500℃の電気炉で2時間焼
成し更にH2ガス中にて1100℃で1時間焼成し、サンプル
Aを得た。
実施例2 使用済みモノリス触媒を破砕機(ホソカワミクロン製
アイスクラッシャーIC−1)により破砕しローラー式粉
砕機(石井粉砕機製)にて平均粒径18μmに微粉砕し
た。その粉体を100Kgに対し可溶性ベーマイト粉末とカ
オリンを各々5ないし20Kg範囲で混合し、ポリビニルア
ルコール(1重量%)溶液を15ないし30Kgの範囲で連続
添加し転動造粒を行った。このとき、造粒物はふるい機
にかけ直径2ないし5mmを製品とし、それ以外は原料に
戻した。ここで得られた造粒物を100℃で3時間乾燥し
た後、空気中500℃で1時間焼成しN2とH2の混合ガス中
にて1200℃で1時間焼成し、サンプルBを得た。
アイスクラッシャーIC−1)により破砕しローラー式粉
砕機(石井粉砕機製)にて平均粒径18μmに微粉砕し
た。その粉体を100Kgに対し可溶性ベーマイト粉末とカ
オリンを各々5ないし20Kg範囲で混合し、ポリビニルア
ルコール(1重量%)溶液を15ないし30Kgの範囲で連続
添加し転動造粒を行った。このとき、造粒物はふるい機
にかけ直径2ないし5mmを製品とし、それ以外は原料に
戻した。ここで得られた造粒物を100℃で3時間乾燥し
た後、空気中500℃で1時間焼成しN2とH2の混合ガス中
にて1200℃で1時間焼成し、サンプルBを得た。
比較例1 使用済みモノリス触媒をそのままの形状で(長径146.
3mm、短径76.5mm、長さ143.5mm、体積1304cc、400セル/
in2)空気中500℃で1時間焼成して付着カーボンを焼却
し、更にH2ガス中1100℃にて1時間焼成し、サンプルC
を得た。
3mm、短径76.5mm、長さ143.5mm、体積1304cc、400セル/
in2)空気中500℃で1時間焼成して付着カーボンを焼却
し、更にH2ガス中1100℃にて1時間焼成し、サンプルC
を得た。
比較例2 使用済みモノリス触媒を破砕機(ホソカワミクロン製
アイスクラッシャーIC−1)を用いて3mm以下の小片に
し、空気中500℃で1時間焼成し付着カーボンを焼却
し、更にH2ガス中にて1100℃で1時間焼成し、サンプル
Dを得た。
アイスクラッシャーIC−1)を用いて3mm以下の小片に
し、空気中500℃で1時間焼成し付着カーボンを焼却
し、更にH2ガス中にて1100℃で1時間焼成し、サンプル
Dを得た。
比較例3 使用済み触媒コンバータをそのままの形状で空気中50
0℃で1時間焼成し付着カーボンを焼却した後、更にH2
ガス中にて1100℃で1時間焼成した。つづいてこの触媒
を粗粉砕(ヤリヤ機械製作所製)にて2mm以下に粗粉砕
し、サンプルEを得た。
0℃で1時間焼成し付着カーボンを焼却した後、更にH2
ガス中にて1100℃で1時間焼成した。つづいてこの触媒
を粗粉砕(ヤリヤ機械製作所製)にて2mm以下に粗粉砕
し、サンプルEを得た。
実施例1,2、比較例1,2,3で得られたサンプルについて
下記のような抽出テストを行った。各サンプル量は880g
とした。各サンプルをガラス容器に入れ、王水をサンプ
ルが浸漬するまで投入し約80℃に加温し30分間反応させ
た。その後王水からサンプルを取出しサンプルを水で洗
浄した後、乾燥させてサンプル中の白金族金属分析を行
った。なお、各抽出率は下式に従って求めた。結果を第
1表に示す。また各サンプルの白金族金属含有量はPt、
Pdのいずれも0.1重量%であった。
下記のような抽出テストを行った。各サンプル量は880g
とした。各サンプルをガラス容器に入れ、王水をサンプ
ルが浸漬するまで投入し約80℃に加温し30分間反応させ
た。その後王水からサンプルを取出しサンプルを水で洗
浄した後、乾燥させてサンプル中の白金族金属分析を行
った。なお、各抽出率は下式に従って求めた。結果を第
1表に示す。また各サンプルの白金族金属含有量はPt、
Pdのいずれも0.1重量%であった。
[発明の効果] 上記第1表における実施例1,2と比較例1,2,3から明ら
かなように本発明の方法を用いると比較例に示すような
従来の方法に較べて高い抽出率が得られ、また溶解抽出
に使用した王水と水洗水の総量は、比較例に示すような
従来法の約1/3に低減することができる。更に、抽出液
から貴金属を分離する工程で必要になるpH調整用のアル
カリ溶液や排水処理量及び薬品使用量等も約1/3に低減
でき、白金族金属回収において大幅なコスト低減が可能
となる。
かなように本発明の方法を用いると比較例に示すような
従来の方法に較べて高い抽出率が得られ、また溶解抽出
に使用した王水と水洗水の総量は、比較例に示すような
従来法の約1/3に低減することができる。更に、抽出液
から貴金属を分離する工程で必要になるpH調整用のアル
カリ溶液や排水処理量及び薬品使用量等も約1/3に低減
でき、白金族金属回収において大幅なコスト低減が可能
となる。
Claims (5)
- 【請求項1】自動車の排気ガス浄化に使用されたセラミ
ック製ハニカム構造型触媒から溶解抽出によりその活性
成分である白金族金属を回収するに際し、セラミック製
ハニカム構造型触媒を粉砕し、これを造粒して得られた
造粒物を焼成した後、その焼成体を溶解抽出処理に供す
ることを特徴とする、自動車排気ガス浄化用触媒からの
白金族金属回収方法。 - 【請求項2】造粒に際し、造粒剤として粘土系、ガラス
系水溶性アルミナ等の無機系のものとでんぷん、セルロ
ース系、ポリビニル系等の有機系のものを組合わせて用
いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の白金
族触媒回収方法。 - 【請求項3】造粒を転動造粒、押し出し造粒または圧縮
造粒によって行う特許請求の範囲第1項または第2項記
載の白金族金属回収方法。 - 【請求項4】溶解抽出を酸化性を有する酸に浸漬するこ
とによって行う特許請求の範囲第1項ないし第3項のい
づれか1項に記載の白金族金属回収方法。 - 【請求項5】酸化性を有する酸として王水、塩酸と過酸
化水素水との組合わせ、または塩酸と塩素ガスの組合わ
せを用いた特許請求の範囲第4項記載の白金族金属回収
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25240387A JP2506386B2 (ja) | 1987-10-08 | 1987-10-08 | 自動車排ガス用触媒からの白金族金属回収方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25240387A JP2506386B2 (ja) | 1987-10-08 | 1987-10-08 | 自動車排ガス用触媒からの白金族金属回収方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0194947A JPH0194947A (ja) | 1989-04-13 |
JP2506386B2 true JP2506386B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=17236852
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25240387A Expired - Lifetime JP2506386B2 (ja) | 1987-10-08 | 1987-10-08 | 自動車排ガス用触媒からの白金族金属回収方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2506386B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101579498B1 (ko) * | 2015-02-24 | 2015-12-22 | (주) 유천테크 | 팔라듐함유 폐 페이스트로부터 팔라듐의 회수방법 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4560700B2 (ja) * | 2001-04-17 | 2010-10-13 | 株式会社豊田中央研究所 | 触媒金属担持方法及び触媒リサイクル方法 |
US20060144791A1 (en) * | 2004-12-30 | 2006-07-06 | Debe Mark K | Platinum recovery from nanostructured fuel cell catalyst |
CN113599914A (zh) * | 2021-07-22 | 2021-11-05 | 吴庆洪 | 一种汽车尾气催化剂中金属净化设备 |
-
1987
- 1987-10-08 JP JP25240387A patent/JP2506386B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101579498B1 (ko) * | 2015-02-24 | 2015-12-22 | (주) 유천테크 | 팔라듐함유 폐 페이스트로부터 팔라듐의 회수방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0194947A (ja) | 1989-04-13 |
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